Japanese Linguistics Japanese 待遇表現...

Japanese Japanese Linguistics

待遇表現 (Attitudinal Expressions)



Description of Module

Subject Name Japanese

Paper Name 日本語学 (Japanese Linguistics)

Module Title 待遇表現 (Attitudinal Expressions)

Module ID JPN-P02-M24

Quadrant 1 E-Text



待遇たいぐう

表現ひょうげん

目的もくてき

：このモジュールでは，コミュニケーションや言語げんご


で重要じゅうよう

な敬語けいご

を中心ちゅうしん

に，

日本語にほんご

の待遇たいぐう


について解説かいせつ

する。

1. 待遇たいぐう


とは


を学習がくしゅう

する上うえ

で正ただ

しい発音はつおん

とアクセント，正ただ

しい文法ぶんぽう

を身み

に付つ

けることは

重要じゅうよう

であるが，場面ばめん

に応おう

じて適切てきせつ

なことばづかいができることも重要じゅうよう

である。「授受じゅじゅ


」で学まな

んだように，「さしあげる」「くださる」「いただく」には上下じょうげ

関係かんけい

や

恩恵おんけい

の気持きも

ちなどが含ふく

まれている。このように，話はな

し手て

が聞き

き手て

あるいは話題わだい

の人物じんぶつ

と

の人間にんげん

関係かんけい

によって，尊敬そんけい

・親愛しんあい

・侮蔑ぶべつ

などの気持きも

ちをこめて用もち

いる言語げんご


を待遇たいぐう


（attitudinal expressions for expressing respect, contempt etc. for the listener or the

person being discussed）と言い

う（待遇たいぐう

とは「扱あつか

い」「もてなし」の意味いみ

）。敬語けいご

（honorifics, linguistic politeness）は上向うえむ

きの待遇たいぐう

を表あらわ

す表現ひょうげん

である。



2. 敬語けいご

（上向うえむ



）

敬語けいご

は伝統的でんとうてき

に尊敬語そんけいご

，謙譲語けんじょうご

，丁寧語ていねいご

の 3 つに分類ぶんるい

されてきた。尊敬語そんけいご

（exalted

form）は話はな

し手て

（書か

き手て

）が対象たいしょう

となる人ひと

を直接ちょくせつ

高たか

めて使つか

う敬語けいご

である。謙譲語けんじょうご

（humble form）は話はな

し手て

が自分じぶん

を低ひく

める（へりくだる）ことによって対象たいしょう

を高たか

めて使つか

う敬語けいご

である。一方いっぽう

，丁寧語ていねいご

（polite form）は話はな

し手て

が聞き

き手て

に対たい

して敬意けいい

を表あらわ

した

り，ことばづかいを丁寧ていねい

にしたりする時とき

に使つか

う敬語けいご

である。

この敬語けいご

の 3 分類ぶんるい

は 2007 年ねん

，文化審ぶんかしん

議会ぎかい

答申とうしん

「敬語けいご

の指針ししん

」によって 5 分類ぶんるい

に

細分化さいぶんか

された（表ひょう

1 ）。

表ひょう

1 敬語けいご

の分類ぶんるい

（「敬語けいご

の指針ししん

」p.13 を一部いちぶ

改変かいへん

）

従来じゅうらい

の 3 分類ぶんるい

新あたら

しい 5 分類ぶんるい

尊敬語そんけいご


「いらっしゃる・おっしゃる」型がた

謙譲語けんじょうご


Ⅰ 「伺うかが

う・申もう

し上あ

げる」型がた


Ⅱ（丁重語ていちょうご

）「参まい

る・申もう

す」型がた

丁寧語ていねいご


「です・ます」型がた

美化語びかご

「お酒さけ

・お料理りょうり

」型がた



以下いか

では，これらの敬語けいご

がどんなものか見み

ていくことにする。

2.1 尊敬語そんけいご

（「いらっしゃる・おっしゃる」型がた

）

相手側あいてがわ

または第三者だいさんしゃ

の行為こうい

・ものごと・状態じょうたい

などについて，その人物じんぶつ

を立た

てて述の

べ

る表現ひょうげん

（この「立た

てる」は，ことばの上うえ

で人物じんぶつ

を高たか

く位置付いちづ

けて述の

べるという意味いみ

）。

＜尊敬語そんけいご

の例れい

＞

［行為こうい

等とう

（動詞どうし

，及およ

び動作性どうさせい

の名詞めいし

）］

(1) いらっしゃる（←行い

く・来く

る・いる），おっしゃる（←言い

う），なさる（←す

る），召め

し上あ

がる（←食た

べる・飲の

む），ご覧らん

になる（←見み

る），お休やす

みになる（←

寝ね

る）

(2) お使つか

いになる（←使つか

う），ご利用りよう

になる（←利用りよう

する）

(3) 読よ

まれる（←読よ

む），始はじ

められる（←始はじ

める）

(4) お導みちび

き，ご出席しゅっせき

，（立た

てるべき人物じんぶつ

からの）ご説せつ

明めい



［ものごと等とう

（名詞めいし

）］

(5) お名前なまえ

，ご住所じゅうしょ

，（立た


からの）お手紙てがみ

［状態じょうたい

等とう

（形容けいよう

詞し

など）］

(6) お忙いそが

しい，ご立派りっぱ

(7) 先生せんせい

は来週らいしゅう

海外かいがい

へいらっしゃるんでしたね。

と述の

べる場合ばあい

，「行い

く」の代か

わりに「いらっしゃる」を使つか

うことで「先生せんせい

」を立た

てる述の

べ方かた

になる。このように，「いらっしゃる」は＜行為者こういしゃ

＞に対たい

する敬語けいご

として働はたら

く。

動詞どうし

の尊敬語そんけいご

の形かたち

については，「行い

く→いらっしゃる」のように特定とくてい

の語形ごけい

（特とく

定形ていけい

）を使つか

う場合ばあい

と，「お(ご)……になる」「……(ら)れる」のように広ひろ

くいろいろな

語ご

に適用てきよう

できる一般的いっぱんてき

な語形ごけい

（一般形いっぱんけい

）を使つか

う場合ばあい

がある。



2.2 謙譲語けんじょうご

Ⅰ（「伺うかが

う・申もう

し上あ

げる」型がた

）

自分側じぶんがわ

の行為こうい

・ものごとなどについて，その向む

かう先さき


を立た

てて述の

べる表現ひょうげん

。

＜謙譲語けんじょうご

Ⅰの例れい

＞

(8) 伺うかが

う（←訪たず

ねる・尋たず

ねる・聞き

く），申もう

し上あ

げる（←言い

う），お目め

にかかる（←

会あ

う），さしあげる（←あげる），いただく（←もらう），拝見はいけん

する（←見み

る）

(9) お届とど

けする（←届とど

ける），ご案内あんない

する（←案内あんない

する）

(10) （立た


への）お手紙てがみ

，ご説明せつめい

(11) 先生せんせい

のところに伺うかが

いたいんですが……。

のように，「行い

く（訪たず

ねる）」の代か

わりに「伺うかが

う」を使つか

うことで「先生せんせい

」を立た

てる述の

べ方かた

になる。このように，「伺うかが

う」は＜向む

かう先さき

＞に対たい



く。

動詞どうし

の謙譲語けんじょうご

の形かたち

については，「訪たず

ねる→伺うかが

う」のように特定とくてい

の語形ごけい

（特とく

定形ていけい

）

を使つか

う場合ばあい

と「お(ご)……する」のように広ひろ

くいろいろな語ご

に適用てきよう

できる一般的いっぱんてき

な語形ごけい

（一般形いっぱんけい

）を使つか

う場合ばあい

がある。



2.3 謙譲語けんじょうご


）（「参まい

る・申もう

す」型がた

）


の行為こうい

・ものごとなどを改あらた

まって述の

べることによって丁重ていちょう

さを表あらわ


。

＜謙譲語けんじょうご

Ⅱの例れい

＞

(12) 参まい

る（←行い

く・来く

る），申もう

す（←言い

う），いたす（←する），おる（←いる）

(13) 愚見ぐけん

，小社しょうしゃ

，拙著せっちょ

，弊社へいしゃ

（※「愚ぐ

」「小しょう

」「拙せつ

」「弊へい

」などを付つ

けることで


のものごとを低ひく

める）

(14) 明日あす

から海外かいがい

へ参まい

ります。

のように，「行い

く」の代か

わりに「参まい

る」を使つか

うことで自分じぶん

の行為こうい

を話はなし

や文章ぶんしょう

の相手あいて

に

対たい

して改あらた

まった述の

べ方かた

で述の

べることになり，これが丁重ていちょう

さをもたらすことになる。こ

のように，「参まい

る」は＜相手あいて

＞に対たい



く。



2.4 丁寧語ていねいご

（「です・ます」型がた

）

聞き

き手て

や読よ

み手て

に対たい

して丁寧ていねい

に述の

べ，敬意けいい

を表あらわ


形式けいしき

。

(15) タージマハルは世界せかい

遺産いさん

だ。

(16) タージマハルは世界せかい

遺産いさん

です。

は同おな

じ内容ないよう

を表あらわ

しているが，文末ぶんまつ

に「です」を付つ

けると，話はなし

や文章ぶんしょう

の相手あいて

に対たい

して

丁寧ていねい

な表現ひょうげん

になる。また，

(17) 毎日まいにち

，多おお

くの人ひと

がタージマハルを訪おとず

れる。

(18) 毎日まいにち

，多おお

くの人ひと

がタージマハルを訪おとず

れます。

でも「ます」を付つ

けると丁寧ていねい


になる。「です（・でした）」は名詞めいし

，ナ形容けいよう

詞し

，

イ形容けいよう

詞し

，助詞じょし

などに付つ

き，「ます（・ません・ました・ませんでした）」は動詞どうし

に付つ

く。

＜「です・ます」の例れい

＞

(19) これはタミル語ご

の新聞しんぶん

です。

(20) 10 年前ねんまえ

，私わたし

は小学生しょうがくせい

でした。

(21) グジャラート州しゅう

のカレーは甘あま

くて有名ゆうめい

です。



(22) 子こ

どものころ，野菜やさい

が嫌きら

いでした。

(23) 昨日きのう

見み

た映画えいが

はおもしろかったです。

(24) その教科書きょうかしょ

は私わたし

のです。

(25) 日本にほん

では，お酒さけ

とたばこは二十歳はたち

からです。

(26) 来年らいねん

，日本にほん

に留学りゅうがく

します。

(27) 昨日きのう

は学校がっこう

へ行い

きませんでした。

「(で)ございます」はさらに丁寧ていねい


で，客きゃく

を相手あいて

にする場面ばめん

でよく使つか

われる。

「名詞めいし

／ナ形容けいよう

詞し

＋です」は「名詞めいし

／ナ形容けいよう

詞し

＋でございます」になり，「名詞めいし

＋があ

ります」は「名詞めいし

＋がございます」になる。

＜「(で)ございます」の例れい

＞

(28) （レストランで店員てんいん

が客きゃく

に）「お茶ちゃ

でございます」

(29) （店みせ

のアナウンス）「まもなく閉店へいてん

時間じかん

でございます」

(30) （店員てんいん

が客きゃく

を褒ほ

めて）「お客きゃく

様さま

，本当ほんとう

におきれいでございます」



＜「(が)ございます」の例れい

＞

(31) 客きゃく

：「すみません。ランチはありますか」

店員てんいん

：「はい，750 円えん

のと 1000 円えん

のデラックスがございます」

2.5 美化語びかご

（「お酒さけ

・お料理りょうり

」型がた

）

ものごとを美化びか

して述の

べる表現ひょうげん

形式けいしき

。

＜美化語びかご

の例れい

＞

(32) お酒さけ

，お料理りょうり

，ご祝儀しゅうぎ

美化語びかご

（mannerly word）は名詞めいし

に「お」「ご（御）」を付つ

けたものである。

(33) お酒さけ

は百薬ひゃくやく

の長ちょう

（どんな薬くすり

よりも効果こうか

がある）と言い

われている。

などと述の

べる場合ばあい

の「お酒さけ

」は，上うえ

に挙あ

げた尊敬語そんけいご

，謙譲語けんじょうご

Ⅰ・Ⅱ，丁寧語ていねいご

とは異こと

なり，

＜行為者こういしゃ

＞＜向む

かう先さき

＞＜相手あいて

＞を立た

てるものではない。「酒さけ

」という言い

い方かた

に比くら

べて，

ものごとを美化びか

して述の

べている。



「お」と「ご」の使つか

い分わ

けは，「お＋和語わご

」「ご＋漢語かんご

」が原則げんそく

であるが，美化語びかご

の場合ばあい

は，

(34) お料理りょうり

，お化粧けしょう

など，漢語かんご

の前まえ

でも「お」が好この

まれる。また，美化語びかご

以外いがい

にも，

(35) お加減かげん

，お元気げんき

（いずれも尊敬語そんけいご

の例れい

）

など変則的へんそくてき

な場合ばあい

もあるので，注意ちゅうい

が必要ひつよう

である。基本的きほんてき

に外来語がいらいご

には「お」「ご」は

つかない（×おジュース，×おコーヒー。例外れいがい

：〇おトイレ）。

2.6 二重にじゅう

敬語けいご

一ひと

つの語ご

について，同おな

じ種類しゅるい

の敬語けいご

を二重にじゅう

に使つか

ったものを「二重にじゅう

敬語けいご

」という。例たと

えば，

(36) ×お読よ

みになられる

は「読よ

む→お読よ

みになる」と尊敬語そんけいご

にした上うえ

で，更さら


の「……れる」を加くわ

えてい

るので二重にじゅう

敬語けいご

である。二重にじゅう

敬語けいご

は一般いっぱん

に適切てきせつ

ではないとされている。

ただし，二ふた

つ（以上いじょう

）の語ご

をそれぞれ敬語けいご

にして，「て」でつなげたものは「二重にじゅう

敬語けいご

」ではない。例たと

えば，



(37) お読よ

みになっていらっしゃる

は「読よ

んでいる」の「読よ

む」を「お読よ

みになる」に，「いる」を「いらっしゃる」にし

てつなげたものである。つまり，「読よ

む」「いる」という二ふた

つの語ご

をそれぞれ別々べつべつ

に

敬語けいご

（この場合ばあい

は尊敬語そんけいご

）にしてつなげたものは「二重にじゅう

敬語けいご

」にはならない。

＜許容きょよう

される例れい

＞

(38) お読よ

みになっていらっしゃる

上述じょうじゅつ

。「読よ

んでいる」の「読よ

む」「いる」をそれぞれ別々べつべつ


にしたもの。

(39) お読よ

みになってくださる

「読よ

んでくれる」の「読よ

む」「くれる」をそれぞれ別々べつべつ


にしたもの。

(40) お読よ

みになっていただく

「読よ

んでもらう」の「読よ

む」を尊敬語そんけいご

に，「もらう」を謙譲語けんじょうご

Ⅰにしたもの。

(41) ご案内あんない

してさしあげる

「案内あんない

してあげる」の「案内あんない

する」「あげる」をそれぞれ別々べつべつ

に謙譲語けんじょうご

Ⅰにしたも

の。



3. 「ウチ」と「ソト」


の敬語けいご

を考かんが

える上うえ

で，「ウチ」と「ソト」の概念がいねん

は欠か

かせないものである。

「ウチ」とは自分じぶん

と自分側じぶんがわ


（例れい

：家族かぞく

）のことであり，「ソト」とはそれ以外いがい

の

人物じんぶつ

である。尊敬語そんけいご

や謙譲語けんじょうご

Ⅰは，自分側じぶんがわ

を立た

てず，相手側あいてがわ

を立た

てて述の

べるのが典型的てんけいてき

な使つか

い方かた

である。

(42) × お父とう

さんは来週らいしゅう

，大阪おおさか

へいらっしゃいます。

(43) ○ 父ちち

は来週らいしゅう

，大阪おおさか

へ行い

きます。（または「参まい

ります」）

(44) × お母かあ

さんは先生せんせい

にお会あ

いになりたいとおっしゃっていました。

(45) ○ 母はは

は先生せんせい

にお目め

にかかりたいと申もう

しておりました。

また，会社かいしゃ

では，

(46) 会議かいぎ

で社長しゃちょう

がこのようにおっしゃった。

(47) 部長ぶちょう

，昨日きのう

のニュースをご覧らん

になりましたか。

のように上司じょうし

に対たい

して尊敬語そんけいご

を使つか

うが，社外しゃがい

の人ひと

（ソト）に話はな

す時とき

は社内しゃない

の人ひと

（ウチ）


は使つか

わない。



(48) × 中山なかやま

部長ぶちょう

は今いま

いらっしゃいません。

(49) ○ 中山なかやま

は今いま

おりません。

このように，日本語にほんご

では話はな

し手て

と聞き

き手て

，話題わだい

となる人物じんぶつ

との関係かんけい

で敬意けいい

の高低こうてい

が

決き

まる。このような敬語けいご

を相対そうたい

敬語けいご

（relative honorifics）と言い

う。一方いっぽう

，ある人物じんぶつ

に対たい

して，常つね

に一定いってい

の表現ひょうげん

を用もち

いる敬語けいご

を絶対ぜったい

敬語けいご

（absolute honorifics）と言い

う（例れい

：

韓国語かんこくご

，ジャワ語ご

，チベット語ご

）。

4. 卑罵ひば

語ご

（下向したむ



）

話はな

し手て

が相手あいて

や第三者だいさんしゃ

を見下みくだ

し，蔑さげす

んだり罵ののし

ったりする卑罵ひば

語ご

（軽卑語けいひご

，

pejorative）は下向したむ


を表あらわ


である。

＜卑罵ひば

語ご

の例れい

＞

(50) あんな奴やつ

，もう顔かお

も見み

たくない。

(51) あの野郎やろう

，今度こんど

会あ

ったらただじゃおかない。

(52) こいつ／あいつ，何度なんど

言い

ったらわかるんだ。



(53) この泥棒どろぼう

猫ねこ

め！

(54) 今ごろ来き

やがった。（動詞どうし

の連用形れんようけい

（マス形けい

）＋「やがる」）

(55) 何なに

を抜ぬ

かすか。（「言い

う」の卑罵ひば

語ご

）

(56) つべこべほざくな！（「言い

う」の卑罵ひば

語ご

）

キーワード：

待遇たいぐう


敬語けいご




5 分類ぶんるい


Ⅰ 謙譲語けんじょうご


）

美化語びかご

特とく

定形ていけい

一般形いっぱんけい

行為者こういしゃ

向むか

う先さき

相手あいて

和語わご

漢語かんご

二重にじゅう

敬語けいご

ウチソト

相対そうたい

敬語けいご

絶対ぜったい

敬語けいご

卑罵ひば

語ご

（軽卑語けいひご

）

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