ほのぼの通信ほのぼの通信　11月３日、上関町総合文化

センターと道の駅上関海峡周

辺で第31回愛・ランドフェアが

開催されました。オープニン

グセレモニーでは、上関町ふ

るさとづくり推進会議の角田五

明会長が「令和初の愛・ランド

フェアを皆さんと迎えることが

できて大変嬉

しいです」と

挨拶。また、

上関の町花・

のじぎくをモチーフにした

キャラクター『のんのちゃん』

が登場し、会場を沸かせまし

た。続いて上関小学校児童に

よる勇壮な水軍太鼓の演奏や

保育園児らの

遊戯、中学生

による合唱、

フォークダン

スや舞踊、カ

ラオケなどの

発表や「描い

てみよう上

関」絵画コン

クールの表彰式も行わ

れ、観客は見応えのあ

るステージを楽しみま

した。また、花や書道

などの展示のほか、上

関中学校の文化祭でお

披露目された上関大橋

開通のモザイク画が張りださ

れ、精緻な描写だと話題に

なっていました。

　屋外では、地元農水産物な

どの販売ブースのほか、多彩

な催しが満載でした。「活き車

えび特売」には、

開始１時間前か

ら１００名を超

える行列ができ

るほど。同ブー

スでは「活き車

えび塩焼」も販

売され、鉄板上

で焼かれるえび

の香ばしい香り

に食欲をかきた

てられ、注文が

ひっきりなし

に。このほか、地元野

菜のかきあげと車えび

の天ぷらが乗った「車

エビ関天丼」も大好評

でした。また、恒例の

「チューリップ球根す

くい」や、小学生以下

対象で最低保障３尾

ありの「活き車えび釣

り」にも人だかりがで

きていました。

　５人１組で参加する「えび釣

リンピック」には、15チームが

エントリー。水槽のえびを釣

り上げてバケ

ツに移すリ

レー競技で、

中には一瞬で

えびを釣り上

げる人もいて

観客から拍手

喝采でした。

優勝した高校生チーム代表の

藤本麗亜君は、「団結心が強

かったおかげです」と笑顔でコ

メント。

　フィナーレの餅

まきでは、お菓子

や大きな鏡餅もま

かれ、大いに盛り

上がりました。

　この日、町内外

から約4500人

が訪れ、ふるさと

づくり推進会議事務局で上関

町総合企画課の坪金由美さんは

「皆さんの笑

顔が嬉しい。

上関の良さを

感じてもらえ

たなら幸いです」とこぼれるよ

うな笑顔で話していました。

上関特産〝車えび〞推し！秋の多彩なイベントに約４５００人が集う

第31回愛・ランドフェア開催

第31回愛・ランドフェア開催

坪金由美さん

角田五明会長

　

2019 December／No.408中国電力 上関原子力発電所準備事務所

12月

1

　雲ひとつない秋晴れの11月15日、上関小・中学校で、中国電力陸上競技部による9回目となる陸上教室を開催しました。　小学校では、「ネコとネズミ」という追いかけっこゲームで賑やかに走り回り、リレーでは、チームで力を合わせてゴールを目指し、走る楽しさを学びました。　中学校では、走るために大切な体幹を鍛え、姿勢を意識するトレーニング、陸上競技部とのリレーが行われました。選手の走り方を近くで見ることでも感じ得るものがあります。　講義の時には、生徒から意欲的な質問もあり、選手の丁寧な説明に熱心に耳を傾けていました。　　　　閉会式は、しっかり動いた体に心地良い風が吹く中、「走ることが苦手な私も楽しく走ることができた」と生徒代表が挨拶し、記念の集合写真を撮って終えました。

上関陸上教室を開催

　11月10日、室津の日和山児童公園で花植えが行われました。これは上関町が進めている“花咲く海の町”の実現に向け「支え、支えられ協議体（生活支援体制整備協議体）※」が、多世代交流イベントの一つとして行ったものです。　朝7時半、移植ゴテや軍手などを持った参加者が公園に集まり、担当者から手順の説明を受けたのち作業を開始しました。植えたのはパンジー、アリッサム、ナデシコの3種類約300株。前もって草抜きなどの下準備がされた花壇で、参加者が会話を楽しみながら次々に花を植えていき、花壇は瞬く間に花で彩られました。終了後、参加した約30名全員に花の苗がプレゼントされました。

“花咲く海の町”プロジェクトひとりひと花咲かせましょう

※地域の実情に詳しい方で構成され、各種機関や団体と連携しながら、地域に合った支え合いの仕組みづくりを考える話し合いの場です。

トピックスTOPICS

お近くのイベント予定

●1月7日 エネルギー講演会　伊藤聡子氏　　　　　「地域経済の活性化が日本の元気を取り戻す鍵」（柳井市　アニバーサリーステージベルゼ）　

●1月19日　周防大島まるかじり（周防大島町　町役場日良居庁舎前（旧日良居中学校）

●1月26日　上関神明祭 （上関町　沖の浜埋立地）

2

ෛᬀᅺƹ ȡ ȍ Ǧ ț ȵ Ȋ

“今が旬”上関特産　車えび

車えびの濃厚味噌ラーメンƕƏƢƚƮƱŵ�ƶƏƏ⏵

ҧȮǹȖ˵

料理メモ

タンパク質脂質炭水化物カルシウム

28.5g11.1g86.1g121mg

………………………………

マグネシウムβ-カロテン食物繊維食塩相当量

83mg457μg6.0g8.2g

…………………………

主な栄養成分（1人分）

　車えびには、筋肉や内臓器官を維持するのに必要とされているタンパク質が多く含まれているうえに、カルシウムも豊富です。カルシウムは殻や尻尾に多く含まれているので、まるごと料理に使うことで、しっかり摂ることができます。

調理時間

40分1人分熱量

574kcal

　えび“みそ”の旨みたっぷりの贅沢旨辛ラーメンです。味噌や唐辛子などの量は、お好みで調整してください。また、ニンニクのすりおろしは、チューブタイプでも代用できます。残ったスープでの雑炊もお勧めです。

ポイント

材料/4人分中華麺 （生） ……… 4玉車えび（有頭） …… 12尾白ネギ …………… 1/2本青ネギ……………… 1/2束タマネギ…………… 1玉お湯（スープ用）…… 2ℓサラダ油 ………… 大さじ2

○A

合わせ味噌 ………大さじ7鶏ガラスープの素… 大さじ2ニンニク……………4片一味唐辛子 ………小さじ1/2豆板醤 ……………小さじ2砂糖 ………………小さじ1/2塩・コショウ………適量

調理方法❶車えびは、頭部を残して殻を外し背わたを取る。ニンニクはすりおろしておく。白ネギは白髪ネギに、青ネギは小口切りにする。

❷タマネギは粗みじん切りにする。

❸鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、❷を入れて炒める。タマネギが透き通ってきたら、車えびを入れてさらに炒める。

❹えびの両面に軽く焦げ目が付き色よく焼けたら、お湯と　を加える。こまめにアクを取り、沸騰したらえびを取り出し、弱火で5分ほど煮る。

❺別の鍋にお湯を沸かし、中華麺をゆでた後、湯切りする。

❻❺の麺を一人前ずつ器に移し、❹のスープを注ぐ。仕上げに車えび、白髪ネギ、青ネギを盛る。

○A

៴ƗǂǕƮǂǕ⏵⏵Ɠƾԝ֢ȫȺȣȵƶǍƕƤƤnj⏵⏵

　車えびの季節到来！ 車えび養殖を行っている上関町にある光・熊毛地区栽培漁業センターの谷村事務局長によると、「今年の車えびは、昨年同様に発育が良く、サイズも大きめ。近くにアワサンゴが群生している上関海峡の綺麗な海水で育つ上関の車えびは、くせが無く、えびそのものの味をしっかり楽しんでいただけます」とのご紹介がありました。

　１１月２０日に柳井発電所エネルギアランド、２１日に海来館で「プチエネルギー講座＆実りの秋キャンドルアレンジメント」イベントを開催しました。　昨年、アレンジリースづくりのイベントで大好評だった２級フラワー装飾技能士の松谷周美江先生を講師としてお迎えし、木の実やシナモンステックを飾り付けて、オリジナルのキャンドルを仕上げていきました。　穏やかなシナモンの香りが漂う中で、優しい灯りの手作りキャンドルは、ご自宅でのおもてなしの場面が多くなるこの季節に一役かってくれることでしょう。　海来館では、２０２０年も皆さまが気軽に参加でき、そして楽しんでいただけるイベントを実施してまいります。皆さまのお越しをお待ちしております。

3

　今年の流行語大賞の「ONE TEAM」、特別賞のイチローさんの引退会見での言葉「後悔などあろうはずがありません」。令和元年に相応しい誇り高い言葉に今年を振り返りながら、オリンピックが開催される新しい年にワクワクしています。皆さまにもワクワクをお伝えできるような「かけはし」づくりに取り組んでまいりますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。編集後記編集後記

【408号】 令和元年12月発行　発行所・〒742ー1403　山口県熊毛郡上関町大字室津288ー13中国電力（株） 上関原子力発電所準備事務所　 ☎（0820）62ー1111

この広報紙は、地球環境に配慮して、再生紙と植物油インキを使用しています。

　

アメリカ 99 5 20％ 世界一の原子力大国。2基を建設中。

カナダ 19 0 15％ 数基の新設を計画中。原子力産業の海外展開も継続。

イギリス 15 2 21％ 原子力新設計画を引き続き推進。

ロシア 31 24 18％ 原子力推進を継続。8基が建設中、16基が計画を進めている。

ウクライナ 15 2 50％ 原子力の割合を2035年50％目標に原子力推進を堅持。2基を建設中。

中 国 37 45 3％ 原子力推進を継続。2017年に2基が新たに営業運転開始。

インド 22 13 3％ 2050年までに原子力の割合を25％に拡大する方針。

ドイツ 7 0 13％ 脱原子力政策の計画に沿って、2022年までにすべての原子炉を閉鎖予定。

スウェーデン 9 0 40％ 脱原子力表明も、既存発電所の建て替えに限り新設を認める方針。

フランス 58 1 73％ 原子力の割合を75％から50％に削減する。その目標達成時期を2025年から2025年以降に先送り。

フィンランド 4 2 34％ 使用済燃料の最終処分場の建設決定。原子力推進を堅持。1基が建設中、1基が計画を進めている。

スイス 5 0 35％ 国民投票により既存の原子炉の運転継続が認められたが、新規建設、再処理は禁止。

韓 国 24 5 29％ 脱原発政策を表明し新古里5, 6号機の建設を白紙化するも、国民の意見を踏まえた公論化委員会の勧告に基づき、建設再開を決定。

　エネルギー資源に乏しく、他国と送電線等が繋がっていない日本は、我が国の事情に即したバランスの良い電源構成を追求する必要があります。

海外における“エネルギーミックス”と原子力発電の現状海外における“エネルギーミックス”と原子力発電の現状

　世界各国における発電方法の組み合わせは、その国ごとに、エネルギー資源の有無や地理・自然条件、

経済情勢などによって大きく異なります。アメリカや中国、ドイツは自国に石炭が豊富にあり、石炭火

力の割合が高いです。水資源に恵まれているカナダは水力、世界有数の天然ガス産出国であるロシアは

天然ガス火力が多くを占めています。

　一方で、エネルギー資源に乏しいフランスは、約７割を原子力で発電しています。国境を越えて送電網

が張り巡らされているヨーロッパでは、フランスの原子力発電所で発電した電気を、原子力発電ゼロの

イタリア等の周辺諸国に輸出するなど、ヨーロッパ全体でエネルギーを融通し合う環境が整っています。

　また、近年では、自国にエネルギー資源を大量に保有する国であっても、原子力発電に取り組む国が

増加。アジア諸国の中で人口の多い中国、インド、インドネシアでは、急激な経済発展によりエネルギー

需要が飛躍的に伸びている背景から、原子力発電の導入や利用が進んでいます。その他、エネルギーの

安定供給やCO2削減などの観点から、アメリカ、ロシア、イギリス、サウジアラビアなどでも原子力の

建設計画が進められています。

電気事業連合会「原子力コンセンサス」を基に作成

（基数は日本が2019年1月末現在、日本以外が2018年1月末現在、発電電力量に占める原子力の割合は2016年、日本のみ2017年度の値）

日　本 38 11 3％原子力を含めたエネルギーミックスのあり方について、原子力の割合を2030年度に20～22％とする方針。新たに閣議決定された第5次エネルギー基本計画では、原子力は重要なベースロード電源であると示された。

国　名 基数 建設・計画中

発電電力量に占める原子力の割合 記　事

4