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MUSTANG FLOOR BY FENDER ® アドバンスト・オーナーズ・マニュアル

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MUSTANG FLOOR BY FENDER ®™

アドバンスト・オーナーズ・マニュアル

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MUSTANG ™ FLOOR

コンテンツはじめましょう! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .2データ・ホイール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .2フットスイッチ・モード . . . . . . . . . . . . . . . .3タップ/チューナー . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3アンプリファー・メニュー . . . . . . . . . . . . . .4エフェクト・メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . .4エクスプレッション・ペダル . . . . . . . . . . . . .5EXP-1 .と .MS-4 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6プリセットの保存 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7ユーティリティ・メニュー . . . . . . . . . . . . . . .7アウトプット・ジャック . . . . . . . . . . . . . . . .8AUX/フォン・ジャック . . . . . . . . . . . . . . . .8インサート・ループ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .9USBポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9MIDI . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .9ファクトリー・リストア .& .ファームウェア・アップデート . .9FAQ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9MIDI .付録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10

はじめましょう!USB EXP-1/

MS-4GROUND

LIFTPHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR L

R LOUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

13 4 5 2

Mustang™ .Floorの基本セットアップ:1 附属の電源アダプターをグラウンド・コンセントに接続します。

2 POWERスイッチを"1"にして、MustangFloorの電源をオンにします。

3 ギターをINPUTジャックに接続します。

4 ギター・アンプの入力端子またはPAシステムと、UNBALANCEDOUTジャックのL側とを接続します。 –または– ヘッドフォンをPHONESジャックに接続します。

5 LEVELノブは、中程度以上まで音量を上げてください。

LEVELノブはMustang Floorの、アンバランス出力ジャック、XLR出力ジャック、PHONESジャックを含む全アナログ出力の、出力レベルをコントロールします。

6 PAシステムまたは、ギター・アンプの電源をオンにします。もしくはヘッドフォンを装着して、MustangFloorの使用を開始しましょう!

7 Mustang Floorの電源を切る前に、アンプ(またはPAシステム)の電源をオフにしたことをご確認ください。

Mustang FloorはFender® FUSE™ソフトウェアと完全に統合されており、コンピューターでの編集・操作が容易におこなえます。Fender FUSEを使用すると、Fenderアーティストのプリセットの無料ダウンロード、多様な使用環境に合わせたプリセットのバックアップおよび復元、Mustang Floor単体ではご利用いただけないカスタマイズなどができます。 Fender FUSEの最新バージョンを、 fuse.fender.com より無料ダウンロードしてください。

データ・ホイールプレイ・モードで、大きなデータ・ホイールを回して、プリセットを選択します。プレイ・モードのメイン画面に戻るには、EXITボタンを点灯している状態で押します。

データ・ホイールを押すと、現在のアンプ・モデル、4つの各エフェクト・カテゴリーに割り当てられたエフェクトの種類など、現在のプリセットの基本情報を確認できます。

PEDAL

PEDAL

押すとプリセット情報画面になります

データ・ホイールをもう一回押すと、ギターの信号プロセッシング・パスにおけるエフェクトの接続順を確認できます。

PEDAL

PEDAL

2回押すと信号パス画面になります

x2

Fender FUSEソフトウェアを使用して、信号パスでのエフェクトの接続順を変更し、個性的なサウンドを作ることができます。

データ・ホイールは多彩な機能を装備しています!スクリーン下部のソフトキー・ボタンで、いずれかのプリセット編集モードに入り、データ・ホイールで現在表示されているメニューの編集および移動をおこないます。本マニュアルに記載された手順を参考に、メニューに応じデータ・ホイールを押したり回したりして、アイテムの選択や、設定の調節をします。データ・ホイールは直感的に操作できますが、もしわからなくなったら、EXITを押せばいつでもプレイ・モードに戻ることができます。

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MUSTANG ™ FLOOR

フットスイッチ・モード

MODEボタンを押して、プリセットとFX選択モードを切り替えます:

プリセット・モード

PUSHHOLD TO EDIT

STOMPINSERT MOD DELAY REVERB

TAP/TUNER

1

UP

2 3 4 5

BANK

MUSTANG FLOORTM

MODEPRESET / FX SELECT

EXIT

PEDAL

SAVE

UTIL

REVERBDELAYMODSTOMPAMP

プリセット・モードでは緑色LEDが点灯し、下部の5つのフットスイッチ・ボタンで(0•5、1•6、2•7、3•8、4•9)、現在のバンクの5つのプリセットから選択します。同様に5つのプリセットで構成される、別のバンクを選択するには、バンク/プリセット・ボタンを押します。その後画面の表示を参照して、ナンバリングされたフットスイッ

チ・ボタンのいずれか一つを押し、プリセットを選択します。

MUSTANG FLOORTM

STOMPINSERT MOD DELAY REVERB

TAP/TUNERMODEPRESET / FX SELECT

BANK / PRESET

0• 5 2• 7 3• 8 4• 91• 6

現在のバンクからプリセットを選択

プリセット・バンクを選択

FXセレクト・モード

PUSHHOLD TO EDIT

STOMPINSERT MOD DELAY REVERB

TAP/TUNER

1

UP

2 3 4 5

BANK

MUSTANG FLOORTM

EXIT

PEDAL

SAVE

UTIL

REVERBDELAYMODSTOMPAMPMODE

PRESET / FX SELECT

FXセレクト・モードでは赤色LEDが点灯し、下部の5つの フ ッ ト ス イ ッ チ ・ ボ タ ン(INSERT、STOMP、MOD、DELAY、REVERB)で、現在のプリセットのエフェクト選択/バイパスをおこないます(INSERTボタンは、インサート・ループ・ジャックに接続した外部エフェクトの選択/バイパスをおこな

います)。BANK/PRESETボタンを押すと、プリセットをひとつずつ前後に送りながら選択できます。

MUSTANG FLOORTM

STOMPINSERT MOD DELAY REVERB

TAP/TUNERMODEPRESET / FX SELECT

BANK / PRESET

0• 5 2• 7 3• 8 4• 91• 6

エフェクトを選択/バイパス

プリセットを選択

各FXセレクト・フットスイッチ・ボタンは、現在のプリセットの対応するカテゴリーにエフェクトが割り当てられている時にのみ機能します。エフェクトの選択について詳しくは、4ページの「エフェクト・メニュー」をご参照ください。

タップ ./ .チューナー

TAP/TUNER

TAP/TUNERボタンは以下の用途に使用します:

•タップ・インでの、ディレイ・タイムやモジュレーション・レート等エフェクト設定•内蔵ギター・チューナーの起動

タップ・ボタンディレイまたはモジュレーション・エフェクトの、いずれか一方がアクティブになっている際、TAP/TUNERボタンの隣のLEDが、エフェクトのタイム/レート設定の間隔に合わせて点滅します (モジュレーション・レートの最長間隔は12秒です。LEDの点滅間隔も長くなりますのでご注意ください)。ディレイおよびモジュレーション・エフェクトが同時にアクティブになっている場合は、LEDの点滅間隔はディレイ・タイム設定に同期し、TAP/TUNERボタンではディレイ・タイムのみを設定します (TAP/TUNERボタンでモジュレーション・レートの設定をする場合は、ディレイ・エフェクトを一時的にバイパスにします)。

エフェクト設定メニューまたはFender FUSEを使って、ディレイ・タイムおよびモジュレーション・レートをより厳密に設定することができます。

タップによるエフェクト・タイム/レート設定:1 エフェクト・メニューで、ディレイまたはモジュレーション・エフェクトを選択すると、タップ/チューナーLEDが点滅します (4ページのエフェクト・メニューの章の 「エフェクトの選択」をご参照ください)。

2 .設定したい間隔に合わせて、TAP/TUNERボタンをリズミカルに押します (2回以上)。TAP/TUNERボタンを1回だけ押すと、エフェクトは最長時間に設定されます。現在のエフェクト間隔の最長/最短時間は、エフェクト設定メニューでご確認いただけます (5ページ参照)。

エフェクト設定メニューを開いておくと、タップしている間隔の正確なタイム/レートの値を確認することができます!

チューナー・ボタンMustang™ Floorに搭載されているチューナー・モードでは、画面にクロマチック・ギター・チューナーが表示されます。

チューナーを使用するには:1 TAP/TUNERボタンを、チューナー画面が出るまで長押しします。

2. ギターの任意の弦を弾いて、画面を見ます。弾いた弦の音名が、ファイン・チューニング・ニードルとともに表示されます:

3 ファイン・チューニング・ニードルを目安にして、上図のようにチューニングが合うまで、ギターのペグを回します。

4 チューナー・モードを終了するには、EXITまたはTAP/TUNERボタンを押します。

3

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MUSTANG ™ FLOOR

アンプ・メニュー

アンプ設定のバイパス

AMPボタンを押して、現在のプリセットで選択されている全アンプ設定のオン・オフ(バイパス)ができます。アンプ・

メニューではアンプ・モデリングの選択、トーン、ゲイン、ボリューム、スピーカー・キャビネット・シミュレーションなどの、多様なパラメーター設定をおこないます。

PEDAL

PEDAL

アンプ設定がアクティブになっていると、アンプ名がハイライト表示され、アンプボタンが点灯します。

プリセット情報画面

アンプ・モデルの選択1 アンプ・メニューが開くまで、AMPボタンを長押しします。

2 データ・ホイールを回して、13のアンプ・モデルの中からお好みのものを選択します:

アンプ・モデル '57 Deluxe '65 Princeton ブリティッシュ

'60sアメリカン '90s

'59 Bassman '65 Twin Reverb

ブリティッシュ '70s

メタル 2000

'57 Champ Super-Sonic (Burn)

ブリティッシュ '80s

スタジオ・プリアンプ

'65 Deluxe Reverb

3 EXITを押してプレイ・モードに戻ります。

アンプ設定の調節1 . アンプ・メニューが開くまで、AMPボタンを長押しします。

2 データ・ホイールを1回以上、設定したい項目がハイライト表示されるまで何回か押し、データ・ホイールを回して設定を調節します(アンプ設定の2ページ目を表示するには、データ・ホイールを繰り返し押します)。

アンプ設定の2ページ目

次のアンプ設定を選択するには、データ・ホイールを繰り返し押します

AMPボタンを押しながらデータ・ホイールを回すと、設定をすばやくスクロールできます! ハイライト表示されているアンプ設定の選択を解除するには、AMPボタンを少しの間長押しします。

3 EXITを押してプレイ・モードに戻ります。

エフェクト・メニュー

エフェクトのバイパス対応するエフェクト・ボタンを押して、現在のプリセットで選択しているエフェクトのオン/オフ(バイパス)をおこなうことができます。

エフェクトのオン時には、エフェクト名がハイライト表示され、エフェクト・ボタンが点灯します。

プリセット情報画面

FXセレクト・モードでは、フットスイッチ・ボタンでも、エフェクトのバイパス(オン/オフ)ができます。

画面に "–EMPTY–" と表示されているエフェクトは、該当カテゴリーのエフェクトを選択しないと、アクティブにできません(下記「エフェクトの選択」参照)。

エフェクトの選択

— ストンプボックス・エフェクト — モジュレーション・エフェクト

— ディレイ・エフェクト — リバーブ・エフェクト

エフェクトを選択するには:1 4つのエフェクト・ボタンのいずれかを長押しして、エフェクト・メニューを開きます。

2 .データ・ホイールを回し、各カテゴリーのエフェクトから一つを選択します:

ストンプボックス モジュレーション ディレイ リバーブオーバードライブ サイン波コーラス モノ・ディレイ スモール・ホールワウ トライアングル波コ

ーラスモノ・エコー・フィルター

ラージ・ホール

タッチ・ワウ サイン波フランジャー

ステレオ・エコー・フィルター

スモール・ルーム

ファズ トライアングル波フランジャー

マルチタップ・ディレイ

ラージ・ルーム

ファズ・タッチ・ワウ ビブラトーン ピンポン・ディレイ スモール・プレートシンプル・コンプレッサー

ビンテージ・トレモロ

ダッキング・ディレイ ラージ・プレート

コンプレッサー サイン波トレモロ リバース・ディレイ アンビエントリング・モジュレーター

テープ・ディレイ アリーナ

ステップ・フィルター ステレオ・テープ・ディレイ

Fender '63 スプリング

フェイザー Fender '65 スプリング

ピッチ・シフター

3 EXITを押してプレイ・モードに戻ります。

別のエフェクト・ボタンを長押しすれば、エフェクト選択メニュー時でも、いつでも別のエフェクト・カテゴリーに切り替えることができます。

エフェクト設定の調節1 4つのエフェクト・ボタン (STOMP、MOD、DELAY、REVERB)のいずれかを長押しし、対応するエフェクト・メニューを開きます。

2 データ・ホイールを回して、設定をおこなうエフェクトを選択します。

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MUSTANG ™ FLOOR

3 .データ・ホイールを1回〜複数回押して、設定したい項目をハイライト表示させ、データ・ホイールを回して設定を調節します。

エフェクト・ボタンを押しながらデータ・ホイールを回すと、設定をすばやくスクロールできます!

データ・ホイールを繰り返し押して次のエフェクト設定を選択します

4 EXITを押してプレイ・モードに戻ります。

エフェクト・ボタン、または対応するフットスイッチ・ボタン (FX選択モード時)を押せば、エフェクト設定メニュー時を含め、いつでもエフェクトをバイパスできます。

エクスプレッション・ペダル

Mustang™ Floorにデュアル・モード・エクスプレッション・ペダルを接続します。ボリューム・モードとエクスプレッション・モードの切り替えは、ペダルのつま先側の端を強く踏んでおこないます。画面右上隅に、現在のペダル・モードを示すアイコンが表示されます。現在選択されているプリセットのボリューム・エネイブルまたはエクスプレッション・ビヘイビア・ペダル・メニュー(下図参照)で、ペダル・モードが"off"に設定されていると、"VOLUMEOFF"または"EXPOFF"と表示されます。

ボリューム・モードアイコン エクスプレッション・モード・アイコン

ボリューム・モードで、マスター・ボリュームを操作します (またはボリューム・モードでペダルをオフに設定します)。

エクスプレッション・モードでは、Mustang Floorのほとんどのエフェクトやアンプ・パラメーターをコントロールします (またはエクスプレッション・モードでペダルをオフに設定します)。ワウ・エフェクトの周波数パラメーター、モジュレーションまたはディレイのレート/タイム値のコントロール等によく使用されます。

ペダル・メニュー

PEDALボタンを押して、Mustang Floorエクスプレッション・ペダルおよび外部EXP-1エクスプレッション・ペダル(オプション)を接続した状態で設定します。PEDALボタン

を繰り返し押して、下記の各ペダル・メニューにアクセスします。多くのメニュー項目で、設定条件にしたがって表示項目も変わります。例をあげると、エクスプレッション・ビヘイビア・モードを"off"に設定している場合、エクスプレッション・モードのパラメーター・メニューは表示されません。同じく、EXP-1ペダルがMustang Floorに接続されている時のみ、EXP-1ペダルの全パラメーターが表示されます。 注意:EXP-1メニュー項目は、画面で "FLOOR"の代わりに "EXP-1"と表示されます。

ペダルの、現在のボリュームまたはエクスプレッション・モードの設定は、現在のプリセットを保存する際、プリセットに記憶されます。無効にするには、7ページ「ユーティリティ・メニュー」の "ペダル・デフォルト"をご参照ください。

ボリューム・モード .メニュー

• Volume .Enable— (ON/OFF)ボリューム・モードにおいて、ペダルでマスター・ボリュームをコントロールするには、"On"を、ボリューム・モードでペダルをオフにする場合は"Off"を選択します。

•Global . Volume . Heel . / . Global . Volume . Toe— (0–100%)本メニューを使用して、ペダルのかかと側が下がり切った状態でのボリューム・レベル設定(ヒール・ボリューム)および、ペダルのつま先側が下がり切った状態でのボリューム・レベル設定(トウ・ボリューム)をおこないます。

グローバル・ボリューム・ヒールおとびトウ設定は、全プリセットを通じて影響します。その他の各ペダル・パラメーターは、それぞれのプリセットのみに記憶され、各プリセットのみに影響します

エクスプレッション・モード .メニュー

• Expression . Behavior — (Off、Amp、Stomp、Mod、Delay、Reverb、Volume) エクスプレッション・モードにおいて、エフェクト・ペダルで操作するカテゴリーを選択します。またはエクスプレッション・モードペダルをオフにする場合は、"Off"を選択します。

本メニューで任意のカテゴリーのエフェクトの選択をおこなうには、Mustang Floorの現在のプリセットで、エフェクトを選択している必要があります。

•Expression . Parameter — (可変) エクスプレッション・モードにおいて、ペダルでコントロールするパラメーターを選択します。オプション項目は、上のエクスプレッション・ビヘイビア・メニューで選択したカテゴリーおよび現在のプリセットで選択されているエフェクト・モジュールに応じて変わります。

• .Expression .Heel ./ .Expression .Toe—(可変)本メニューを使用して、ペダルのかかと側が下がり切った状態の、アクティブ・パラメーターのレベル(ヒール設定)および、ペダルのつま先側が下がり切った状態での設定 (トウ設定)をおこないます。上のエクスプレッション・ビヘイビア・メニューで選択したカテゴリーに応じてオプション項目は変わります。

•Expression .Mode—(Capture,Live)"Live"を選択すると、プリセットを最初に選択した際、プリセットに記憶された割り当てエクスプレッション・ペダルの設定値よりも、現在のペダル位置を優先します。"Capture"を選択すると、プリセットを選択してからペダルを動かすまでは、プリセット設定が優先されます。

• .Bypass . Effect — (On/Off) ペダルをボリューム・モードに切り替えた際、エクスプレッション・ビヘイビア・メニューで選択した現在のエフェクトをバイパスするには"On"を選択します。エフェクトのアクティブ状態を保持する場合は"Off"にします。

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MUSTANG ™ FLOOR

•Reset . Parameter . to . Preset . Value . when . Switching .to . Volume . Mode— (On/Off)ボリューム・モードへの切り替え時、エクスプレッション・モード パラメーターからプリセットの記憶値に戻るようにするには"On"を選択します。ボリューム・モードへの切り替え時、そのままペダル位置の値を優先するには"Off"を選択します。

ペダル・キャリブレーション 安定した性能を発揮するため、必要に応じて、Mustang Floorに接続しているMustang Floorエクスプレッション・ペダルおよび/またはEXP-1エクスプレッション・ペダルのキャリブレーションをおこない、パラメーターのレンジをリセットしてください。

エクスプレッション・ペダルおよび . EXP-1ペダルのキャリブレーション:1 附属のケーブルを使用して、EXP -1ペダル(オプション)をMustangFloor背面にある"EXP-1/MS-4"ジャックに接続します。

2 MustangFloorの電源をオフにします。

3 Mustang FloorのUTILボタンを長押ししながら、MustangFloorの電源をオンにします。UTILボタンの点灯が消えるまで押し続けます。

4 MustangFloorエクスプレッション・ペダルを(EXP-1が接続されている場合はこれも)、ヒール・ポジションからトウ・ポジションまで、可動範囲をめいっぱい動かします。

5 これでMustang Floorエクスプレッション・ペダルおよびEXP-1(接続されている場合)のキャリブレーションは完了です!

ペダル・テンション ペダルの動作をよりスムーズに/固めに調節するには、エクスプレッション・ペダルのアクスル・ナットのテンション調整を、必要に応じておこなってください。

ペダル・テンションの調整:小型のマイナス・ドライバーを使用して、ペダルの右側面にある、丸い"F"キャップをこじあけます。それから10mmのソケットレンチを使ってアクスル・テンションを調節します。ペダルの組立部品の損傷を避けるため、アクスル・ナットを締めすぎないようご注意ください。

10 mm

EXP-1 .& .MS-4USB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

Mustang™Floorに、オプションで外部EXP-1エクスプレッション・ペダルおよびMS-4 4ボタン・フットスイッチを追加し、より多彩にご使用いただけます。 Mustang Floor背部にあるEXP-1 / MS-4ジャックに、EXP-1および

MS-4の両方を接続することができます。

EXP-1とMS-4を同時に使用するには、Mustang Floorに EXP-1を接続してから、MS-4をEXP-1の2つ目のジャックに接続します。

EXP-1 .エクスプレッション・ペダル .(品番 .2301050000)

ペダル・メニューでEXP-1エクスプレッション・ペダルを設定します(5ページ「ペダル・メニュー」参照)。 EXP-1は、Mustang Floorへの接続時は、エクスプレッション・モードでのみ機能します。緑色LEDはEXP-1ペダルの電源オン時に点灯し、赤色LEDはエクスプレッション・モードが有効になっている時点灯します。

MS-4 . .4ボタン .フットスイッチ (品番 0080996000)MS-4フットスイッチのディスプレイおよびLEDには、MustangFloorの画面と同様の情報が表示されます。そのためMustang Floorの画面を見なくても、フットスイッチのみを見ながらギターのチューニングやプリセット選択などの操作ができます! MS-4では以下の操作ができます:

• .クイックアクセス・プリセットの選択 .(QA1/QA2/QA3)

• .プリセットの選択 .(アップ/ダウン/バンク)

• .エフェクトのバイパス

• .チューナーの起動

フットスイッチには3つのモードがあり、MODE 1、MODE 2 およびMODE 3と記載されたLEDで表示されます。チューナー・モードでは、フットスイッチのすべてのモードLEDが消えた状態になります。

各モードを切り替えるにはMODEボタンを押します。チューナーモードを起動するには、MODEボタンを長押しします。

• .Mode .1—QA1/QA2/QA3と記されたボタンを使って(MODE1LEDと水平に位置しています)、3つのクイックアクセス・プリセットのうち、1つを選択します。フットスイッチのディスプレイに、プリセットのナンバーが表示されます。

ユーティリティ・メニューで、いずれのプリセットもクイックアクセス・プリセットに割り当てることができます(7ページ「ユーティリティ メニュー」参照)。

• .Mode .2—DOWN/UP/BANKと表記されたボタンを使って、プリセットをアップ/ダウンで選択、または10のバンクから選択します(MODE 2LEDに水平に表記されています)。フットスイッチのディスプレイにプリセットのナンバーが表示されます。

• .Mode . 3— STOMP / MOD / DELAYと表記されているボタン(MODE 3LEDに水平に表記されています)を使って、モジュレーションまたはディレイ・エフェクトをバイパスします。フットスイッチ・ボタンのLEDでアクティブになっているエフェクトが表示されます。

• .チューナー・モード—チューナーを起動するには、MODEボタンを長押しします。 Mustang Floorおよびフットスイッチの画面両方に、チューナー情報が表示されます。フットスイッチに一番近い音名が表

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MUSTANG ™ FLOOR

示され、ボタンLEDで音程の微妙な高低を表示します。チューニングが正確に合うと、フットスイッチ・ディスプレイ下の緑色LEDが点灯します。いずれかのフットスイッチ・ボタンを押すと、チューナー・モードを終了します。

プリセットの保存Mustang™ Floorには、ユニットの各設定をプリセットの一部として記憶できる強力な機能があります。プリセット選択時、あらかじめ設定しておいた全エフェクト設定、アンプ設定およびエクスプレッション・ペダルのパラメーターを、即座に呼び出すことができます。

Mustang Floorのいずれの設定を編集しても、SAVEボタンが赤色に点灯します。これは現在のプリセットに一時

的変更を加えたことを示します。変更をキャンセルするには、他のプリセットを選択してから、再度、編集をおこなっていたプリセットに戻ります。

EXITボタンを押しても、現在のプリセットに加えた一時的変更をキャンセルすることはできません。データ・ホイール、フットスイッチ、またはFender FUSEを使って他のプリセットを選択した時のみ、加えた一時的変更が消去されます。

自分でカスタマイズしたプリセットを保存する:1 カスタム・プリセットを保存するには、まず現存するプリセットのいずれかの設定に変更を加えます。

2 SAVEボタンを押します。SAVEボタンおよびEXITボタンが点灯します。保存作業をキャンセルするには、この状態でEXITを押します。

3 データ・ホイールを回して、上書きする保存先プリセットを選択します。

4 新規プリセットの名称を編集するには、データ・ホイールを押します。画面下部に表示されているソフトキー・ボタンを使用して、対応する機能を使用します。データ・ホイールを回して文字を選択します。

5 SAVEボタンをもう一度押して、保存を実行します。これで新規プリセットが作成されました!

プリセットの保存をするには、メモリー・ロックをオフにする必要があります (次章ユーティリティ・メニューの "メモリー・ロック "をご参照ください )。

ユーティリティ・メニュー

UTILボタンを押してユーティリティ・メニューを起動します。UTILボタンを繰り返し押して、各ユーティリティ・メニューを表示します。データ・ホイールを回して選択します。 全ユーティリティ・メニュー設定はグローバルに記憶され、すべてのプリセットに影響します。下記の解説は、複数のメニューをカバーしており、MustangFloorに表示される順序とは必ずしも一致しない場合があります。

Mustang Floorをギターアンプの入力ジャックに接続した際(パワーアンプ入力よりこちらを推奨)、最良の結果を得るためには、アンプをローゲイン・セッティングにし可能な限りクリーンな音色を作ります。そしてベースおよびトレブル・トーン・コントロールを下げ、ミッド・トーン・コントロールを上げてから、お好みの状態まで調節してください。

• .Output . Configure — (Mono/Stereo) "Mono" (デフォルト)選択時は、出力ボイシングおよび下記のベース/トレブル・メニューの前に、左右のチャンネルが統合され出力されます; アウトプット・コンフィギュア・メニューを"Mono"に設定している場合のみ、左右のアンバランス出力ジャックおよびXLR出力の各ボイシングおよびベース/トレブルを別々に設定できます。左右のチャンネルのステレオ信号をアンバランス出力およびXLR出力の左右ジャックに送信するには、"Stereo"を選択します。

• .Left . / . Right . Output . VoicingまたはOutput . Voicing —(PASystem, PA+Bass, PA+Treble, PAMid-Scoop, ComboAmp, Combo+Bass, Combo+Treble, Combo Mid-Scoop,StackAmp,Stack+Bass,Stack+Treble,StackMid-Scoop)上記アウトプット・コンフィギュア・メニューを"Mono"に設定している場合、アンバランス出力およびXLR出力の各左右ジャックから出力される信号の"ボイシング"を、独立して別々に選択することができます。アウトプット・コンフィギュア・メニューを"Stereo"に設定している場合、アウトプット・ボイシング・メニューのみが使用でき、左右のチャンネルは同じボイシング設定となります。ボイシングのオプションは、アンプ設定がアクティブ(バイパスしていない)で、アンプ設定でスピーカー・キャビネットを選択している場合のみ有効です (4ページ「アンプリファー・メニュー」参照)。PHONESジャック使用時は、出力ボイシングは、すべてのアナログ出力(アンバランス、XLRおよびPHONES。USBは除く)は内部で "PA System"に設定され、ボイシング・メニューで選択した設定は一時的に無効になります。

まずは手始めに、3つのメイン・ボイシング(PASystem、Combo、そしてStack)のうち1つをお試しいただき、もしメイン設定に低音域や高音域の不足や、中周波数域のレスポンスが過剰だと感じた場合のみ、その他の選択肢(+Bass、+Treble、Mid-Scoop) から1つを選択していただくことを推奨します。

下の例は、アウトプット・コンフィギュア・メニュー設定を、アウトプット・ボイシング・メニューと組み合わせた使用方法です:

1.モノコンボ・ギター・アンプリファー(デフォルト):アウトプット・コンフィギュアを"MONO"に設定し、使用しているジャックが左なら左アウトプット・ボイシングを、右であれば右アウトプット・ボイシングを、"Combo"に設定します。

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

7

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MUSTANG ™ FLOOR

2.ステレオPAシステム:アウトプット・コンフィギュアを"Stereo"に、アウトプット・ボイシングを"PASystem"に設定します。

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

3.モノPAシステム -および- モノ・モニター (またはコンボ・アンプ):アウトプット・コンフィギュアを "Mono"に、右アウトプット・ボイシングを "PA System"に、左アウトプット・ボイシングを "Combo"に設定します。

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

LUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

RUNBALANCED

OUTPUT—•—

(OR XLR OUTPUT)

• .Left ./ .Right .Bass, . .Left ./ .Right .Treble . -または- .Bass ./ .Treble  — (0%-100%) これらのユーティリティ・メニューで、アンバランス出力、XLR出力およびPHONESジャックに送信される信号のベースおよびトレブルのレベル調節をおこないます。ベースおよびトレブルの量を最小レベルにするには "0%" を選択し、最大レベルにするには"100%" (デフォルト)を選択します。アウトプット・コンフィギュア・メニュー(上記)を "Mono"に設定している場合、アンバランス出力ジャックおよびXLR出力ジャックの、左右をそれぞれ独立してベースおよびトレブル設定できます。アウトプット・コンフィギュア・メニューを "Stereo"に設定している場合、ベースおよびトレブル・メニューのみが使用可能で、左右のチャンネルは同じ設定となります。

• .Memory .Lock—(On/Off)本メニューでは、アクシデントでプリセットに思わぬ変更を加えてしまうことを防ぎます。メモリー・ロックがオンになっていても、プリセットに一時的変更を加えることはできます。ただし変更を保存するには、メモリー・ロックをオフにする必要があります。

• .Pedal . Default — (From Preset/From Pedal) プリセット選択時、ペダル・モード(ボリュームまたはエクスプレッション)を常に、前回プリセットに記憶した設定にする場合は"From Preset"を選択します。プリセット選択時に現状のペダル・モードを保持し、記憶したプリセット・ペダル・モードを無効にするには "FromPedal"を選択します。

• .Quick .Access .#1 ./ .#2 ./ .#3—(プリセット00-99)この3つのユーティリティ・メニューでクイックアクセス・プリセットを選択します。MS-4フットスイッチを使用して、これらのプリセットに即座にアクセスできます (6ページ「MS-4」参照)。これらのメニューはMS-4が接続されている場合のみ表示されます。

• .LCD .Contrast—(0-100)このメニューでは、MustangFloorディスプレイのコントラストを調整します。

• .MIDI .In .Channel—(1-16,Omni)MIDI受信チャンネルを選択します。

• .MIDI . Out . Channel . — (1-16) MIDI送信チャンネルを選択します。

• .MIDI . Through— (On/Off)MIDIエコーのオン/オフをおこないます。 注意: Sysex(システムエクスクルージブ)パケットはエコーバックされません。もしMustang FloorをSysexを必要とする他の機材と一緒に使用する場合、Mustang FloorをMIDIチェインの最後に接続することを推奨します。

• .Pedal .Volume .CC# ./ .Pedal .Expression .CC#—(0-127)これらのユーティリティ・メニューで、ボリューム・モードおよびエクスプレッション・モードでペダル・レベルから送信されるコンティニュアス・コントローラー・ナンバーを選択します。

• .Pedal .Switch .CC#—(0-127)ペダルをボリューム・モードとエクスプレッション・モードに切り替える際に、送信するコンティニュアス・コントロール・ナンバーを選択します。

• .EXP-1 .Exprssion .CC#—(0-127)EXP-1ペダル・レベルで送信されるコンティニュアス・コントロール・ナンバーを選択します。本メニューはEXP-1が接続されている場合のみ表示されます。

• .EXP-1 .Switch .CC#—(0-127)EXP-1ペダルのスイッチのオン/オフを切り替える際に送信するコンティニュアス・コントロール・ナンバーを選択します。本メニューはEXP-1が接続されている場合のみ表示されます。

• .About . This . Amp—本メニューでは、ユニットの現在のファームウェアのバージョンを表示します。利用可能なMustang Floorのアップデートがあるかどうか確認するのに使用します。

出力ジャック

アンバランス出力

USBEXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

Mustang Floorでは、モノまたはステレオ・アンプ、もしくは種々のサウンド機材に出力するためのアンバランス出力が装備されています。ユーティリティ・メニュー (7ページ「ユーティリティ・メニュー」参照)で、ジャックから送信される信号のミキシングおよびボイシングを調節します。LEVELノブを使用して、外部機材の入力感度に応じた出力レベル調節をおこない、意図せぬ信号の歪みを防ぎます。

XLR出力

USBEXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

Mustang Floorは、低ノイズ比の信号が要求される際に、サウンドボードおよび録音機器を接続するためのXLR出力を装備しています。LEVELノブを使用し、外部機材の入力感度に合わせて出力レベルを調節します。ユーティリティ・メニュー(7ページ「ユーティリティ・メニュー参照)を使用して、これらのジャックから送信される信号のミキシングおよびボイシングを調節します。グラウンド接続を切断するには、GROUNDLIFTボタンを押してインにします。状況によってノイズの低減に役立つ場合があります。通常このボタンはアウトの位置のままにしておいてください。

Aux ./ .Phones .ジャック

AUX入力 .USB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

 Mustang Floorに伴奏用オーディオを入力する際には、AUXジャックを使用します。ミニステレオ・ケーブルを使用して、お使いのメディア・プレイヤーのヘッドフォン出力から

AUX INジャックに接続してください。AUXの入力音量の調節は、お使いのプレイヤーのボリュームコントロールをご使用ください。

8

Page 9: MUSTANG FLOOR - Fendercdn2.fender.com/support/manuals/guitar_amplifiers/...MUSTANG FLOOR アンプ・メニュー アンプ設定のバイパス AMPボタンを押して、現在のプリセットで選択されている

MUSTANG ™ FLOOR

Phones .ジャック USB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

ヘッドフォン、イヤフォンまたはパワード・スピーカーを接続し、Mustang Floorをステレオ音声でお楽しみいただけます。本ジャックはステレオ録音出力としてもご使用いただけ

ます。 PHONESジャックを使用している間は、アウトプット・ボイシングは自動的に"PA SYSTEM"に設定され、ユーティリティ・メニューで設定したアウトプット・ボイシングに優先します。LEVELノブで出力レベルの調節をします。

PHONESジャックが使用されている間、ヘッドフォン・アイコン が画面に表示されます。

インサート・ループUSB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

S E N DおよびR E T U R Nジャックを使って、Mustang Floorに外部エフェクト機器を接続します。SENDをお使いの外部エフェクトの入力端子に、RETURNをエフェクト機器の出力端

子に接続します。インサート・ループのオン/オフの状態は各プリセットに記憶されます。

FXセレクト・モードでは、Mustang FloorのINSERTフットスイッチ・ボタンを押して、インサート・ループに接続した外部エフェクトをバイパスできます。

USBポートUSB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0USBポートでMustang™ Floorとお使いのコンピューターを接続し、あなたの音楽をより高次元へレベルアップしましょう:

•Fender® FUSE™ソフトウェアを使って、コンピューターからMustang Floorをコントロールし、Mustang Floor単体にはないボーナス機能をご利用いただけます!

Fender FUSEオーナーズ・マニュアルをfuse.fender.comよりダウンロードいただき、システム要件をご確認ください。

•お好きなレコーディング・ソフトウェアを使用して、MustangFloorデジタル・オーディオの録音および編集をおこなうことができます。

MIDIUSB

EXP-1/MS-4

GROUNDLIFT

PHONESAUX IN XLR OUTLEVELUNBALANCED OUT MIDIR LR L

OUT IN

INSERT LOOPINPUT POWERSEND RETURN I

0

Mustang FloorはMIDI (Musical InstrumentDigital Interface=電子楽器デジタルインターフェース)互換です。ユーティリティ・メニューで(7ページ「ユーティリティ・メニュー」参照) MIDIチャン

ネル設定および、エクスプレッション・ペダル・イベントで送信するコンティニュアス・コントロール・ナンバー (CC#) の設定をおこないます。

受信したMIDIプログラム・チェンジ0-99にしたがい、MustangFloorのプリセット0-99が選択されます。また受信したMIDIコンティニュアス・コントローラーにしたがい、10ページからのMIDI付録にリストアップされている、Mustang Floorパラメーターが調節されます。

ファクトリー・リストア .&ファームウェア・アップデート

ファクトリー・リストア必要に応じて、Mustang Floorを工場出荷時のオリジナル状態に復元できます。全ユーザー・プリセットが消去されます!

Mustang .Floorを工場出荷状態に復元するには:

1 ユニットの電源をオフにします。

2 . EXITボタンを長押ししながら、ユニットの電源をオンにします。EXITボタンの点灯が消えるまで、ボタンを押し続けます。

! ファクトリー・リストア機能を使用すると、ユーザーがカスタマイズしたプリセットがすべて消去されます。Fender FUSEソフトウェアを使用してカスタマイズしたエフェクトの選択も同様です。

ファームウェア・アップデートFenderは、操作性の向上および新機能追加のため、随時MustangFloorのファームウェア・アップデートをおこなっています。お使いのユニットのファームウェア・アップデートをするには、USBポートに、Fender FUSEとインターネット接続を装備したコンピューターを接続している必要があります。

詳しくはfuse.fender.comのFender FUSEマニュアルをご参照ください。

FAQMustang Floorについて詳しく知ることができる場所をいくつかご紹介します:

• .www fender com/support

• .Fenderコミュニティ・フォーラムにご参加いただくと、質問をしたりスレッドを読むことができます。Mustang専用のフォーラムもございます: .www fender com/community/forums

• .Fender . Knowledge . Baseにログオンし、"よくある質問" .(FAQ)をダウンロードおよびお読みいただくことができます: .www fender com/community/forums/faq php

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MUSTANG ™ FLOOR

MIDI .付録

ストンプ .CCバイパス = CC# 23 (0-63 エフェクト オフ、 64-127 エフェクト オン)

CC# 28 = ストンプ エフェクト CC# 29 CC# 30 CC# 31 CC# 32 CC# 33無し = 0 - - - - -

オーバードライブ = 1 レベル ゲイン ロー ミッド ハイワウ = 2 ミックス 周波数 ヒール側周

波数トウ側周波数 ハイ Q

タッチ・ワウ = 3 ミックス センシティビティ

ヒール側周波数

トウ側周波数 ハイ Q

ファズ = 4 レベル ゲイン オクターブ ロー ハイファズ・タッチ・ワウ = 5 レベル ゲイン センシティ

ビティオクターブ ピーク

シンプル・コンプ = 6 タイプ - - - -コンプレッサー = 7 レベル スレッショルド レイシオ アタックタイム リリースタイム

モジュレーション .CCバイパス = CC# 24 (0-63 エフェクト オフ、 64-127 エフェクト オン)

CC# 38 = モジュレーション エフェクト CC# 39 CC# 40 CC# 41 CC# 42 CC# 43無し = 0 - - - - -

サイン波コーラス = 1 レベル レート デプス アベレージ・ディレイ

LR フェイズ

トライアングル波コーラス = 2 レベル レート デプス アベレージ・ディレイ

LR フェイズ

サイン波フランジャー = 3 レベル レート デプス フィードバック LR フェイズトライアングル波フランジャー = 4 レベル レート デプス フィードバック LR フェイズ

ビブラトーン = 5 レベル ロータースピード

デプス フィードバック LR フェイズ

ビンテージ・トレモロ = 6 レベル レート デューティ・サイクル

アタックタイム リリースタイム

サイン波トレモロ = 7 レベル レート デューティ・サイクル

LFOクリッピング

トライ・シェイピング

リングモジュレーター = 8 レベル 周波数 デプス LFOシェイプ LFOフェイズステップ・フィルター = 9 レベル レート レゾナンス 最小周波数 最大周波数

フェイザー = 10 レベル レート デプス フィードバック LFO シェイプピッチシフター = 11 レベル ピッチ デチューン フィードバック プリ・ディレイ

ワウ = 12 ミックス 周波数 ヒール側周波数

トウ側周波数 ハイ Q

タッチ・ワウ = 13 ミックス センシティビティ

ヒール側周波数

トウ側周波数 ハイ Q

ディレイ .CCバイパス = CC# 25 (0-63 エフェクト オフ、 64-127 エフェクト オン)

CC# 48 = ディレイ エフェクト CC# 49 CC# 50 CC# 51 CC# 52 CC# 53 CC# 54無し = 0 - - - - - -

モノ・ディレイ = 1 レベル ディレイタイム フィードバック ブライトネス アッテネーション

-

モノ・エコー・フィルター = 2 レベル ディレイタイム フィードバック 周波数 レゾナンス 入力レベルステレオ・エコー・フィルター = 3 レベル ディレイタイム フィードバック 周波数 レゾナンス 入力レベル

マルチタップ・ディレイ = 4 レベル ディレイタイム フィードバック ブライトネス モード -ピンポン・ディレイ = 5 レベル ディレイタイム フィードバック ブライトネス ステレオ -

ダッキング・ディレイ = 6 レベル ディレイタイム フィードバック リリース スレッショルド -リバース・ディレイ = 7 レベル ディレイタイム Fフィードバ

ックRフィードバ

ックトーン -

テープ・ディレイ = 8 レベル ディレイタイム フィードバック フラッター ブライトネス ステレオステレオ・テープ・ディレイ = 9 レベル ディレイタイム フィードバック フラッター セパレーション ブライトネス

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MUSTANG ™ FLOOR

リバーブ .CCバイパス = CC# 26 (0-63 エフェクト オフ、 64-127 エフェクト オン)

CC# 58 CC# 59 CC# 60 CC# 61 CC# 62 CC# 63無し = 0 - - - - -

スモール・ホール = 1 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーンラージ・ホール = 2 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン

スモール・ルーム = 3 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーンラージ・ルーム = 4 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン

スモール・プレート = 5 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーンラージ・プレート = 6 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン

アンビエント = 7 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーンアリーナ = 8 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン

63 Fender スプリング = 9 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン65 Fender スプリング = 10 レベル ディケイ ドウェル ディフュージョン トーン

アンプ .CCバイパス = CC# 27 (0-63 アンプ オフ、 64-127 アンプ オン)

CC# 68 CC# 69 CC# 70 CC# 71 CC# 72 CC# 73 CC# 74 CC# 75 CC# 76 CC# 77 CC# 78 CC# 79無し = 0 - - - - - - - - - - -

Fender '57 Deluxe = 1 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ - -Fender '59 Bassman = 2 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ プレゼンス ブレンド

Fender '57 Champ = 3 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ - -Fender '65 Deluxe Reverb = 4 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ - -

Fender '65 Princeton = 5 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ - -Fender '65 Twin Reverb = 6 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ - -

Fender Super-Sonic (Burn) = 7 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ ゲイン2 マスターボリューム

ブリティッシュ '60s = 8 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ カット マスターボリューム

ブリティッシュ '70s = 9 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ プレゼンス Blendブリティッシュ '80s = 10 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ プレゼンス マスターボリ

ュームアメリカン '90s = 11 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ プレゼンス マスターボリ

ュームメタル 2000 = 12 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース サグ バイアス ノイズゲート・タイプ キャブ プレゼンス マスターボリ

ュームスタジオ・プリアンプ = 13 ゲイン チャンネルボリューム トレブル ミドル ベース - - ノイズゲート・タイプ キャブ - -

その他 .CCペダル・ボリューム = CC# 7

チューナー・トグル = CC# 20 (0-63 チューナー オフ、 64-127 チューナー オン)全FX バイパス = CC# 22 (0-63 全エフェクト オフ、 64-127 全エフェクト オン)

FX インサート = CC# 27 (0-63 インサート オフ、 64-127 インサート オン)タップ・テンポ=CC# 80

プログラム .チェンジバリュー 0-99 プリセット選択 0-99

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仕様型式: PR2300

品番: 2301060000(120V,60Hz) 2301060000(120V,60Hz)DS 2301061000(110V,60Hz)TWDS 2301063000(240V,50Hz)AUSDS 2301064000(230V,50Hz)UKDS 2301065000(220V,50Hz)ARGDS 2301066000(230V,50Hz)EURDS 2301067000(100V,50/60Hz)JPNDS 2301069000(220V,60Hz)ROKDS

消費電力: AC/DC アダプター: 12VDC800mA

入力インピーダンス: GUITAR: 1MΩ AUX:13kΩ

フットスイッチ .(オプション): EXP-1エクスプレッション・ペダル(品番2301050000) MS-44ボタン・フットスイッチ(品番0080996000)

サイズ: 幅 520mmx奥行き 220mmx高さ 80mm

重量: 4.08kg

製品の仕様は予告無く変更になることがあります。

有毒有害物质或元素

(Hazardous Substances’ Name) 部件部件名称

(Part Name) 铅

(PB)

(Hg)

(Cd)

六价铬

(Cr6+

)

多溴联苯

(PBB)

多溴二苯醚

(PBDE)

部分电子元件 x o o o o o 部分机器加工金属部件 x o o o o o 部分其他附属部件 x o o o o o O: 表示该有毒有害物质在该部件所有均质材料中的含量均在 SJ/T 11363-2006 规定的现量要求以下

X: 表示该有毒有害物质至少在该部件的某一均质材料中的含量超出 SJ/T 11363-2006规定的现量要求

This product is covered by one or more of the following patents: US Pat. 6,222,110

AMPLIFICADOR DE AUDIOIMPORTADO POR: Instrumentos Musicales Fender S.A. de C.V., Calle Huerta # 132, Col. Carlos Pacheco, C.P. 228890, Ensenada, Baja California, Mexico.

RFC: IMF870506R5A Hecho en China. Servicio de Cliente: 001-8665045875

A PRODUCT OF: FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATION CORONA,CALIFORNIA,USA

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