OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA...

21
OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第 2 2015 年~ ОПОРА РОССИИ FUKUOKA http://www.japan-chuvash.com/

Transcript of OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA...

Page 1: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第 2 部

2015 年~

ОПОРА РОССИИ FUKUOKA

http://www.japan-chuvash.com/

Page 2: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2015 年 3 月 4 日

“田村文彦氏の名誉教授就任式”

国立ダゲスタン大学 学長 Mr.RABADANOV Murtazali が迎えてくれた。

副学長 Dr.ASHURBEKOV Nazir Ashurbekovich[工学博士]及び、同大学の国際

部門

学長補佐の Mr.Rabadanov Murtuzali も同席。

2階の大ホールへ移動し、田村文彦氏の名誉教授就任式に臨む。ステージ上に用意さ

れたイスには RABADANOV 学長が左席、田村文彦氏が中央、クラベツ インガが右

の席に着席した。

大ホールには多くの教授陣や職員及び、学生が集結し、ほぼ満席の中で就任式となっ

た。

名誉教授就任については、教授会を開催し、満場一致で名誉教授への授与が決定され

ていた。RABADANOV 学長が、写真等をスクリーンに写しだし田村文彦氏のヒストリ

ー(自動車販売網の構築・日本初のサッカーユース日本代表・USSの企業拡大(東証一

部上場企業)の推移・日本海海戦・慰霊碑建立を個人費用で行った事・日露交流の動

き等)を出席者全員に丁寧に説明した。

説明後、学長自らが、田村文彦氏へ名誉教授専用服と角帽を田村文彦氏に着付けした。

Page 3: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

そのコスチューム姿で田村文彦氏が演壇にて会場全体にスピーチをした。名誉教授就

任式後、スパークリングワインで“デルカップ”(地元で乾杯と言う意味)と囁き合

いグラスを重ねた。

2015 年 6 月 4 日

110 年が経過した“今” 日本海海戦(対馬海戦)遺族子孫の会(サンクトペテル

ブルグ)関係者達との出会い。

日本側では、日・露海軍が激戦を繰り広げた海域で、戦死した英霊達に冥福を祈

る為、慰霊碑を建立し、供養する関係者達との出会いが実現し、これを機に交流が

始まった。

Page 4: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

・Mr.Shershnyov Sergey (内務省 内務ベテランファンド 会長)

・Ms.Rojdestvenskaya Nina (ロシア文化協会 指導者)

・Mr.Spechinsky Zinovii (Rojdestvensky 提督のひ孫)

・Mr.Tikhonov Andry (郷土史家)

2015 年 9 月 7 日

ロシア科学アカデミー国立栄養研究所(Ustyinskiy proezd 2/14 str1 )へ訪問。

所長の Mr.Victir Tutelyan以下、(付属病院長 Mr.Zainudinov Zainudin 付属病院心臓

血管簿問主任医の Mr.Bogdanov Alfred 栄養研究所の医学博士 Ms.Pogoscheva Alla 栄

養研究所の治療用食事部門主任医 Ms.Antonina Starodubova 栄養研究所/学術秘書の

Ms.Elena Smirnova の 6名が会談に望む。

1920年にスタートした栄養学の祖と言われる厳格な組織運営を行っていた。日本と違い、

医学のライセンスに基づいた栄養学の探求を続けて居り、両国に於いて栄養学の進歩は違

いがあるものの、共通した認識の意見交換が行われた。

2015 年 9 月 9 日

ダゲスタン共和国 保健大臣 Mr.Tank Ibrahimovic Ibragimov と会談。

副大臣の Ms.Kovtuk Tatiana 部長の Ms.Magomedova Zoya

栄養士の Ms.Urudjeva Naliya も同席。保健大臣には、事前に訪問目的等、資料を提供

していた為、終始 気持ちが入った会談となった。

2016 年 11 月 1 日~5 日

武士道と騎士道の最後の戦いと言われる日露戦争を記憶に残す

Page 5: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

今から 110 年前、世界最大の艦隊を率いるバルティック艦隊(サンクトぺテルブルグを

母港)ロジェストヴィンスキー提督(司令長官)と、東郷平八郎元帥(司令長官)が、対

馬海峡で戦った。言う間でも無く、歴史の 1 ページとして世界史に記述されているので、

ここでは、敢えて記述は控える。

戦いは言う間でも無く、日本側の勝利に終わり、以

後、帝政ロシアは崩壊し、国の有り方そのものが大き

く変わりソビエトに移行した。

ロシアでは、今でもあらゆる紛争や他国との争いで、

日露戦争を負の遺産として評論家等が負の最低ライ

ンとして語られている。日本側は勝利したものの、

戦利品としての賠償金等が取れず、不況経済が続くが、明治政府としては、不況を乗り越

えて近代国家への道をひた走る事となった。

日本海海戦と言う名称は、日本だけであり、世界的に言われる名称は対馬海戦と言う表

現が一般的だ。1905 年 5 月 27 日の戦いでは、日本側戦死者は 117 名、ロシア側戦死者は

4830 名と大きな差が出たものの、生き残った数少ないロシア兵士は、上対馬の東海岸に辿

り着き、地元住民の手助けによって救出される。しかし、多くのロシア兵士は、戦いが行

われた海域の東沿岸部に遺体として漂着した。当時、地元の住民達は、敵でも味方でも死

んだら仏様だから、住民総出で砂浜等に埋葬したと家庭で受け継ぐ話を多くの人々から聞

く。住民の中に歴史学者がいるわけでも無く、誰もが知っている事だから、記録に残して

いなかった。やがて、埋葬した場所は、記憶から忘れられ、どこに埋葬したのか、正確な

ものは無く記憶は次第に失われて行く。

その地域は、中国や韓国等の大陸からゴミが多く漂着する福岡県宗像市や周辺沿岸部だ。

一部の遺体は対馬海流で流され、日本海方面に流れて行った。

福岡県宗像市沿岸部の漁師の家庭では、110 年前の出来事を家庭史や地域の歴史として曾

祖父~祖父~父へと、より詳しい話が受け継がれて来たが、少子化と、核家族化によって、

話が受け継がれなくなり、この時期を過ぎると、歴史の中から完全に風化し、誰も語る者

がいなくなる端境期を迎えている。

OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持

っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長 田村文彦が 2010

年 12 月に就任している。偏った見方を尻目に、自由な立場で公平な観点で独自展開を進め

ている。事業としては、日本の地方自治体・学術団体・各企業主・研究者を、全ロシア域

内の同じような組織へ橋渡し役に専念している。オーポラロシア福岡は、モスクワの本部

直結の拠点で有り、全ロシアをシェアに活動を進めている。

Page 6: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

そのような中、対馬海戦で戦死した英霊に敬意を表する為、2012 年 12 月 22 日にプーチ

ン大統領に慰霊碑建立の意思を伝えると、大変喜んで頂き、福岡県宗像市大島に台地を購

入し、造成工事の上、2013 年 11 月 3 日に日露双方の戦死者(英霊)の慰霊碑建立を成し

遂げた。

駐日ロシア大使始め、ロシア正教会司教・国会議員・各自治体の

首長・議員等、多くの人々が参列しました。ロシアから多くの有

識者も来日し、参列した。この模様は、ロシア国営放送の取材班

が取材し、2 日後に全ロシアへ特集で放送された。

この慰霊碑広場は、海戦が繰り広げられた海域が見渡せる最高の地で、海抜 120m の

台地であり、現在は世界遺産指定にもなり、多くの方々が、日々 この慰霊碑広場に立ち寄

っている。以後、3 年目であり、対馬市上対馬の対馬沖海戦慰霊実行委員会メンバーとも連

携し、all japan で進めて行くようになった。

1905 年の戦いから 110 年目だが、我々はサンクトペテルブルグに滞在中、偶然にも対馬

海戦遺族子孫の会のメンバー達との出会いがあり、精力的な動きや、日露戦争記念館を

拠点に子孫達が忘れ得ぬよう語り継ぐ場を大切に、色々な行事を行っている光景を直視し

た。この行事には、在:サンクトペテルブルグ日本領事館も必ず参加し応援をしている事

も知る。

6 月 4 日にサンクトペテルブルグに於いて、対馬海戦遺族子孫の会幹部達と会談をして、

11 月上旬に日本へ招待する事を約束した。以後、準備に専念し、歴史の 1 ページを刻み込

んだ。

バルティック艦隊 ロジェストヴィンスキー提督(司令長官)と、日本連合艦隊の東郷平

八郎元帥(司令長官)が、佐世保海軍病院で、ロジェストヴィンスキー提督を御見舞と言

う形で出会いがあり、ロジェストヴィンスキー提督

は、他界する寸前まで、東郷平八郎元帥の武士道精

神に則った心に感動し、忘れる事無く語り継いでい

たと聞く。

時空を超えた 110 年後の今、武士道と騎士道の

精神を元に、ロジェストヴィンスキー提督のひ孫

Mr.Spechinskiy Zinovy と、東郷平八郎元帥のひ孫東郷宏重氏が、11 月 4 日に佐世保にて直接

出会う事となり、新たな歴史的な 1 ページとして残る。

(9 年前に非公式に出会っているが、この 2015 年は公式に記録が残る再会となった)

このような歴史的な動きに協力をして頂いた佐世保市・海上自衛隊佐世保総監部・海軍墓

地の皆様には深く感謝申し上げる。多くの輪が、このような歴史の 1 ページとして刻まれ

る事は有難くもあり、時代背景の中、出会いとタイミングを肌で感じる。墓場の影から良

かった!良かった!と、あの二人はあの世で語り合っているだろう。

Page 7: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

海上自衛隊佐世保史料館(館長:米倉修二氏・防衛事務官)を訪問する。

同:史料館は、海上自衛隊が運営しているが、1968 年以降、現在に至るまで、貴重な歴

史的な品が陳列されている。露日海戦当時のフロアも有り、貴重な品が大切に陳列されて

いる。

海上自衛隊佐世保総監部 一等海佐:管理部長 正寶(しょうほう)俊彦氏や、二等海佐:

総務課長小形(おがた)利男氏も駆け付けて頂き、プログラムが正確に推移するように協

力を賜った。感謝の一言である。同資料館で

は、海上自衛隊の制服でお出迎え下さり、ロ

シア遺族会のメンバー達は、公式行事として

訪問である事を再認識し感動していた。その

中に、東郷平八郎元帥のひ孫 東郷宏重氏(神

奈川県在住)が、参加され、喜びも増大した。

以後、東郷宏重氏は、プログラムに添って

13:00 まで同行をして頂く。

11:00 海上自衛隊佐世保総監部(海将:Admiral 山下万喜 総監)へ表敬訪問を行う。

(〒857-8567 佐世保市平瀬町 18 番地 Tel,0956(23)7111)

海将:山下万喜 総監 東郷平八郎元帥のひ孫 佐世保総監部 幕僚長

東郷宏重氏 海将補 出口 佳努 氏

Page 8: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

佐世保は、1968 年以前は、のどかな漁村であったが、近代国家になったばかりの日本政

府が、アジアの窓口として海軍佐世保鎮守府を設置したのが始まりであった。対馬海戦の

日本側 司令長官であった東郷平八郎元帥も、この海軍佐世保鎮守府の第7代の長官として

着座した時期もあった。以後、1945 年 8 月まで、海軍佐世保鎮守府として運営されたが、

第二次世界大戦で敗戦を迎え、米軍の接収で、現在は、米軍佐世保基地となって居り、海

軍佐世保鎮守府は閉鎖された。現在の海上自衛隊佐世保総監部は、元、佐世保海軍病院跡

の一部に 1953 年に設置が決まり、現在に至っている。

ロジェストヴィンスキー提督のひ孫と、海将:山下万喜 総監 右の写真は、対馬海戦記念館を創設した

Mr.Shershnev Sergei

2016 年 3 月 3 日(木)

ロシアの栄養指導第一人者が、健康増進食を学ぶため、来福し、中村学園大学において

大部正代会長から健康増進食和食レシピ紹介・調理実演を受け、「日・露共同“健康増

進食 和食”普及プロジェクト」をスタート。

中村学園大学に於いて、Ms. Margarita Korolyova や、

Ms.Volkva Natalia(皮膚科医)と、 Mr.Korolev Aleksandr の 3 名が、

日本のダイエット及び、健康に良い和食を実際に調理し、試食等、総合

的なプログラムを体験した。そのプログラムを NHK が独占的に取材を

行い、当日の昼から夜にかけてニュースにて配信された。

大部正代教授・スタッフによる調理実演

・試食 ・調理のキーワードは、低カロリー・・簡単調理

・調味料提供:キューピー、味の素 ・野菜・肉、魚等提供:岩田産業

① こんにゃく料理

② 高野豆腐料理

③ 海藻料理

Page 9: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2016 年 6 月 8 日

「日露食文化交流の一環で、健康に良い日本食を普及するプロジェクト」

ロシア連邦ダゲスタン共和国 マハチカラにて、第 1 回 日本食の試食会を開催する。

“レストラン Galereya ”

地元側の出席者は下記の通りである。

・ダゲスタン共和国 議会議長 Mr. Hizri Shihomirov

・ダゲスタン共和国 保健社会開発省 大臣 Mr.Tank Ibrahimovic Ibragimov

・ダゲスタン共和国 貿易経済投資技術発展省 大臣 Mr.Yusup umavov

・国立ダゲスタン大学 学長 Mr.RABADANOV Murtazali ご夫婦

・国立ダゲスタン大学 副学長 Mr.GASANOV MAGOMED

Page 10: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

・国立ダゲスタン農業大学 学長 Mr.MUSAFENDI A. VEKIMURADOV

・LITTERA SCRIPTA CEO Mr.KOROTKOV ALEXANDER

・Azis Co,.Ltd (コニャック工場)Mr.SIRAZHUTDINOV Abdurakhmangadzhi

・民間クリニック Tselitel オーナー Mr.MAGOMEDOV SHIKHAMIR 家族

・Dagestan Energo CEO Mr. Aliev Magomed

*その他、2 社の報道局・・・

1 社目は、ロシア連邦情報エージェンシー(RIA Dagestan)

取締役ダゲスタン支局長 Mr. Magomed Magomedov 及び担当記者

2 社目は、ちょっと煽情的で、ダゲスタン人にとても人気がある「下書き」

と言う新聞社から二人の女性記者で、Ms.Ibragimov Mind と、Ms.Satiadzhieva

Vazinat が取材を行った。

Page 11: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長
Page 12: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2016年 6月 9日

ダゲスタン共和国大統領 Mr. Abdulatipov Ramazan Gadjimuradovich と会談

大統領執務室にて記念の集合写真

Page 13: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2016 年 7 月 13 日

ロシア連邦 名誉領事 就任

■ロシア連邦共和国名誉領事拝命に関して

名誉領事拝命

2015 年 11 月 23 日付けで田村文彦殿をロシア連邦外務省より福岡における名誉領事とし

て決定。

日露和親条約(1855 年 2 月 7 日)以降、日露間に於いて二人目の名誉領事

2016 年 7 月 13 日 駐日ロシア連邦大使館にて任命書 受領

ロシアと日本に於いては、161年前 1855年2月7日に現在の神奈川県で日露和親条約が締

結された。

ロシア側は、Admiral Jevfimij Vasil'jevich Putjatin 日本側は、徳川幕府の大幹部で、

日本側全権の川路聖謨(かわじ としあきら)が調印締結を行う。

川路聖謨は、Putjatinが帰国の際、相応しい土産が無く、自ら腰に差していた日本刀

(次郎太郎直勝:Jiro-Taro-Naokatsu)の名刀を贈呈した。

この日本刀は、やがて行方不明となるが、1998年 私の同僚(私をロシアへ導いた人物)

であった吉原龍介(2012年11月:80歳で他界)が、ロシア美術界に精通した立場であり、

エルミタージュ・ギャラリー訪問時に、倉庫で偶然にも さび付いた日本刀を発見し、これ

が、Putjatinへ贈呈された(次郎太郎直勝)の名刀だと判明し、日本から有名な鍛冶師をサ

ンクトぺテルブルグへ同行させ、研ぎ直しをした。以後、エルミタージュ・ギャラリーで

は、貴重な名品として大切に保存されている。それが機会で、Putjatinの子孫と、川路聖謨

(かわじ としあきら)の子孫が交流のきっかけとなり、2008年に両家が集まり、日露修好

150年の祝いをされたと聞き及ぶ。

Page 14: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2016年9月21日

日露 食文化交流 第 2段 健康で健やかな食生活の為に和食の勧め

大都市 モスクワで和食の試食会を開催

ノビコフグループ レストラン「Nedalnii Vostok」

(Moscow.Tverskoy boulevard 15. Bld.1 Tel.;+7(495)694-06-41)

日・露 食文化交流 健康増進食/ 和食の試食会 出席者

*Ms.Zinaida Medvedeva (ロシア科学アカデミー 健康栄養研究センター

取締役社長)

*Ms.Tatyana Pokuronsukaya (アクビオン社:薬学博士)

*テレビ局(ロシア国営放送局)取材チーム

*Mr.Kuzmenko Leonid (Turva Group 社 CEO)

(インターナショナル チェス連盟 副会長)

*Mr. Boris SHEMYAKIN (全ロシア ガソリンスタンド連盟 会長)

*Ms. Tatiana SHEMYAKINA (モスクワマネジメント大学 経済学博士)

*Ms.Valentina Zmazova (準博士:整形外科クリニック”Institut Krasoti" :院長)

*Ms.Anna.STENKO (準博士:整形外科医)

*Mr.STENKO Aleksandr (準博士:整形外科医)

*Ms.Fetisova Elena (歯科医)

*Ms.Krotova Yuliya (歯科医)

Page 15: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

*Ms.Erokhina Irina (歯科医)

*Mr.Magomed Aliev (ダゲスタン ENERGO CEO)

*Mr.Korotkov Aleksandr (LITTERA SCRIPTA CEO)

*Ms.Tatyana (Mahachkala / レストラン Galereya オーナー)

*Dr.Aleksandr Ivanov (ロシア科学アカデミー ロモノソフ国立大学化学者会議)

*Dr.Bishimanov Andrey (国立生物物理医学連邦センター 副理事長)

*Dr,Orlov Oleg (ロシア科学アカデミー医学生物諸問題研究所 所長)

*Dr.Mark S.BELAKOVSKIY M.D.,Ph.D (国際宇宙航空学会 会長)

*Mr.Sergey R.BORISOV (OPORA RUSSIA 名誉会長)

*Ms. Natalia BORISOVA

*Mr. Sergey BORISOV

*Mr.Konstantin P.Petrakov

*Mr.Ramazanov Rinat (レストラン Nedalnii Vostok)

Mr.Ramazanov 自身も大切な人々に声をかけ、約 15 名の芸能人や著名な人物等が出席さ

れたが、当初、予定されている客席に限りがある事と、国営放送の取材チームが精力的に

撮影していた為、映像に入る事無く、インタビューを受けないよう配慮し、別の席に着座

してもらっていた。試食会に出席した人々は、有名人達が参加している事に誰もが気が付

いていた。この 15 名は、今回の日本食には満足されていたと聞く。

2016年10月12日

国立ダゲスタン大学85周年記念式典へ出席

大ホールにて式典が始まる。学生と言うより、同大学の卒業生や地域の有識者

と、50 余りの大学関係者で満席になった。

プログラムとしては、同大学に対して色々な賞を受けた内容を出席した方々へ報

告から始まり、途中に学生の演劇や歌を交互に入れた構成で、多くの著名人がス

テージに上がり、祝いのメッセージを発表された。誰よりも一番に田村文彦会長

がステージに上がり、一番目のスピーチとなった。会場全体が興味深く聞き入っ

ていた。

Page 16: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2016 年 11 月 8 日

11:30 国立ダゲスタン大学 付属 環境学・安定発展研究所へ訪問する。

所長の Mr.Abdurakhmanov Gairbeg Magomedovich(アブドラフマーノフ ガイルベ

ック)博士(ロシア科学アカデミー正会員)が迎えて頂く。

同 環境学・安定発展研究所は 1974 年ロシアで初めて出来た環境研究所である事が

解った。

約 70 名前後の関係者が参加したメンバーへ、アブドラフマーノフ所長から会場に

集まったメンバーへスピーチがあり、次に平野昌司氏が登壇した。神戸市のゴミ取

り組みの歴史と方法論について、「ゴミは金になる」から始めた。ロシアでは、ゴミ

は処分場へ廃棄するのみで 100%税金がかかるものと思っていたが、「ゴミは金にな

る」と言う第一声の言葉で、参加したアブドラフマーノフ所長以下、職員や学生達

は、平野昌司氏の言葉にくぎ付けとなる。解りやすくゴミ処理の方法を解説する。

Page 17: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

2017 年 3 月 2 日

日本食研究センター開設式

40 名の女性(大臣婦人・ダゲスタン政府秘書官、女性実業家・詩人 Rasul Gamzatov(1923

年生まれ~2003 年没)の子女 サリハト ガムザトワさんや人形作家のラスール ガムザート

フさんと、心臓外科総合病院長、ダゲスタン環境局 の責任者 Mr.Abdulatipov Shehsaid ・

民間クリニックオーナーMr.Shikhamip Magomedov ・DERBEND 地域(世界遺産地区)

の有名なコニャック、ワイン工場の Mr.Abdurakhmangadzhi SIRAZHUTDINOV 等、

男性 5 名の 45 名が出席、国営放送のクルーもドキュメントで撮影が行われた。

Page 18: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

インタビューは大部正代氏が受ける。大部正代氏が日本の長寿について、ざっくばらんに

卓話を行い、質問を受ける形で時間が経過した。翌日、国営放送のニュース特集で放送さ

れていた。

2017 年 3 月 4 日

サンクトペテルブルク クロンシュタット海軍基地に建立されている慰霊碑へ献花。

1905年に日本海海戦が対馬海峡で行われるが、戦争史上、最後の武士道 対 騎士道の戦い

と言われている。 バルティック艦隊基地の母港であるクロンシュタット海軍基地で、112

年ぶりに双方が揃い、記念する行事を行った。ロシア側は、Mr.Spechinskiy Zinovy (バル

ティック艦隊司令長官ロジェストビンスキー提督のひ孫)や、Mr. Konstantin Ozerov(戦艦

シソイ・ヴェリキー SISOY VELIKIY 艦長の玄孫)も参加した。

Page 19: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

日本側からは、日本帝国海軍連合艦隊司令長官 東郷平八郎元帥のひ孫 東郷宏重氏や、対馬海

戦で生き残った兵士が上対馬に上陸し、救助した地域の子孫代表として参加した古場公章氏が参

加した。近い将来、この記念すべき 3 月 4 日の出来事を忘れる事は無いだろう。

巡洋艦オーロラ(Aurora)乗船

艦長の Mr.Nikolai AVRAAMOV が手厚く受け入れてくれた:一般の乗船時間は、

17:00 で終了だが、岸壁の入場口シャッターを解放したまま 18:00 近くまで、特別に

乗組員全員が気持ちで対応して頂いた。一般客が入れない船室が多かったが、我々

は自由に入る事が出来、VIPが乗船した時に記入する「ぶ厚い記念 BOOK」へ、

田村文彦氏・東郷宏重氏が記帳し、子息 2 名も氏名を追加で書き入れた・古場公章

氏が最後に記帳する。後世に残る貴重な 1ページとなった。

_______________

2017 年 3 月 31 日 現在

Page 20: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

[ 役員 紹介 ]

OPORA RUSSIA 福岡は、これまでの活動の実績を踏まえてその後の総会などで以下の通り役

員人事を決定しております。

会長 田村文彦 Fumihiko Tamura

Председатель Тамура Фумихико

副会長 朝妻幸雄 Yukio ASAZUMA

Юкио АСАЗУМА

専務理事 柴田敏雄(常勤) Toshio Shibata

Исполнительный директор Сибата Тосио

理事 阿部 修(常勤) Osamu Abe

Директор Абэ Осаму

理事 クラベツ インガ Kravets Inga

Директор Кравец Инга

理事 戸取和玄 Kazuharu Todori

Директор Тодори Казухару

理事 藤井利雄 Tshio Fujii

Директор Фудзии Тосио

理事 山岡礼三 Reizou Yamaoka

Директор Ямаока Рейзоу

特別顧問 アリエフ マゴメド Aliev Magomed

Алиев Магомед Особый советник

顧問

アレキサンダー イワノフ Alexander A. Ivanov

Советникпо биомедицине

Александр Иванов

監事 伊東哲也 Tetsuya Ito

Аудитор Ито Тэцуя

業務

提携

・ 北九州市

・ 財団法人 日本国際協力センター( Jice )

・ OPORA HEALTH (Moscow)

Page 21: OPORA RUSSIA FUKUOKA 沿革 第2 部OPORA RUSSIA は、ロシアの経済団体だが、ロシア以外にも欧州やアジアに拠点を持 っている。日本では、非営利法人一般社団法人オーポラロシア福岡:会長

P r o f I l e

田村文彦 TAMURA Fumihiko

ロシア連邦政府 名誉領事

出身 大阪府高石市

< 先祖代々 山口県豊浦郡(現:下関市) >

年齢 1940 年生まれ

最終学歴 早稲田大学第二政経学部卒

趣味 ゴルフ

中学、高校、大学時代はサッカー部に所属し、日本初のユース代表に選ばれ、アジア

各国に遠征し国際交流試合に従事する。小・中学及び、大学時代は、財団法人日本サッカ

ー協会の名誉会長:川淵三郎氏と同じチームメートで、現在も交流は深い。

大学卒業後はダンロップに入社するが、3 年後、父が経営する自動車販売会社に入社する。

現在、都道府県別に中古車販売協会や商工組合が存在するが、父と連携し全国に販売網

を構築。その後、株式会社 USS(ユー・エス・エス)の創業者の一人として、全国展開を

進め、東証一部上場企業として事業展開。2014 年 6 月に代表取締役を後進に譲り、2 年間

相談役として後進の指導をおこなった。2016 年 6 月 14 日 株主総会にて退任した。

◆ 一般社団法人 OPORA RUSSIA FUKUOKA 会長

◆ 一般財団法人 美しい日本創造機構 会長

◆ ロシア連邦 国立ダゲスタン大学 第 8 代 名誉教授