20190610 guidance korea3.関西館アジア情報室の朝鮮語資料...
Transcript of 20190610 guidance korea3.関西館アジア情報室の朝鮮語資料...
本日お話しすること
一.国立国会図書館とは?
二.国立国会図書館の朝鮮関連資料の検索方法
三.インターネット情報を賢く活用!
「アジア情報の調べ方案内」
「AsiaLinks-アジア関係リンク集-」
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1.国立国会図書館の概要
立法府(国会)に属する日本唯一の国立図書館。
国内の出版物を網羅的に収集。
3つの建物
・東京本館(国会議事堂の隣)
・国際子ども図書館(上野公園の近く)
・関西館(京都府相楽郡精華町)
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研究書、雑誌、博士論文、政府刊行物、地図、漫画 etc.
約4,300万点!
東京本館・子ども図書館
関西館
アジア情報室
2.関西館の概要
所蔵資料
・主要な図書・雑誌(日本語)
・外国語雑誌
・科学技術関係資料
・博士論文
・アジア言語資料
アジア関連資料(アジア言語資料を含む)
・約49万冊を所蔵(2019.3現在)
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3.関西館アジア情報室の朝鮮語資料
朝鮮語資料は図書約5万冊、雑誌2,990タイトル、新聞178タイトル
(2019年3月現在)
朝鮮語図書の分野別構成は、人文:社会:自然=6:3:1。
閲覧室には調べものの本や主要な雑誌・新聞など約12万冊を配置。
⇔大部分の本・雑誌などは書庫にあり、申込みが必要
(登録利用者のみ)。
朝鮮本などの古典籍、法令・議会資料、憲政資料は東京本館、児童書は
国際子ども図書館にある
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3.関西館アジア情報室の朝鮮語資料
年鑑・白書類:行政機関・地方自治体発行の白書、総合統計、各地域や
産業別の統計、会社情報、産業別年鑑。
雑誌:韓国は政治、経済、社会、歴史、文学、科学技術、図書館・出版関
係のほか、おもな月刊誌や週刊誌。北朝鮮は『金日成総合大学学報』等。
新聞:韓国は、『朝鮮日報』、『東亜日報』『中央日報』『ハンギョレ』などの
全国紙、『毎日経済新聞』などの経済紙、専門紙(法律・電子)、スポーツ
紙。さらに地方紙は各広域市・道レベルまで。北朝鮮は『労働新聞』、『民
主朝鮮』、『統一新報』。日本刊行の『朝鮮新報』、『民族時報』も。
電子資料: KISS、DBpia8
日本語図書・朝鮮語図書・日本語雑誌論文
→国立国会図書館オンライン(https://ndlonline.ndl.go.jp/)
朝鮮語雑誌論文→論文データベース
KISS(http://kiss.kstudy.com/)
DBpia(http://www.dbpia.co.kr/)
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4.国立国会図書館の朝鮮関連資料の検索方法
4.国立国会図書館の朝鮮関連資料の検索方法
国立国会図書館オンライン(https://ndlonline.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館で所蔵する資料の大部分を検索
できる
・日本語雑誌論文は、「論文のタイトル」で検索できる
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簡易検索(a):タイトル、著者、出版者、件名、目次などをまとめて検索
詳細検索(b):資料種別や、タイトル、著者名、オンライン閲覧の可否など、細かい条件を指定して検索
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①
②
「詳細検索」をクリックすると、詳細検索画面が開く
5.国立国会図書館オンライン
朝鮮語資料 検索のコツ
• ハングルと漢字の両方で検索する
(朝鮮語資料の大半はハングルで検索できるが、一部の資料は漢字形でのみヒットする。)
• 漢字は日本漢字でも、朝鮮漢字でもOK
• 古い資料でヒットしないものがあったら、国立国会図書館に相談
TEL: 0774-98-1390
(30年以上前に発行された朝鮮語図書は、国立国会図書館オンラインでヒットしないこともある)
• 主な雑誌・新聞の一覧はウェブサイトに掲載
☞「アジア情報室所蔵資料の概要」 https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-
02data.php
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5.国立国会図書館オンライン
例:「朝鮮」「両班」で簡易検索
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5.国立国会図書館オンライン
「オンライン閲覧」「資料種別」「所蔵館」などで絞り込み可能。
・「オンライン閲覧 」で 「インター
ネット公開」のものは、自宅からも閲覧できる。
・「資料種別」を「雑誌記事」に絞り込むと、雑誌論文のみを表示する。
・「関西」のものは関西館にあり
・ログインすれば「マイリスト」に保存可
・デフォルトは「適合度順」タイトル順、出版年順などで並べ替え可能
書庫資料の閲覧申込み
① 検索結果のタイトルをクリック
② 閲覧したい資料を全てカートに入れる
③ 右上のカートマークをクリック
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5.国立国会図書館オンライン
関西館の資料を選択し、「閲覧」をクリック。
閲覧したい資料全てにこの操作を行う。
デジタル資料(国立国会図書館デジタルコレクション)
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5.国立国会図書館オンライン
クリック→
国立国会図書館限定国立国会図書館でのみ閲覧可能
国立国会図書館内/図書館送信同志社大学図書館等からも閲覧可能
インターネット公開インターネットで閲覧可能
■実習(10分)
みなさんの論文テーマに合う資料を検索してみてください。
書庫資料の場合は、閲覧を申し込んでみてください。
※一度に閲覧を申し込める書庫資料の冊数は、アジア情報室の資料(関西館:アジア書庫)・その他の資料(関西館:書庫)でそれぞれ10冊まで。
※所蔵場所で「関西館」を選択すると、関西館に所蔵にある資料のみ絞り込むことができる。
※本文の言語コード:日本語=jpn、英語=eng、韓国語=kor
※うまく見つからない場合は、職員がお手伝いします。
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5.国立国会図書館オンライン
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6.電子ジャーナル等
有料・無料の電子ジャーナルや、ウェブサイト、デジタル化資料等を閲覧できる
(例)データベースのカテゴリから探す>新聞
・聞蔵IIビジュアル(朝日新聞等)・産経新聞データベース(産経新聞)・日経テレコン21(日経四紙等)・毎索(毎日新聞等)・ヨミダス歴史館(読売新聞等) etc.
(出典)KISS トップページ http://kiss.kstudy.com/
(出典)DBpia トップページ http://www.dbpia.co.kr/
韓国の雑誌論文を検索できるデータベース
国立国会図書館に来館すれば本文閲覧や複写が可能
登録利用者になれば、遠隔複写申込も可能☞「韓国の学術論文データベースKISSの使い方」
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-asia-137.php
ともに同志社大学でも利用可能。
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6.電子ジャーナル等
(1)CiNii Books/ CiNii Articles
CiNii Books(https://ci.nii.ac.jp/books/)
CiNii Articles (https://ci.nii.ac.jp/)
(参考)その他
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• 全国の大学図書館の図書・雑誌をまとめて検索
• 所属大学図書館から、他大学所蔵資料の複写申込が可能
• 全国の大学図書館にある雑誌掲載論文をまとめて検索
• インターネット公開されている論文もある
• 所属大学図書館から、他大学所蔵資料の複写申込が可能
• 検索できるのは基本的に日本語の論文のみ
(2)韓国・国立中央図書館(http://www.nl.go.kr/) 本文がインターネット公開されている場合がある
제목を「조선총독부경찰」で検索
「모두이용(무료)」と表示されている資料は、左下の「온라인(원문)보기」をクリックすると本文を閲覧できる
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(参考)その他
https://rnavi.ndl.go.jp/asia/
7-1.アジア情報の調べ方案内https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/research-guide-asia.php
7-2.AsiaLinks-アジア関係リンク集-https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/research-guide-asia.php
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7.リサーチ・ナビ「アジア諸国の情報をさがす」
7-1 7-2
7-1.「アジア情報の調べ方案内」
調べものの、最初の一歩にご利用ください
収録例
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・朝鮮半島の近現代文学について調べる・日本に在留する韓国・朝鮮人について知る・韓国で発行中の新聞の当館所蔵状況およびウェブサイト一覧・韓国の新聞記事データベースBIGKindsの使い方・朝鮮語の雑誌記事・論文の探し方・韓国の学術論文データベースKISSの使い方 etc…
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AsiaLinksではウェブサイトを各種カテゴリ別に分類している
政府機関や図書館など機関種別に探したい
韓国や東南アジアなど、国・地域別に探したい
統計、人物など特定の分野の情報を探したい
7-2.「AsiaLinks-アジア関係リンク集」
「国立国会図書館オンライン」でgoogle等で検索
複写申込みを考えている場合は、登録利用者IDと
パスワードを入力してログイン。(どの画面からでもログイン可能。)
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8.自宅などから国立国会図書館を使う
遠隔複写を申し込む(国立国会図書館所蔵資料・KISS、DBpia)
(1)所蔵一覧から複写する巻号等を選び、「遠隔複写」をクリック
(2)複写箇所の入力画面で、複写したいページや論文タイトルなどを記入→「申込みカートに追加」をクリック
(3)画面右上のカートマーク( )をクリック
(4)画面の指示に従って、申し込み手続きを行う
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8.自宅などから国立国会図書館を使う