Hosokawa Micron Group 平成24年9月期中間決算会社説明会 ·...

平成24年9月期中間決算

会社説明会

平成24年6月6日

Process Technologies for Tomorrow

Hosokawa Micron Group

http://www.hosokawamicron.co.jp/

代表取締役社長宮田清巳

（於：日本証券アナリスト協会）


１．平成24年9月期中間決算概要

２．今後の取り組みと展望／進捗～第14次中期3ヵ年計画～

（2011年10月～2014年9月）

１


・グループ業績の総括

・セグメント別業績

・国内業績の総括

・財務諸表

２

１．平成24年9月期中間決算概要


平成24年度中間期グループ業績の総括

決算総括

３

(単位：百万円)

平成23年度

前年実績実績計画* 対計画対前年

期初受注残 10,255 14,765 －－ 144.0%受注高 21,178 23,316 19,780 117.9% 110.1%売上高 15,726 17,926 20,425 87.8% 114.0%売上総利益 5,834 6,687 6,965 96.0% 114.6%

(売上高比) 37% 37% 34%営業利益 896 1,470 1,480 99.3% 164.1%

(売上高比) 6% 8% 7%(注)計画は、通期計画を単純に２分の1

【為替レート】円/US$ 82.48 78.34 80.00

円/EURO 112.39 104.15 110.00

平成24年度中間期

為替変動による影響

売上高 ▲9.6億円

営業利益 ▲7千万円

ユーロ：105円に変更



売上高、売上総利益率、営業利益率の推移（連結）

４

※ＧＰＲ、販管費比率、営業利益率は何れも通期ベース(但し、平成24年度は上半期ベース)

144180

243

179157

169172

204 216

252

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度

ＧＰＲ

、販管費比率

、営業利益率

（%）

0

100

200

300

400

500

600

売上高

（億円

）

売上高(上半期) 売上高(下半期）売上総利益率売上高販管費率売上高営業利益率

349316

362395

495



受注高、売上高、受注残高の推移（連結）

５

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

3Qtr.

4Qtr.

1Qtr.

2Qtr.

平成18年度平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度

受注高／売上高

（億円

）

0

50

100

150

200

250

受注残高

（億円

）

受注残高受注高売上高



セグメント別売上高、営業利益（連結）

【売上高】 (単位：百万円)

実　績実　績前年比実　績前年比

粉体関連事業 11,100 13,169 18.6% 14,271 8.4%プラスチック薄膜関連事業 2,348 1,819 -22.5% 2,706 48.8%

製菓関連事業 967 736 -23.9% 948 28.8%

合計 14,415 15,726 9.1% 17,926 14.0%

【営業利益】 (単位：百万円)

実　績実　績前年比実　績前年比

粉体関連事業 243 1,491 513.6% 1,841 23.5%プラスチック薄膜関連事業 ▲ 178 ▲ 64 - 124 -

製菓関連事業 ▲ 47 ▲ 63 - 15 -

調整額（ ※ ） ▲ 486 ▲ 467 - ▲ 510 -

合計 ▲ 468 896 - 1,470 64.1%

平成22年度中間期平成23年度中間期平成24年度中間期

平成22年度中間期平成23年度中間期平成24年度中間期

６

※主に各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費

受注残高の推移

136125

66

86

123

23

18

11

14

19

14

126

2

4

0

50

100

150

200

平成19年9月末

平成20年9月末

平成21年9月末

平成22年9月末

平成23年9月末

製菓関連事業ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ関連事業粉体関連事業

（億円）


平成24年9月期中間期グループ業績の総括

受注高、受注残高の推移受注高の推移

381 382

244272

337

78 66

42

50

54

36

21

18

39

12

0

100

200

300

400

500

600

平成19年9月期

平成20年9月期

平成21年9月期

平成22年9月期

平成23年9月期

製菓関連事業

ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ関連事業

粉体関連事業

（億円）

全事業で受注高、受注残高共に前年同期比で大幅増加

７


平成24年9月期上半期セグメント別業績①

粉体関連事業

0

50

100

150

200

250

300

350

受注売上受注売上受注売上

平成22年度平成23年度平成24年度

受注・売上・受注残

（億円

）

下半期

上半期

上半期受注残

受注、売上、受注残

0

10

20

30

40

50


営業利益

（億円

）0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

14%

営業利益率

（％

）

下半期営業利益

上半期営業利益

上半期営業利益率

営業利益、営業利益率

・化学、樹脂、食品分野が好調

・二次電池材料向けなどが堅調に推移

（連続式造粒機フレキソミックス）

上半期事業別売上比率：79.6％

８


平成24年9月期上半期セグメント別業績②

プラスチック薄膜関連事業


９

・主力市場の欧州、米国で大型案件獲得

・日本回復

・新興国好調

（アルピネ社（ドイツ）フィルムテスト設備）

0

20

40

60




（億円

）

下半期

上半期

上半期受注残


-3

-1

1

3

5


営業利益

（億円

）

0%

2%

4%

6%

営業利益率

（％

）




営業利益、営業利益率黒字転換


平成24年9月期上半期セグメント別業績③

製菓関連事業

・ロシア、インドなどの新興国向け大型受注

・新テストセンター効果


１０

（混練押出供給機）

0

10

20

30




（億円

）

下半期

上半期

上半期受注残


-1.5

-0.5

0.5


営業利益

（億円

）

0%

2%

営業利益率

（％

）




営業利益、営業利益率黒字転換



生産拠点別業績（連結）

１１


前年比

日本売上高 5,855 6,298 107.6%営業利益/率(%) 964 16% 1,144 18% 118.7%

アメリカ売上高 1,909 1,885 98.7%営業利益/率(%) 44 2% 60 3% 136.4%

欧州売上高 9,181 10,563 115.1%営業利益/率(%) 346 4% 788 7% 227.7%

アジア・売上高 175 485 277.1%その他営業利益/率(%) 30 17% 61 13% 203.3%消去後売上高 15,726 17,926 114.0%合計営業利益/率(%) 896 6% 1,470 8% 164.1%

平成23年度平成24年度

中間期

新興国での好調な受注が続き、全地域で増益



納入地域別売上高（連結）

１２


平成23年度平成24年度前年比

日本売上高 4,794 5,412 112.9%占有率 31% 30%

アメリカ売上高 2,831 2,384 84.2%占有率 18% 13%

欧州売上高 4,470 6,073 135.9%占有率 28% 34%

アジア・売上高 3,629 4,056 111.8%その他占有率 23% 23%

売上高 15,726 17,926 114.0%占有率 100% 100%

中間期

合計

欧州向けが大きく伸びる。アジア・その他地域向けも金額としては増収



海外売上構成の推移

１３

13% 14% 16%

42% 36% 35%

18%19% 20%

17% 13%

32% 34%

20% 23%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%


アメリカ欧州アジア・その他（日本除く）

(上半期)(通期) (通期) (通期) (通期)

73億円

115億円

60億円24億円

61億円

41億円



海外売上構成

１４

北米日本

アジア

欧州

中東

中南米

6.8億円

米国他へ4百万円

12.6億円

（うち第三者向け2.8億円）

5.6億円

4.0億円1.1億円

3.1億円

（うち第三者向け－億円）

23.9億円

（うち第三者向け23.3億円）



総括

１５

◆ 海外子会社は全て黒字

◆ プラスチック薄膜事業は新興国市場で好調な受注が続き、大幅に受注増、黒字に転換

◆ 製菓事業は新興国向けの大型受注の獲得等により黒字に転換

◆ ホソカワミクロンパウダーズGmbH(ケルン、ドイツ)の受託工場改築と設備増強

◆ アジア市場強化のため、マレーシア販売子会社の人員増強

◆ 新興国市場への取組強化 → ヨルダンに駐在員事務所開設


平成24年度中間期国内業績の総括

売上高、売上総利益率、営業利益率の推移（単体）

１６

※ＧＰＲ、販管費比率、営業利益率は何れも通期ベース(但し、2012年度は上半期ベース)

6263

75

4471 63 6358

9970

0%

10%

20%

30%

40%


ＧＰＲ

、販管費比率

、営業利益率

（%）

0

50

100

150

200

売上高

（億円

）

売上高(上半期) 売上高(下半期）売上総利益率

売上高販管費率売上高営業利益率

124107

133

162141



総括

１７

◆ 営業利益率１１％

◆ 粉体システム事業生産高増による稼働率上昇により、ＧＰＲが上昇

◆ メンテナンスサービス事業受注が好調

◆ マテリアル事業黒字化



業種別受注構成比の動向（連結）

１８

9%

11%

13%

13%17%

9%

3%

25%

7%

10%

13%

17%

14%

8%

4%

27%

7%

13%

18%

10%19%

8%

4%

20%

医薬

食品

化学

トナー・IT関係

プラスチック・ポリマー

鉱業(ミネラル)

リサイクル・環境

その他


平成23年度

平成22年度

業種別受注

（連結）

化学、樹脂関連市場が好調

9%

14%

7%

13% 38%

52%

38%

11%

22%

IT･ｴﾈﾙｷﾞｰ関連市場

医薬市場

食品市場

ポリマー（樹脂）市場

粉体塗料

ケミカル

ミネラル

環境機器

空調機器



業種別受注構成比の動向（国内）

１９


平成23年度

平成22年度

化学、食品市場が好調


二次電池（リチウムイオン電池､自動車用途）市場の将来性

２０

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000海外販売金額

国内販売金額

世界販売量

海外販売量

国内販売量

（販売金額：億円）（販売量：千個）

ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞ車のﾘﾁｳﾑｲｵﾝ化

電気自動車の普及

両極材料（正極、負極）の生産に当社の粉砕・混合・高密度化技術が活きる

当社のﾘﾁｳﾑｲｵﾝ電池関連の受注高推移H21年：13億円 H22年：18億円 H23年：23億円

＜2011 有望電子部品材料調査総覧上巻、富士キメラ総研より＞

市場の伸びに注目

Hosokawa Micron Group ２１

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

50,000

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

200,000

海外販売金額

国内販売金額

世界販売量

海外販売量

国内販売量

（販売金額：億円）（販売量：トン）

＜2011プラスチック高機能化材料の現状と将来展望、富士キメラ総研より＞

トナー市場の将来性

市場のシフト（アジア圏へ）

トナー関連機器は、高付加価値技術の凝縮型

⇒ 当社の特徴がも活きる分野

当社のトナー関連の受注高推移H21年：6億円 H22年：14億円 H23年：31億円

【資産】（単位：百万円）

平成23年平成24年増　減　内　容

9月末中間期増　減

流動資産 22,370 24,835 2,465・現金および預金　＋1,028　←増益・棚卸資産　1,792　←受注（受注残）増

固定資産 16,668 16,908 240

有形固定資産 14,988 15,239 251

無形固定資産 378 356 ▲ 22

投資その他の資産 1,301 1,311 10

繰延資産 - - -

資産合計 39,039 41,743 2,704


平成24年度中間期財務諸表①

連結貸借対照表①（資産）

２２

【負債・純資産】（単位：百万円）


9月末中間期増　減

流動負債 12,284 13,777 1,493・支払手形･買掛金　＋627　←受注増・前受金　＋1,167　←受注増

固定負債 7,351 7,122 ▲ 229

負債合計 19,635 20,899 1,264

株主資本合計 25,999 26,807 808

その他包括利益累計額合計 ▲ 6,596 ▲ 5,969 627

純資産合計 19,403 20,843 1,440 ・為替換算調整勘定　▲593　←円高水準是正

負債純資産合計 39,039 41,743 2,704

自己資本比率 49.7% 49.9% 0.2%


平成24年度中間期財務諸表②

連結貸借対照表②（負債、純資産）

２３

（単位：百万円）


中間期中間期増　減

8,102 6,308 ▲ 1,794

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,839 1,584 ▲ 255四半期純利益増棚卸資産増　←受注/受注残の増

投資活動によるキャッシュ・フロー

▲ 331 ▲ 451 ▲ 120 有形固定資産取得

財務活動によるキャッシュ・フロー

1,325 ▲ 379 ▲ 1,704長期借入金返済配当支払

92 274 182

11,027 7,336 ▲ 3,691

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の四半期末残高

現金及び現金同等物に係る換算差額


平成24年度中間期財務諸表③

連結キャッシュ・フロー

２４


平成24年度中間期財務諸表④

有利子負債残高（連結）

0

20

40

60

80

平成19年平成20年平成21年平成22年平成23年平成24年中間期

短期借入金 1年以内償還予定社債長期借入金新株予約権付社債

(億円)

40.0億円49.3億円

72.7億円 74.4億円

39.3億円 37.6億円

２５


平成24年度中間期財務諸表⑤

EPSとROE（連結）

8.112.0

59.2

83.7

39.9

50.8

9.9%8.7%

9.9%

1.7%2.2%

13.8%

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

平成19年平成20年平成21年平成22年平成23年平成24年予想

EPS

(

一株当たり利益

)

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

14%

ROE

(

株主資本利益率

)

EPS

ROE

(円)

２６


平成24年度中間期財務諸表⑥

一株当たり配当金と配当性向（連結）

4.06.0

2.0 2.0 2.54.0

10.0

3.0 3.0

5.0

4.5

8.0

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

16.0

18.0

平成19年平成20年平成21年平成22年平成23年平成24年

配当金

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

配当性向

期末

中間

配当性向

(

12円

16円

5円 5円

7円

9円（予定）

（円）

今期配当金は年間9円/株を予定

２７


・経営ビジョン

・基本方針

・当社事業の特徴

・施策／進捗

２８

２．今後の取り組みと展望／進捗～第14次中期3ヵ年計画～

（2011年10月～2014年9月）


ホソカワミクロングループは、 “粉体技術連峰”の形成により、常にグローバル・リーディングカンパニーであり続けます。プロセス機器、システムエンジニアリングおよび新素材の開発、製造、実用化などにより次世代先端産業を創出し、 “粉体技術連峰”の新たな展開を実現してまいります。

経営ビジョン

２９

コーポレートビション


ホソカワミクロングループ “Mission Statement”

経営ビジョン

ホソカワミクロングループは、経済的かつ優れた技術をもって顧客の多様なニーズに的確に対応してその満足を得るとともに、倫理的指針に基づく活動を通じて、社会に貢献し、自然環境の保護に努め、次世代のための環境保全に取り組む。また従業員の積極的なチャレンジを可能にする充実した職場作りを推進し、株主への適切な利益還元を行うことを使命とする。

３０


第14次中期3ヵ年計画

基本方針

３１

新興国市場の成長等に代表される事業環境の変化への柔軟かつ迅速な対応

粉体技術連峰の発展と強化

◆ 商品力、開発力の強化

◆ 新興国市場でビジネス展開力の強化

◆ グループ企業間、機能間の業務提携強化

◆ 環境保護（CO2削減）ビジネスの取組み強化

◆ 人材育成の加速

具体的強化策



成長戦略

３２

基本方針

優れた技術、製品を創出し、応用分野・市場でより強固なポジションを確立することにより、さらなる成長を図る。

①新製品の開発

②新興国市場への取組強化

③重点市場向け戦略強化

④ナノマテリアルビジネスの拡大



収益力向上戦略

３３

基本方針

企業体質の強化による収益力向上の実現

①商品企画力、開発力の強化

②新製品の市場投入の加速

③アフターセールス活動の強化

④受託加工事業の強化



積極的業務提携の推進

３４

グローバル市場を視野に入れ、相互の得意／不得意分野

において補完できる協業関係を構築します。


第14次中期３ヵ年計画

概要（連結）

平成24年9月期予想を上方修正

平成23年9月期

実　績予　想前年比修正予想差

売上高 36,171 39,000 7.8% 39,500 500営業利益 2,753 2,800 1.7% 3,100 300

（売上高比） 7.6% 7.2% 7.8%経常利益 2,691 2,700 0.3% 3,100 400

（売上高比） 7.4% 6.9% 7.8%当期純利益 1,652 1,800 8.9% 2,100 300

（売上高比） 4.6% 4.6% 5.3%【為替レート】

US$(円/US$) 81.15 80 80EURO(円/EURO) 113.09 110 105

平成24年9月期平成24年9月期


３５

上方修正設定変更

・受注好調

・受注残

→ 高水準


２．テストセンターでの実証・知見（原料、製品別の膨大なﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽ）

テスト件数＝年間約3,500件（国内1,200件＋海外2,300件）

１．90年超にわたる粉体一筋の経験・ノウハウと先端技術に裏付けられた製品、システム、エンジニアリング

粉体技術連峰＝約300機種の製品とそれらを結ぶエンジニアリング

３．研究開発型企業（特許：国内323件、海外174件、国内実用新案：115件）（2011年10月1日現在）

ホソカワミクロングループの信頼の源は？

３６

４．強固な産学連携（1991年ホソカワ粉体工学振興財団設立）

５．各種シンポジウム、講演討論会を毎年開催（1960年代から40年以上）

専門学術誌「粉砕」（1957年～）、英文専門学術誌「粉 KONA」（1983年～）

永年の経験（ノウハウ）と卓越した先端の技術を持つ「ホソカワミクロン」は、絶えず進歩を続ける社会に “必要不可欠な存在”


１．一品一様の生産

・受注生産 ⇒ 少量多品種の製造

２．高付加価値分野向け製品

・永年の経験・ノウハウに裏打ちされた機器

⇒ 簡単にコピーできない

・技術課題にチャレンジングな解決姿勢

３７

「ものづくり」の重要性

信頼性

技術・ノウハウの集結 ⇒ 品質安定性／独自性



施策（粉体技術連峰の発展と強化）

新興国市場でビジネス展開力の強化

地　域施　策

中東ヨルダン（アンマン）に駐在事務所を開設（粉体、製菓）

中南米販売代理店契約(粉体)

ロシアサンクトペテルグルクに販売子会社を設立(全事業)受注目標額　約15億円（H26年度末まで）

東南アジア（マレーシア）

グループ各社より人材派遣、事業拡大(全事業)

【新興国での受注推移】 (単位：億円)

平成23年9月期

実績計画前年比計画前年比計画前年比平成23年9月期対比

81 98 21.2% 100 2.7% 106 6.1% 32.0%

平成24年9月期

平成25年9月期

平成26年9月期

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施策（成長戦略）

ナノマテリアルビジネスの拡大

独自技術の水平展開

（例）化粧品通販会社、皮膚科向け商品の企画・製造

サントリーウエルネス：頭皮料 ← 共同開発を経て完成、拡販で協業

・オリジナル商品の拡販（化粧品、育毛剤）

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・受託研究の拡大

・OEM事業の拡大（化粧品、育毛剤）

新薬、医療用デバイスの開発受託

（例）アンジェスMG：薬剤溶出型バルーンカテーテル

PLGAナノ粒子技術の市場展開を推進

（例）ナノクリスフェア・シリーズ（基礎化粧品）、ナノインパクト（育毛剤）



施策（収益力向上戦略①）

新製品の市場投入の加速

粉体特性評価装置『パウダーテスター PT-X』

⇒ 粉体評価の世界標準へ

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高冷却型機械式微粉砕機『グラシス』

⇒ トナー製造プロセス用次世代新型機

新機構フィルタ交換構造集じん機『BAG IN-BAG OUT 』

⇒ 医薬品分野を中心に環境関連事業の中核を担う

目標＝売上高新製品比率 30％



施策（収益力向上戦略②）

アフターセールス活動の強化

アジア市場での機器販売は好調

機器販売先への定期的な訪問により、ビジネスチャンスを逃すことなく受注拡大

⇒ 計画的に定期訪問を開始

アジア市場への展開

⇒ 高収益事業の更なる発展

機器納入後の消耗部品、保守・整備が需要増大

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施策（収益力向上戦略③）

受託加工事業の強化

１．欧州市場の強化

ホソカワミクロンパウダーズ（ケルン）の

受託加工工場改築・設備増強

（平成24年3月～平成30年12月）

3期に分けて実施、総額570万5千ﾕｰﾛ（約6億3千万円）

低温粉砕装置、大型ジェットミルを増設

⇒ 高付加価値原料の加工

２．新東京事業所（つくば事業所）

⇒ 受託加工設備を集約

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施策（業務提携）

日清エンジニアリング株式会社との業務提携

協業による販売促進を目指す

平成23年11月業務提携契約を締結

※日清エンジニアリング株式会社は、株式会社日清製粉グループ本社の100%子会社

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（1）プラントエンジニアリングサービス

（2）機器販売

（3）粉体受託加工



施策（新東京事業所の建設）

関東地区事業所統合

現柏事業所を拡張し、分散した３拠点（板橋、柏、つくば）を統合

板橋（営業、技術、総務、経理）統合

柏（ﾒﾝﾃﾅﾝｽｻｰﾋﾞｽ） ⇒ 営業、技術、総務、経理、ﾃｽﾄｾﾝﾀｰ、ﾒﾝﾃﾅﾝｽｻｰﾋﾞｽ

つくば（ﾃｽﾄｾﾝﾀｰ、受託加工） ⇒ 受託加工、ﾃｽﾄｾﾝﾀｰ

新東京事業所の概要

完成予定：2013年4月末

総工費：約14億円

総敷地面積：3,800平方メートル

①高付加価値技術の情報集約拠点の充実

⇒ 次世代技術開発の発信地へ

②事業運営の効率化

③顧客満足度向上

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Hosokawa Micron Group ４５

ホソカワミクロンの将来像

グローバル企業として

先端の粉体技術の創造を通じて

社会に貢献する

☆環境・エネルギー分野への取組強化

☆新興国市場への経営資源投入

☆技術開発、国際化、人材育成


事業環境に基づき当社が判断した予想であり、今後の事業環境により実際の業績と異なる場合があることをご承知おき下さい。

Hosokawa Micron Group 平成24年9月期中間決算会社説明会 ·...

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