Virtual Infrastructure Web Accessシステム管理者ガ …VMware, Inc. 3目次はじめに 7 1...

Virtual InfrastructureWeb Access システム

管理者ガイドESX Server 3.0.1 および VirtualCenter Server 2.0.1

VMware, Inc. ヴイエムウェア株式会社3145 Porter Drive 150-6018　東京都渋谷区恵比寿 4-20-3Palo Alto, CA 94304 恵比寿ガーデンプレースタワー 18Fwww.vmware.com www.vmware.com/jp2 VMware, Inc.

Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイド

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©2006 VMware, Inc. All rights reserved.　本ソフトウェアは、米国特許（No. 6,397,242、6,496,847、6,704,925、6,711,672、6,725,289、6,735,601、6,785,886、6,789,156、6,795,966、6,880,022、6,961,941、6,961,806 及び 6,944,699）により保護されています、特許出願中。VMware、VMware ボックスロゴとデザイン、Virtual SMP 及び VMotion は米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標または商標です。ここに記載されているその他の名称及びマークは各社の商標です。

Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイドVersion: 2.0.1リビジョン : 20061130アイテム : VI-JPN-Q406-315

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VMware, Inc. 3

目次

はじめに 7

1 VMware Virtual Infrastructure Web Access の概要 11Virtual Infrastructure Web Access とは 12主な機能 12仮想マシンの管理 12リモートコンソールURL 13操作性 13リモートコンソールの使用の簡素化 13

2 システム要件とWeb ブラウザの構成 15Virtual Infrastructure Web Access の要件 16システム要件 16PC ハードウェア 16オペレーティングシステム 16

ブラウザの要件 17Virtual Infrastructure Web Access のインストール 17Virtual Infrastructure Web Access サービスの実行と構成 17Virtual Infrastructure Web Access パスワードの設定 17VMware Virtual Infrastructure Web Access プラグインのインストール 18トラブルシューティング 19VI Web Access の接続に関するトラブルシューティング 19仮想マシンの電源操作のトラブルシューティング 21

3 Virtual Infrastructure Web Access を使用する前に 23Virtual Infrastructure Web Access への接続 24ログアウト 25Virtual Infrastructure Web Access のデフォルトビューの概要 25ワークスペース 27メニューバー 28[Web Access] メニュー 28[ 表示 ] メニュー 29


4 VMware, Inc.

[ 仮想マシン ] メニュー 30ツールバー 31インベントリパネル 32

4 Virtual Infrastructure Web Access を使用した仮想マシンの管理 33[ 概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]、[ タスク ]、および [ コンソール ] の各ビュー 34

仮想マシンに関する概要情報の表示 35仮想マシンのイベントの表示 37仮想マシンのアラームの表示 38仮想マシンのタスクの表示 39コンソールの使用 40フルスクリーンモードへの変更 41

ゲストOSへの VMware Tools のインストール 42仮想マシンの電源状態の変更 43リモートコンソールURL の作成と共有 43

5 既存の仮想マシン構成の編集 45既存の仮想マシン構成の編集 46許可と仮想マシンについて 46クライアントデバイスの使用 46仮想マシンのハードウェア構成の編集 47プロセッサの編集 47メモリ構成の編集 48CD/DVD ドライブの編集または削除 49フロッピードライブの編集または削除 51ハードディスクの編集または削除 53SCSI デバイスの編集または削除 60SCSI コントローラの編集 61ネットワークアダプタの編集または削除 63パラレルポートの編集または削除 65シリアルポートの編集または削除 66

仮想マシンへのハードウェアの追加 68ハードディスクの追加 69ネットワークアダプタの追加 86CD/DVD ドライブの追加 87フロッピードライブの追加 90シリアルポートの追加 92

VMware, Inc. 5

目次

パラレルポートの追加 98SCSI デバイスの追加 102

仮想マシンオプションの変更 103一般設定の変更 103電源状態オプションの変更 105詳細設定の変更 106

インデックス 107


6 VMware, Inc.

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本章では、『Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイド』の内容について解説し、ヴイエムウェアのテクニカルリソースおよびエデュケーションリソースについて紹介します。

本章の内容は、次のとおりです。

本書について（P.7）

テクニカルサポートおよびエデュケーションリソース（P.10）

本書について本『Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイド』では、ESX Server および VirtualCenter サーバ用に仮想マシンを構成する方法について説明しています。

改訂履歴本マニュアルは、各製品のリリース時に、あるいは必要に応じて改訂されます。改訂版には大小の変更が加えられています。表 P-1 は、本マニュアルの改訂履歴を示したものです。

はじめに

表 P-1. 改訂履歴

リビジョン説明

20060615 『Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイド』の ESX Server 3.0 および VirtualCenter 2.0 バージョン。これが本書の最初の版です。

20060925 『Virtual Infrastructure Web Access システム管理者ガイド』の ESX Server 3.0.1 および VirtualCenter 2.0.1 バージョン。この版には、仮想ハードウェア構成情報への小さな変更が含まれています。


8 VMware, Inc.

対象読者本マニュアルは、Windows または Linux の仮想マシンテクノロジおよびデータセンター運営に精通している経験豊富なシステム管理者を対象としています。

本書へのフィードバック本マニュアルに関するコメントがございましたら、下記の電子メールアドレスまでフィードバックをお寄せください。

[email protected]

VMware Infrastructure ドキュメントVMware Infrastructure ドキュメントは、VirtualCenter ドキュメントと ESX Server ドキュメントのセットで構成されています。

本書およびその他のマニュアルの最新バージョンには、次のサイトからアクセスできます。

http://www.vmware.com/support/pubs

mailto:[email protected]


VMware, Inc. 9

はじめに

スタイル本書では、表 P-2 のスタイル規則を使用しています。

グラフィックで使用される略語本書のグラフィックでは、表 P-3 の略語を使用しています。

表 P-2. 本マニュアルのスタイル規則

スタイル対象エレメント

青字（オンラインのみ）相互参照、Web アドレス、メールアドレスに使用

太青字（オンラインのみ）リンクに使用

LucidaMonoEFO（等倍フォント）

コマンド、ファイル名、ディレクトリ、パスに使用

LucidaMonoEFO（等倍フォント太字）

ユーザー入力を示す場合に使用

[ 角カッコ ] インターフェイスオブジェクト、ボタンに使用

<山カッコ > キー、変数およびパラメータに使用

太字用語集の用語、見出し語に使用

下線強調したい箇所に使用

『二重かぎカッコ』文献名に使用

表 P-3. 略語

略語説明

VC VirtualCenter

VI Virtual Infrastructure Client

サーバ VirtualCenter サーバ

データベース VirtualCenter データベース

ホスト n VirtualCenter の管理対象ホスト

VM# 管理対象ホスト上の仮想マシン

ユーザー # アクセス権を持つユーザー

ディスク # 管理対象ホスト用のストレージディスク

データストア管理対象ホスト用のストレージ

SAN 管理対象ホスト間で共有されているストレージエリアネットワークタイプのデータストア

tmplt テンプレート


10 VMware, Inc.

テクニカルサポートおよびエデュケーションリソースここでは、お客様にご利用いただけるテクニカルサポートリソースを紹介します。

セルフサービスサポートお客様が問題を自身で解決するツールとして、あるいはテクニカル情報として、以下の VMware Technology Network をご利用いただけます。

製品情報　http://www.vmware.com/products/

技術情報　http://www.vmware.com/vcommunity/technology

ドキュメント　http://www.vmware.com/support/pubs

VMTN ナレッジベース　http://www.vmware.com/support/kb

ディスカッションフォーラム　http://www.vmware.com/community

ユーザーグループ　http://www.vmware.com/vcommunity/usergroups.html

VMware Technology Network の詳細については、http://www.vmtn.netをご覧ください。

オンラインおよび電話によるサポートテクニカルサポートリクエストの提出や、製品および契約情報の確認、製品の登録は、オンラインで行うことができます。詳しくは、http://www.vmware.com/supportをご覧ください。

該当するサポート契約を結んでいるお客様の場合、迅速な対応が必要な Severity1 の問題に関しては電話でのサポートをご利用ください。詳しくは、http://www.vmware.com/support/phone_support.htmlをご覧ください。

サポートサービス当社のサポートサービスがお客様のビジネスニーズにどのように対応できるかを、http://www.vmware.com/support/servicesにてご検討ください。

ヴイエムウェアエデュケーションサービス当社が提供する有償トレーニングでは、広範なハンズオンラボや事例の紹介をいたします。また、業務の際のリファレンスとしてお使いいただける資料も提供しています。詳しくはヴイエムウェアWebサイトにある VMware Education Services のページ（http://mylearn1.vmware.com/mgrreg/index.cfm）をご覧ください。

http://www.vmware.com/products/

http://www.vmware.com/vcommunity/technology


http://www.vmware.com/support/kb

http://www.vmware.com/community

http://www.vmware.com/vcommunity

http://www.vmware.com/support

http://www.vmware.com/support/phone_support.html

http://www.vmware.com/support/phone_support.html

http://www.vmware.com/support/services

http://www.vmware.com/support/services

http://mylearn1.vmware.com/mgrreg/index.cfm

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1

この章では、Virtual Infrastructure (VI) Web Access のコンポーネントと操作の概要について説明します。この章の内容は、以下のとおりです。

Virtual Infrastructure Web Access とは（P.12）

主な機能（P.12）

VMware Virtual Infrastructure Web Access の概要 1


12 VMware, Inc.

Virtual Infrastructure Web Access とはVI Web Access はブラウザベースのアプリケーションで、ESX Server およびVirtualCenter 導入の仮想マシンを管理するために設計されています。このバージョンの VI Web Access では、仮想マシンの管理に重点が置かれており、以下のようなユーザーに留意しています。

VI クライアントを使用せずに仮想マシンにアクセスする必要があるシステム管理者

仮想マシンをリモートデスクトップとして使用するユーザー

リモート側で仮想マシンと通信する必要がある Virtual Infrastructure 管理者

VI Web Access インターフェイスを使用すると、ESX Server システムおよびVirtualCenter サーバ上にあるすべての仮想マシンについて、全容を詳細に把握することができます。Virtual Infrastructure Web Access を使用して仮想マシンを管理することにより、以下のことができます。

Web ブラウザを使用してホストと仮想マシンの詳細を表示する

仮想マシン上で電源操作を行う

仮想マシンの構成とハードウェアを編集する

ユーザーが仮想マシンへのアクセスに利用できるリモートコンソールURLを生成する

仮想マシン内で稼働しているゲストOSと通信する

ESX Server ホストおよび VirtualCenter サーバに Linux システムからアクセスする

VI Web Access では、仮想マシンの管理に重点が置かれており、VI クライアントを通じて実行できるすべての管理タスクがサポートされているわけではありません。

主な機能VI Web Access の主な機能を以下で説明します。

仮想マシンの管理ユーザーは、ESX Server ホストまたは VirtualCenter サーバへ直接接続することにより、仮想マシンのステータス情報とパワーコントロールにアクセスできます。

ユーザーは任意の互換Webブラウザから、キーボードとマウスを使用し、ウィンドウモードまたはフルスクリーンモードで仮想マシンを操作できます。

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第 1章 VMware Virtual Infrastructure Web Access の概要

リモートコンソールURLユーザーは、通常のWebブラウザURL を使用して、カスタマイズされたコントロールと環境を備えた仮想マシンを共有できます。

それぞれのURL は、サポートされているWebブラウザから特定の仮想マシンへの直接アクセスを提供します。

操作性管理者は、エンドユーザーに仮想マシンへのアクセスを提供できます。

ユーザーは、Virtual Infrastructure クライアントをインストールせずに、ESX Server ホストおよび VirtualCenter サーバ上の仮想マシンにアクセスできます。

ユーザーおよび管理者は、VI Web Access を使用して、Linux とWindows の両方のシステムから ESX Server ホストおよび VirtualCenter サーバにアクセスできます。

クライアントデバイスでは、ユーザーが自身のコンピュータからフロッピー、CD、DVDのドライブを使用してソフトウェアをインストールしたり、データをコピーしたりできます。

リモートコンソールの使用の簡素化ユーザーインターフェイスコントロールを必要な数だけ表示するリモートコンソールURL をカスタマイズすることにより、集中して作業を完了できます。


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VMware, Inc. 15

2

この章では、VI Web Access のコンポーネントと操作の概要について説明します。この章の内容は、以下のとおりです。

Virtual Infrastructure Web Access の要件（P.16）

Virtual Infrastructure Web Access のインストール（P.17）

Virtual Infrastructure Web Access サービスの実行と構成（P.17）

Virtual Infrastructure Web Access パスワードの設定（P.17）

VMware Virtual Infrastructure Web Access プラグインのインストール（P.18）

システム要件とWebブラウザの構成 2


16 VMware, Inc.

Virtual Infrastructure Web Access の要件以下の項では、VI Web Access を使用するためのシステムとブラウザの要件について、概要を示します。

システム要件（P.16）

ブラウザの要件（P.17）

システム要件

PCハードウェアx86 ベースの標準コンピュータ

最小で 266MHz のプロセッサ（500MHz 以上を推奨）

最小で 128MB の RAM（256MB 以上を推奨）

VMware Virtual Infrastructure プラグインをインストールする 20 MB（Windows ホストの場合）または 10 MB（Linux ホストの場合）のディスクスペース

オペレーティングシステム

WindowsMicrosoft Windows 2003 Web Edition Service Pack 1、Windows 2003 Standard Edition Service Pack 1、Windows Server 2003 Enterprise Edition Service Pack 1 のいずれか

Windows XP Professional Service Pack 2、またはWindows XP Home Edition Service Pack 2

Microsoft Windows 2000 Professional Service Pack 4、Windows 2000 Server Service Pack 4、Windows 2000 Advanced Server Service Pack 4 のいずれか

LinuxLinux カーネル 2.2.14 以降

glibc 2.3.2 以降

XFree86-3.3.6 以降

gtk+2.0 以降

fontconfig（別名 xft）

libstdc++5 以上

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第 2章システム要件とWebブラウザの構成

ブラウザの要件 VMware Virtual Infrastructure Web Access にアクセスするには、以下のいずれかを実行している必要があります。

Internet Explorer 6.0

Mozilla Firefox 1.0.8 以上（Microsoft Windows 版）

Mozilla Firefox 1.0.8 以上（Linux 版）

Virtual Infrastructure Web Access のインストールVI Web Access は、ESX Server をインストールすると、自動的にインストールされます。VirtualCenter サーバでは、VI Web Access を VirtualCenter サーバのWindowsセットアップパッケージからインストールできます。

Virtual Infrastructure Web Access サービスの実行と構成VI Web Access を使用して ESX Server ホストまたは VirtualCenter サーバに接続するには、そのホストまたはサーバ上で VI Web Access サービスが実行されている必要があります。VI Web Access 接続は、デフォルトでは ESX Server および VirtualCenter サーバに対して行うことができます。

Virtual Infrastructure Web Access パスワードの設定管理者は、VI Web Access を使用して ESX Server ホストおよび VirtualCenter サーバにアクセスするためには、有効なユーザー名とパスワードを持っている必要があります。パスワードのデフォルト値は、以下のとおりです。

ESX Server　デフォルトユーザーは、root です。root パスワードは ESX Server のインストール時に構成されます。

VirtualCenter サーバ　デフォルトユーザーは、Administrator です。Administrator パスワードは、VirtualCenter サーバのインストール時に構成されます。管理者は、ユーザーとグループを追加することにより、ユーザーに VI Web Access へのアクセスを許可できます。

注意他のブラウザを意図的に除外するものではありませんが、当社では、上記のブラウザでのみ VI Web Access の動作を認定しています。追加要件については、ブラウザベンダーが作成したドキュメントを参照してください。最良の状態で利用するために、使用するブラウザには、必ず、ブラウザベンダーが推奨するセキュリティと安定性に関するアップデートをすべて適用してください。


18 VMware, Inc.

インストール時にパスワードを設定する方法の詳細については、『VMware ESX Serverインストールガイド』を参照してください。

VMware Virtual Infrastructure Web Access プラグインのインストール

VI Web Access を実行するには、VMware Virtual Infrastructure プラグインをインストールする必要があります。Microsoft Internet Explorer に VMware Virtual Infrastructure ActiveX Control をインストールするには、以下のようにします。

1 Internet Explorer ウィンドウで、以下の VI Web Access の URL を入力します。

<https://vmwarehost.yourdomain.com/ui>

2 接続先のホスト用のユーザー名とパスワードを使用して、VI Web Access にログインします。

3 [ 仮想マシン ] リストから仮想マシンを選択します。

4 [ コンソール ] タブをクリックします。

プロンプトが表示された場合は、ポップアップボックスの [ インストール ] をクリックします。インストール後にブラウザ画面の更新が必要になる場合もあります。

Mozilla Firefox（Linux 版およびWindows 版）に VMware Virtual Infrastructure プラグインをインストールするには、以下のようにします。

1 Firefox ウィンドウに、以下の VI Web Access の URL を入力します。


2 接続先のホスト用のユーザー名とパスワードを使用して、VI Web Access にログインします。



5 [ プラグインのインストール ] をクリックします。

プラグインダイアログボックスが表示されます。

6 [ オプションの編集 ] をクリックします。

7 [ 許可 ] をクリックします。

8 [ 閉じる ] をクリックします。

9 [ プラグインのインストール ] をクリックします。

ソフトウェアのインストールダイアログボックスが表示されます。

VMware, Inc. 19


10 [ いますぐインストール ] をクリックします。

11 インストールが完了したら、[表示 ] - [ 再ロード ] を選択してページを再ロードします。

トラブルシューティング以下の項では、VI Web Access で一般的なトラブルシューティングのシナリオを紹介します。

VI Web Access の接続に関するトラブルシューティングVI Web Access を使用して ESX Server ホストに接続できないときは、ホスト上で VI Web Access サービスの再起動が必要になる場合があります。

ESX Server ホスト上での VI Web Access サービスのトラブルシューティング

1 ESX Server サービスコンソールに直接ログインします。

2 service vmware-webAccess statusと入力して、ホストの VI Web Access サービスのステータスをチェックします。

3 VI Web Access サービスが停止している場合は、service vmware-webAccess startと入力します。

[ コンソール ] が正しくロードされていないときは、プラグインのインストールについてトラブルシューティングが必要となる場合があります。

Mozilla Firefox でプラグインのバージョンをチェックする方法

1 ブラウザで about:pluginsに進みます。

2 [VMware WebCenter Remote MKS Plug-in] がバージョン 2.0.1.0 であることを表示します。

3 これ以外のバージョン番号が表示された場合は、プラグインを再インストールする必要があります。

Microsoft Internet Explorer でプラグインのバージョンをチェックする方法

1 [ ツール ] - [ インターネットオプション ] に進みます。

2 [ 設定 ] をクリックします。

3 [ オブジェクトの表示 ] をクリックします。

4 [QuickMksAxCtl] の [ バージョン ] コラムに 2.0.1.0 と表示されます。


20 VMware, Inc.

5 これ以外のバージョン番号が表示された場合は、[QuickMksAxCtl] を右クリックし、[削除 ] を選択します。

6 プラグインを再インストールします。

Mozilla Firefox でのプラグインのインストールに関するトラブルシューティング

1 Firefox を終了します。 [ ファイル ] - [ 終了 ] を選択します。

2 Firefox を再び起動します。

3 Firefox ウィンドウに、以下の VI Web Access の URL を入力します。




6 プラグインをインストールするプロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。

7 インストールが完了したら、[表示 ] - [ 再ロード ] を選択してページを再ロードします。

Microsoft Internet Explorer でのプラグインのインストールに関するトラブルシューティング

1 Internet Explorer を終了します。 [ ファイル ] - [ 閉じる ] を選択します。

2 Internet Explorer を再び起動します。

3 Internet Explorer ウィンドウで、以下の VI Web Access の URL を入力します。




6 プラグインをインストールするプロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。

7 インストールが完了したら、[表示 ] - [ 更新 ] を選択してページを再ロードします。

VMware, Inc. 21


仮想マシンの電源操作のトラブルシューティング仮想マシンのパワーオンができなくなる原因は、いくつかあります。

必要なライブラリが欠落している場合。

この問題を解決するには、ldd などの依存関係チェックプログラムを libmks.so、viewer、および remotemks のバイナリに対して使用する必要があります。以下の手順を実行し、欠落しているライブラリを判別してください。

a cd into ~/.mozilla/plugins

b ldd ./libmks.so | grep not

c ldd ./viewer | grep not

d ldd ./remotemks | grep not

手順 b、c、および dからの出力は、欠落しているライブラリを示しています。これらの手順で何も出力されない場合は、必要なすべてのライブラリがすでに存在しています。

GTK Mozilla 以外のブラウザを実行している場合。

この問題を解決するには、www.mozilla.orgにあるGTK ベースのMozilla ブラウザを使用します。

Linux ディストリビューションに付属していたバージョンの Firefox を使用している場合。一部のディストリビューションでは Firefox が正しくパッケージングされておらず、その結果、パッケージと VI Web Access が連動しません。

この問題を解決するには、最新バージョンの Firefox を www.mozilla.orgから取得します。

http://www.mozilla.org

http://www.mozilla.org


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VMware, Inc. 23

3

この章では、VI Web Access の使用を開始するために完了しておく必要がある基本的なタスクについて説明します。

この章には、以下の情報が含まれます。

Virtual Infrastructure Web Access への接続（P.24）

ログアウト（P.25）

Virtual Infrastructure Web Access のデフォルトビューの概要（P.25）

Virtual Infrastructure Web Access を使用する前に 3


24 VMware, Inc.

Virtual Infrastructure Web Access への接続VI によってユーザー名およびパスワードが認証されると、VI Web Access のホームページが表示されます。VI Web Access のホームページには、以下のものが含まれています。

接続先のサーバ上に存在するすべての仮想マシンに関するハイレベルの詳細

仮想デバイス、構成オプション、最近のイベントの概要に関する情報が表示される仮想マシンの詳細ページにアクセスするオプション

VI Web Access へのログイン手順

1 Web ブラウザを起動します。

2 ESX Server または VirtualCenter サーバのインストール先のURL を以下のように入力します。

https://<ホスト名またはサーバ名 >/ui

Web Access ログインページが表示されます。

このログインページには、ユーザー名とパスワードを入力するフィールドがあります。

3 ユーザー名およびパスワードを入力し、[ログイン ] をクリックします。

VI Web Access のホームページが表示されます。[Status Monitor（ステータスモニタ）] ページに関する情報は、「Virtual Infrastructure Web Access のデフォルトビューの概要（P.25）」をご覧ください。

VI Web Access からログアウトする手順については、「ログアウト（P.25）」を参照してください。

注意ポップアップブロッカーを有効にしてある場合は、VI Web Access から、ポップアップブロッカーが検出されたというメッセージを受け取ります。クライアントデバイスを使用するには、ポップアップブロッカーを無効にする必要があります。

VMware, Inc. 25

第 3章 Virtual Infrastructure Web Access を使用する前に

ログアウトVI Web Access からログアウトするには、すべてのページの右上隅にある [ ログアウト ] リンクをクリックします。アクティブなクライアントデバイス接続がある場合は、ログアウトするかどうかを確認するメッセージが表示されます。

ログアウトすると、仮想マシンが使用しているすべてのクライアントデバイスが切断されます。

Virtual Infrastructure Web Access のデフォルトビューの概要

以下の節では、VI Web Access のインターフェイスとコンポーネントについて説明します。

ワークスペース（P.27）

メニューバー（P.28）

ツールバー（P.31）

インベントリパネル（P.32）

VI Web Access のデフォルトビューには、登録されているすべての仮想マシンとそのステータスのリストなど、ログインした ESX Server または VirtualCenter サーバのハイレベルのビューが含まれています。

図 3-1. Web Access のホームページビュー


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VMware VI Web Access のウィンドウは、以下の 4つの主要なセクションに分かれています。

インベントリパネル　左側に表示されるこの領域には、仮想マシン（ESX Server）のリストまたは仮想マシンの階層インベントリ（VirtualCenter サーバ）が表示されます。仮想マシンの 1つをクリックすると、その仮想マシンに関する情報と、その仮想マシンに使用可能なオプションが表示されます。

ワークスペース　これは右側に表示される、このウィンドウの主要部分です。インベントリパネル内でホスト（ESX Server）またはデータセンターかフォルダ（VirtualCenter サーバ）を選択した場合（下記参照）、選択したオブジェクトに含まれているすべての仮想マシンのリストを表示できます。仮想マシンを選択した場合、ワークスペースは、その仮想マシンのさまざまな側面に関する詳しい情報を提供します。

メニューバー　VI Web Access ウィンドウの上部に並んでいるメニュー項目は、たとえば、パワーオンやフルスクリーンモードへの切り替えなど、一般的な仮想マシン操作へのアクセスを提供します。

ツールバー　上部に並んでいるこれらのボタンを使用すると、選択した仮想マシンに対してアクションを実行でき、たとえばパワーオンやフルスクリーンモードへの切り替えなどを 1回のクリックだけで行うことができます。

VMware, Inc. 27


ワークスペース仮想マシンを選択した場合、ワークスペースは、その仮想マシンのさまざまな側面に関する詳しい情報を提供します。仮想マシンの状態の概要を表示し、リモートマウスキーボード画面（MKS）を使用してゲストOS を制御し、アラーム（VirtualCenter）、イベント、およびタスク（VirtualCenter）に関する詳細を表示できます。

図 3-2. 仮想マシン情報パネル

管理者は、[リモートコンソール ] タブだけを表示する任意の仮想マシン用のURL を構成して、仮想マシンおよびその [ ワークスペース ] タブへのアクセスを許可したり、使用不可にしたりできます。また、その仮想マシンのインベントリ全体へのアクセスを許可または使用不可にできます。詳細に関しては、「リモートコンソールURL の作成と共有（P.43）」を参照してください。


28 VMware, Inc.

メニューバーメニューバーを使用すると、すべてのコマンドにアクセスできます。

図 3-3. Web Access のメニューバー

メニューバーには、以下のオプションがあります。

[Web Access] メニュー　VI Web Access に関連するオプションを表示します。

[表示 ] メニュー　どのペインを表示するかを制御します。

[仮想マシン] メニュー　インベントリパネルで仮想マシンを選択したときにのみ有効になります。

Web Access のメニューバーオプションについては、以下の節で説明されています。

[Web Access] メニュー（P.28）

[ 表示 ] メニュー（P.29）

[ 仮想マシン ] メニュー（P.30）

[Web Access] メニュー[Web Access] メニューには、ヘルプの表示およびログアウトのための一般的な VI Web Access オプションがリスト表示されます。

図 3-4. [Web Access] メニュー

[ バージョン情報 ]　 Web Access のバージョン番号、ESX Server またはVirtualCenter サーバのバージョン番号、および当社の著作権情報を表示します。

[ ヘルプ ]　オンラインヘルプの内容を表示します。

[ ログアウト ]　VI Web Access からログアウトします。

VMware, Inc. 29


[ 表示 ] メニュー仮想マシンの [ 表示 ] メニューは、VI Web Access ホームページのインベントリとタブビューを管理するためのオプションをリスト表示します。

図 3-5. Web Access の [ 表示 ] メニュー

インベントリ表示オプションインベントリパネルには、インベントリオブジェクトのリストが表示されます。表示オプションは以下のとおりです。

[拡張サイドバー ]　インベントリパネルを拡張します。

[縮小サイドバー ]　インベントリパネルを縮小します。インベントリパネルは、縮小されると VI Web Access ウィンドウの左側に沿った 1つの細長いウィンドウになります。このウィンドウ内の矢印をクリックすると、インベントリパネルが拡張または縮小されます。

[非表示サイドバー ]　インベントリパネルを非表示にします。インベントリパネルを非表示にした場合、この表示オプションの選択を解除しなければインベントリパネルにアクセスできません。

仮想マシンのタブ表示オプション仮想マシンの各タブは、情報パネルの下部に表示されます。表示オプションは以下のとおりです。

[表示タブ ]　仮想マシンについて、[ 概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]（VirtualCenterのみ）、[ タスク ]（VirtualCenter のみ）、および [ コンソール ] の各タブを表示します。

[非表示タブ ]　仮想マシンについて、[概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]（VirtualCenter のみ）、[ タスク ]（VirtualCenter のみ）、および [ コンソール ] の各タブを非表示にします。


30 VMware, Inc.

[ 仮想マシン ] メニュー[ 仮想マシン ] メニューには、仮想マシンの電源状態を管理するためのオプションとコンソールを表示するためのオプションがリスト表示されます。

図 3-6. Web Access の [ 仮想マシン ] メニュー

このメニューには以下に示すコマンドが含まれています。これらのコマンドの一部は、管理インターフェイスのボタンやその他の視覚的エレメントを使用して実行することもできます。

[パワーオン ]　停止した仮想マシンをパワーオンします。

[レジューム ]　サスペンドした仮想マシンをレジュームします。

[パワーオフ ]　仮想マシンを即時にパワーオフします。これは、物理コンピュータの電源を切るのと同じことです。

[サスペンド ]　パワーオンされた仮想マシンをサスペンドします。

[リセット ]　仮想マシンを即時にリセットします。これは、物理コンピュータのリセットボタンを押すのと同じことです。

[ゲストをシャットダウン ]　ゲストOSをシャットダウンします。

[ゲストを再起動 ]　ゲストOSと仮想マシンを再起動します。

[フルスクリーンモードに切り替え ]　仮想マシンコンソールをフルスクリーンモードにします。

[Ctrl+Alt+Del の送信 ]　仮想マシンに <Ctrl+Alt+Del> を送信します。

VMware, Inc. 31


ツールバー VI Web Access ページの上部にあるツールバーには、クリックすると仮想マシンのパワーオンとパワーオフを実行できるボタンが含まれています。

図 3-7. 仮想マシンのツールバー

以下の表は、ツールバーのアクションを説明したものです。ボタンアクション

その仮想マシンの電源オプションをどのように設定したかに応じて、このボタンは、ゲストオペレーティングをシャットダウンするか、仮想マシンをパワーオフします（「電源状態オプションの変更（P.105）」を参照）。このアイコンが赤色の場合、仮想マシンはパワーオフされています。

実行中の仮想マシンをサスペンドするか、サスペンドした仮想マシンをレジュームします。VMware Tools は、この電源状態の変更に関連するスクリプトがあれば、それを実行します。このアイコンが黄色の場合、仮想マシンはサスペンドされています。

停止状態の仮想マシンをパワーオンし、サスペンド状態の仮想マシンをレジュームします。VMware Tools は、この電源状態の変更に関連するスクリプトがあれば、それを実行します。このアイコンが緑色の場合、仮想マシンは実行されています。

その仮想マシンの電源オプションをどのように設定したかに応じて、このボタンは、ゲストオペレーティングを再起動するか、仮想マシンをリセットします（「電源状態オプションの変更（P.105）」を参照）。

仮想マシンの表示を、Web Access ウィンドウ全体をおおうように拡大します。このオプションは、仮想マシンが実行され、[ コンソール ] タブが選択されている場合のみ有効になります。

ネットワークアダプタ構成ページを表示します。アイコンの上の赤い Xは、ネットワークアダプタが接続されていないことを示しています。

CD/DVD ドライブ構成ページを表示します。アイコンの上の赤い Xは、CD/DVD ドライブが接続されていないことを示しています。

フロッピードライブ構成ページを表示します。アイコンの上の赤いXは、フロッピードライブが接続されていないことを示しています。


32 VMware, Inc.

インベントリパネルこのパネルには仮想マシンのインベントリが表示されます。シングルクリックで、インベントリパネルの縮小または拡大ができます。

管理者は、インベントリパネルを表示しないURL を設定できます。

図 3-8. 仮想マシンのインベントリ

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4

この章では、VI Web Access を使用した仮想マシン管理のさまざまな側面について説明します。この章は、以下の節で構成されています。

[概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]、[ タスク ]、および [ コンソール ] の各ビュー（P.34）

仮想マシンに関する概要情報の表示（P.35）

仮想マシンのイベントの表示（P.37）

仮想マシンのアラームの表示（P.38）

仮想マシンのタスクの表示（P.39）

コンソールの使用（P.40）

ゲストOSへの VMware Tools のインストール（P.42）

仮想マシンの電源状態の変更（P.43）

リモートコンソールURL の作成と共有（P.43）

Virtual Infrastructure Web Access を使用した仮想マシンの管理 4


34 VMware, Inc.

[ 概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]、[ タスク ]、および [ コンソール ] の各ビュー

VI Web Access の画面右側に表示されるワークスペースには、選択した仮想マシンに関する情報が複数のタブに分割されて表示されます。

図 4-1. [ 仮想マシン ] - [ 概要 ]、[ イベント ]、[ アラーム ]、[ タスク ]、および [ コンソール ] ビュー

[ 概要 ]　パフォーマンスおよびステータス情報を表示します。このタブから、選択した仮想マシンのハードウェアオプションと構成オプションを変更できます。

[イベント ]　仮想マシンについて発生したイベントを表示します。[イベントの詳細 ] フィールドに詳細を表示するイベントを選択します。

[アラーム ]　アラームを表示します。このタブは、VirtualCenter サーバ経由でのみ使用できます。

[タスク ]　アクティビティとアクティビティの詳細を表示します。このタブは、VI Web Access を使用して VirtualCenter サーバに接続している場合にのみ使用できます。各タスクを手動で開始するか、VI クライアントを使用してスケジュールできます。[タスクの詳細 ] フィールドで詳細を表示するタスクを選択します。

[コンソール ]　これを使用すると、ゲストOS を直接制御できます。詳細に関しては、「コンソールの使用（P.40）」を参照してください。

VMware, Inc. 35

第 4章 Virtual Infrastructure Web Access を使用した仮想マシンの管理

仮想マシンに関する概要情報の表示仮想マシンの [ 概要 ] タブを選択すると、VI Web Access は仮想マシンに関する構成情報の概要を表示します。

図 4-2. [ 仮想マシン ] - [ 概要 ] タブ

[ 概要 ] タブには、以下の情報が表示されます。

仮想マシンが現在使用しているサーバプロセッサの容量。

仮想マシンが現在使用しているサーバメモリの容量。

仮想マシンの現在の電源状態 : パワーオン、パワーオフ、またはサスペンド状態。詳細については、「仮想マシンの電源状態の変更（P.43）」を参照してください。

仮想マシンにインストールされているゲストOS 。


36 VMware, Inc.

VMware Tools がインストールされているか、実行中かどうかを示す VMware Tools のステータス。Tools がインストールされていない場合、または最新バージョンへアップグレードする必要がある場合は、VMware Tools のインストールまたはアップグレードを行うためのリンクが表示されます。詳細については、「ゲストOSへの VMware Tools のインストール（P.42）」を参照してください。

仮想マシンの IP アドレスとDNS 名。

仮想マシンのハードウェアを編集または削除するためのリンク。オプションを変更するためには、通常、仮想マシンをパワーオフ状態にする必要があります。詳細については、「仮想マシンのハードウェア構成の編集（P.47）」を参照してください。

仮想マシンにハードウェアを追加するためのリンク。詳細については、「仮想マシンへのハードウェアの追加（P.68）」を参照してください。

仮想マシンの標準構成オプションを編集するためのリンク。オプションを変更するためには、通常、仮想マシンをパワーオフ状態にする必要があります。詳細については、「仮想マシンオプションの変更（P.103）」を参照してください。

仮想マシンのリモートコンソールURL を作成するためのリンク。詳細については、「リモートコンソールURL の作成と共有（P.43）」を参照してください。

仮想マシンの現在の関係 : 仮想マシンのホスト名、データストア、およびネットワーク。

仮想マシンの最近のタスク。

仮想マシンに関する最近のアラーム（VI Web Access を使用してVirtualCenter サーバに接続している場合）。

VMware, Inc. 37


仮想マシンのイベントの表示[ イベント ] タブは、インベントリパネルで仮想マシンを選択すると選択可能になります。

図 4-3. [ 仮想マシン ] - [ イベント ] タブ

[ イベント ] リストには、ESX Server からの質問、エラー、および仮想マシンのパワーオンやパワーオフのようなイベントなど、最新の仮想マシンのトランザクションに関するログがソートされて表示されます。

コラムヘッダをクリックすることにより、イベントをソートできます。デフォルトでは、イベントは、新しい順に表示されます。

イベントログは、仮想マシンの構成ファイル向けログファイルからデータを収集します。ログファイルは、デフォルトでは、仮想マシンが格納されているディレクトリに格納されます。

[ イベント ] タブの内容は、以下の表のとおりです。フィールド内容

時間イベントの発生日時

開始者イベントを発生させたエンティティ

タイプ発生したイベントのタイプ

メッセージ文字によるアクションの説明


38 VMware, Inc.

仮想マシンのアラームの表示VI Web Access を使用して VirtualCenter サーバに接続している場合、インベントリパネルで仮想マシンを選択すると、[アラーム ] タブが選択可能になります。アラームは、たとえば CPU使用率が指定した使用率を超えた場合など、指定したイベントが仮想マシンに発生したときに起動される通知です。

[アラーム ] タブの内容は、以下の表のとおりです。リスト属性内容

最終発生日時アラームが前回起動された日時

ステータスアラームの重大度

名前アラームの名前

説明アラームの説明

VMware, Inc. 39


仮想マシンのタスクの表示VI Web Access を使用して VirtualCenter サーバに接続している場合、インベントリパネルで仮想マシンを選択すると、[タスク ] タブが選択可能になります。タスクは、たとえば仮想マシンのパワーオンなど、ユーザーが手動で実行するかスケジュールに従って自動で実行されるハイレベルのアクションです。タスクの起動された日時をクリックすると、その詳細が、関連するイベントも含め、[タスク詳細 ] セクションに表示されます。

[ タスク ] タブの内容は、以下の表のとおりです。リスト属性内容

時間タスクの開始日時

開始者タスクを開始したユーザーまたはエンティティ

ステータスタスクの状態 : 待機、進行中、エラー、または成功

説明タスクの説明


40 VMware, Inc.

コンソールの使用 [ コンソール ] タブは、インベントリパネルで仮想マシンを選択すると選択可能になります。仮想マシン内で稼働しているゲストOSを制御する必要がある場合は、[ コンソール ] タブを使用して仮想マシンのマウス、キーボード、および画面（MKS）にリモート接続します。

仮想マシンがパワーオフされるか、サスペンドされるか、使用不可になるか、またはMSK プラグインがインストールされていない場合は、[ コンソール ] タブにメッセージと、仮想マシンに対して可能なアクションが表示されます。

仮想マシンには以下の状態があります。

[パワーオフ ]　仮想マシンをパワーオン状態にするオプションを提供します。

[サスペンド ]　仮想マシンをレジュームするオプションを提供します。

[使用不可 ]　再試行するためのオプションを提供します。

[パワーオフ ]　オプションはありません。

[パワーオン ]　オプションはありません。

VMware, Inc. 41


[ サスペンド ]　オプションはありません。

仮想マシンをパワーオンすると、[ コンソール ] タブに実行中の仮想マシンのMSK が表示されます。

図 4-4. [ インベントリ ] - [ 仮想マシン ] - [ コンソール ] タブ

マウスまたはキーボードを使用してゲストOSを制御するには、仮想マシンの画面をクリックします。マウスとキーボードの制御をコンピュータに戻すには、<Ctrl+Alt>を押します。仮想マシンに VMware Tools をインストールしてある場合は、カーソルを仮想マシンの中または外へ移動することにより、マウスとキーボードの制御を仮想マシンとコンピュータの間で素早く切り替えることができます。

フルスクリーンモードへの変更[ コンソール ] タブを選択すると、[ フルスクリーン ] オプションが選択可能になります。このオプションを選択するには、フルスクリーンモードのツールバーボタン（）をクリックするか、<Ctrl+Alt+Enter> を押します。このオプションは、仮想マシンが実行され、[コンソール ] タブが選択されている場合のみ有効になります。

フルスクリーンモードを終了するには、<Ctrl+Alt> を押して放します。

フルスクリーンモード

[ コンソール ] タブ仮想マシンのデスクトップ


42 VMware, Inc.

ゲストOSへの VMware Tools のインストールVMware Tools は、ゲストOS のパフォーマンスを向上させ、仮想マシンの管理機能を拡張する一連のユーティリティです。最良の結果を得るために、当社では、すべてのゲストOSに VMware Tools をインストールすることを強く推奨しています。

ゲストOSを仮想マシンにインストールした後、以下の指示に従って VMware Toolsのインストールまたはアップグレードを行ってください。

VMware Tools をインストールする方法

1 仮想マシンの [ 概要 ] の [ ステータス ] セクションで、[VMware Tools のインストール ] を選択します。

VMware Tools インストーラが仮想マシンの CD/DVD ドライブに挿入されています。

2 コンソールを使用して、インストールを完了します。

この手順は、仮想マシンの CDドライブを ESX Server マシンまたは VirtualCenterサーバ上のインストールファイルに接続します。ゲストOS で自動実行を有効にしている場合（Windows オペレーティングシステムのデフォルト設定）は、数秒後にダイアログボックスが表示されます。それは、VMware Tools をインストールするかどうかを尋ねてきます。[インストール ] をクリックして、[インストール ] ウィザードを起動します。


4 プロンプトが表示されたら、ゲストOSを再起動します。

VMware Tools をアップグレードする方法

1 仮想マシンの [ 概要 ] の [ ステータス ] セクションで、[VMware Tools のアップグレード ] を選択します。

VMware Tools インストーラが仮想マシンの CD/DVD ドライブに挿入されています。

2 コンソールを使用して、インストールを完了します。

3 Windows ゲストで、ゲストOSを再起動し、アップグレードを完了します。

VMware, Inc. 43


仮想マシンの電源状態の変更権限に応じて、VI Web Access を使用して仮想マシンの電源状態を変更できます。仮想マシンの電源状態を変更するには、求める電源状態を示すツールバー内のボタンをクリックします。

リモートコンソールURL の作成と共有VI Web Access を使用すると、通常のWebブラウザの URL を使用して仮想マシンのリモートコンソールURL を作成できます。リモートコンソールURL を作成するときに、VI Web Access ユーザーインターフェイスのコントロールをカスタマイズできます。リモートコンソールURL を使用すると、以下のことができます。

リモートコンソールURL をお気に入りのWebページのリストに追加する

リモートコンソールURLを電子メールメッセージの中で1人以上のユーザーと共有する

ボタン内容

仮想マシンをパワーオフします。その仮想マシンの電源オプションをどのように設定したかに応じて、ESX Server は、仮想マシンをパワーオフする前に、ゲストOS をシャットダウンする場合があります（「電源状態オプションの変更（P.105）」を参照）。このアイコンが赤色の場合、仮想マシンはパワーオフされています。

実行中の仮想マシンをサスペンドするか、サスペンドした仮想マシンをレジュームします。VMware Tools は、この電源状態の変更に関連するスクリプトがあれば、それを実行します。このアイコンが黄色の場合、仮想マシンはサスペンドされています。

停止状態の仮想マシンをパワーオンし、サスペンド状態の仮想マシンをレジュームします。VMware Tools は、この電源状態の変更に関連するスクリプトがあれば、それを実行します。このアイコンが緑色の場合、仮想マシンは実行されています。

仮想マシンをリセットします。その仮想マシンの電源オプションをどのように設定したかに応じて、ESX Server は、仮想マシンをリセットする前に、ゲストOS をシャットダウンする場合があります（「電源状態オプションの変更（P.105）」を参照）。

注意ゲストOSのシャットダウンまたは再起動は、VMware Tools がインストールされている場合にのみ機能します。それ以外の場合、物理マシンの電源ボタンまたはリセットボタンを押したときとまったく同じように、パワーオフされるか仮想マシンがリセットされます。VMware Tools のインストール方法については、「ゲストOS へのVMware Tools のインストール（P.42）」を参照してください。


44 VMware, Inc.

仮想マシンのリモートコンソール URL を作成する方法

1 仮想マシンの [ 概要 ] の [ コマンド ] セクションで、[ リモートコンソールのURLを作成 ] を選択します。

[ リモートコンソールのURL を作成 ] ページが表示されます。

2 ユーザーインターフェイス機能を選択します。

完全なインベントリと [ ワークスペース ] タブの表示を許可または禁止できます。

3 あとで使用するために、リモートコンソールURL をコピーします。

4 [ 閉じる ] をクリックして [ 概要 ] タブに戻ります。

注意リモートコンソールURL をテストしたいと考えている管理者は、別のブラウザかコンピュータを使用してテストしてください。リモートコンソールURL を管理者のアクティブなブラウザセッションでテストした場合、管理者が完全なユーザーインターフェイス機能を持った状態で再びログインするには、前もってそのブラウザのすべてのインスタンスを終了する必要が生じます。

VMware, Inc. 45

5

この章では、VI Web Access を使用した仮想マシンの構成操作のさまざまな側面について説明します。この章は、以下の項で構成されています。

既存の仮想マシン構成の編集（P.46）

許可と仮想マシンについて（P.46）

クライアントデバイスの使用（P.46）

仮想マシンのハードウェア構成の編集（P.47）

仮想マシンへのハードウェアの追加（P.68）

仮想マシンオプションの変更（P.103）

既存の仮想マシン構成の編集 5


46 VMware, Inc.

既存の仮想マシン構成の編集仮想マシンに関する詳細情報を表示し、その構成を変更するには、インベントリパネル内で仮想マシンをクリックします。仮想マシンの詳細を表示したとき、[ 概要 ] タブには、実行できるアクティビティが表示されます。それらのアクティビティは、以下のとおりです。

仮想マシンのハードウェア構成の編集（P.47）

仮想マシンへのハードウェアの追加（P.68）

仮想マシンオプションの変更（P.103）

許可と仮想マシンについて仮想マシンへのアクセスは、仮想マシンの構成ファイルに対してユーザーに許可されたアクセス権に基づいて処理されます。ユーザーのアクセス権が異なれば、仮想マシンへのアクセス方法も変わります。アクセス方法には以下のものがあります。

仮想マシンの参照

仮想マシンの制御

仮想マシンの構成

仮想マシンの管理

アクセス権限や仮想マシンの状態によっては、オプションが一部使用できない場合があります。

クライアントデバイスの使用ESX Server 3 では、一部の仮想デバイスをクライアントマシン上に置かれている物理デバイスまたは ISO イメージに接続できます。これは、ホストシステム上でなくローカルマシン上にある物理ドライブをユーザーが使用できるようにしたい場合や、仮想マシンがクライアントコンピュータ上に置かれている ISO イメージにアクセスするようにしたい場合に便利です。

クライアントデバイスは、現在、CD/DVD ドライブおよびフロッピードライブに対応しています。

注意アクセス権限は、Virtual Infrastructure クライアントを使用して設定されます。詳細については、『VMware Infrastructure 基本システム管理』を参照してください。

VMware, Inc. 47

第 5章既存の仮想マシン構成の編集

仮想マシンのハードウェア構成の編集仮想マシンの [ 概要 ] タブにある [ ハードウェア ] リストには、たとえばメモリ、ハードディスク、CD/DVD ドライブ、ネットワークアダプタなど、仮想マシン内の仮想ハードウェアが表示されます。それぞれのハードウェアコンポーネントを構成できますが、場合によっては、コンポーネントのすべてのオプションを編集するために、仮想マシンのパワーオフが必要になります。

仮想マシンのハードウェアの構成を編集するときに実行できるアクティビティは、以下のとおりです。

プロセッサの編集（P.47）

メモリ構成の編集（P.48）

CD/DVD ドライブの編集または削除（P.49）

フロッピードライブの編集または削除（P.51）

ハードディスクの編集または削除（P.53）

SCSI デバイスの編集または削除（P.60）

SCSI コントローラの編集（P.61）

ネットワークアダプタの編集または削除（P.63）

パラレルポートの編集または削除（P.65）

シリアルポートの編集または削除（P.66）

プロセッサの編集仮想マシンによって使用される仮想プロセッサの数を変更できます。

使用されるプロセッサの数を変更する手順

1 変更する仮想マシンをインベントリパネルから選択します。

2 仮想マシンがパワーオフ状態であることを確認します。

3 [ 概要 ] タブで、[ プロセッサ ] をクリックします。

選択可能なプロセッサ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。

要注意 Linux ゲスト内でクライアントデバイスを使用する場合は、接続先のデバイスがマウントされていないか使用中でないことを確認してください。マウントされたままであると、物理デバイスがクライアントデバイスに接続できなくなります。


48 VMware, Inc.

4 [ 編集 ] をクリックします。

プロセッサ構成ページが表示されます。

5 仮想マシンが使用するプロセッサの数を [ プロセッサ数 ] ドロップダウンメニューから選択します。

6 [OK] をクリックして変更内容を保存し、[ 概要 ] タブに戻ります。

メモリ構成の編集メモリ割り当てを編集する手順



3 [ 概要 ] タブで、[ メモリ ] をクリックします。

選択可能な [ メモリ ] 構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


[ メモリ ] デバイスページが表示されます。

VMware, Inc. 49


5 仮想マシンが確実に起動するよう、最小推奨値以上のメモリ容量を割り当ててください。

6 [OK] をクリックして [ メモリ ] 設定を更新し、[ 概要 ] タブに戻ります。

CD/DVD ドライブの編集または削除仮想マシンは、その仮想マシンが実行されている ESX Server ホスト上またはローカルのコンピュータ上にある物理 CD/DVD ドライブにアクセスできます。また、ESX Server ファイルシステム上またはリモートデータストア上の ISO イメージにアクセスできます。

既存の CD/DVDドライブを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更する CD/DVD ドライブをクリックします。

選択可能な CD/DVD ドライブ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


CD/DVD ドライブ構成ページが表示されます。


50 VMware, Inc.

4 メディアソースマシンは、ダイアログボックスの最上部で選択できます。以下のように、アクションを選択します。

CD/DVDドライブをESX Server上のデバイスまたはファイルに接続するには、[ ホストメディア ] を選択します。

CD/DVD ドライブをローカルコンピュータ上のデバイスに接続するには、[ クライアントメディア ] をクリックします。

ダイアログボックスのその他の内容は、選択したメディアソースの機能に対応して変わります。たとえば、仮想マシンは、パワーオンの間、クライアントメディアへ自動的には接続できません。したがって、[パワーオン時に接続 ] チェックボックスは、[クライアントメディア ] オプションが選択されている場合、無効になります。

5 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをサーバの CD/DVDドライブに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

6 サーバの CD/DVD ドライブに接続するのか、それとも ISO イメージに接続するのかを指定します。[物理ドライブ ] または [ISO イメージ ] を選択してください。

7 ドライブの場所を [ 物理ドライブ ] フィールドに入力するか、ISOイメージの場所を [ISO イメージ ] フィールドに入力します。

たとえば、サーバの CDドライブを、/dev/cdromとすることができます。

8 [IDE デバイスノード ] リストから IDE デバイスノードを選択します。


既存の CD/DVDドライブを削除する手順



注意 [ クライアントメディア ] は、ESX Server 3 の仮想マシン上でのみサポートされます。クライアントデバイスの詳細については、「クライアントデバイスの使用（P.46）」を参照してください。

注意ドライブを [ クライアントメディア ] に接続した後、[OK] をクリックすると、VI Web Access は [ デバイスのステータス ] ポップアップウィンドウを表示します。クライアントデバイスを接続した状態で保持するには、このウィンドウを開いたままにする必要があります。ドライブをクライアントメディアに接続する前に、必ずブラウザ上でポップアップブロックをオフにしてください。

VMware, Inc. 51


3 [ 概要 ] タブで、削除する CD/DVD ドライブをクリックします。

選択可能な CD/DVD ドライブ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。

4 [ 削除 ] をクリックします。

フロッピードライブの編集または削除VI Web Access を使用して、仮想マシンに接続したフロッピードライブを編集します。それぞれの仮想マシンは、ホストマシン上、またはブラウザを実行しているクライアントマシン上の物理フロッピードライブまたはフロッピーイメージファイルにアクセスできます。クライアントコンピュータ上のそれぞれの物理ドライブに接続できるフロッピードライブは、1つだけです。デバイスが接続できるサーバ上の仮想マシンは、1度に 1つだけです。

既存のフロッピードライブを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更するフロッピードライブをクリックします。

選択可能なフロッピードライブ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


[ フロッピードライブ ] 構成ページが表示されます。


52 VMware, Inc.

4 フロッピードライブのメディアタイプを選択します。

[ホストメディア]　ホストシステム上のデバイスまたはファイルに接続します。

[クライアントメディア]　クライアントシステム上のデバイスまたはファイルに接続します。

5 この仮想マシンをサーバのフロッピードライブに接続するには、[接続中 ] を選択します。

ある 1つのフロッピードライブに一度に接続できる仮想マシンは 1つだけです。

その仮想マシンを、パワーオンしたときにサーバのフロッピードライブに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

6 サーバのフロッピードライブとフロッピーイメージのどちらに接続するのかを指定するには、[ 物理ドライブ ] または [ フロッピーイメージ ] を選択します。

7 [ 場所 ] フィールドにドライブまたはフロッピーイメージの場所を入力します。

たとえば、サーバのフロッピードライブを、/dev/fd0とすることができます。


既存のフロッピードライブを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除するフロッピードライブをクリックします。

選択可能なフロッピードライブ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。

4 [ 削除 ] をクリックしてフロッピードライブを仮想マシンから削除するか、[ ディスクから削除 ] をクリックしてフロッピーイメージを仮想マシンから削除し、ファイルをホストコンピュータから削除します。

注意 [ クライアントメディア ] は、ESX 3 の仮想マシン上でのみサポートされます。クライアントデバイスの詳細については、「クライアントデバイスの使用（P.46）」を参照してください。

注意ドライブを [ クライアントメディア ] に接続した後、[OK] をクリックすると、VI Web Access は [ デバイスのステータス ] ポップアップウィンドウを表示します。クライアントデバイスを接続した状態で保持するには、このウィンドウを開いたままにする必要があります。ドライブをクライアントメディアに接続する前に、必ずブラウザ上でポップアップブロックをオフにしてください。

VMware, Inc. 53


ハードディスクの編集または削除ESX 3 仮想マシン上の既存の仮想ディスクを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更するハードディスクをクリックします。

[ コマンド ] にハードディスクのオプションが表示されます。


[ハードディスク ] ページが表示されます。

4 ドロップダウンメニューから [SCSI デバイスノード ] を選択します。

5 ディスクを [ 独立モード ] で使用するかどうかを選択します。

注意構成しようとしているハードディスクがその仮想マシンの起動デバイスである場合は、[ デバイスの SCSI ノードを変更 ] をクリックして、SCSI デバイスノードを変更します。


54 VMware, Inc.

6 ディスクを独立モードで使用することを選択する場合は、[通常 ] または [ 読み取り専用 ] ディスクモードを選択します。

[通常 ]　通常モードのディスクは、物理コンピュータ上の従来のディスクドライブのように動作します。通常モードのディスクに書き込まれたすべてのデータは、永続的にこのディスクに書き込まれます。

[読み取り専用 ]　読み取り専用モードのディスクに加えた変更は、ディスクに保存されません。変更は、仮想マシンがパワーオフ状態になるかリセットされたときに失われます。

読み取り専用モードは、仮想マシンを常に同じ状態で起動したいユーザーにとって便利です。たとえば、ソフトウェアのテスト、テクニカルサポートユーザー向けに既知の環境を提供する場合、およびソフトウェアのデモンストレーションを行う場合に使用されます。


ESX 2.x 仮想マシン上の既存の仮想ディスクを編集する手順




VMware, Inc. 55





5 [ ディスクモード ] を選択します。

[ 通常 ]　通常モードのディスクは、物理コンピュータ上の従来のディスクドライブのように動作します。通常モードのディスクに書き込まれたすべてのデータは、永続的にこのディスクに書き込まれます。

[読み取り専用 ]　読み取り専用モードのディスクに対する変更はディスクに保存されず、仮想マシンがパワーオフ状態になるかリセットされると失われます。



56 VMware, Inc.

読み取り専用モードは、仮想マシンを常に同じ状態で起動したいユーザー向けのモードです。たとえば、ソフトウェアのテスト、テクニカルサポートユーザー向けに既知の環境を提供する場合、およびソフトウェアのデモンストレーションを行う場合に使用されます。

[取り消し可能 ]　取り消し可能モードのディスクに加えた変更は、仮想マシンをパワーオフするときに、保存、削除、または追加することができます。

[アペンド ]　アペンドモードのディスクに加えた変更は、仮想ディスクに付随する REDOログに保存されます。


VMware, Inc. 57


ESX 3 仮想マシン上の既存のシステム LUNディスクを編集する手順







5 ディスクを [ 独立モード ] で使用するかどうかを選択します。



58 VMware, Inc.

6 ディスクを独立モードで使用することを選択する場合は、[通常 ] または [ 読み取り専用 ] ディスクモードを選択します。


[読み取り専用 ]　読み取り専用モードのディスクに加えた変更は、ディスクに保存されません。変更は、仮想マシンがパワーオフ状態になるかリセットされたときに失われます。

読み取り専用モードは、仮想マシンを常に同じ状態で起動したいユーザーにとって便利です。たとえば、ソフトウェアのテスト、テクニカルサポートユーザー向けに既知の環境を提供する場合、およびソフトウェアのデモンストレーションを行う場合に使用されます。


VMware, Inc. 59


ESX 2.x 仮想マシン上の既存のシステム LUNディスクを編集する手順









60 VMware, Inc.








既存のハードディスクを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除するハードディスクをクリックします。

選択可能なハードドライブ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。

4 [ 削除 ] をクリックしてハードディスクを仮想マシンから削除するか、[ ディスクから削除 ] をクリックしてハードディスクを仮想マシンから削除し、仮想ディスクファイルをホストコンピュータから削除します。

SCSI デバイスの編集または削除既存の SCSI デバイスを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更する SCSI デバイスをクリックします。

[ コマンド ] に SCSI デバイスのオプションが表示されます。

VMware, Inc. 61



SCSI デバイスページが表示されます。

4 [ 接続 ] のドロップダウンメニューを使用し、使用する物理デバイスを指定します。

5 [ 仮想デバイス ] のドロップダウンメニューを使用し、SCSI デバイスノードを指定します。

6 [OK] をクリックして SCSI デバイス設定を更新し、[ 概要 ] タブに戻ります。

既存の SCSI デバイスを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除する SCSI デバイスをクリックします。

選択可能な SCSI デバイス構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


SCSI コントローラの編集SCSI コントローラの構成を編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更する SCSI コントローラをクリックします。選択可能な SCSIコントローラ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


62 VMware, Inc.


SCSI コントローラ構成ページが表示されます。

4 [ 仮想デバイス ] プルダウンメニューから SCSI コントローラのデバイスタイプを選択します。

SCSI コントローラのタイプを変更すると、仮想マシンが起動しなくなる場合があります。

5 SCSI バスを共有するかどうかを指定するには、共有のタイプを [SCSI バスの共有 ] セクションで選択します。

[クリア ]　他の仮想マシンと仮想ディスクを共有できません。

[仮想 ]　同じサーバ上の仮想マシン間で仮想ディスクを共有できます。

[物理 ]　任意のサーバ上の仮想マシン間で仮想ディスクを共有できます。

共有タイプによっては、同一サーバ上または別のサーバ上の同じ仮想ディスクに仮想マシンが同時にアクセスできます。


VMware, Inc. 63


ネットワークアダプタの編集または削除物理ネットワークアダプタをケーブルで壁面のジャックに接続するのと同じように、仮想ネットワークアダプタをラベル付きネットワークへ接続できます。アダプタ用のラベル付きネットワークを選択することにより、ゲストOSが指定されたネットワークのリソースに到達できるようにすることができます。

ESX 3 仮想マシン上の既存のネットワークアダプタを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更するネットワークアダプタをクリックします。

選択可能なネットワークアダプタ構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


ネットワークアダプタページが表示されます。

4 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをネットワークに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

5 [ ネットワーク接続 ] リストで、仮想マシンが使用する仮想ネットワークデバイスを選択します。

6 [OK] をクリックしてネットワークアダプタを追加し、[概要 ] タブに戻ります。

ESX 2.x 仮想マシン上の既存のネットワークアダプタを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更するネットワークアダプタをクリックします。



64 VMware, Inc.


ネットワークアダプタページが表示されます。

4 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをネットワークに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

5 [ ネットワーク接続 ] リストで、仮想マシンが使用する仮想ネットワークデバイスを選択します。

6 [ 仮想デバイス ] リストで、仮想マシンが使用するネットワークドライバを選択します。[vlance] または [vmxnet] ドライバを選択してください。

7 [OK] をクリックしてネットワークアダプタを追加し、[概要 ] タブに戻ります。

既存のネットワークアダプタを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除するネットワークアダプタをクリックします。



VMware, Inc. 65


パラレルポートの編集または削除既存のパラレルポートを編集する手順

1 VI Web Access クライアントから、仮想マシンを選択します。

2 [ 概要 ] タブで、変更するパラレルポートをクリックします。

選択可能なパラレルポート構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


パラレルポートページが表示されます。

4 [ デバイスのステータス ] のデフォルトの設定は、[パワーオン時に接続 ] です。

このチェックボックスをオフにして、この設定の選択を解除します。

5 [ 接続 ] タイプを選択します。

[ 物理 ] を選択した場合は、ドロップダウンメニューを使用して、エンドユーザーのホストマシン上で使用されるポートを選択します。

[ ファイル ] を選択した場合は、パスとファイル名を入力するか、ファイルの場所を参照します。

6 [OK] をクリックして更新した設定を保存し、[ 概要 ] タブに戻ります。


66 VMware, Inc.

既存のパラレルポートを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除するパラレルポートをクリックします。

選択可能なパラレルポート構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


シリアルポートの編集または削除仮想マシンの仮想シリアルポートは、ホストコンピュータの物理シリアルポートを使用するように設定できます。たとえば、仮想マシンでモデムやハンドヘルドデバイスを使用する場合などに便利です。

既存のシリアルポートを編集する手順


2 [ 概要 ] タブで、変更するシリアルポートをクリックします。

選択可能なシリアルポート構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。

VMware, Inc. 67



シリアルポートページが表示されます。

4 仮想マシンがパワーオンの状態のときに、シリアルポートを仮想マシンに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

5 接続タイプを選択します。

[ 物理 ] を選択した場合は、ドロップダウンリストを使用して、エンドユーザーのホストマシン上で使用されるポートを選択します。

[ ファイル ] を選択した場合は、パスとファイル名を入力するか、ファイルの場所を参照します。


68 VMware, Inc.

[ 名前付きパイプ ] を選択した場合は、パイプ名を入力し、ドロップダウンリストを使用して接続オプションを選択します。

i [ 近端 ] で、ゲストOS内で実行されているアプリケーションがサーバとクライアントのどちらとして機能するのかを選択します。

接続のこちら側の終端を最初に起動する場合は、[ サーバです。] を選択します。

接続の遠端を最初に起動する場合は、[ クライアントです。] を選択します。

ii [ 遠端 ] で、仮想マシンの接続先となるアプリケーションの場所を指定します。

仮想マシンの接続先となるアプリケーションが、ホスト上の別の仮想マシン上に置かれている場合は、[仮想マシンです。] を選択します。

仮想マシンの接続先となるアプリケーションがホストマシン上で直接実行されている場合は、[ アプリケーションです。] を選択します。

6 [ 入出力モード ] で、[ ポーリングで CPUを放棄する ] かどうかを選択します。

ターゲット仮想マシン内のカーネルは、仮想シリアルポートを割り込みモードではなくポーリングモードで使用します。

7 [OK] をクリックして設定を保存し、[ 概要 ] タブに戻ります。

既存のシリアルポートを削除する手順



3 [ 概要 ] タブで、削除するシリアルポートをクリックします。

選択可能なシリアルポート構成オプションが [ コマンド ] に表示されます。


仮想マシンへのハードウェアの追加仮想マシンに仮想ハードウェアを追加するには、VI Web Access の [ ハードウェアの追加 ] ウィザードを使用します。

VMware, Inc. 69


ウィザードの開始手順

1 VI Web Access から、仮想マシンを選択します。

2 [ 概要 ] タブの [ コマンド ] で、[ ハードウェアの追加 ] をクリックします。

3 追加するハードウェアのタイプをダブルクリックします。

4 ウィザードの手順に従います。

既存の仮想マシンに仮想ハードウェアを追加する方法については、以下の項を参照してください。

ハードディスクの追加（P.69）

ネットワークアダプタの追加（P.86）

CD/DVD ドライブの追加（P.87）

フロッピードライブの追加（P.90）

シリアルポートの追加（P.92）

パラレルポートの追加（P.98）

SCSI デバイスの追加（P.102）

ハードディスクの追加新しい仮想ディスク、既存の仮想ディスク、またはマップ済みのシステム LUNを仮想マシンに追加できます。

ESX 3 仮想マシンに新しい仮想ディスクを追加する手順

1 インベントリパネルから仮想マシンを選択します。


[ハードウェアの追加 ] ウィザードが開きます。


70 VMware, Inc.

3 [ ハードディスク ] をダブルクリックします。

4 [ 新規仮想ディスクの作成 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

5 ディスクの [ 容量 ] を指定します。

[ ディスクサイズ ] は、整数で指定する必要があります。

6 仮想ディスクの [ ロケーション ] を選択します。

仮想ディスクを仮想マシンと同じ場所にインストールするには、[ 仮想マシンのデータストアを使用 ] を選択します。

VMware, Inc. 71


仮想ディスクをインストールする場所を指定するには、[ 特定のデータストアを使用 ] を選択します。データストアの場所を指定するには、仮想ディスクへのパスを入力するか、[参照 ] をクリックし、使用するデータストアまで移動します。

7 [ 次へ ] をクリックします。

[ 詳細オプション ] パネルに、SCSI デバイスノードとディスクモードのオプションが表示されます。


9 ディスクを [ 独立モード ] で稼働させるかどうかを選択します。[独立モード ] のディスクは、スナップショットには影響されません。

10 [ 独立モード ] を選択した場合は、以下のいずれかのオプションを選択します。





72 VMware, Inc.


12 デバイス構成の概要を確認し、[終了 ] をクリックしてウィザードを終了します。

ESX 2.x 仮想マシンに新しい仮想ディスクを追加する手順






VMware, Inc. 73


5 [ 新規仮想ディスクの作成 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 ディスクのサイズと場所を指定します。

ディスクサイズは、整数で指定する必要があります。

7 データストアの場所を指定するには、仮想ディスクへのパスを入力するか、[参照 ] をクリックして、使用するデータストアまで移動します。







74 VMware, Inc.

[ 読み取り専用 ]　読み取り専用モードのディスクに対する変更はディスクに保存されず、仮想マシンがパワーオフ状態になるかリセットされると失われます。






ESX 3 仮想マシンに既存の仮想ディスクを追加する手順




VMware, Inc. 75



4 [ 既存の仮想ディスクを使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。


76 VMware, Inc.

5 既存の仮想ディスクを参照して選択し、[ 次へ ] をクリックします。



7 ディスクを [ 独立モード ] で稼働させるかどうかを選択します。

8 [ 独立モード ] を選択した場合は、[ 通常 ] または [ 読み取り専用 ] のディスクモードを選択します。




VMware, Inc. 77




ESX 2.x 仮想マシンに既存の仮想ディスクを追加する手順


2 ESX Server 2.x 仮想マシンにハードディスクを追加する場合は、仮想マシンがパワーオフ状態であることを確認してください。





78 VMware, Inc.

5 [ 既存の仮想ディスクを使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 既存の仮想ディスクを参照して選択し、[ 次へ ] をクリックします。



VMware, Inc. 79










ESX 3 仮想マシンに、マップ済みのシステム LUNを追加する手順





80 VMware, Inc.


4 [ マップ済みのシステム LUNを使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

VMware, Inc. 81


5 仮想マシンに追加する LUNを選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 ファイルの場所を選択します。

[仮想マシンのデータストアを使用 ]　仮想ディスクを仮想マシンと同じ場所にインストールします。

[特定のデータストアを使用 ]　仮想ディスクをインストールする場所を指定します。



82 VMware, Inc.


9 ディスクの [ 互換性 ] を選択します。

[物理]　ゲストOSがストレージハードウェアに直接アクセスするのを許可します。

[仮想 ]　仮想マシンが、スナップショットやディスクモードなど、仮想ディスクの機能を利用するのを許可します。仮想ディスクの詳細については、『基本システム管理』を参照してください。

10 [ 仮想 ] の互換性を選択した場合は、ディスクを [ 独立モード ] で稼働させるかどうかを選択します。

11 [ 独立モード ] を選択した場合は、[ 通常 ] または [ 読み取り専用 ] のディスクモードを選択します。






VMware, Inc. 83


ESX 2.5.x 仮想マシンに、マップ済みのシステム LUNを追加する手順


2 ESX Server 2.x 仮想マシンにハードディスクを追加する場合は、仮想マシンがパワーオフ状態であることを確認してください。




[ マップ済みのシステム LUNを使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。


84 VMware, Inc.

5 仮想マシンに追加する LUNを選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 仮想ディスクをインストールする場所を参照し、[ 次へ ] をクリックします。


8 ディスクの [ 互換性 ] を選択します。

[物理]　ゲストOSがストレージハードウェアに直接アクセスするのを許可します。

[ 仮想 ]　仮想マシンが、ディスクモードやその他の仮想ディスク機能を利用するのを許可します。

VMware, Inc. 85


9 [ 仮想 ] の互換性を選択した場合は、[ ディスクモード ] を選択します。









86 VMware, Inc.

ネットワークアダプタの追加ネットワークアダプタを追加する手順




3 [ ネットワークアダプタ ] をダブルクリックします。

4 ネットワーク接続を選択します。

仮想マシンがパワーオンの状態のときに、ネットワークアダプタを仮想マシンに接続させるには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

VMware, Inc. 87



6 [ 終了 ] をクリックしてネットワークアダプタを追加します。

CD/DVD ドライブの追加仮想マシンには、最大 4台の CD/DVD ドライブを追加できます。仮想マシンのドライブを、ホストマシン上またはブラウザを実行しているマシン上の物理ドライブまたは ISO イメージに接続できます。

CD/DVDドライブを仮想マシンに追加する手順






88 VMware, Inc.

4 [CD/DVD ドライブ ] をダブルクリックします。

5 以下のいずれかの [ メディアタイプ ] オプションを選択します。

ESXホスト上のドライブまたは ISOイメージに接続するには、[ホストメディア ] でオプションを選択します。

ホストコンピュータ上の物理ドライブに仮想マシンのドライブを接続するには、[物理ドライブの使用 ] を選択します。

ホストコンピュータ上のISOイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続するには、[ISO イメージの使用 ] を選択します。

クライアントコンピュータ上のドライブまたは ISO イメージに接続するには、[クライアントメディア ] でオプションを選択します。

クライアントコンピュータ上の物理ドライブに仮想マシンのドライブを接続するには、[物理ドライブの使用 ] を選択します。

クライアントコンピュータ上のISOイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続するには、[ISO イメージの使用 ] を選択します。


注意 [ クライアントメディア ] のオプションは、ESX 2.x 仮想マシン上では使用できません。

VMware, Inc. 89


7 [ 物理ドライブの使用 ] を選択した場合は、使用するドライブを指定して、仮想マシンがパワーオンの状態のときに、システムをデバイスに接続するかどうかを指示します。


9 [ISO イメージの使用 ] を選択した場合は、イメージファイルのパスとファイル名を入力するか、[参照 ] をクリックしてファイルの場所まで移動します。

仮想マシンがパワーオンの状態のときに、ドライブを仮想マシンに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。


[詳細オプション ] ページが表示されます。

11 ドロップダウンメニューから仮想デバイスノードを選択します。


90 VMware, Inc.


[ 設定が完了しました ] ページにデバイス設定が表示されます。

13 [ 終了 ] をクリックして仮想マシンに CD/DVD ドライブを追加します。

フロッピードライブの追加仮想マシン内のフロッピードライブを、ホストマシン上またはブラウザを実行しているマシン上の物理ドライブまたはフロッピーイメージに接続できます。

新しい仮想フロッピードライブを仮想マシンに追加する手順





VMware, Inc. 91


4 [ フロッピードライブ ] をダブルクリックします。

5 以下のいずれかの [ メディアタイプ ] オプションを選択します。

ESX ホスト上のドライブまたはフロッピーイメージに接続するには、[ ホストメディア ] でオプションを選択します。

ホストコンピュータ上の物理ドライブに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[物理ドライブの使用 ] を選択します。

ホストコンピュータ上のフロッピーイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[既存のフロッピーイメージを使用 ] を選択します。

ホストコンピュータ上の空の新規フロッピーイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[空のフロッピーイメージの作成 ] を選択します。

クライアントコンピュータ上のドライブまたはフロッピーイメージに接続するには、[クライアントメディア ] でオプションを選択します。

クライアントコンピュータ上の物理ドライブに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[物理ドライブの使用 ] を選択します。

クライアントコンピュータ上のフロッピーイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[既存のフロッピーイメージを使用 ] を選択します。

クライアントコンピュータ上の空の新規フロッピーイメージファイルに仮想マシンのドライブを接続する場合は、[空のフロッピーイメージの作成 ] を選択します。


92 VMware, Inc.


7 フロッピーメディアのタイプを選択します。仮想マシンがパワーオンの状態のときに、フロッピードライブを仮想マシンに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択します。

8 [ 終了 ] をクリックして仮想マシンにフロッピードライブを追加します。

シリアルポートの追加仮想マシン内に仮想シリアルポートをセットアップして、ホストコンピュータ上の物理シリアルポート、ホストコンピュータ上の出力ファイル、または仮想マシンかホストコンピュータ上の別の仮想マシン内で実行されているアプリケーションを使用することができます。

仮想マシンの構成に物理シリアルポートを追加する手順



注意 [ クライアントメディア ] のオプションは、ESX 2.x 仮想マシン上では使用できません。

注意クライアントメディアでは、[パワーオン時に接続 ] を選択できません。

VMware, Inc. 93




4 [ シリアルポート ] をダブルクリックします。


5 ホストマシン上の物理ポートに接続するために [ 物理シリアルポートの使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをホストのシリアルポートに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。


94 VMware, Inc.




9 [ 終了 ] をクリックして仮想マシンにシリアルポートを追加します。

仮想マシンの構成に出力ファイルシリアルポートを追加する手順





VMware, Inc. 95




ホストマシン上の物理ポートに接続するために [ 出力ファイル ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

5 [ 出力ファイル ] フィールドで、出力ファイルの場所を入力するか、出力ファイルの場所を参照します。

この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをホストの出力ファイルに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。


96 VMware, Inc.




8 [ 終了 ] をクリックして仮想マシンにシリアルポートを追加します。

仮想マシンの構成に名前付きパイプシリアルポートを追加する手順







VMware, Inc. 97


5 ホストマシン上の物理ポートに接続するために [ 名前付きパイプを使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 名前付きパイプを指定するために、パイプ名を入力します。

7 [ 近端 ] で、ゲストOS内で実行されているアプリケーションがサーバとクライアントのどちらとして機能するのかを選択します。

接続のこちら側の終端を最初に起動する場合は、[ サーバです。] を選択します。

接続の遠端を最初に起動する場合は、[ クライアントです。] を選択します。

8 [ 遠端 ] で、仮想マシンの接続先となるアプリケーションの場所を指定します。

仮想マシンの接続先となるアプリケーションが、ホスト上の別の仮想マシン上に置かれている場合は、[ 仮想マシンです。] を選択します。

仮想マシンの接続先となるアプリケーションがホストマシン上で直接実行されている場合は、[アプリケーションです。] を選択します。


98 VMware, Inc.

9 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンを名前付きパイプに接続するには、[ パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。




12 [ 終了 ] をクリックして仮想マシンに物理シリアルポートを追加します。

パラレルポートの追加パラレルポートは、プリンタ、スキャナ、ドングル、ディスクドライブなど、さまざまなデバイスで使用されます。

仮想パラレルポートは、パラレルポート、またはホストオペレーティングシステム上のファイルに接続することができます。

仮想マシンの構成に物理パラレルポートを追加する手順



VMware, Inc. 99




4 [ パラレルポート ] をダブルクリックします。


5 [ 接続タイプ ] リストで、[ 物理パラレルポートの使用 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 場所フィールドに、デバイスの場所を入力します。


100 VMware, Inc.

たとえば、ホストのパラレルポートを、/dev/parport0とすることができます。

7 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをホストのパラレルポートに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

8 [ 終了 ] をクリックしてパラレルポートを追加します。

仮想マシンの構成に出力ファイルパラレルポートを追加する手順





VMware, Inc. 101


4 [ パラレルポート ] をダブルクリックします。


5 [ 接続タイプ ] リストで、[ 出力ファイル ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

6 [ 出力ファイル ] フィールドにパスとファイル名を入力するか、ファイルの場所を参照します。

7 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンをホストのパラレルポートに接続するには、[パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

8 [ 終了 ] をクリックしてパラレルポートを追加します。


102 VMware, Inc.

SCSI デバイスの追加仮想マシンの構成に SCSI デバイスを追加する手順


2 ESX Server 2.x 仮想マシンに SCSI デバイスを追加する場合は、仮想マシンがパワーオフ状態であることを確認してください。



4 [ ハードウェアの追加 ] ウィザードで、[SCSI デバイス ] をダブルクリックします。

5 [ 物理デバイス ] のドロップダウンメニューを使用し、使用する物理デバイスを選択します。

VMware, Inc. 103


6 この仮想マシンがパワーオンの状態のときに、仮想マシンを SCSI デバイスに接続するには、[ パワーオン時に接続 ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

7 [ 仮想デバイス ] で、このデバイスを仮想マシン内に表示する仮想デバイスノードを選択し、[次へ ] をクリックします。

8 [ 終了 ] をクリックして SCSI デバイスを追加します。

仮想マシンオプションの変更構成オプションを使用すると、選択した仮想マシンの特性、たとえば仮想マシンの一般設定、電源オプション、および詳細オプションなどを調整できます。それらのオプションについて、以下の項で説明します。

一般設定の変更（P.103）

電源状態オプションの変更（P.105）

詳細設定の変更（P.106）

一般設定の変更[ オプション ] タブを使用すると、選択した仮想マシンの特性を調整できます。変更を加える前に、必ず仮想マシンをパワーオフ状態にする必要があります。


104 VMware, Inc.

一般設定の変更手順

1 [ 概要 ] タブの [ コマンド ] セクションで、[ オプションの設定 ] をクリックします。

2 [ 全般 ] をクリックします。

[一般オプション ] オプションページが表示されます。

3 ディスプレイ名を変更するには、[仮想マシン名 ] フィールドに新しい名前を入力します。

4 仮想ディスクにインストールされているゲストOSを変更する（たとえば、ゲストOSをアップグレードする）には、[ゲストOS] リストから新しいゲストOSを選択します。

[バージョン ] リストを使用してオペレーティングシステムのタイプを変更した場合は、仮想マシンの構成ファイル内でゲストOSタイプの設定のみが変更されます。ゲストOS自体は、変更されません。ゲストOSのインストールについては、『基本システム管理』および『ゲストOSインストールガイド』を参照してください。


VMware, Inc. 105


電源状態オプションの変更電源状態オプションを使用すると、仮想マシンのさまざまな電源状態で発生するアクションを定義できます。

電源状態オプションの変更手順


2 [ 電源 ] をクリックします。

[電源オプション ] ページが表示されます。

3 仮想マシンのデフォルトのパワーオフオプションを選択します。

仮想マシンのパワーオフの設定には、[ 仮想マシンのパワーオフ ] と [ ゲストOSのシャットダウン ] が含まれます。デフォルトでは、ゲストOSをシャットダウンすることなく、すべての仮想マシンがパワーオフされます。VMware Tools が実行されている場合、仮想マシンはデフォルトでゲストOSをシャットダウンします。

4 仮想マシンの再起動オプションを選択します。

仮想マシンの再起動の設定には、ゲストOSをシャットダウンせずに仮想マシンを再起動する [ 仮想マシンのリセット ] と、ゲストOSを再起動する [ ゲスト OSの再起動 ] が含まれます。デフォルトでは、ゲストOSをシャットダウンすることなく、すべての仮想マシンが再起動されます。VMware Tools が実行されている場合、仮想マシンはデフォルトでゲストOSを再起動します。

5 VMware Tools スクリプトの実行を [ レジューム後 ] とするか、[ サスペンド前 ] とするかを選択します。


106 VMware, Inc.

詳細設定の変更仮想マシンの詳細設定オプションは、以下の手順で変更します。

詳細設定の変更手順


2 [ 詳細 ] をクリックしてください。

[詳細オプション ] ページが表示されます。

3 オプションを選択します。

[デバッグインフォメーションの実行 ]　仮想マシンをデバッグ情報付きで実行します。これは、その仮想マシンに問題が起きているときに便利です。この情報を当社のサポートに提供し、起きている問題のトラブルシューティングを行うことができます。

[ログを有効にする ]　仮想マシンのログを有効にします。

[アクセラレーション機能を無効にする ]　仮想マシンのアクセラレーション機能を無効にします。仮想マシン内でプログラムをインストールまたは起動しようとして、そのプログラムがハングまたはクラッシュしているように見えるか、デバッガの下で実行されていることを報告する場合、一時的にアクセラレーション機能を無効にする必要があります。当社では、この問題を少数のプログラムで検出しています。通常、この問題はプログラムの実行の早い段階で発生します。多くの場合、仮想マシンでアクセラレーション機能を一時的に無効にすることでこの問題を回避することができます。

この設定をすると仮想マシンの実行速度は低下します。このため、プログラムを実行させて問題を回避する場合にのみ、この設定を使用してください。問題が発生しなくなったら、仮想マシン設定エディタに戻り、[ アクセラレーション機能を無効にする ] の選択を解除してください。解除すると、アクセラレーション機能を使ってプログラムを実行できます。

VMware, Inc. 107VMware, Inc. 107

インデックス

CCD/DVD ドライブ構成 49削除 50追加 87

CD/DVD ドライブの構成 49

SSCSI コントローラ 61SCSI コントローラの構成 61SCSI デバイス構成 60削除 61追加 102

SCSI デバイスの構成 60

VVirtual Infrastructure プラグイン 18VMware Tools 42VMware コミュニティフォーラム

アクセス 10

WWeb Access メニュー 28

あアクセラレーション 106アラーム 38

い一般オプション 103一般オプションの構成 103

イベント 37インストール 17インベントリ表示 32

おオプション仮想マシン 103詳細 106全般 103電源状態 105

か仮想マシンのアラーム 38仮想マシンのイベント 37仮想マシンのオプション 103仮想マシンの概要 35仮想マシンのコンソール 40仮想マシンのタスク 39仮想マシンのメモリ構成 48

こコンソール 40

し詳細オプション 106詳細オプションの構成 106シリアルポート構成 66削除 68追加 92

シリアルポートの構成 66


108 VMware, Inc.

たタスク 39

つツールバー 31

てデバッグ情報 106デフォルトビュー 25電源状態

オプション 105現在の 35ツールバーアクション 31変更 43

電源状態オプションの構成 105

なナレッジベースアクセス 10

ねネットワークアダプタ構成 63削除 64追加 86

ネットワークアダプタの構成 63

はハードウェア構成CD/DVD ドライブ 49SCSI コントローラ 61SCSI デバイス 60シリアルポート 66ネットワークアダプタ 63ハードディスク 53パラレルポート 65フロッピードライブ 51プロセッサ 47

メモリ 48ハードウェアの追加 68CD/DVD ドライブ 87SCSI デバイス 102シリアルポート 92ネットワークアダプタ 86ハードディスク 69パラレルポート 98フロッピードライブ 90

ハードディスク構成 53削除 60追加 69

ハードディスクの構成 53パスワード 17パラレルポート構成 65削除 66追加 98

パラレルポートの構成 65

ひ表示アラーム 38イベント 37インベントリ 32仮想マシンの概要 35コンソール 40タスク 39デフォルト 25

ふフロッピードライブ構成 51削除 52追加 90

フロッピードライブの構成 51

VMware, Inc. 109

インデックス

プロセッサ 47プロセッサの構成 47

めメニューWeb Access 28仮想マシン 28表示 28

メニューバー 28メモリ構成 48メモリ割り当ての構成 48

ゆユーザーグループアクセス 10

りリモートコンソールURL 43

ろログ 106ログアウト 25ログイン 24

わワークスペース 27


110 VMware, Inc.

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