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Copyright © KDDI Corporation All Rights Reserved. KDDI Flex Remote Access VPN 接続手順・ VPN クライアントソフト操作マニュアル Windows®版 2020 年 6 月 KDDI 株式会社 Ver2.8

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KDDI Flex Remote Access

VPN 接続手順・

VPN クライアントソフト操作マニュアル

Windows®版

2020 年 6 月

KDDI 株式会社 Ver2.8

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1 はじめに ......................................................................................................................................... 3

2 Windows ® での「KDDI Flex Remote Access」の利用について ....................................................... 4

2.1 端末制限について ................................................................................................................. 4

2.2 接続環境について ................................................................................................................. 4

3 クライアントソフトウエアのインストール .......................................................................................... 5

3.1 インストールするバージョン(インストール方法)の事前確認 .................................................. 5

3.2 インストーラーを利用する場合 ............................................................................................... 7

3.3 「KDDI FRE」への初回接続(ブラウザ)によりインストールする場合 ....................................... 11

4 「KDDI FRE」への接続 ...................................................................................................................15

4.1 接続方法 ..............................................................................................................................15

4.2 切断方法 ..............................................................................................................................19

4.3 設定項目の誤入力時の場合 ................................................................................................20

4.4 各種オプション項目の設定 ..................................................................................................21

5 各種情報の表示 ...........................................................................................................................22

5.1 各種統計情報 ......................................................................................................................22

5.2 暗号化対象ルートの表示 .....................................................................................................22

6 トラブルシューティング .................................................................................................................23

6.1 トラブルシューティング用ツール ..........................................................................................23

6.1.1 トラブルシューティング用ツールについて ....................................................................23

6.1.2 利用方法 .....................................................................................................................23

6.2 Active X, Java 問題の対応 ...................................................................................................25

6.2.1 Active X のインストール ..............................................................................................25

6.2.2 情報バーが表示されない場合(Active X 手順) ............................................................26

6.2.3 Java の設定 .................................................................................................................28

7 Appendix .......................................................................................................................................29

7.1 Windows®、MAC OS 用 VPN クライアントソフトのバージョンによる仕様差分 .......................29

7.1.1 仕様差分 .....................................................................................................................29

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1 はじめに

※ 本資料に記載されている内容に関しましては、KDDI 株式会社の都合により変更することがあ

る旨をご了承ください。

※ 本サービスご利用前に、本資料を必ずお読みください。

※ 免責事項・注意事項をご承諾いただけない場合、本サービス利用はお控えください。

本資料の一部または全部を「KDDI Flex Remote Access」の利用者もしくは運用者以外に対して開

示・配布・譲渡すること、「KDDI Flex Remote Access」以外の利用目的にて用いることを禁じます。

本資料は、「KDDI Flex Remote Access」をご利用いただく上で最低限の事項のみ記述しております。

KDDI は本資料の作成に当たり、サービス提供上問題が発生しないよう、細心の注意を払っており

ますが、この資料に記載された内容に準拠した端末設定にて利用された場合においても、KDDI は

お客さまアプリケーションの接続性を保証するものではありません。

「KDDI Flex Remote Access」上でご利用になられるアプリケーションに関する一切の質問は、受け

付けることができません。アプリケーションおよびサーバ・ルータなどネットワーク機器に関するお

問い合わせは導入ベンダー/メーカーさまへお問い合わせください。

設定方法・仕様などは、KDDI の都合により、予告なしに変更される可能性がありますのであらかじ

めご了承ください。なお、問題点・変更点などを発見した場合はお手数ですが KDDI 法人営業担当

者までお気付きの点をご連絡ください。今後の資料作成に反映させていただきます。

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2 Windows ® での「KDDI Flex Remote Access」の利用について

2.1 端末制限について

「KDDI Flex Remote Access」(以下、「KDDI FRE」)は、パソコン / スマートフォン / タブレット

端末から専用閉域網/インターネットを経由して「KDDI WVS」への接続を可能とするリモートア

クセス型サービスです。

「KDDI FRE」は、パソコン / スマートフォン / タブレット端末に専用のVPNソフトウエアをイン

ストールし接続を実現します。

Windows® にてご利用いただく場合以下の条件を満たす端末である必要性があります。

【OS】

Windows® 10(32bit/64bit) (注1)

Windows® 8.1(32bit/64bit)

Windows® 7 SP1 以降(32bit/64bit) (注2)

注1) Wimdows®10 に対応したクライアントソフトはインストーラーでの提供となるため、本マニュアル対象外

となます。別紙 『VPN クライアントソフト(パソコン用)インストールマニュアル(インストーラーによる接

続手順)』 を参照の上、インストールを行ってください。

注2) Windows® 7 については、クリーンインストールしてあることが条件となります。

また、本書の画面と実際の画面が異なる場合もありますのでご了承ください。

【HDD】

空き容量:100MB 以上

【CPU】

Pentium クラスプロセッサ以上

【その他】

Internet Explorer® Ver8.0 以降もしくは、Mozilla® Firefox ®3.0 以降

64bit 版OS をご利用のお客さまは、32bit 版のブラウザよりアクセスいただく必要が

あります。

Microsoft® Installer Ver3.1 以降

ActiveX もしくは JRE 1.4 以上がインストールされていること

インストールには、管理者権限が必要

TCP/IP 通信が可能な各種プロトコル/ネットワーク環境が必要です。

2.2 接続環境について

「KDDI FRE」は、SSL-VPN 機能を拡張した VPN 技術を利用しています。お客さまご利用環境

下において、UDP:53(DNS) / TCP:443(TLS) / UDP:443(DTLS)の疎通が確保できている必要性

があります。

また Proxy サーバ経由での接続も可能ですが、Proxy サーバにおいて TCP:443(TLS) /

UDP:443(DTLS)の接続が確保されている必要性があります。

※Proxy サーバ経由での接続の場合、VPN 内通信に対しての通信時も Proxy 設定を流用して

しまうため、Proxy 経由通信については注意が必要です。

※DTLS 通信(UDP:443)が利用できる環境下においてファイアウォールが介在する場合は、フ

ァイアウォールセッション消失の可能性があるため、UDP セッション維持時間を長めにして

いただく必要があります。(UDP セッション維持時間の設定が短いと、通信途中に VPN が不

安定になり、応答がなくなる事象が発生する可能性があります。)

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KDDIFRE

① ウェブサイトのインストーラーを利用してインストール

② FREへの初回接続(ブラウザ接続)によりインストール

提供バージョンは4種類

提供バージョンは1種類

ご利用者さま

3 クライアントソフトウエアのインストール

3.1 インストールするバージョン(インストール方法)の事前確認

クライアントソフトウエア(Cisco AnyConnect)をインストールします。インストールにあたっては、利

用するバージョンなど、お客さま管理者さま(以下、管理者さま)のご指示に従ってください。

・利用するバージョン

・利用するバージョンが 4.5.03040 の場合、そのインストール方法(ブラウザ接続またはインストーラ

ー)

バージョンごとに細かい仕様差分があります。管理者さまは『PC 用 VPN クライアントソフト ご利用

にあたってのご注意事項』をご確認ください。

利用するバージョン

(Cisco AnyConnect)

対応 OS インストール方法

4.8.01090 Windows®10※/Windows®8.1/Windows®7

※対応バージョン:1709,1803,1809,

1903,1909

インストーラーを利用

4.6.03049 Windows®10※/Windows®8.1/Windows®7

※対応バージョン:1709,1803,1809

インストーラーを利用

4.5.03040 Windows®10※/Windows®8.1/Windows®7

※対応バージョン:1709

1.インストーラーを利用

2. 「KDDI FRE」への初回接

続(ブラウザ接続)によるイン

ストール(注)

4.3.04027 Windows®10/Windows®8.1/Windows®7 インストーラーを利用

4.1.06020 Windows®10/Windows®8.1/Windows®7 インストーラーを利用

3.1.05178 Windows8.1®/Windows®7 インストーラーを利用

・インストーラーを用いてクライアントソフトをインストールするお客さまは、『3.2 インストーラーを利

用する場合』をご参照のうえ、セットアップを行ってください。

(インストールの際に管理者権限が必要です)

・AnyConnect の 4.5.03040 で、「KDDI FRE」への初回接続(ブラウザ接続)によりインストールするお

客さまは『3.4 FRE への初回接続でのインストールの場合』をご参照のうえ、セットアップを行って

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ください。

・証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は、インストーラーを用い

てインストールを行ってください (ブラウザ接続によるインストールは行えません) 。

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3.2 インストーラーを利用する場合

① インストーラーをリモートアクセスするパソコンにダウンロードします。

『KDDI リモートアクセスサービス / ビジネスセキュア Wi-Fi 各種マニュアルダウンロード』

(http://www.kddi.com/business/cpa_ccs/)のページ内の「KDDI Flex Remote Access」より、

ご利用されるバージョンのインストーラーをダウンロードします。

VPN クライアントソフト Cisco AnyConnect のインストーラー

DART Cisco AnyConnect のトラブル調査時の追加モジュール

・・・・

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② ダウンロードしたファイル(exe)を起動します。

ファイル名はバージョンによって異なります。

AnyConnect

バージョン

インストーラーファイル名

4.8.01090 anyconnect-win-4.8.01090-core-vpn-webdeploy-k9

4.6.03049 anyconnect-win-4.6.03049-core-vpn-webdeploy-k9

4.5.03040 anyconnect-win-4.5.03040-core-vpn-predeploy-k9

4.3.04027 anyconnect-win-4.3.04027-web-deploy-k9.exe

4.1.06020 anyconnect-win-4.1.06020-web-deploy-k9.exe

3.1.05178 anyconnect-win-3.1.05178-web-deploy-k9.exe

(本資料は、Cisco AnyConnect 4.3.04027 の画面を元に掲載しています。)

下記のようなセットアップウィザードが表示されますので、【Next】ボタンをクリックします。

③ 『End-User License Agreement』 (エンドユーザ使用許諾)が表示されますので、同意され

る場合は、 【I accept the terms in the License Agreement】にチェックをして【Next】ボタンを

クリックします。

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④ 『Ready to Install』画面が表示されますので、【Install】ボタンをクリックすると、インストール

が実行されます。

パソコンの管理者のパスワードを求められた場合は、入力して【はい】をクリックします。

⑤ インストールが始まります。

⑥ インストールが完了し、『Completing the Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Setup

Wizard』と表示されます。【Finish】ボタンをクリックします。

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⑦ Windows のスタート画面に『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client』が追加されます。

⑧ AnyConnect の起動後、もしくは再サインイン後にタスクバーに AnyConnect のアイコンが

追加されます。

⑥ AnyConnect のバージョンを確認する場合は、アイコンをクリックして AnyConnect を起動し

た後に、以下アイコンをクリックする事でバージョン情報を参照できます。

以上で VPN クライアントソフトのインストールは完了です。「KDDI FRE」への接続については、

『4. 「KDDI FRE」への接続』をご参照ください。

ソフトウエア 表示名

VPN クライアントソフト Cisco AnyConnect Secure Mobility Client

DART Cisco AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool

(DART をインストールすると表示されます)

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3.3 「KDDI FRE」への初回接続(ブラウザ)によりインストールする場合

「KDDI FRE」へブラウザから初回接続をして、VPN クライアントソフトをインストールします。

この場合のバージョンは以下の通りです。

VPN クライアントソフト バージョン 4.5.03040

(対応OS) Windows8.1®/Windows®7

※証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は、ブラウザ経

由でのインストールはできませんので、インストーラーを用いたインストールを行ってくだ

さい。

① 事前準備として以下を行います。

Internet Explorer® (以下、IE)のインターネット接続に関するセキュリティ設定で、【信頼済サ

イト】にお客さまの「KDDI FRE」接続先 URL(https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp)を登録してくだ

さい (接続先URL は管理者さまにご確認ください) 。

※登録しない場合、ActiveX インストール時にメッセージが出る場合があります。

手順

【ツール】>【インターネットオプション】

>【セキュリティ】>【信頼済みサイト】

>【サイト】

※【保護モードを有効にする】にチェック

が入っている場合は、チェックを外して

ください。

ウェブサイトに「KDDI FRE」接続先URL

(https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp)を追加

※接続先URLの内ホスト名のみ登録し

てください。

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② Download 用URL(「KDDI FRE」接続先URL)へのアクセス

「KDDI FRE」接続先URL に IE でアクセスして、クライアントソフトをインストールします。

ご契約の認証方式 「KDDI FRE」接続先URL

証明書認証なし https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp/お客さまサフィックス名

証明書認証あり https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp

※「KDDI FRE」接続先URL 情報は管理者さまへご確認ください。

※証明書の利用がないご契約では、『/お客さまサフィックス名』までを入力します。証明

書の利用があるご契約では、ホスト名(gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp)までの入力となります。

【ご注意事項】

・ ブラウザにアクセスした際、お客さまのパソコンに証明書が

インストールされている場合、証明書選択を要求されること

があります。

・ 証明書を利用した認証をご契約の場合は、KDDI より

配布された証明書を選択いただきます。

※KDDI から配布する証明書のインストール方法は、

別途『証明書インストールマニュアル(Windows 用)』

をご確認ください。

・ 証明書を利用した認証を契約していない場合は

証明書選択要求にて【キャンセル】します。

③ 画面表示の【インストール】ボタンで、ActiveX もしくは Java より自動ダウンロードおよび、

ソフトウエアのインストールが開始されます。

ユーザ名/パスワード部に管理者さ

まより指定された、ユーザ名/パス

ワードを入力してください。

ユーザ名は、@を含むメール

アドレス形式での入力となります。

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お客さま環境によっては左図のよ

うなセキュリティ警告が表示される

場合があります。

【はい】をクリックします。

ActiveX/Java によりパソコン内部

にインストール済みクライアントが

存在しないかをチェックします。

KDDI 配布版よりも旧バージョンが

ある場合、ソフトが存在しない場

合、インストールが開始されます。

正常にダウンロードが開始される

と左図のような情報が表示されま

す。

※ダウンロードが終了するとアカ

ウント制御に関する警告が表示さ

れる場合があります。

ダウンロードが完了すると左図の

ようにインストールが開始されま

す。

インストールが完了するとクライア

ントソフトウエアダウンロード時に

アクセスした URL へ自動接続しま

す。

場合により左図の通り失敗したこ

とを表示する画面が表示されるこ

とがあります。

※正常な動作です。

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④ インストールが完了するとタスクバー上に常駐ソフトウエアとして登録されます。

【ActiveX/Java によるダウンロードができない場合】

【Windows® 7/Vista/64/XP】ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。

※ ダウンロードできない場合は、『3.2 インストーラーを利用する場合』記載のページより

インストーラーをダウンロードできます。

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4 「KDDI FRE」への接続

4.1 接続方法

① Cisco AnyConnectを起動します。下図のタスクバー上の常駐アプリケーションのアイコン

をクリックするか、Windows スタートボタンより『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client』

を選択します。

証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は、「KDDI FRE」へ

の初回接続時は管理者権限での起動が必要です。

メニューから『Cisco AnyConnect Secure Mobility…』を右クリックして、『管理者として実行』

します。

一度「KDDI FRE」に接続するとコンピュータストア証明書に対応したProfile(設定情報)を自

動でダウンロードしますので、2 回目以降の接続時は通常の起動で接続できます。

右クリック

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② AnyConnect の画面が表示されたら、お客さまの「KDDI FRE」接続先 URL を入力してくだ

さい。(「KDDI FRE」接続先URL 情報は管理者さまへご確認ください。)

ご契約の認証方式 「KDDI FRE」接続先URL の形式

証明書認証なし https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp/お客さまサフィックス名

(お客さまサフィックス名に『 . 』(ドット)がある場合は、接続

先 URL では『 _ 』(アンダースコア)に置き換えます。詳細は

開通案内の接続先URL 情報を確認ください)

証明書認証あり https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp

なお、Close網を利用の際はAnyConnectによる「KDDI FRE」への接続の前にClose網の

接続を行います。Close 網の接続方法(ID など)は、KDDI 法人営業担当者へお問い合わ

せください。

※ 「KDDI FRE」への接続が完了すると、お客さま契約情報に基づく Profile(設定情報)

がパソコンに設定されますので、次回の接続時からは該当のProfile名を選択でき、

接続先URL の入力を省略することが可能です。

URL 形式で入力

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③ 【証明書認証をご利用のお客さま】

証明書の選択画面が表示された場合、KDDI より配布された証明書を選択してください。

証明書が複数ある場合、『発行者』 / 『CN』(コモンネーム) で判別が可能です。

KDDI 発行の証明書 値

発行者 Cybertrust DeviceiD Public CA G3k または

Cybertrust DeviceiD Public CA G2k

CN(コモンネーム) 管理者さま設定の名前

(管理者さま指定)@(サフィックス名) 形式

証明書が複数あり、左図のような画面

が表示された場合、『その他』をクリック

するとほかの証明書が表示されます。

【ご注意事項】

証明書を利用しない認証方式で証明書選択の画面が表示された場合は【キャンセル】しま

す。

④ 【ID 認証(RADIUS / 高機能RADIUS / ワンタイムパスワード認証)をご利用のお客さま】

『ユーザ名』と『パスワード』を入力します。管理者さま指定のものを入力してください。

『ユーザ名』は『@』を含むメールアドレス形式での入力となります。

【ご注意事項】

オンデマンド接続 / Always-On 接続の認証方式のお客さまは、証明書のみの認証のため、

上記『ユーザ名』『パスワード』の画面は表示されません。

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⑤ お客さまご利用環境により下図のような確認表示がされる場合があります。

【はい】を選択します。

⑥ 接続が完了すると『接続済み』のメッセージが表示されます。

また、AnyConnect の画面では、緑のチェックマークになります。またタスクバー上のアイ

コンに鍵マークが付きます。

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4.2 切断方法

【接続解除】ボタンをクリックして、「KDDI FRE」を切断(VPN を切断)します。

切断すると鍵のマークが変わります。

再度接続する場合は、【接続】ボタンをクリックします。

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4.3 設定項目の誤入力時の場合

各設定項目の入力を間違った場合、各種エラー表示が出ます。

■ エラー表示の例

ユーザ名/パスワード入力が間違っていた場合

『ログインに失敗しました』のメッセージが表示されます。

接続先URL 設定が間違っていた場合

『Cannot connect to this gateway. Please choose another gateway and try again』

のメッセージが表示されます。

パソコンがインターネットに接続していない場合

『サーバに接続できませんでした。インターネット接続とサーバアドレスを確認してく

ださい』のメッセージが表示されます。

通常とは異なる表示が出た場合は、各種設定を再度ご確認ください。

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4.4 各種オプション項目の設定

クライアントソフトウエアの機能により以下の機能を利用することができます。

機能設定画面は以下の通りとなります。

『証明書の自動選択』 (Enable automatic certificate selection)

証明書がインストールされている場合に証明書選択要求を省略することがで

きます。

複数枚証明書がインストールされている端末の場合、本機能を有効とすると

異なる証明書を選択してしまう場合があるため注意が必要です。

『起動時に接続』 (Start VPN when AnyConnect is started)

パソコン起動時に接続プロセスが開始されるようにする機能です。

『接続時に最小化』 (Minimize AnyConnect on VPN connect)

接続完了時にウインドウを最小化します。

クライアントソフトウエア表示させるにはタスクバー上のアイコンをクリックして

ください。

設定のアイコンをクリック

『プリファレンスタブ』を選択

◆ 『証明書の自動選択』

Enable automatic certificate selection

◆ 『起動時に接続』

Start VPN when AnyConnect is started

◆ 『接続時に最小化』

Minimize AnyConnect on VPN connect

のみが利用可能です。

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5 各種情報の表示

接続時の情報を表示することが可能です。

5.1 各種統計情報

5.2 暗号化対象ルートの表示

『統計情報』タブをクリック

することで簡易な統計情

報表示が可能です。

『ルートの詳細』タブをクリ

ックすることで暗号化対象

となる宛先アドレス群が表

示されます。

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6 トラブルシューティング

6.1 トラブルシューティング用ツール

6.1.1 トラブルシューティング用ツールについて

トラブルシューティング用のツールを用いて、お客さまのパソコン内のログを収集いただき

KDDI サービスコントロールセンター(SCC)までご連絡いただくことで接続不可などの調査に活

用させていただきます。

Windows スタートボタンより【Cisco】>【Cisco AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool】(以

下Cisco AnyConnect DART)という項目が存在する場合、これを使います。

※クライアントソフトウエアを手動でインストールした場合など【Cisco AnyConnect DART】が存

在しない場合があります。その際は、【KDDI リモートアクセスサービス/ビジネスセキュア

Wi-Fi 各種マニュアルダウンロード】のウェブサイトより【Windows 版 Cisco AnyConnect DART】

をダウンロードすることが可能です。ご利用のAnyConnectのバージョンと合わせてインストー

ルしてください。

6.1.2 利用方法

アプリケーションを起動す

ることで情報収集のための

ウィザードが起動します。

【次へ】を選択し情報収集を

実施します。

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システム情報の収集が開始しま

す。

システム情報の収集が完了する

と圧縮されたファイルが保存さ

れます。

保存先ディレクトリが左記のよう

に表示されます。

※基本はデスクトップ上に

“DARTBundle_日付_時刻.zip”が

保存されます。

【Default】を選択し、【次へ】をク

リックしてください。

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6.2 Active X, Java 問題の対応

クライアントソフトウエアをインストールする際に、ActiveX/Javaを利用しております。インストールさ

れていない場合や、制限などにより実行できない場合には、インストールに失敗します。

6.2.1 Active X のインストール

開通案内に記載されたURLにユーザがアクセスすると、情報バー(通知バー)が表示されますの

で、情報バーのメッセージに従って操作することで、ActiveXがインストールされます。

情報バーが表示されないケースは、既にActiveXがインストールされているか、OSまたはIEの設

定によって情報バーが表示されない状態になっています。(情報バーが表示されずにインストー

ルのダイアログが表示されることもありますが、【インストールする】をクリックすることでActiveX

はインストールされます。)

情報バーやインストールのダイアログが一切表示されない場合は、既にActiveXがインストール

されていることが考えられますので、IEのインターネットオプションの【アドオンの管理】で確認し

てください。

IE8、9の場合は、上記【ツールバーと拡張機能】が選択されている状態で、【すべてのアドオン】を選

択してください。Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Web Control (発行元は、Cisco Systems,

Inc)のアドオンが存在し、状態が【有効】になっている場合は、ActiveXは正常にインストールされて

います。もし状態が【無効】になっている場合は、【有効】にしてください。

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6.2.2 情報バーが表示されない場合(Active X 手順)

情報バーなどが一切表示されず、ActiveXもインストールされていない場合は、OSまたはIEの設

定によって情報バーが表示されない状態になっています。

要因としては、以下が挙げられます。

ユーザーアカウント制御の設定が【通知しない】になっている。 ※Windows® 7

ActiveXフィルターが有効になっている。 ※IE9のみ

アドオンなどが制限されている。

ビルトインのAdministratorアカウント(Windows®の初期設定後、Windows®から払い出され

るAdministoratorアカウント)をご利用のため、本ActiveXが動作できない。

以下の点について確認ください。

(1) ユーザーアカウント制御の設定の確認

Windows® 7の場合で、ユーザーアカウント制御の設定が、【通知しない】となっている場合、

ActiveXのインストールに失敗することがあります。該当する場合はユーザーアカウント制

御を変更してください。

(2) ActiveXフィルターの確認 ※IE9のみ

通知メールに記載されたURLにユーザがアクセスしたときのIEの画面を確認してください。

ActiveXフィルターが有効になっている場合は、アドレスバーに のアイコンが表示さ

れます。この場合は、ActiveXフィルターを無効にしてください。

(3) アドオンなどの制限の確認

Windows®のドメインやネットワークの管理者に、グループポリシーやセキュリティソフト、

プロキシなどによって、ActiveXやアドオンが制限されていないかを確認してください。

例えば、グループポリシーによりアドオンが制限されている場合、IE8、7では、ステータス

バーに のアイコンが表示されます。(IE9では表示されません)

制限されている場合は、管理者に制限の緩和を相談してください。

(4) ビルトインAdministratorアカウントでご利用の場合

Windows®の初期Administrotarアカウントの場合は、本ActiveXが動作しないことがござい

ます。

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その場合は、パソコンの管理者権限で以下の設定を変更します。

1. 【コントロールパネル】>【管理ツール】>【ローカルセキュリティポリシー】を選択しま

す。

2. 【ローカルポリシー】>【セキュリティオプション】より、【ユーザ アカウント制御:ビルトイ

ンAdministrator アカウントのための管理者承認モード】を【有効】に設定 (規定値は【無

効】)してから、再度証明書を取得してください。

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6.2.3 Java の設定

Java 7 Update 51 以降、自己署名型証明書を使用したアプリケーションはデフォルトでブロッ

クされます。クライアントソフトウエアをインストールするには、開通通知に記載された URL を

例外サイト・リストに追加が必要になります。

※設定画面は Java コントロール・パネルの【セキュリティタブ】にあります。

この手順により、いくつかのセキュリティ警告が表示された後にクライアントソフトウエアをイ

ンストールすることが可能になります。

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7 Appendix

7.1 Windows®、MAC OS 用VPN クライアントソフトのバージョンによる仕様差分

バージョンごとに細かい仕様差分があります。管理者さまは以下ご確認ください。

7.1.1 仕様差分

① 内部DNS 通信に対する仕様差分

注) イントラネットにて名前解決が必要な場合、『内部DNS サーバ』を指定いただいております。

(例)『FRE 申込書』にて VPN 通信対象外DNS(グローバル IP アドレスなど)をご指定している場合

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(参考)DNS の割り当てについて

② 信頼できる NW の仕様差分(指定なしの場合)

以上

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改版履歴

◆ 2012 年 5 月 21 日 Ver 1.0 リリース

◆ 2012 年 12 月17 日 Ver 1.1 証明書/マトリクス認証対応

◆ 2013 年 3 月 19 日 Ver 1.2 接続環境の注意事項追記

◆ 2013 年 5 月 13 日 Ver 1.3 windows® 8 対応追記

◆ 2013 年 8 月 23 日 Ver 1.4 接続先 URL の表記を修正、Close 網の場合の注意事項を追記

◆ 2014 年 3 月 10 日 Ver 1.5 クライアントソフトウエアバージョンアップに伴う画像差替え

◆ 2014 年 4 月 7 日 Ver 1.6 ドキュメントタイトル修正

◆ 2014 年 6 月 20 日 Ver 1.7 トラブルシューティングについて追記

◆ 2014 年 9 月 8 日 Ver 1.8 OS の注意事項について追記

◆ 2016 年 3 月 1 日 Ver 1.9 ActiveX メッセージについて追記

◆ 2016 年 4 月 13 日 Ver 2.0 対応 OS の追加、事前準備を追加(Active X メッセージの移行)

◆ 2017 年 4 月 28 日 Ver 2.1 Windows Vista®サポート終了に伴う修正

◆ 2017 年 6 月 6 日 Ver 2.2 インストーラー追記、画面など更新

◆ 2017 年 7 月 28 日 Ver 2.3 コンピュータストア証明書ご利用時の注意事項を追記

◆ 2017 年 10 月 2 日 Ver 2.4 誤記訂正

◆ 2018 年 7 月 1 日 Ver 2.5 クライアントソフトウエアのバージョン追加および

KDDI サービスコントロールセンターへ改称に伴う修正

◆ 2018 年 7 月 31 日 Ver 2.6 クライアントソフトウエアの配信バージョン修正、Appendix 追加

◆ 2019 年 2 月 1 日 Ver 2.7 クライアントソフトウエア、対応OS のバージョン追加

◆ 2020 年 6 月 19 日 Ver 2.8 対応 OS の追記