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軽量・コンパクトでスムースな動きを実現！

BALL SPLINESSP-AM形,SSPT-AM形,SSPK-AM形

1 2

構造と特長

取付方法

ボールスプラインSSP-AM形

表 1　添付キー主要寸法a h L1 C サイズ

呼び番号 許容差 許容差mm μm mm μm mm mm

SSP 5AM 2+16+ 6

20

-25

6

0.2

5AMSSP 6AM 2 2 8 6AMSSP 8AM 2.5 2.5 8.5 8AMSSP 10AM 3 3 11 10AM SSPS-AM 形のキー材質はステンレスになります。

図1　SSP-AM形の構造と特長

SSP4AM軸径 ： φ4mm外筒外径： φ8mm外筒全長： 12mm

SSP4軸径 ：φ4mm外筒外径：φ10mm外筒全長： 16mm

同一軸径φ4のサイズ比較従来品より外筒外径　25%down外筒全長　 20%down

SSP6AM(新製品)軸径 ：φ6mm外筒外径：φ12mm外筒全長： 21mm

SSP6 (従来品)軸径 ： φ6mm外筒外径：φ14mm外筒全長： 25mm

同一軸径φ6のサイズ比較従来品より外筒外径　14%down外筒全長　 16%down

皿ざぐり

SSP4AM原寸大

スプライン軸

シールリング

リターンキャップキー溝

外筒本体

鋼球SSP6AM

原寸大

NBボールスプラインSSP-AM形は、従来のSSP形と比較し、軸径はそのままで、外筒がコンパクトになっています。チップマウンターのヘッド部や多連使いに最適です。また耐食仕様も用意しています。

図2　SSP4AM、SSP・AM取付例

図3　SSPK-AM取付例

図4　添付キー

SSP4AM SSP5～10AM

L1

a

（R） C

h

●スプライン外筒とスプライン軸の組付け抜き差しする際は外筒と軸のNBマーク向きを一致させてください。●スプライン外筒とハウジングのはめあい外筒とハウジングのはめあいは一般的に中間ばめ(J6)とします。精度をあまり必要としない場合はすきまばめ(H7)とします。●スプライン外筒のハウジングへの挿入外筒をハウジングに挿入する場合は、リターンキャップやシールリングをたたかないように注意し、静かに挿入してください。SSPK（T）-AM形を軽荷重でトルクがあまりかからない箇所での使用は、外筒外径よりもわずかに大きな穴をあけるだけで使用できます。フランジ取付面の平行度、直角度によっては、所定の精度が得られず、偏荷重により早期破損のおそれがありますので、取付面の精度には、十分注意してください。●スプライン外筒の固定SSP4AMの固定は、図のように外筒の皿ザグリにM2のねじを使用して固定してください。固定の際は、ねじで外筒を変形させないように注意してください。このときスプラインを動かし摺動の変化を確認しながらねじを締めてください。SSP5AM〜10AMの固定は、従来のSSP形と同様にキー、スナップリングや押え板を使用し固定してください。

1

BALL SPLINE

2

備考 支持部は、軸受などを取り付け、スプライン軸を支持する部分をいう。　　 部品取付部は、歯車など他の機械要素を取り付ける部分をいう。

部品取付部

支持部 支持部

部品取付部

スプライン外筒

スプライン軸

A B

① A-B ① A-B

③ A-B

④ A-B ② A-B② A-B

定格荷重

予圧

精　度NBボールスプラインSSP-AM形の精度は、図5のように測定されます。

表 6　予圧と使用条件

予圧区分 予圧記号 使用条件

標準 無振動のごく少ない箇所、精密な動きが要求される箇所、一定方向のトルクがかかる箇所

軽予圧 T1軽度の振動を受ける箇所、軽度の複合荷重がかかる箇所、交番トルクがかかる箇所

表 7　定格荷重SSP4AM SSP5AM〜10AM

基本動定格荷重垂直方向 C C水平方向 1.73×C 1.22×C

基本静定格荷重垂直方向 C0 C0

水平方向 1.73×C0 1.22×C0

表 5　予圧すきま 単位：μ m

呼び番号 標準 軽予圧（T1）SSP 4AM

0 〜 +3 -3 〜 0SSP 5AMSSP 6AMSSP 8AMSSP 10AM

表 2　スプライン溝ねじれ許容差 ( 最大 )精度等級 上級 精密級 (P)許容差 13μm/100mm 6μm/100mm

溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった 100mm に対して表します｡

表 3　スプライン軸支持部に対する各部精度許容差 ( 最大 ) 単位 ：μ m

呼び番号①部品取付部の

半径方向の円周振れ②スプライン部軸端面の直角度( 研削指示の場合のみ適用 )

③フランジ取付面の直角度

上級 精密級 (P) 上級 精密級 (P) 上級 精密級 (P)SSP 4AM

14 8 9 6 11 8SSP 5AMSSP 6AMSSP 8AMSSP 10AM 17 10 13 9

表 4　④スプライン軸支持部に対するスプライン外筒外周面の　　 半径方向の円周振れ ( 最大 ) 単位：μ m

スプライン軸全長（mm）

呼び番号SSP4AM

SSP5AM6AM

SSP8AM

SSP10AM

を超え 以下 上級 精密級(P) 上級 精密級

(P) 上級 精密級(P) 上級 精密級

(P)− 200 46 26 46 26 46 26 36 20

200 315 89 − 89 57 89 57 54 32315 400 − − 126 − 126 82 68 41400 500 − − − − 163 − 82 51500 630 − − − − − − 102 65

図5　精度

　SSP-AM形は荷重の方向によって定格荷重が異なります。

図 6　荷重方向

SSP4AM

垂直方向荷重

水平方向荷重

SSP5～10AM

水平方向荷重

垂直方向荷重

3 4

呼び径

特殊仕様付

精度等級無記入:上級P :精密級

予圧記号 無記入 :標準T1 :軽予圧

スプライン軸全長

仕様SSP AM :標準仕様SSPS AM :耐食仕様

1軸に付く外筒の個数

呼び番号の構成例）SSP 10 AM- 2 - T1 - 400 - P / CU

呼び番号主要寸法 基本定格トルク 基本定格荷重 静的許容

モーメント質量

D h6 L B b t L1 d Ds h7 動 静 動 静 外筒 軸 サイズ

標準仕様 耐食仕様許容差 許容差 +0.05

0許容差 CT C0T C C0 MP MY

MP2 MY2

mm μ m mm mm mm μ m mm mm mm mm μ m N・m N・m N N N・m N・m g g/100mm

SSP 4AM SSPS 4AM 8 0- 9

12 8 − − − − − 4

0 -12

0.72 1.00 314 438 0.593.36

1.035.82 2.5 9.7 4AM

SSP 5AM SSPS 5AM 10 18 10.8 2

+140

1.2 6 − 5 2.33 4.05 825 1,160 2.1013.4

2.5616.3 5.1 14.9 5AM

SSP 6AM SSPS 6AM 12 0-11

21 13 2 1.2 8 1 6 2.95 5.27 890 1,290 2.5516.5

3.1120.1 9.2 21.6 6AM

SSP 8AM SSPS 8AM 15 25 14.9 2.5 1.5 8.5 1.2 8 0 -15

5.85 9.83 1,330 1,810 4.1127.8

5.0033.8 15.8 38.4 8AM

SSP 10AM SSPS 10AM 19 0-13 30 18 3 1.8 11 1.5 10 12.4 19.4 2,270 2,870 7.84

52.5 9.53

63.9 30.7 59.8 10AM

SSP（S）形にはキーが添付されています。（4AMは除く） 許容モーメントMP2･MY2は外筒を2個密着した状態での値です。

SSP4AM

SSP5AM

3

BALL SPLINE

4

D

L

B

Ds

1120°

SSP4AM※SSP4AMにはシールは付きません。

DB

Ds

L

d（オイルホール）

b t

SSP5AM～10AM※SSP5AMにはオイルホールはありません。

L1

MP

CT,C0T

C,C0

MY

MP

CT,C0T

C,C0

MY

呼び番号主要寸法 基本定格トルク 基本定格荷重 静的許容

モーメント質量

D h6 L B b t L1 d Ds h7 動 静 動 静 外筒 軸 サイズ

標準仕様 耐食仕様許容差 許容差 +0.05

0許容差 CT C0T C C0 MP MY

MP2 MY2

mm μ m mm mm mm μ m mm mm mm mm μ m N・m N・m N N N・m N・m g g/100mm

SSP 4AM SSPS 4AM 8 0- 9

12 8 − − − − − 4

0 -12

0.72 1.00 314 438 0.593.36

1.035.82 2.5 9.7 4AM

SSP 5AM SSPS 5AM 10 18 10.8 2

+140

1.2 6 − 5 2.33 4.05 825 1,160 2.1013.4

2.5616.3 5.1 14.9 5AM

SSP 6AM SSPS 6AM 12 0-11

21 13 2 1.2 8 1 6 2.95 5.27 890 1,290 2.5516.5

3.1120.1 9.2 21.6 6AM

SSP 8AM SSPS 8AM 15 25 14.9 2.5 1.5 8.5 1.2 8 0 -15

5.85 9.83 1,330 1,810 4.1127.8

5.0033.8 15.8 38.4 8AM

SSP 10AM SSPS 10AM 19 0-13 30 18 3 1.8 11 1.5 10 12.4 19.4 2,270 2,870 7.84

52.5 9.53

63.9 30.7 59.8 10AM

SSP（S）形にはキーが添付されています。（4AMは除く） 許容モーメントMP2･MY2は外筒を2個密着した状態での値です。

5 6

呼び番号の構成

特殊仕様付

精度等級無記入:上級P :精密級

予圧記号 無記入 :標準T1 :軽予圧

スプライン軸全長呼び径

1軸に付く外筒の個数

例） SSPK 10 AM - 2 - T1 - 400 - P / CU

SSPT形・SSPK形のナット材質はすべてステンレス鋼になります。

仕様 (4AM)SSPT AM :標準仕様SSPTS AM :耐食仕様

(5AM～10AM)SSPK AM :標準仕様SSPKS AM :耐食仕様

呼び番号

主要寸法 基本定格トルク 基本定格荷重 静的許容 質量D h6 L B Df K H P.C.D. d1 W d2 Ds h7 動 静 動 静 モーメント 外筒 軸 サイズ

許容差 許容差 CT C0T C C0 MP MYMP2 MY2

標準仕様 耐食仕様 mm μ m mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm μ m N・m N・m N N N・m N・m g g/100mm

SSPT 4AM SSPTS 4AM 8 0- 9

12 8 21 10 2.5 15 3.4 − − 4

0-12

0.72 1.00 314 438 0.593.36

1.035.82 5.0 9.7 4AM

SSPK 5AM SSPKS 5AM 10 18 10.8 23 18 3.4 17 3.4 2.8 1 5 2.33 4.05 825 1,160 2.1013.4

2.5616.3 10.7 14.9 5AM

SSPK 6AM SSPKS 6AM 12 0-11

21 13 25 20 3 19 3.4 3.5 1 6 2.95 5.27 890 1,290 2.5516.5

3.1120.1 14.7 21.6 6AM

SSPK 8AM SSPKS 8AM 15 25 14.9 28 22 3.95 22 3.4 3.5 1.2 8 0-15

5.85 9.83 1,330 1,810 4.1127.8

5.0033.8 23.9 38.4 8AM

SSPK 10AM SSPKS 10AM 19 0-13 30 18 36 28 4 28 4.5 5 1.5 10 12.4 19.4 2,270 2,870 7.84

52.59.53

63.9 44.0 59.8 10AM

許容モーメントMP2･MY2 は外筒を 2 個密着した状態での値です。

5

BALL SPLINE

6

D

LB

Ds

H

DfK

P.C.D.

2-d1

SSPT4AM※SSPT4AMにはシールは付きません。

D

B

Ds

L

H W

Df

K

P.C.D.4-d

1

SSPK5AM～10AM※SSPK5AMには油溝はありません。

2-d2（オイルホール）

MP

CT,C0T

C,C0

MY

MP

CT,C0T

C,C0

MY

呼び番号

主要寸法 基本定格トルク 基本定格荷重 静的許容 質量D h6 L B Df K H P.C.D. d1 W d2 Ds h7 動 静 動 静 モーメント 外筒 軸 サイズ

許容差 許容差 CT C0T C C0 MP MYMP2 MY2

標準仕様 耐食仕様 mm μ m mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm μ m N・m N・m N N N・m N・m g g/100mm

SSPT 4AM SSPTS 4AM 8 0- 9

12 8 21 10 2.5 15 3.4 − − 4

0-12

0.72 1.00 314 438 0.593.36

1.035.82 5.0 9.7 4AM

SSPK 5AM SSPKS 5AM 10 18 10.8 23 18 3.4 17 3.4 2.8 1 5 2.33 4.05 825 1,160 2.1013.4

2.5616.3 10.7 14.9 5AM

SSPK 6AM SSPKS 6AM 12 0-11

21 13 25 20 3 19 3.4 3.5 1 6 2.95 5.27 890 1,290 2.5516.5

3.1120.1 14.7 21.6 6AM

SSPK 8AM SSPKS 8AM 15 25 14.9 28 22 3.95 22 3.4 3.5 1.2 8 0-15

5.85 9.83 1,330 1,810 4.1127.8

5.0033.8 23.9 38.4 8AM

SSPK 10AM SSPKS 10AM 19 0-13 30 18 36 28 4 28 4.5 5 1.5 10 12.4 19.4 2,270 2,870 7.84

52.59.53

63.9 44.0 59.8 10AM

許容モーメントMP2･MY2 は外筒を 2 個密着した状態での値です。

BALL SPLINE

改良のため予告なしに外観、仕様等を変更することがあります。 No.6090 2014年 12月 1日　初版発行

例）SSP 4 AM S - 2 - T1 - 300

不許複製

標準長さL

予圧記号無記入：標準T1 ：軽予圧

1軸に付く外筒の個数S：スタンダードスプライン軸

呼び径

外筒形状SSP AM ：円筒形SSPT-AM：二面取りフランジ形SSPK-AM：角フランジ形

呼び番号の構成スタンダードボールスプライン

L

Ds

焼入れ範囲

GG

スタンダードボールスプライン寸法図

■スタンダードボールスプライン寸法表

呼び径

主要寸法 適用外筒Ds 標準長さ MA-

PSS

MA-TPS S

MA-KPSS

許容差 Lmm μ m mm

4AM 4 0-12

100 150 200 300 − ○ ○ −5AM 5 150 200 300 400 − ○ − ○6AM 6 150 200 300 400 − ○ − ○8AM 8 0

-15150 200 300 400 500 ○ − ○

10AM 10 200 300 400 500 600 ○ − ○●標準長さL の許容差 :JIS B0405 粗級●外筒の形状及び寸法は各寸法表をご覧ください。

営 業 本 部／〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5丁目7-18 Tel（03）3806-3011 Fax（03）3806-8015 http://www.nb-linear.co.jp/ E-mail：info@nb-linear.co.jp

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