ビジネスのための新機能 - Apple Inc....macOS Big Surでの新しい体験懏 macOS Big...

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© 2020 Apple Inc. All rights reserved. Apple、Appleのロゴ、Apple Pencil、iPad、iPadOS、iPhone、Mac、macOS、Rosetta、Safari、Siriは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。Multi-TouchはApple Inc.の商標です。 IOSは米国および他の国々におけるCiscoの商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。本書に記載されているその他の製品名および会社名はそれぞれの会社の商標である場合があります。2020年6月 iOS 14での新しい作業方法 iOS 14では、デザインが刷新されたウィジェットと新しいAppライブラリに よって、ホーム画面を新しい方法でカスタマイズできます。メッセージには、 同僚とつながるためのパワフルな機能が加わります。App Clipでは、アプリ ケーションを瞬時に見つけ、その一部を使うことができます。また、新しい プライバシー機能では、アプリケーションによる追跡やデータアクセスを さらに細かくコントロールできます。 iPadOS 14での生産性向上 iPadOS 14には、iPadの大画面のMulti-Touchディスプレイを活かした 新機能が搭載されています。検索したり、Siriを使ったり、電話に出たり しながら、さらに多くのことができます。アプリケーションのデザインが刷新 されてサイドバーが搭載され、アプリケーション内での操作がさらに簡単に なりました。Apple Pencilのスクリブルを使えば、どのテキストフィールドにも 書き込むことができ、手書きの文字はテキストに自動変換されます。 macOS Big Surでの新しい体験 macOS Big Surでは、まったく新しいものでありながら、すぐに馴染める 美しい新デザインが導入されています。Safariには、すばやく簡単に使える 翻訳機能と新しいプライバシーレポートが搭載されています。通知センターと ウィジェットが1つの画面に表示されるので、より多くの情報を一目で確認 できます。さらにソフトウェアアップデートはバックグラウンドで開始され、 これまでより早く完了するので、簡単にMacを最新の安全な状態に保つこと が できます。 MacがAppleシリコンに移行 Appleは、業界をリードするパフォーマンスとパワフルな新しいテクノロジー をもたらす、世界トップクラスの自社製シリコンをMacに搭載することを発表 しました。この移行によって、すべてのApple製品に共通するアーキテクチャが 確立されることになり、デベロッパはAppleのエコシステム全体に最適化した アプリケーションを簡単に開発できるようになります。ユニバーサルアプリケー ションとRosetta 2により、組織はシームレスに移行できます。 アプリケーションのためのパワフルなテクノロジー WWDCセッションでは、幅広いAPIやテクノロジーにわたるエンタープライズ デベロッパ向けの詳細なアップデートが発表されました。これにより、まったく 新しいアプリケーション体験が実現します。SwiftUIと新しいライフサイクル APIにより、デベロッパはアプリケーションすべてのコードをSwiftUIで書き、 Appleの全プラットフォームで横断的に実行できるようになります。機械学習、 コンピュータビジョン、拡張現実、Siriなどのアップデートにより、ワークフロー と生産性を高める絶好の機会が提供されます。 Mac導入の自動化 MDMでAuto Advanceを構成すれば、デバイスを構成してユーザーが 使えるようにするタスクが、これまでになく簡単になります。IT部門は、 デバイスをEthernetにつないで電源を入れるだけです。割り当てられた MDMソリューションをMacが探し、MDMソリューションから取得した設定に 基づいて自動的に構成を行います。設定アシスタントの画面をすべて省略する こともできます。 新しいMac管理機能 macOS Big Surでは、ユーザー承認型のMDM登録が監視対象と みなされるようになり、より多くの管理機能がIT部門に提供されます。 iOSとiPadOSの管理に導入されている「管理対象アプリケーション」の 機能を、macOSでも使えるようになります。また、ソフトウェアアップデートの 管理では、メジャーアップデート、マイナーアップデート、追加アップデートを 保留でき、IT部門のコントロールがさらに拡張されます。 iPhoneとiPadのより柔軟な導入 iOS 14とiPadOS 14では、管理対象アプリケーションを削除不可として マークできるようになります。削除不可のアプリケーションは、組織にとって 導入が不可欠なアプリケーションに最適です。企業は、VPNやコミュニケー ションのためのアプリケーションを削除不可としてマークできます。IT部門は、 位置情報サービスを使わずに、各デバイスに特定のタイムゾーンを設定する ことも選択できます。 ID管理機能の向上 macOS Big Sur、iOS 14、iPadOS 14では、SSO Extensionおよび 内蔵のKerberos Extensionについて、複数の新機能と機能強化が導入 されます。Appleは、Azure Active Directoryとの統合機能、System for Cross-domain Identity Management(SCIM)を今年後半に導入予定 です。SCIMは、クラウドベースのアプリケーションとサービスにおいて ユーザーIDの管理を容易にするために策定された標準です。 プラットフォームのセキュリティ向上 macOSBigSurでは、悪質な改ざんを防ぐために、暗号化による 署名付きのシステムボリュームが導入されています。iOS 14とiPadOS 14 では、VPN接続をアカウントベースで確立できます。これにより、VPNを 通るデータをさらにきめ細かく制御できます。また、組織のMDMサーバが プロキシネットワーク上でAppleプッシュ通知サービス(APNs)と容易に 通信できるようになります。 ビジネスのための新機能 WWDC 2020 ソフトウェアとハードウェア全体にわたりパワフルな新機能が 追加され、社員の生産性がこれまで以上に向上します。セキュリティ、 管理、IDなどのIT部門向け機能が向上し、Appleデバイスをより シンプルに導入できるようになります。また、新しいプラットフォーム テクノロジーを活用すれば、デベロッパはこれまでにない新しい ビジネスアプリケーションを構築することができます。

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  • © 2020 Apple Inc. All rights reserved. Apple、Appleのロゴ、Apple Pencil、iPad、iPadOS、iPhone、Mac、macOS、Rosetta、Safari、Siriは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。Multi-TouchはApple Inc.の商標です。 IOSは米国および他の国々におけるCiscoの商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。本書に記載されているその他の製品名および会社名はそれぞれの会社の商標である場合があります。2020年6月

    iOS 14での新しい作業方法iOS 14では、デザインが刷新されたウィジェットと新しいAppライブラリに よって、ホーム画面を新しい方法でカスタマイズできます。メッセージには、 同僚とつながるためのパワフルな機能が加わります。App Clipでは、アプリケーションを瞬時に見つけ、その一部を使うことができます。また、新しい プライバシー機能では、アプリケーションによる追跡やデータアクセスを さらに細かくコントロールできます。

    iPadOS 14での生産性向上iPadOS 14には、iPadの大画面のMulti-Touchディスプレイを活かした 新機能が搭載されています。検索したり、Siriを使ったり、電話に出たり しながら、さらに多くのことができます。アプリケーションのデザインが刷新 されてサイドバーが搭載され、アプリケーション内での操作がさらに簡単に なりました。Apple Pencilのスクリブルを使えば、どのテキストフィールドにも書き込むことができ、手書きの文字はテキストに自動変換されます。

    macOS Big Surでの新しい体験macOS Big Surでは、まったく新しいものでありながら、すぐに馴染める 美しい新デザインが導入されています。Safariには、すばやく簡単に使える 翻訳機能と新しいプライバシーレポートが搭載されています。通知センターとウィジェットが1つの画面に表示されるので、より多くの情報を一目で確認 できます。さらにソフトウェアアップデートはバックグラウンドで開始され、 これまでより早く完了するので、簡単にMacを最新の安全な状態に保つことができます。

    MacがAppleシリコンに移行Appleは、業界をリードするパフォーマンスとパワフルな新しいテクノロジーをもたらす、世界トップクラスの自社製シリコンをMacに搭載することを発表しました。この移行によって、すべてのApple製品に共通するアーキテクチャが確立されることになり、デベロッパはAppleのエコシステム全体に最適化したアプリケーションを簡単に開発できるようになります。ユニバーサルアプリケーションとRosetta 2により、組織はシームレスに移行できます。

    アプリケーションのためのパワフルなテクノロジーWWDCセッションでは、幅広いAPIやテクノロジーにわたるエンタープライズデベロッパ向けの詳細なアップデートが発表されました。これにより、まったく新しいアプリケーション体験が実現します。SwiftUIと新しいライフサイクルAPIにより、デベロッパはアプリケーションすべてのコードをSwiftUIで書き、Appleの全プラットフォームで横断的に実行できるようになります。機械学習、コンピュータビジョン、拡張現実、Siriなどのアップデートにより、ワークフローと生産性を高める絶好の機会が提供されます。

    Mac導入の自動化MDMでAuto Advanceを構成すれば、デバイスを構成してユーザーが 使えるようにするタスクが、これまでになく簡単になります。IT部門は、 デバイスをEthernetにつないで電源を入れるだけです。割り当てられたMDMソリューションをMacが探し、MDMソリューションから取得した設定に基づいて自動的に構成を行います。設定アシスタントの画面をすべて省略することもできます。

    新しいMac管理機能macOS Big Surでは、ユーザー承認型のMDM登録が監視対象と みなされるようになり、より多くの管理機能がIT部門に提供されます。 iOSとiPadOSの管理に導入されている「管理対象アプリケーション」の 機能を、macOSでも使えるようになります。また、ソフトウェアアップデートの管理では、メジャーアップデート、マイナーアップデート、追加アップデートを 保留でき、IT部門のコントロールがさらに拡張されます。

    iPhoneとiPadのより柔軟な導入iOS 14とiPadOS 14では、管理対象アプリケーションを削除不可として マークできるようになります。削除不可のアプリケーションは、組織にとって 導入が不可欠なアプリケーションに最適です。企業は、VPNやコミュニケーションのためのアプリケーションを削除不可としてマークできます。IT部門は、位置情報サービスを使わずに、各デバイスに特定のタイムゾーンを設定する ことも選択できます。

    ID管理機能の向上macOS Big Sur、iOS 14、iPadOS 14では、SSO Extensionおよび 内蔵のKerberos Extensionについて、複数の新機能と機能強化が導入 されます。Appleは、Azure Active Directoryとの統合機能、System for Cross-domain Identity Management(SCIM)を今年後半に導入予定です。SCIMは、クラウドベースのアプリケーションとサービスにおいて ユーザーIDの管理を容易にするために策定された標準です。

    プラットフォームのセキュリティ向上macOS Big Surでは、悪質な改ざんを防ぐために、暗号化による 署名付きのシステムボリュームが導入されています。iOS 14とiPadOS 14 では、VPN接続をアカウントベースで確立できます。これにより、VPNを 通るデータをさらにきめ細かく制御できます。また、組織のMDMサーバが プロキシネットワーク上でAppleプッシュ通知サービス(APNs)と容易に 通信できるようになります。

    ビジネスのための新機能 WWDC 2020

    ソフトウェアとハードウェア全体にわたりパワフルな新機能が 追加され、社員の生産性がこれまで以上に向上します。セキュリティ、 管理、IDなどのIT部門向け機能が向上し、Appleデバイスをより シンプルに導入できるようになります。また、新しいプラットフォーム テクノロジーを活用すれば、デベロッパはこれまでにない新しい ビジネスアプリケーションを構築することができます。

    ビジネスのための新機能iOS 14での新しい作業方法iPadOS 14での生産性向上macOS Big Surでの新しい体験MacがAppleシリコンに移行アプリケーションのためのパワフルなテクノロジーMac導入の自動化新しいMac管理機能iPhoneとiPadのより柔軟な導入ID管理機能の向上プラットフォームのセキュリティ向上