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  • (16)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

     

    平成26年度総合座談会を、9月22

    日から30日までの6日間、市内63ヶ

    所で開催しました。座談会で出され

    た意見・要望に対する回答を掲載し

    ます。

    ◎担い手支援課

    問 

    JAの総代会では毎年黒字報告

    であるが、組合員の所得はギリギ

    リのところであるのが実情。所

    得が上がるよう努力してほしい。

    (西長江浦上、東原田、東長江浦

    下)

    答 

    営農指導の強化、農産物の契

    約・買取・値決販売等の販売力の

    強化、予約購買による生産コスト

    対策等に取組み所得が向上できる

    ように努力して参ります。

    問 

    座談会資料にあるWCS、飼料

    用米、加工米の違いは何か。(上

    向江)

    答 

    WCSとはホールクロップサイ

    レージといって飼料用品種の水稲

    をラップし醗酵させた牛の飼料を

    いいます。飼料用米は家畜用の米、

    加工米は今年度は焼酎原料として

    取扱うものをいいます。

    問 

    WCS、加工用米については来

    年度も今年と同様になりそうか。

    (灰塚)

    答 

    平成27年経営所得安定対策につ

    いては、交付金単価等詳細はまだ

    決まっていません。分かり次第お

    知らせいたします。

    問 

    加工用米の価格と転作奨励金と

    を合わせて、10a当りどれくらい

    の収入があるのか。(中内竪)

    答 

    転作奨励金は国・県・市よ

    り合計で10a当たり最高約

    6万2000円となります。加工

    用米は玄米1袋当たり4222円

    で、基準契約数量が10a当たり19

    袋でありますので、販売価格は約

    8万円となります。奨励金と合わ

    せると最高約 14万2000円とな

    ります。

    問 

    加工用米は今後品種を変えるの

    か。(永山)

    答 

    品種については、現在試験圃場

    にて南海181と南海182の試

    験を行っていますが、酒造会社よ

    り要望があれば、要望のあった品

    種の作付けになることも考えられ

    ます。

    問 

    加工用米は大体10万くらいにな

    ると思うが乾燥代等も含まれるの

    か。(永山)

    答 

    加工米は収入として補助金と出

    荷数量に応じた販売額があります

    が、経費としては乾燥料金等が発

    生いたします。

    問 

    飼料米は1反あたり695kgを

    下回ると10万5000円はもらえ

    ないのか。(永山)

    答 

    飼料用米については収穫量に応

    じ補助金が変動し、695㎏(玄

    米)で最高額10万5000円とな

    ります。

    問 

    各地区の減反調査の日程を短期

    間で終わるように日程調整を行っ

    てほしい。(堀浦)

    答 

    ご要望については、えびの市農

    業再生協議会に検討していただく

    ように申しいれを行なって参りま

    す。

    問 

    減反がなくなるがJAとして何

    か対策を考えているのか。(灰

    塚)

    答 

    平成30年産から国からの生産数

    量目標配分が廃止され、生産者団

    体等が自ら需要に応じた生産をす

    る事となります。JAとしての対

    策はまだ検討の段階でありますが、

    減反廃止となれば米価の下落が懸

    念されますので、どのような対策

    を打ち出すかは今後十分な検討が

    必要になると思います。

    問 

    アグリランドでもコーンハーベ

    スタを導入できないか。(杉水

    流)

    答 

    市が酪農家に依頼して試験的に

    試算をしていますが、単価の面で

    採算が取れていないようです。要

    望として承ります。

    問 

    WCSの奨励金の基準が、ロー

    ルラップを巻くことで8万円助成

    されるがロールラップをしないと

    奨励金が低い。刈り取り後の現地

    確認やコンポを対象にするなど

    検査基準の再検討をしてほしい。

    (北昌明寺)

    答 

    経営所得安定対策事業のWCS

    等の交付単価は国が決めます、中

    平成26年度総合座談会での意見・要望に対する回答

    9月22日 堀 浦

  • (17) 第441号 JA広報

    えびの市は みんながみんな ジンケンジャー

    でも飼料稲(WCS)については

    所得向上対策の目玉であると思い

    ますので、来年度以降も継続事業

    となるようJAとしても要望した

    いと思います。

    問 

    飼料用稲WCSを作付しても引

    き取り手がいない。買い取ってく

    れないのか。飼料用米は今後も推

    進していくのか。売れないものを

    作っても意味がない。加工用米、

    飼料用米、飼料用稲WCS等JA

    が何を買取して推奨するかをきっ

    ちり指示してほしい。(中内竪)

    答 

    耕種農家の方が飼料用稲(WC

    S)を作付される場合、畜産農家

    と飼料供給契約を結ばれているは

    ずですので、収穫しラッピングし

    たWCSは契約された畜産農家さ

    んへ全て引き渡す必要があります。

    JAが買い取ることはできません。

    また、本人が保有したままですと

    補助金返還の対象となりますので

    ご注意ください。

      

    飼料用米については、当JAは

    全量経済連へ出荷しており、経済

    連の引受分量の範囲で受付・栽

    培・出荷をいただいているので売

    れ残りはございません。

      

    毎年のように国の施策や交付単

    価が変わりますので、現時点で来

    年度の推奨品目は分かりません。

    次年度の内容が分かり次第、皆様

    にお知らせしたいと思います。

    問 

    燃料や資材関係、機械の修理代

    が高くなっているなかで米の価格

    が下がっているが、稲刈り賃は据

    え置きのままである。(亀沢)

    答 

    作業料金は毎年4月に機械銀行

    運営委員会(県、市・農業委員会、

    NOSAI西諸、オペレーター代

    表、JA)また、オペレーター全

    体会で審議を行い、理事会で決定

    していただいています。料金につ

    いては近隣JAの作業料金も参考

    にして定めております。

    問 

    JAアグリランド田の神さぁの

    圃場が管理されていない。各作業

    においては農家の手本となるよう

    な作業をお願いしたい。(鍋倉・

    吉牟田、南岡松)

    答 

    ご迷惑をおかけして申し訳あり

    ません。JAアグリランド田の神

    さぁの圃場はえびの市内一円であ

    り、作業が集中する時期にはシル

    バー人材センター等も活用してお

    りますが、今後はこの様な事がな

    いよう圃場環境整備等に努力いた

    します。

    問 

    高齢化で遊休農地が増えると思

    われるが、JAは農地中間管理機

    構と一緒に取組んでいかないのか。

    (高野・田代・池島・亀沢)

    答 

    農業振興公社よりえびの市担い

    手育成総合支援協議会が農地中間

    管理事業の業務委託を受け、県、

    市、農業委員会、NOSAI西諸、

    JAが構成員となる担い手協議会

    の一員として連携を図り取組んで

    おります。

    問 

    農作業における時給はどのくら

    いか。(山内)

    答 

    宮崎労働局の定める宮崎県最低

    賃金が1時間当たり677円です

    ので、両者相談の上で決定してい

    ただくのが通常のようです。

    問 婚活対策は行政も含めてスケー

    ルの大きいものにしてほしい。担

    い手確保のためにも重要。(上向

    江)

    答 

    この事については、市、農業委

    員会、JAと一体となった取組が

    必要と思います。貴重なご意見で

    すので、検討いたします。

    問 

    独身農業者の花嫁対策事業の成

    果はあったのか。(榎田、栗下)

    答 

    24年度から現在まで合計6回の

    婚活イベントを開催し、数組のカ

    ップルが誕生しました。今後は更

    に成果が出るような企画をして行

    きたいと思います。

    問 

    米の価格が下がり、栽培面積の

    少ない水稲農家の経営困難や担い

    手不足など、今後の農業の方針に

    ついてどうするのか。(水流)

    答 

    水田については農政の方向が担

    い手に土地を集積して農家所得を

    上げることで方針が出ていますが、

    米の需給調整で結果的に米価が下

    がっています。

    問 

    新規就農や担い手が不足してい

    るのはなぜか。また、若い担い手

    が農業を継続できない原因の究明

    がされていない。(西長江浦下)

    答 

    新規就農の場合、機械導入等の

    初期投資費用がかかり、また収入

    9月22日 苧 畑

    9月22日 坂 元

  • (18)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    が安定しない(というイメージが

    ある)ことが就農者数が増えない

    要因の一つと考えられます。

      

    しかし、青年就農給付金等をは

    じめとする補助事業により新規就

    農支援策が講じられており、また

    TPP問題や農畜産物価格安定対

    策もJAグループ一丸となって今

    後も取り組んで参ります。

    問 

    以前はなかったが鹿等、獣害の

    被害がひどい。南原田の大迫あた

    りまでシカが出ている。シカの駆

    除を行ってほしい。(駅前・倉

    元・元地原・梨園、前松原)

    答 

    JAでの鳥獣の駆除はできませ

    んが、行政が鳥獣害対策として狩

    猟等による駆除を行っています。

    しかし、高齢化で活動が厳しくな

    っているという話も聞きます。ま

    た、JAよりえびの市猟友会へ有

    害鳥獣駆除対策として助成を行っ

    ています。

    問 

    畑地かんがいは行政中心である

    が、JAでも推進するべきでは。

    (上大河平)

    答 

    JAもえびの市畑地かんがい事

    業推進協議会の構成員ですので積

    極的に事業推進に取組んで行きま

    す。

    問 

    畑かん事業が進んでいる最中で

    あるが、鳥獣害の発生が考えられ、

    市と連携して対応をお願いしたい。

    また野菜の加工場や冷凍施設をつ

    くって付加価値をつけられるよう

    にしてほしい。営農指導はもっと

    場所や状態にあった説明を行って

    ほしい。(飯野町・麓)

    答 

    今後地域の状態に沿った内容で

    検討いたします。

    問 

    尾八重野は畑かん事業で圃場整

    備が進み耕作放棄地がなく、規模

    拡大する農家が多い。(尾八重

    野)

    答 

    国全体的に耕作放棄地が増大し

    ている中で、農地の有効活用に取

    り組んでいただきありがたいこと

    です。今年より農地中間管理事業

    による担い手へ農地の集積が進め

    られておりますので、そちらもご

    活用ください。

    問 

    農業労災の掛金はどういう仕組

    みか。(上大河平)

    答 

    給付基礎日額と特定農作業従事

    者・指定農業機械作業従事者の加

    入方法により掛金が設定されます。

    問 

    農業労災に加入するには、健康

    診断は都城で受診しないといけな

    いのか。(西長江浦上)

    答 

    JAが窓口となり加入の受付は

    行っておりますが、加入時の健康

    診断は近隣では都城の病院が指定

    病院となっておりますのでご理解

    いただきたいと思います。

    ◎畜産課

    問 

    セリ市で積み下ろしの際は技

    術員に手伝いをしてもらいたい。

    (高野)

    答 

    畜連に検討してもらうようお願

    いしました。

    問 

    枝肉、セリ市データをホームペ

    ージで見られるようにしてほしい。

    (高野)

    答 

    個人情報の関係もありますので

    十分検討いたします。

    問 

    セリ市の際、生産者の控え室を

    作ってほしい。(高野)

    答 

    畜連に検討してもらうようお願

    いしました。

    問 

    小林市場以外のセリ市に行き購

    買する際、技術員は同行してくれ

    るのか。(高野)

    答 

    状況によりますので、都度ご相

    談ください。

    問 

    農協預託は小林市場と綾町の妊

    娠牛譲渡販売だけ対象となってい

    ると思うが、他の市場でも使える

    ように変更できないのか。(高

    野)

    答 

    地元市場の活性化を図る意味で

    も現在のとおりでご理解ください。

    問 

    畜産課から育種価の文書が送付

    されるが、等級やBMS等中身の

    データはわからないのか。(高

    野)

    答 

    登録協会で数値化したものを畜

    連を通していただくので、等級、

    BMS等の中身についてはわかり

    ません。

    問 

    JA宮崎経済連の妊娠牛供給セ

    9月22日 下大河平

    9月22日 飯野町・麓

  • (19) 第441号 JA広報

    思いやり 一つの言葉で 救われる

    ンターからの導入状況はどうか。

    また当管内でもこういう施設が必

    要ではないのか。(駅前・倉元・

    元地原・梨園)

    答 

    3ヶ月に1回位、販売会が開催

    されていますが、当JAは綾のセ

    ンターからの導入を行っています。

    現在は、他JAの導入が少ないた

    め、希望どおりの頭数が導入され

    ております。当管内にこのような

    施設を作る件については、関係機

    関等と検討中です。

    問 

    子牛をセリに出すたびに導入牛

    の積立金に5万円引かれているが、

    どれぐらい貯まっているのか確認

    するにはどこに聞けばいいのか。

    (駅前・倉元・元地原・梨園)

    答 

    各支店の営農受付にお問い合わ

    せください。

    問 

    母牛頭数が減少してきている中、

    対策として高原町や綾町のような

    繁殖センターや肥育センターを作

    ることはできないのか。また、た

    だ資金を融資するだけではなく

    『リース牛舎』の方が新規就農や

    大規模化が図り易いのではないか。

    (大溝原)

    答 

    現在、増頭対策を講じています

    が高齢化による農家戸数の減少に

    伴って、母牛頭数の減少が激しく

    導入が追いつかない状況です。繁

    殖センター等の設置については、

    他の市町村の取組みを視察に行く

    など行政・JAと協議を行い前向

    きに検討しています。

    問 

    10歳以上の母牛を出荷し、子牛

    を導入したが、更新の助成金は出

    るのか。(榎田)

    答 

    その他条件が合えば補助金が出

    ると思われますので、年度末の取

    りまとめの時に申請をしてくださ

    い。

    問 

    子牛・肥育の所得率を教えてほ

    しい。それに対して今どのような

    対策をしているか、所得率のデー

    タを公表し、周知していってほし

    い。(上上江)

    答 

    所得率は、子牛生産で20%前後、

    肥育で5%前後位ですが、経営形

    態によって前後します。所得率を

    上げるようコスト削減と生産性の

    向上に向けた指導をしています。

    また経営指標については経営形態

    等によって変わりますので畜産課

    にお問い合わせください。

    問 

    今後高齢化が進んで繁殖牛が減

    少すると思われる。子牛は肥育農

    家へ安定供給できなくなるがその

    対策はあるか。(西長江浦下)

    答 

    行政等とも連携して増頭対策の

    補助金等も計画し、繁殖牛の維持

    増頭を図ってまいります。

    問 

    西諸畜連だよりを見ると剰余金

    が1650万円あった。市場で子

    牛の搬入手数料や販売手数料をと

    っているが高齢化で運搬できない

    生産者も増えている。搬入手数料

    や販売手数料の経費を軽減するよ

    うに検討してほしい。(東川北)

    答 

    JAこばやしにも関連するため

    畜産課を通じ、意見の内容を畜連

    に報告いたしました。

    問 

    セリ市場内の椅子が少なく、立

    ち見が多い。高齢者もいるため、

    生産者用の椅子の準備など配慮を

    お願いしたい。(東川北)

    答 

    今年になり生産者用の椅子を設

    置しましたが、まだ足りない状況

    であれば準備してもらうよう要望

    いたします。

    問 

    郡品評会での優良牛に対する補

    助金は意味があるのか。購買価格

    が跳ね上がり、メリットがないと

    考える。また、畜産農家も高齢化

    しているのでセリ市場での牛の手

    入れ(仕上げ)ができない。JA

    職員が技術を習得し、仕上げ作業

    を行ってほしい。(西川北)

    答 

    優良牛の導入については、えび

    の市内の生産者で競合しないよう

    調整し、補助金の有効活用を図り

    ます。また、セリ市場での牛の手

    入れについては対象頭数も多く対

    応できないと思います。

    問 

    年に数日人工授精師会の休日が

    あるが、その時に発情がきた場合

    の対応をJAで行ってほしい。こ

    れまでも休日のため良い時期を逃

    してしまったことがある。(西川

    北)

    答 

    人工授精所の開設など難しい面

    が多くJAでの対応はできません。

    人工授精休日は年4回ですのでご

    理解ください。

    9月22日 杉水流

    9月24日 大明司

  • (20)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    問 

    飼料用米の県産原料による牛・

    豚の肥育が県畜産試験場で行わ

    れているが、実用化されるのか。

    (永山)

    答 

    牛・豚の飼料として米を給与す

    ること自体は大丈夫と思われます

    が、生産コスト等を考えますと課

    題があると思います。

    問 

    セリ市で後から購買者からのク

    レームが入り、セリ市のやり直し

    で牛の販売価格が5万円くらい安

    くなる場合がある。技術員の若齢

    化で詳しい知識を持った営農指導

    員が少なく、営農指導員も勉強を

    してセリ前に牛の状態を細かくチ

    ェックをしてほしい。(上島内)

    答 

    技術員が気づいた点については

    生産者に知らせるようにしており

    ますがセリ前の細かいチェックは

    難しい面もあります。少しでも異

    常にお気づきの生産者はJA、畜

    連等にご相談ください。

    問 

    増頭対策で3年貸付と5年貸付

    の金利が同じで5年貸付を1.25

    %にするなど金利緩和の検討をし

    てほしい。償還方法が1回の返済

    ではなく、2回の返済方法にする

    など償還方法を検討してほしい。

    また、畜舎と増頭対策を含む事業

    や商品であれば導入を考えていき

    たいが、組合員が利用しやすい商

    品を検討してほしい。(北昌明

    寺)

    答 

    和牛の増頭に関する対策につい

    ては、理事会等で検討いたします。

    農協預託の貸付牛の償還につきま

    しては繰上償還がいつでもできま

    す。また、積立金についても変更

    ができますので申し出てください。

    ◎農産園芸課

    問 

    里芋に疫病が発生し、影響を受

    けた。もっと早く周知・防除指導

    ができなかったのか。(杉水流、

    西郷、下島内)

    答 

    疫病の発生は都城で確認され、

    西諸にも広がってきました。里芋

    の疫病は今までに経験がなく、普

    及センターと共に周知・指導して

    います。情報は早くつなぐという

    形で、今後は生産者に迷惑がかか

    らないように啓発や指導巡回を行

    って参ります。

    問 

    里芋等の病気で昨年の農薬と今

    年の農薬が違うことがよくある。

    例えば昨年の農薬と一緒に使える

    のか等の質問をした時に、しっか

    りと説明のできるような技術員の

    育成をしてほしい。(西郷)

    答 

    組合員の方々への対応に不足が

    あり、大変申し訳なくご迷惑をお

    掛けしました。横の連携、対応の

    仕方について改善いたします。

    問 

    えびの産米の品質向上に対し、

    具体的にどのようなことを行なっ

    ているのか。(山内)

    答 

    産業文化祭で食味コンクールを

    行なったり、圃場毎における土壌

    診断、稲作暦の配布、年約3回の

    現地検討会などを実施して、えび

    の市全体の品質向上を図っている

    ところであります。

    問 

    昨年度の食味コンクールの結果

    内容が今年になって説明があった

    が、もっとグループ・個人一人ひ

    とりに説明・報告をしていただき

    たい。(下大河平・中内竪)

    答 

    JA、行政と共に取組んでいる

    ものでありますので、密に協力し

    出品者やグループへの説明、報告

    を迅速に行なって参ります。

    問 

    食味コンクールに出てくる以外

    にも管内には美味しい米が取れる

    圃場がある。食味計をもって出か

    けて発掘をする必要があるのでは

    ないか。また、地域ごとの食味値

    マップはつくっているのか。(田

    代・湯田)

    答 

    地区ごとに食味は算出しており

    ます。それぞれ差はありますが、

    食味値が低いところでも肥培管理

    や土壌診断など地道な指導を行な

    っております。

    問 

    1等米の比率が高い地域はどこ

    か。(五日市)

    答 

    1等米比率に地域差はありませ

    ん。

    問 

    特A米の取組みが他県よりも遅

    れているのではないか。行政とも

    っと協力し、今後の農業情勢を踏

    まえてえびの米の販売、特A取得

    に向けて努力していただきたい。

    (下大河平)

    答 

    宮崎県内では特Aを取得してい

    るところがありませんので、行政

    と共に協力して県内初の特A取得

    を目指し、えびの産米の販売強化

    に取り組んで参ります。

    問 

    特Aの認定を得るためには、ど

    のような取り組みが必要か。(五

    日市、上大河平、西長江浦下、

    上・中原田)

    答 

    特Aの評価は日本穀物検定協会

    が認定しており、男女20代から50

    代のパネラーが実際に試食して評

    価しております。現在、えびの市

    は広域霧島地区を代表して選定、

    9月24日 前 田

  • (21) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    提出をしています。そこで得た評

    価・課題を吟味して特Aへ向けた

    取り組みを行っております。

    問 

    えびの産米の特Aへの取組みは

    5年後をどう見据えているのか。

    (東原田)

    答 

    特A認定は日本穀物協会の評価

    により決定していますが、A止ま

    りで中々難しい状況です。販売の

    方で言えば、えびの産ヒノヒカリ

    のブランドは県内産の中では高く

    販売していますが、特Aを取得す

    ることでさらに付加価値を高める

    よう努力して参ります。

    問 

    特Aの取組みの説明をしてほし

    い。また何回目の出品か。(東内

    竪、山内)

    答 

    宮崎県は特Aを未だ獲得してお

    らず、獲得することが米の付加価

    値を高める一番の方法だと考えま

    す。今年はえびの市管内に11箇所

    の試験展示圃を設け、特Aを認定

    する日本穀物検定協会へ出品する

    米の模索しております。

    また、平成10年から始まり今回で連

    続17回目の出品です。

    問 

    特Aを目指して掛稲を行ってい

    ると聞くが実際できるのか。また

    ヒノヒカリで特Aを目指し、にこ

    まるも推進するという方向性より、

    どちらか売れる方を目指した方が

    いいのではないか。(北岡松)

    答 

    特Aの取得のため様々な取組を

    模索している中で、掛稲も一部取

    り組んでいます。また、今後の売

    れる米としての方向性を目指して

    行きたいと考えます。

    問 

    特A取得に取り組んでいるが、

    えびの市で栽培方法を一律にしな

    ければ意味がないのでは。(亀

    沢)

    答 

    特Aの取り組みはもちろんです

    が、土壌条件・地区にあった栽培

    方法を確立させるための取り組み

    でもあります。

    問 

    昨年までは新品種としてにこま

    るを勧めていたが、えびのは先代

    からの努力でヒノヒカリのブラン

    ドを築いてきた。特Aを目指すの

    であれば、なぜにこまるを勧める

    のか。(杉水流・上島内)

    答 

    近年の高温障害により、ヒノヒ

    カリの1等米の比率が落ち込んで

    きたため、稲作振興会等で協議を

    行い、食味や収量・等級が良いに

    こまるを導入しています。にこま

    るは、評価の高い沖縄等に販売し、

    認知度向上を図っています。まだ

    まだヒノヒカリが主流ではありま

    すが、徐々に認知度が出てきてい

    るので,にこまるを導入しつつヒ

    ノヒカリで特Aを目指していける

    よう努力いたします。

    問 

    他の産地では新しい品種で特A

    を取っているが、えびのではヒノ

    ヒカリで特Aを目指しているのか。

    その中でにこまるも推進すること

    は特Aの邪魔になるのではないか。

    (末永)

    答 

    えびの産ヒノヒカリは県の奨励

    品種で、高い評価を受けており、

    県内では一番特Aに近い存在であ

    ることも確かであります。引続き、

    稲作振興会を中心に特Aを目指し

    て参ります。

      

    また、特Aに認定される条件と

    して、県の奨励品種でなければ対

    象となりません。にこまるは県の

    奨励品種でないため、特Aに推進

    することはできません。

    問 

    日本穀物検定協会が審査する

    「特A」の取組について、中内堅

    周辺では誰がどこの圃場で取組ん

    でいるか。(中内竪)

    答 

    試験圃場は稲作振興会で協議し

    て設定をしています。中内堅周辺

    では水流地区に圃場があります。

    問 

    「特A」の審査の方法は。(中

    内竪)

    答 

    炊飯した白飯を実際に試食して

    評価する食味官能試験に基づき、

    毎年全国規模の産地品種について

    実施しています。複数産地コシヒ

    カリのブレンド米を基準米とし、

    これと試験対象産地品種を比較し

    て基準米よりも特に良好なものを

    「特A」、良好なものを「A」、

    おおむね同等のものを「A'」、や

    や劣るものを「B」、劣るものを

    「B'」として評価を行い、この結

    果を、毎年食味ランキングとして

    取りまとめ、発表しています。

    問 

    米の特Aの取組について、えび

    の市管内で11ヵ所の圃場を設置し

    取り組んでいるが、土壌等条件が 9月24日 上・中原田

    9月24日 池 島

  • (22)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    違うため、施肥設計など取り組ん

    でいるのか。また、今後米の過剰

    在庫となってくるのであれば、特

    Aの取組を強化し、有利販売を行

    ってほしい。(上向江)

    答 

    ヒノヒカリの特A取組に関する

    圃場設置場所の施肥設計について

    は、技術員並びに普及センター等

    と協議しながら取組んでおります。

    今後も特Aの取組みを強化し有利

    販売に繋げて参ります。

    問 

    米の出荷に関して。鹿児島との

    県境であるため、えびのの生産者

    であっても鹿児島で栽培された米

    が出てくる可能性がある。それも

    宮崎県産と表示されるのか。(亀

    沢)

    答 

    出荷の際、農産物検査を行う前

    に生産者にはどこの産地(県内)

    で収穫したかの報告する義務があ

    り、鹿児島県で栽培された場合は

    宮崎県産を表示することはできま

    せん。

    問 

    今年の作況指数を教えてほしい。

    (大迫・霧島・妙見)

    答 

    広域霧島で作況指数はやや不良

    (95)、県全体としてはやや不良

    (97)です。

    問 

    にこまるの栽培面積を教えてほ

    しい。売り先はあるのか。(前

    田・上大河平・榎田)

    答 

    えびの市全体で約60

    haです。売

    り先は、沖縄などから引き合いが

    あります。

    問 

    にこまるは奨励品種ではないの

    か。(松原)

    答 

    現在は産地指定品種銘柄となっ

    ており、奨励品種ではありません。

    問 

    食味コンクールについて、ヒノ

    ヒカリとにこまるで食べ比べた際、

    にこまるの方が成績が良かったと

    聞いたが。(上向江)

    答 

    現在の食味コンクールはヒノヒ

    カリ部門、にこまる部門と分けて

    いますが、機械による測定結果は

    さほど変わりませんでした。

    問 

    これからもにこまるを推進して

    いくのか。(栗下)

    答 

    販売状況等を見ながら判断して

    いきます。

    問 

    水稲の生育が遅いようであるが

    刈取時期はどうなるか。(大迫・

    霧島・妙見)

    答 

    資料に記載している時期より3

    日程度遅れると思われます。しか

    し、あくまでも目安として載せて

    いますので実際に圃場を確認し、

    刈取時期を判断していただきたい

    と思います。

    問 

    EM菌等活用した特産米など、

    米のブランド化を行い、販売を強

    化してほしい。(湯田)

    答 

    現在さまざまな地域で実証展示

    圃を行っています。結果の出たも

    のについては報告し、強化してま

    いります。

    問 

    米作りの儲かるコスト計算をJ

    Aで策定し、今回のような座談

    会で資料として掲載してほしい。

    (大明司)

    答 

    ご意見として検討いたします。

    JAえびの市稲作振興会を中心に

    発行している稲作情報だよりなど

    でも掲載できないか検討して参り

    ます。

    問 

    米生産に関する取組にもう少し

    力を注いでもらえないか。(中

    浦)

    答 

    現在当JAでは、特A米取得へ

    の取組を実施しているところであ

    ります。県内初の特A米取得にむ

    けて今後も取組んで行きます。

    問 

    総代会などで水稲種子の温湯消

    毒器の整備を行なってほしいとい

    う意見が出たと思うが、どのよう

    になっているのか。(山内)

    答 

    温湯消毒器については、県の補

    助事業等調査を行い、導入の方向

    で検討しております。

    問 

    加工米の作り方は、主食用米な

    どと作り方は一緒か。(前松原)

    答 

    作り方は食用品種と同様ですが、

    27年度以降には宮崎県で多収性品

    種の導入が検討されています。指

    導課としても講習会を行なうなど

    して周知を図って参ります。

    問 

    いもち病の発生が多く、天候の

    関係もあると思うが黒いものが穂

    の所に出ている。このワラを圃場

    に切り込んでも、来年の水稲成育

    に影響はないか。(西長江浦上、

    9月24日 今 西

    9月24日 中上江

  • (23) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    中島)

    答 

    穂にできた黒い塊は稲こうじ病

    と呼ばれるものです。窒素過多で

    次年度にも発生の可能性が高い傾

    向にあり、出穂前の防除などが必

    要です。Zボルドーの散布が有効

    です。

    問 

    現在、稲で穂の枯れ上がりがあ

    るが、どういった症状が考えられ

    るか。(上上江)

    答 

    穂を掴み、引っ張り抜ける場合

    はイナゴ類の被害が予想されます

    が、今年は症状からいっていもち

    病が疑われます。座談会資料の症

    例を見ていただき、比較してみて

    ください。

    問 

    米を作るのに10a当たりの経費

    がどれぐらい掛かっているのか。

    (下島内、中島)

    答 

    経営形態によって変わりますが、

    減価償却を省けば7万6000円

    掛かると思われます。

    問 

    ヒノヒカリの種子はえびの市で

    採種できないのか。(今西)

    答 

    宮崎県産米改良協会が都城の採

    種圃場で種子を生産しています。

    問 

    昨年はウンカによる被害を受け

    た。共済組合の稲作被害見舞金は

    圃場の3割が被害を受けないと出

    ないと聞くが、逆に2割程度の被

    害であると見舞金が支出されない

    こととなるので、3割程度の被害

    になるまで対策を打たない農家が

    見受けられる。対策が遅れれば、

    他の圃場にもウンカが移動してし

    まい迷惑となる。早めの薬剤散布

    等の指導をJAは行っているのか。

    (加久藤麓)

    答 

    ウンカが他の圃場に移らないよ

    う指導を強化いたします。ウンカ

    自体はあまり圃場を移動しない特

    徴があり、集中的な被害を引き起

    こす習性がある事から坪枯れ等引

    き起こしてしまいます。JAから

    の指導としては、圃場の外からで

    はなく、圃場の中まで入って確認

    してもらい状況に応じて防除を行

    うよう指導をしているところであ

    ります。

    問 

    ウンカは隣の圃場には移りにく

    いという事か。(加久藤麓)

    答 

    傾向としては早く作付をした圃

    場に入る事が多いです。

    問 

    今年は坪枯れが発生しているか。

    (加久藤麓)

    答 

    現状では昨年度程は発生してお

    りません。

    問 

    土壌診断の結果報告が遅く、圃

    場への施肥など実施できない。早

    めの報告をお願いしたい。(下大

    河平)

    答 

    土壌診断はJAこばやしのアグ

    リサポートセンターに依頼してい

    ます。西諸全域を賄っているため、

    混んでいる時は特に時間がかかっ

    てしまいます。各担当、可能な限

    り迅速な対応を行いますので、で

    きるだけ早目の診断依頼をお願い

    いたします。

    問 

    飼料稲の苗が長いので良い苗を

    作ってほしい。(堀浦)

    答 

    飼料稲の特性として徒長しやす

    い性質をもっているため、育苗段

    階で徒長させすぎないように管理

    を努力してまいります。

    問 

    JAでヒノヒカリ種子を購入し

    植え付けをしているが、飼料稲が

    混ざっているので購入先のコンバ

    インの清掃をきちんと行う等混入

    対策を行ってほしい。(上・中原

    田)

    答 

    種子組合の収穫は基本的に種子

    専用コンバインで収穫のため、混

    入することはありません。

    問 

    JA米としてJAの種子を購入

    するが、発芽不良や育苗後の形質

    が違うので種子選抜や販売先から

    良い種子を提供してもらうように

    お願いしたい。(中島)

    答 

    産米改良協会へご意見としてお

    伝えいたします。また購入種子は

    塩水選や種子消毒を実施しており

    ませんので、ご使用の際は実施を

    お願いいたします。

    問 

    毎年の米の種子更新は必要なの

    か。安全な種子を使っているし種

    子代も高いため、せめて2年に1

    回更新にできないのか。(末永)

    答 

    病気の発生、種子伝染を抑え発

    芽の揃いが良くなります。JAの

    指導としては、毎年の更新をすす

    めると共にJA米として150円

    の価格差を設けておりますので、

    9月24日 出 水

    9月25日 末 永

  • (24)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    ご理解をお願いいたします。

    問 

    水稲種子の消毒は実施している

    のか、またどのような形で水稲苗

    の供給を行っているのか教えてほ

    しい。(山内)

    答 

    白鳥育苗所では種子消毒を実施

    して、稚苗及び芽出し苗まで育苗

    してから、各生産者へ供給を行な

    っております。

    問 

    水稲の株間は実際にはどれくら

    いが適当か。(南岡松)

    答 

    各農家で株間については個人差

    があるが、20~22㎝の方が収量確

    保に繋がると思います。

    問 

    昨年よりも今年の水稲苗は良か

    ったと思うが、もう少し苗の管理

    を行った方が良いのでは。(白

    鳥)

    答 

    現在、水稲育苗事業を白鳥地区

    の育苗センターで行なっておりま

    すが、年々発注枚数が増えてきて

    おります。来年度は対策を講じ、

    より良い苗の供給に努めます。

    問 

    以前のように真幸地区に育苗所

    を作れないか。(東内竪)

    答 

    現在の白鳥育苗所内で育苗する

    枚数が増加し、管理場所の模索を

    図っていかねばならないと考えて

    おりますので、貴重なご意見とし

    て検討いたします。

    問 

    昨年度は試験圃場で研修会が実

    施された。今年は実施していない

    ようだが、来年度の加工用米の

    品種はどのようなものになるか。

    (中上江、永山、東長江浦下、中

    内竪)

    答 

    今年は加工米に取組んでいる

    方々を対象とした試験展示圃の研

    修会を2回実施しています。これ

    からの加工米の品種を選定してい

    くことになりますが、県の方針な

    ど踏まえて決定しますので、決ま

    り次第お伝えして参ります。

    問 

    加工用米を奨励していくのか。

    作付状況はどうなっているのか。

    (大迫・霧島・妙見、山内、中内

    竪)

    答 

    来年度も奨励して行くこととな

    ると思います。えびの市は20

    haの

    割り当てに対し38

    haの作付けがさ

    れており、県全体では生産目標

    数量680haに対し1140ha

    (169%)の作付けがされてい

    ます。加工用米の加工米助成金

    (県)は目標面積を大幅に超して

    いるため、減額になると思われま

    す。

    問 

    飼料用米も等級はあるのか。

    (白鳥)

    答 

    検査はありますが、合格か規格

    外になります。

    問 

    米の在庫について、4年後には

    米の転作奨励制度が廃止になるが、

    JA、行政と一緒になって飼料

    用・加工用米といったものへ指導

    してもらいたい。(上向江)

    答 

    現在えびの市の水田総面積は

    2400haあり、うちWCSの作

    付が300ha、加工用米への参加

    者は44名ほどです。今年は加工用

    米の品種が特になく、19袋の出荷

    条件があったため、事業参加への

    取り組みに若干ブレーキがかかっ

    た状況でした。加工用米への参加

    については、来年度にはJAの方

    向性を示すよう努力したいと思い

    ます。

    問 

    稲作振興会の会費はいくらか。

    どのような活動を行っているのか。

    (榎田)

    答 

    会費は年会費500円です。稲

    作の現地講習会の実施や特Aを目

    指すための視察研修、稲作情報だ

    よりの発行を行っております。

    問 

    先日、アンケート調査を行って

    いたが、結果は教えてもらえるの

    か。要望等についてはしっかりと

    取り組んでいただきたい。(池島、

    苧畑)

    答 

    理事協議会で園芸振興に限った

    テーマで協議しています。園芸振

    興の将来的な展望を見出すように

    取り組みしています。内容を分析

    して結果を報告するようにいたし

    ます。

    問 

    アンケートに名前を記入する必

    要があったのか。書きたいことが

    書けなかった。(苧畑)

    答 

    回収率のためにご記名いただき

    ました。個人情報として慎重に扱

    いますので、ご理解をお願いいた

    します。

    問 

    園芸技術員の担当品目が多すぎ

    る。指導員の強化が農家の命綱で

    あるので、指導員強化を強く要望

    する。(池島、東原田)

    答 

    先日のアンケートにも多数意見

    がありましたので指導員強化を行

    なっていきます。

    問 

    GO!GO!テンの中に基本技

    術の実行とあるが、若い職員の技

    術の向上のために研修等で勉強を

    させてから職員採用するような方

    式をとってほしい。(西郷)

    答 

    全体的に職員が若返っている状

    況であり、生産者の皆様方にご迷

    惑をお掛けてしております。研修

    会等を行い、技術指導の向上を図

    って参りますので、ご理解をお願

    9月25日 白 鳥

  • (25) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    いいたします。

    問 

    技術指導員の農家巡回が少ない

    ので、野菜の品目を絞って推進し

    たらどうか。(西長江浦下)

    答 

    現在理事協議会で園芸振興につ

    いて検討中です。

    問 

    高齢化でイチゴ農家の活気がな

    くなったり、若いイチゴ農家が辞

    めていくことで、施設等の有効な

    利用方法はあるか。(西長江浦

    下)

    答 

    現在は、空きハウスはなく有効

    利用されております。

    問 

    先日石破大臣が『地方創生』に

    ついて会見していたが、国から要

    望を求められた時に行政・JAで

    何か考えを持っているのか。えび

    の市の基盤産業は農業なのだから、

    農家の意見を集約するなどして、

    えびの市としてどうしたいのかそ

    ろそろ考えなければいけないので

    はないか。(上浦)

    答 

    えびの市の基盤産業である農業

    をメインとして、皆様に少しでも

    多く収入を増やしていただけるよ

    う地域にあったものを検討してい

    きたいと考えます。

    問 

    オリーブの収益性について知り

    たい。(東長江浦下)

    答 

    3~4年生の苗を定植し、3年

    ほどで収穫が始まり、8~10年で

    1本あたり10㎏の実が収穫できる

    予定です。1反当たりの定植本数

    は40本で10a当たり18万程度の収

    益になるといわれています。

    問 

    オリーブを植えたいがいくらぐ

    らいかかるか。また、管理的には

    どうか。(榎田)

    答 

    今年については苗木は無償提供

    でしたが、1本当たりの肥料代が

    1200円かかりました。管理に

    関しては年間2回の防除、剪定、

    草刈等が必要です。

    問 

    オリーブの作付け面積は増やし

    ていくのか。また、えびの市は栽

    培に適した土地なのか。植え付け

    後どれくらいの年数で収穫できる

    のか。(今西)

    答 

    寄付によりオリーブ苗木

    1000本植え付けしましたが、

    まだこの面積では足りないため増

    やす方向で部会を発足いたしまし

    た。気温がマイナス8度以下にな

    らなければ大丈夫ということです。

    3~4年で収穫できます。

    ◎販売課

    問 

    杉水流ライスセンターを利用し

    ており、屑米を持ち帰るのだが、

    できてからの報告が遅い。(前

    田)

    答 

    屑米はでき上がり、量が確定し

    た時点で持ち帰っていただくよう

    電話連絡しております。ライスセ

    ンターに持ち込んだ際に言ってい

    ただければ対応いたします。

    問 

    検査する米は湯田ライスセンタ

    ーまで持っていくのか。(前田、

    東内竪)

    答 

    検査場所は検査数量・倉入れ作

    業・倉庫事情等を総合的に判断し、

    湯田ライスセンターで検査するよ

    うにしましたのでご協力お願いい

    たします。

    問 

    検査日報はどこに提出するのか。

    また、日報と検査米は同じ日、同

    じ場所に提出できないか。(前

    田)

    答 

    検査日報は湯田倉庫にご提出く

    ださい。また、日報と検査米を同

    時に提出しても構いません。

    問 

    今年は1000円程度米の価格

    が下がり、農家の収入が減収する

    のでライスセンターの利用料金を

    200~300円程度安くするな

    ど、直接経費がなるべく少なくな

    るように料金を下げられないか検

    討してほしい。(東川北、苧畑)

    答 

    米価が安く農家経営に深刻な影

    響を与えているため、米価が下が

    った時の乾燥料金体系も視野に入

    れて内部で十分検討します。

    問 

    乾燥賃や籾摺りの料金はいくら

    か。(北昌明寺、今西)

    答 

    税抜価格では昨年と同料金です。

    問 

    もち米の価格と乾燥等の料金を

    教えてほしい。(田代)

    答 

    もち米の販売価格は、その年の

    相場となっているため分かってお

    りませんが、乾燥調整料金につい

    ては、962円(税込)です。

    問 

    湯田ライスセンターで飯米の乾

    燥を頼むと、他の米と混ざるのか。

    また、米の出荷を行った場合全て

    混ざるが、等級は違うのか。(湯

    田)

    答 

    飯米については、原則杉水流ラ

    イスセンターで個別乾燥します。

    両ライスセンターが滞貨するよう

    な状況であれば、JAの乾燥場は

    共同乾燥施設として建設されてい

    るため、共同乾燥することになり

    ます。また、共同乾燥施設で仕上

    げた製品はほとんど同一等級とな

    るようですが、まれにフレコン個

    体ごとの検査を実施しているため

    9月25日 山 内

  • (26)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    に等級が分かれることもあり得ま

    す。

    問 

    えびの産米は、北部、南部で品

    質格差があるように思うが地域別

    で分けて乾燥などを実施できない

    ものか。(山内)

    答 

    各販売先にはえびの産米として

    品質を統一した米を出荷しなけれ

    ばならないため、地域別に分ける

    ことは難しい状況です。しかし品

    質格差があることも事実なので、

    えびの市全体の品質レベルアップ

    を図ってまいります。

    問 

    籾の乾燥率で籾摺乾燥料金を調

    整できないのか。(今西)

    答 

    籾の乾燥率で料金を設定すると

    乾燥料金が上がり生産者の負担が

    増える傾向にありますので、一律

    に料金を設定しています。

    問 

    JAとしてはにこまる、ヒノヒ

    カリのどちらを伸ばしたいのか。

    またにこまるについて、販売状況

    はどうなのか。(中上江、前田)

    答 

    知名度の高いえびの産ヒノヒカ

    リは、継続的に販売の中心となり

    ますが、同時ににこまるについて

    も、稲作振興会が中心になって検

    討してきた品種であり、品質・食

    味・収量等において、ヒノヒカリ

    と同等の評価を受けています。今

    後もどちらも販売して参ります。

    また、にこまるはまだまだ認知度

    が低く販売面で苦戦致しておりま

    すが、引続きヒノヒカリ同様の高

    い認知度を得るために積極的な販

    売に努めて参ります。

    問 

    にこまるは当地域以外にどこで

    作られているのか。(灰塚)

    答 

    長崎県・大分県・静岡県で奨励

    品種として、福岡県等15府県で産

    地品種銘柄として作付されていま

    す。

    問 

    にこまるの現在の販売状況はど

    うなっているか。(大溝原、西川

    北・今西)

    答 

    えびの市管内でにこまるの作付

    けが本格的に始まってから2年余

    りが経過しましたが、昨年までの

    作付け分はすべて完売しています。

    しかし、ヒノヒカリと比較すると

    にこまるの認知度が低く、同額で

    の販売は難しい状況にあります。

    そのため26年産米から450円の

    価格差を設けて販売することにい

    たしました。現在はミヤベイ直販

    を中心に販売し、徐々に認知度が

    出てきています。

    問 

    加工用米の出荷はいつからでき

    るか?(堀浦)

    答 

    加工用米の出荷は、米の出荷時

    と同時に出荷いただいても構いま

    せんが、原則として加工用米の契

    約数量を優先して出荷いただきま

    す。

    問 

    加工用米の価格はいくらか。

    (堀浦、中上江)

    答 

    加工用米の生産者手取見込金額

    は26年度は30㎏/4222円です。

    問 

    焼酎用米の品種はどうなってい

    るか。(堀浦・柳水流)

    答 

    焼酎用の米は加工用米になりま

    す。26年度の加工用米は、ヒノヒ

    カリとにこまるの2品種で出荷で

    きます。

    問 

    加工用米にランク付けはあるの

    か。(中上江)

    答 

    加工用米も自主米と同様検査を

    行い、1等~3等に格付けされた

    ものが出荷の対象となります。

    問 

    加工米の奨励金について、また、

    当事業の今後はどうなっていくの

    か。(中上江、飯野町・麓)

    答 

    水田の多面的機能維持のため、

    当事業は食用、加工用、飼料用の

    三本立てで行う予定で、それまで

    は補助金が支出される予定です。

    今後は加工用米・米粉用米の面積

    は維持しながら全国的に大きな需

    要がある飼料用米への転換を拡大

    する方向ではありますが、加工用

    米地域推進協議会等で今後十分協

    議を行って参ります。

    問 

    加工用米の値段を教えてほしい。

    (中浦、中内竪、牧の原、永山)

    答 

    本年度は1袋あたり4222円

    でありますが、酒造会社、行政、

    種子確保の問題などの様々な要因

    を含みますので来年度については、

    はっきりとしたことが申し上げら

    れない状況にあります。

    問 

    米の消費が落ちている。場合に

    よっては補助金等活用すると加工

    9月25日 栗 下

    9月25日 前松原

  • (27) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    米も手取りがあると聞くが、在庫

    分を加工米に回す考えはあるのか。

    (前松原)

    答 

    現在の転作奨励金等を活用すれ

    ば、加工米は主食用米より手取り

    価格が見込める場合がありますが、

    加工米扱いにするには生産前から

    手続きをする必要がありますので、

    JAで勝手に変えることはできま

    せん。

    問 

    加工用米は契約数量以上の分も

    買い取ってくれるのか。(中内

    竪)

    答 

    出荷できます。

    問 

    加工用米は10a当りの基準俵数

    が14俵でも19俵でも転作奨励金は

    同じか。(中内竪)

    答 

    10a当りの転作奨励金は反収に

    関係なく同じであります。

    問 

    契約分が確保できない場合には

    主食用米から出すのか。(永山)

    答 

    当初加工米の契約をされた生産

    者は、必ず出荷する必要がありま

    すので、契約分を確保できなけれ

    ば主食米からの出荷となります。

    問 

    加工用米の出荷は、玄米か。籾

    か。(白鳥、栗下)

    答 

    加工用米は玄米で出荷をお願い

    します。

    問 

    飼料用米は引き取り手があるの

    か。また、作付けしても売れない

    のではないか。(前田、西郷)

    答 

    作付けされる方がいればJAで

    受け付けており、すべて籾乾燥・

    籾出荷となっています。飼料用米

    については籾1kg当たり12円です。

    今後多収性品種等の作付け転換に

    より戦略作物助成としての補助金

    取得を行ないながら所得確保に努

    めて参ります。えびのでは368

    a作付けされています。

    問 

    米の価格が下がると、生産コス

    トのほうが割り高になり収益がな

    くなる。全国的に米余りの状況と

    なっているなら、えびの市の作付

    面積の半分を飼料稲にした方が生

    産者の収益が上がるのではないか。

    飼料稲を作れば農協の事業は落ち

    込むと思うが、農家を助ける気持

    ちで、思い切った施策を打ち出し

    てほしい。(杉水流、上浦)

    答 

    全国的に米余りが続き、米価が

    下り、生産コストだけが高止まり

    している現況下では、米の所得が

    期待できませんが、JAとしては、

    全国的にも高い仮渡金を設定し生

    産者手取り価格を確保する努力を

    している所であります。加工用米

    や飼料用米の作付けも国の施策で

    あり平成29年までは継続されます

    が、それ以降は解りません。引続

    き米の所得を確保するよう販売努

    力をいたします。

    また、米を生産する目的は、農家所

    得を確保するための手段であり、

    飼料稲の作付けも選択肢の一つだ

    と思われますので、自分の経営に

    照らし合わせて判断いただきたい

    と考えます。

    問 

    米作りを主で行ってきているが、

    JAでは高く売るためどのような

    努力をしているのか。(大明司)

    答 

    えびの米の販売については、精

    米工場を有効活用した販売と直接

    卸等へ玄米販売する二通りの販売

    方法を行っております。精米工場

    を活用した白米販売については、

    取引先店舗を通じて直接消費者に

    販売し認知度を上げながら評価を

    高めています。また玄米販売につ

    いては、卸業者等と価格交渉をし

    ながら市場相場より高くで販売す

    るようにしております。今後も追

    加払いができるように販売努力を

    いたします。

    問 

    品質が多少落ちてもヒノヒカリ

    は食味がよく売れる米だから、等

    級の評価を多少緩和できないのか。

    (杉水流)

    答 

    等級検査の基準は変えられませ

    ん。高く売れるよう努力いたしま

    す。

    問 

    米の仮渡金は消費税が含まれて

    いるか。(大迫・霧島・妙見)

    答 

    仮渡金単価は税込み金額です。

    問 

    ヒノヒカリとにこまるとの価格

    差は。(五日市)

    答 

    450円です。

    問 

    加工米の4222円は保証され

    ているのか。(出水)

    答 

    酒造会社と契約しているので価

    格の変更はありません。

    問 

    ヒノヒカリとにこまるの価格

    決定基準について教えてほしい。

    (飯野町・麓、東原田、下島内、

    西長江浦下)

    答 

    仮渡金の決定については、今後

    の販売動向・販売環境並びに全国

    的な玄米相場・産地相場・店頭販

    売価格等を十分に勘案し、理事会

    で協議し決定いたします。

    問 

    えびの市内で米の価格差はでき

    ないのか。(湯田)

    答 

    現在、品種・等級ごとの価格差

    は設けておりますが、基準が明確

    になっていないため地域ごとの価

    格差は設けておりません。

    9月25日 中 島

  • (28)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    問 

    米の取引価格は他地域(小林市

    等)と違うのか、また、「真幸

    衆」はえびの市内の特定された地

    域を選ぶのか。(湯田)

    答 

    米の取引価格は地域によって価

    格差が生じております。また、山

    形屋で販売している「真幸衆」は、

    主に湯田ライスセンターの共同乾

    燥施設で調整された1等米で、食

    味値の高いブレのない米を使用し

    ております。

    問 

    去年の米の仮渡金の価格は。

    (大明司、田代)

    答 

    昨年はヒノヒカリ、にこまる同

    額で1等米6810円、2等米

    6510円、3等米6030円で

    ありました。

    問 

    昨年より価格設定を約1000

    円安くすれば完売するのは当然の

    話ではないか。(大明司)

    答 

    仮渡金については、全国的な米

    相場・販売環境等を考慮し理事会

    で決定いたしました。生産者から

    すれば必ずしも満足できる価格で

    はないと考えますが、当JAの仮

    渡金は全国的にも非常に高い金額

    となっていることは間違いありま

    せん。また、現在の米余りの状況

    が続く中では、販売価格を安くす

    れば完売できるということはあり

    得ませんのでご理解いただきたい

    と考えます。

    問 

    完売したのに今年はにこまるを

    450円安く設定したのはなぜか。

    今までヒノヒカリを何年もかかっ

    て推奨してきている。にこまるが

    出てきてすぐに転換させたが、価

    格差をつけるとは無責任ではない

    か。それなら、ヒノヒカリに絞っ

    た方がいいのではないか。(大明

    司、前松原、西上江、柳水流、西

    長江浦、南岡松、京町)

    答 

    にこまるは稲作振興会が中心と

    なり検討してきた品種であり、ヒ

    ノヒカリと同等の評価が得られた

    中で販売することになりました。

    しかし、全国的な米余りの状況が

    続く中で、新品種で消費者になじ

    みがなく認知度が低いといった点

    から、すでに認知度が高いヒノヒ

    カリと同等の販売は厳しい状況で

    ありました。このため、本年度は

    当初から450円価格差を設ける

    との周知を行った上で、作付面積

    の取りまとめを行なった経緯があ

    ります。ご理解いただきたいと考

    えます。

      

    また、価格設定については、全

    国的な価格の設定状況等を見なが

    ら理事会で慎重審議し決定してい

    ます。

    問 

    25年産米の最終精算でいくら位

    追加払いする予定か。(大明司、

    上向江、西郷、北岡松)

    答 

    当JAの仮渡金は、最終精算に

    近い価格設定をしております。25

    年産米の最終精算については、近

    年で最も厳しい販売環境が続いて

    おりましたが、当初設定した仮渡

    金で販売することができましたの

    で、追加精算はありません。ご理

    解いただきたいと考えます。

    問 

    近隣JAの米の価格、25年産米

    の在庫状況について教えていただ

    きたい。(池島)

    答 

    近隣JAの米仮渡金は、ヒノヒ

    カリ1等5200円・その他品種

    1等4500円です。当JAの25

    年産米につきましては、9月末ま

    でに完売しております。

    問 

    米の仮渡し価格について、えび

    の産ヒノヒカリの1等米の価格設

    定については東北地方の米価格と

    比較したとき、素晴らしい価格設

    定をいただいたと思う。(西郷)

    答 

    米仮渡し金額の設定については

    早期米、各地域の価格設定状況を

    見ながら、9月22日開催の理事会

    等を経て慎重審議し決定しました。

    今後は精米工場等を有効活用して

    高く売れるような販売努力をいた

    します。

    問 

    このまま米の販売価格が下がり

    続けると、農家が減少していくの

    ではないか。下げ止まりはいつか。

    来年の見通しは。(西上江・柳水

    流)

    答 

    米の販売価格が下がれば農家経

    営に深刻な影響を与えていること

    は充分に理解しております。現在

    の米余りが続く中では、来年以降

    も状況は変わらないと考えられま

    すが、米の所得が確保できるよう

    に販売努力をして参ります。

    問 

    えびのの米の仮渡金は昨年も湧

    水町より1000円高かった。今

    9月26日 牧の原

    9月26日 榎 田

  • (29) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    年の仮渡金も下がったものの近隣

    よりは高い価格だと思う。JAの

    販売努力に期待する。(西川北)

    答 

    今後も最終精算時に追加精算で

    きるように販売努力をいたします。

    問 

    昨年に比べ今年は米の値段が下

    がったが、乾燥代等は、消費税の

    関係でやや上がった。農家の所得

    が上がるよう農協ではどのような

    取組を行ったのか。(田代)

    答 

    経済連より提示された米の価格

    は今回の価格よりかなり低いもの

    でありましたが、当JAは精米工

    場を持っており、販売先を有る程

    度確保できていることなどから、

    全国でもかなり高い仮渡金単価を

    実現することができました。

    問 

    (参考の為に)高千穂に知人が

    おり、高千穂の今年の仮渡金は

    5300円と聞いたので5820

    円はありがたい。ペットボトル

    に米を入れて販売できないのか。

    (田代)

    答 

    情報をありがとうございます。

    湿気などの問題もありますが一つ

    の販売方法として検討します。

    問 

    米の価格が去年より下がったの

    はなぜか。(白鳥)

    答 

    全国的に米の在庫が多くなって

    いるために米価が下がってきてお

    ります。

    問 

    26年産米の最終精算はいつ分か

    るのか。また金額はどれ位になる

    のか。(下島内・上島内)

    答 

    最終精算につきましては、来年

    の12月頃になります。金額に付き

    ましては、販売状況等で変わりま

    すので現時点では分かりません。

    問 

    今年の早期米コシヒカリの価格

    はいくらか。(今西)

    答 

    早期地帯の7月中旬出荷で

    6010円、それ以降5000円

    の仮渡金となっておりました。

    問 

    商系へ出荷される米の検査は誰

    がするのか。(今西)

    答 

    商系へ出荷された米については、

    商系の検査資格を有した検査員が

    検査されます。

    問 

    26年産の米の追加払いはないの

    か。(中上江、五日市)

    答 

    現在は最終精算に近い仮渡金と

    して対応させていただいておりま

    すが、今後も追加払いができるよ

    うに販売努力をいたします。

    問 

    えびの産のヒノヒカリは宮崎辺

    りで欲しがっている人がいるがな

    かなか手に入らないと聞いた。ど

    こに出荷しているのか。(飯野

    町・麓)

    答 

    えびの産ヒノヒカリは県内の主

    な量販店で取扱っております。ま

    た、えびの米については、県内を

    中心にまた県外の量販店並びに卸

    へ販売を行っております。

    問 

    販売担当は何人いるか。(飯野

    町・麓)

    答 

    米・野菜の販売担当として3人

    在籍しております。

    問 

    販売も地元から営業をして、え

    びの産の評価を上げていく取組が

    急務と考える。(東原田)

    答 

    現在米・野菜の販売担当者3名

    が在籍し県内外の販売先へ営業を

    行っております。

    問 

    全国の米の在庫が200万tあ

    ると聞いたが、品種は何か。(湯

    田)

    答 

    品種は各地域のさまざまな品種

    です。

    問 

    昨年9月24日時点では12万tの

    余剰米があったようだが、今年は

    完売したのか。(大明司、灰塚、

    南岡松、東長江浦、牧の原)

    答 

    25年産えびの米は完売しました。

    問 

    米については宮崎市内まで持っ

    て行って販売しているが、米と合

    わせて野菜等を持っていく考えは

    ないのか。その際に販路先でのえ

    びの産コーナー的なものの開設が

    できないか。これからは攻めの販

    売が重要と考える。(大明司)

    答 

    現在米の取引先において要望の

    ある所については、野菜と合わせ

    て販売する時もありますが、基本

    的には野菜の販売については、経

    済連を通じた一元販売の形態で販

    売しております。貴重なご意見と

    して検討いたします。

    問 

    にこまるの販売について、商系

    業者が販売できず、JAに持って

    きたと聞いたがどうなのか。(前

    9月26日 尾八重野

    9月26日 東川北

  • (30)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    松原)

    答 

    25年産米については、管内の組

    合員が生産されたにこまるのほと

    んどを集荷し販売いたしました。

    問 

    飼料用米および加工用米を生産

    しても、その販売先は確保できて

    いるのか。(大溝原・上浦)

    答 

    加工用米については、霧島酒造

    等の酒造メーカーへの販売が確保

    できております。飼料用米につい

    ても、経済連を通して販売を行い

    ます。

    問 

    県内ではえびの産の米はおいし

    いと周知されているが、売れ行き

    や県外の知名度などの情報は農協

    に入ってきていないのか。(田

    代)

    答 

    県内ではえびの米は高い評判を

    いただいていますが、県外では特

    A産地の米に人気があり取引の中

    心となっています。えびの米は流

    通業者の間では知られていますが、

    消費者にはまだまだ馴染みがない

    ようです。

    問 

    えびのと言えば田の神さぁだが、

    米を個人で送る際に、えびの産と

    いうのが分かるような、田の神さ

    ぁを使った贈答用の袋などをつく

    ってもらえないだろうか。(田

    代)

    答 

    検討いたします。

    問 

    米の出荷時には等級がつけられ

    るが、JAが販売する際は等級に

    関係なく販売されているのではな

    いか。その分はJAが儲かってい

    るのではないか。(東長江浦下)

    答 

    米を出荷された等級価格差を以

    って販売をしており、この販売価

    格差も生産者仮渡金に反映されて

    おりますので、JAが儲かってい

    ることはありません。また、最終

    精算時に販売差益が発生すれば生

    産者へすべて追加精算しておりま

    す。

    問 

    米の等級の価格差は縮められな

    いのか。最終精算の追加払がある

    か。また25年産の米は完売したと

    思うが、叩き売りなど安く売りさ

    ばいてはいないか。(西長江浦

    下)

    答 

    等級間価格差による販売は、一

    般的に流通している販売形態であ

    りますのでご理解いただきたいと

    考えます。また、25年産米の販売

    は近年にない厳しい販売環境にあ

    りましたが、当初設定致しました

    仮渡金を割り込まず全量販売がで

    きました。

    問 

    1等米と2等米では、300円

    の差額があるが、1等米に近い2

    等米もある。そこで1等米に近い

    ものは「2等米ダッシュ」等と新

    しく標記を設けて150円くらい

    の差額で買い取るなどの取組は必

    要ではないか。(大明司)

    答 

    等級については、農政事務所の

    指導の下で厳格な検査を行って等

    級を確定し、全国で通用するもの

    となっているので変えられません。

    また、価格差についても、全国的

    な販売価格差を参考に取引されて

    おり、県内も全国基準価格差を採

    用し運用しておりますのでご理解

    いただきたいと思います。

    問 

    前組合長の時に貴乃花親方にえ

    びの産の米を送っていたと思うが、

    今も続いているのか。(田代)

    答 

    平成16年2月~17年3月までの

    1年間取引しておりますが、それ

    以降は取引はありません。

    問 

    都城のAコープでえびの産にこ

    まる弁当が販売してあった。えび

    の米のイメージ低下になるのでは

    ないか。(上島内)

    答 

    えびの産にこまるも評価をいた

    だいている米なのでイメージ低下

    には繋がらないと考えます。

    問 

    里芋の契約販売先はどこか。

    (西長江浦上)

    答 

    里芋についてはJAフーズに出

    荷しています。

    問 

    里芋の買取価格は毎日変動する

    が、価格はどのように決めている

    のか。安定的な価格の提示はでき

    ないのか。また、里芋の収穫作業

    は高齢者には重労働で大変である

    のでJAから職員を派遣するなど

    対策はとれないか。(杉水流)

    答 

    里芋の買取価格はその日の産地

    相場で決定いたしますが、JAと

    しては農家に手取りが多く残るよ

    う周辺の価格調査を行い、他に負

    けない価格を毎日提示しています。

    安定した価格相場を希望されるの

    であれば、契約里芋の取扱も行っ

    ておりますのでご利用ください。

    また、今後収穫作業時の労働力不

    足に対応するための対策も検討い

    たします。

    問 

    契約里芋の取扱いはいつまでか。

    (池島)

    答 

    一応9月末までとなっておりま

    したが、天候不順のために10月末

    まで集荷いたしました。

    問 

    石川里芋の件について、JAが

    契約栽培で設定している価格と商

    系の買取価格とを比較すると最大

    で900円もの差額が生じていた。

    前もっての価格設定をしないで相 9月26日 湯 田

  • (31) 第441号 JA広報

    差別なく 笑顔あふれる 明るい社会

    場を見ながら最大でも300円程

    度の差額で収まるような設定金額

    にしてほしい。(西郷)

    答 

    契約里芋の価格とアラ買取価格

    との差額が大きく生じてしまい、

    生産者の皆様にはご迷惑をお掛け

    したところであります。里芋は、

    高い年もあれば安い年もあり、リ

    スクを負いながらの契約里芋の価

    格設定となっていますので、ご理

    解いただきたいと考えます。

    問 

    契約里芋の昨年と今年(出荷が

    終了してから)の出荷率を広報で

    周知してほしい。(西郷)

    答 

    検討いたします。

    問 

    里芋価格については、契約より

    当用の方が高い時期がある。契約

    者が不利にならないようにしてほ

    しい。(西長江浦上)

    答 

    契約里芋については、趣旨を十

    分に理解いただき生産いただいて

    おりますが、2年続けて当用買取

    価格との価格差が大きく生じたた

    めに、契約者が不利にならない価

    格になるように補填金の対策を講

    じました。

    問 

    里芋価格が昼ぐらいに決定する。

    午前10時ぐらいまでには価格を決

    めてほしい。(上島内)

    答 

    里芋価格については、農家手取

    り価格が確保できるように管内相

    場が見えてから価格を提示するよ

    うにしております。今後も生産者

    に不利益とならないように販売努

    力いたします。

    問 

    真幸の生産者が里芋を運搬する

    にあたり、大明司の集荷場が遠い。

    野菜集荷場だけでなく時間を決め

    て湯田ライスセンターでも集荷を

    してほしい。(上島内)

    答 

    生産者の利便性を考慮した集荷

    場所を検討いたします。

    問 

    2名で里芋の集荷にきたが、他

    業者の別袋に入った里芋を持って

    いかなかった。本人の承諾がある

    場合は、他業者の袋でもその場で

    積極的に集荷してほしい。(上島

    内)

    答 

    里芋袋に関係なく集荷しており

    ますが、今後は職員へ周知徹底い

    たします。

    問 

    酒造用甘藷(契約)の引取りは

    10月までか。(中上江)

    答 

    平成26年は11月30日で終了いた

    しました。

    問 

    栗の加工品の検討とはどのよう

    なものか。(上・中原田)

    答 

    中利缶詰工場と共同で加工品を

    試作し商品作りの検討を行ってい

    ます。

    問 

    麦の代金精算が遅いので早めに

    精算してほしい。そばは26年1月

    30日に1俵持って行き945円し

    か代金が入っていない。麦は26年

    5月9日に7俵を持って行ったが、

    まだ振り込まれていない。また、

    長雨で被害が発生していた。(東

    川北、中内竪、田代)

    答 

    麦は経済連を通じて販売先を決

    定していますが、大幅な需給緩和

    による買い手市場であることや、

    販売価格が安く取引先が限られて

    いるために引取が遅く、それに伴

    い精算が遅くなっております。経

    済連と連携し早く精算ができるよ

    う努力いたします。

    問 

    野菜市況(33

    2828)に

    電話で問い合わせた際、声が小さ

    く聞きづらい。(苧畑)

    答 

    改善するよう指導いたします。

    ◎資材課

    問 

    今後の米つくりは肥料設計等の

    見直しを行い、低コストで採算の

    合うような取組をJAで打ち出す

    必要があるのではないか。(大明

    司、西長江浦下)

    答 

    関係機関や指導部門と協議し、

    低コストで採算の合う肥料設計等

    の見直しを検討して参ります。

    問 

    米の販売価格は安くなってきて

    いるのに、JAの生産資材は民間

    の量販店等と比較して高い。農家

    経営が困難な状況だ。経済連が一

    括購入するなど、JAでも仕入れ

    の努力をして、肥料等を少しでも

    安く供給してほしい。(南昌明

    寺・西内竪・栗下・西長江浦・下

    浦)

    答 

    飼料や肥料の主原料は輸入品の

    ため、原産国の原料価格、海上運

    9月26日 西長江浦上

    9月26日 西 郷

  • (32)平成27年1月10日発行え び の

    JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。

    賃の燃料高騰、円安の影響から価

    格が依然高止まり傾向にあります。

    経済連に要請し、値下げの努力を

    して参ります。

    問 

    資材費が高騰している中、今年

    の米の仮渡金単価では厳しい。資

    材の値段を安くするよう申し出を

    しているのか。また、JA系統外

    の肥料は安い。JA単独の肥料取

    扱はできないのか。(北岡松)

    答 

    資材費高騰の件は理事会等協議

    を重ねていますが、為替の関係や

    輸入先の原料高騰で厳しい状況で

    す。JA単独での肥料取扱につき

    ましては、取扱量等の問題もあり

    難しいと思われます。

    問 

    廃プラ集積の料金は、農業用廃

    ポリと農業用廃塩化ビニールは処

    理料金に1kgで約18円の差がある

    がなぜか。(田代)

    答 

    廃プラの集積はえびの市が中心

    となって業務を行っております。

    農ポリは再生素材の利用用途が少

    ないため費用がか�