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EMC ® AppSync ® バージョン 3.1 インストールと設定ガイド 302-003-511 01

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EMC® AppSync®バージョン 3.1

インストールと設定ガイド302-003-511

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2 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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前提条件 5AppSync サーバーの動作条件.........................................................................6アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件....................................................... 6AppSync コンソールの動作条件 ...................................................................... 8

ディスプレイの要件 ............................................................................. 8AppSync導入のチェックリスト........................................................................... 9

インストール 11AppSync のインストール................................................................................. 12

サーバーのインストール........................................................................12ホスト プラグインの手動インストール - Windows サーバーのみ..................13SUDO ユーザーによる UNIX ホスト プラグ インのプッシュ インストール.........13サーバーの追加.................................................................................16

AppSync のアップグレード............................................................................... 18AppSync サーバーのアップグレード.......................................................18AppSync エージェント プラグ インのアップグレード ...................................18

AppSync のアンインストール............................................................................ 19AppSync からサーバーを削除する...................................................... 20AppSync エージェント プラグ インのアンインストール................................20AppSync サーバのアンインストール ..................................................... 21

AppSyncのライセンス 23AppSync でのライセンス.................................................................................24

オンラインでのライセンスの取得............................................................25ライセンス ファイルのアップロードおよびインストール.................................. 25

構成およびリソース管理 27Backup Assistant ツールを使用した AppSync のバックアップとリストア................. 28

AppSync Backup Assistant の引数とアクション.................................. 28自動バックアップのリストア................................................................... 28

AppSync サーバーの移行.............................................................................. 29リソース管理 ................................................................................................ 29

RecoverPoint サイトの追加 .............................................................30VMAX および VMAX 3 ストレージの追加.............................................31VNX、VNXe、または Unity アレイの AppSync への追加.......................34AppSync への ViPR Controller ストレージの追加と登録 .....................35AppSync への XtremIO アレイの追加................................................ 37AppSync への VPLEX クラスターの追加............................................. 38EMC ストレージの表示..................................................................... 39EMC ストレージ システムの削除 ........................................................ 39EMC ストレージ システムの再検出 .....................................................40VMware vCenter Server の追加 .................................................... 40

第 1章

第 2章

第 3章

第 4章

目次

EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド 3

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目次

4 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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第 1章

前提条件

本章は、次のトピックで構成されています。

l AppSync サーバーの動作条件.................................................................................6l アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件...............................................................6l AppSync コンソールの動作条件 ..............................................................................8l AppSync導入のチェックリスト...................................................................................9

前提条件 5

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AppSync サーバーの動作条件AppSync サーバーは特定の動作条件を満たしている必要があります。https://elabnavigator.emc.com/eln/modernHomeDataProtection の「AppSync SupportMatrix」は、サポートされるソフトウェアおよびプラットフォームについての信頼できる情報源です。

表 1 AppSync サーバーの動作条件

項目 値

オペレーティング システム Windows Server 2008 SP2(x64)、Windows Server 2008

R2(x64)、Windows Server 2008 R2 SP1(x64)、Windows

Server 2012、Windows Server 2012 R2。

ディスク領域 1249 MB以上。正確な値はインストール ウィザードに表示されます。

メモリ 6 GB以上(8 GB推奨)。

CPU 2 CPU以上(4 CPU推奨)。

仮想環境 VMware仮想マシン メモリおよびディスク領域要件は、物理ホストと同じです。

関連情報AppSync サーバーは、RSA Common Security Toolkit を使用する他の EMC製品を搭載したサーバー上、たとえば、NetWorker サーバー、Unisphere CLI、Navisphere CLIなどで共存できるようになりました。

アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件AppSync エージェント(ホスト プラグ イン)をインストールする前に特定の要件に関するこの情報を確認します。https://elabnavigator.emc.com/eln/modernHomeDataProtection の「AppSync Support Matrix」は、サポートされるソフトウェアおよびプラットフォームについての信頼できる情報源です。

表 2 アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件

項目 GA時点の値(最新バージョンはサポート マトリックスを参照)

オペレーティング システム l Windows サーバーl Linux

l AIX

ディスク領域 150 MB以上。正確な値はインストール ウィザードに表示されます。

メモリ 2 GB以上

CPU 2 CPU

前提条件

6 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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表 2 アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件 (続き)

項目 GA時点の値(最新バージョンはサポート マトリックスを参照)

仮想環境 l VMware仮想マシン メモリおよびディスク領域要件は、物理ホストと同じです。

l HyperV

Windows ポート 8085、10004、Windows ホストへのホスト プラグ インのプッシュには CIFS アクセスが必要(TCP ポート 139 および TCP ポート445)。

UNIX ポート: ソース IPは、AppSync サーバーです。

l デスティネーション IP = UNIX AppSync Host プラグインを実行中の本番ホストまたはマウント ホスト

l デスティネーション ポート = 22(SSH ポート)、プロトコル、TCP

ソース IP = UNIX AppSync Host プラグインを実行中の製品またはマウント ホスト

l デスティネーション IP = AppSync サーバーl デスティネーション ポート = 22(SSH ポート)。プロトコル:TCP

サポートされているデバイス構成表 3 サポートされているデバイス構成

AIX Linux

マルチパス:マルチパス パッケージは、仮想化されていない環境で、VNX、VNXe、Unity、XtremIO、VPLEX、VMAX、または VNX上で RecoverPoint

を実行するプラットフォームで必要です。l ネイティブMPIO

l PowerPath

マルチパス:マルチパス パッケージは、仮想化されていない環境で、VNX、VNXe、Unity、XtremIO、VPLEX、VMAX、または VNX上で RecoverPoint

を実行するプラットフォームで必要です。l ネイティブMPIO

l PowerPath

l Veritas DMP

n 本番ホストとマウント ホストの両方に DMP

がインストールされ、DMP デバイスにパーティションがない場合にサポートされます。

n VXDMP デバイス上の非 ASM データベースにサポートされます。VXVM ボリューム マネージャーはある場合もない場合もあります。

以下を使用したデバイス マッピング:

l シンボリック リンクl mknod デバイス

以下を使用したデバイス マッピング:l Linux-ASMLib(ASM のみ)l UDEVバインディングl device-mapper デバイス

前提条件

アプリケーション ホスト プラグ インの動作条件 7

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表 3 サポートされているデバイス構成 (続き)

AIX Linux

l ブロック デバイス l O_DIRECT を持つブロック デバイスl シンボリック リンク

ファイル システム:

l jfs および jfs2

l ext2、3、4

l XFS(本番ホストとマウント ホストで必要なRPM)

l VxFS(VxVM使用時)

ボリューム・マネージャ:l Native LVM

ボリューム・マネージャ:l Native LVM

l VxVM でサポートされるデバイス構成:

n VXVM ボリューム グループ上の非 ASM データベース

AppSync コンソールの動作条件AppSync コンソールはさまざまなWeb ブラウザで実行されます。サポート対象のブラウザおよびバージョンです。https://elabnavigator.emc.com/eln/modernHomeDataProtection の「AppSync Support Matrix」は、サポートされるソフトウェアおよびプラットフォームについての信頼できる情報源です。l Internet Explorer

l Firefox

l Chrome

ブラウザ タイプに関係なく、Flash(最小バージョン 10.2)が必要です。ロードおよび容量の使用にあたって、コンソールには 1 GB の RAM が必要です。

ディスプレイの要件AppSync には 1280x1024以上の解像度のディスプレイが必要です。

前提条件

8 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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AppSync導入のチェックリスト最初の AppSync導入ステップ、およびインストールとセキュリティ考慮事項のマップとしてチェックリストを使用する方法について説明します。

表 4 導入チェックリスト

基本ステップ 詳細 注 完了しましたか?

AppSync サーバーとして動作するには、サポート対象バージョンのWindows を実行しているシステムを特定します。

AppSync サーバーの正確なWindowsバージョンは、AppSync の最新のサポート マトリックスを参照してください。その他の詳細については、このガイド内にあるサーバー動作条件の一覧を参照してください。

AppSync コンソールを実行するためのサポート対象Web ブラウザがあることを確認します。

サポート対象のブラウザーの一覧については、コンソールの前提条件を参照してください。

アプリケーション ホスト(たとえば、Microsoft

Exchange メールボックス サーバー)が要件を満たしていることを確認します。

「EMC AppSync ユーザーおよび管理ガイド」および最新の「EMC

AppSync サポート マトリックス」を参照してください。

指定したサーバー システムに AppSync サーバーの実行可能プログラムをインストールします。

support.EMC.com からサーバー インストール実行可能プログラムを入手してください。

Web ブラウザから AppSync コンソールを開きます。

http://[<appsync_server>]:8085/appsync

デスクトップ ショートカットまたは AppSync コンソールから、アプリケーション データのあるストレージを追加します。

l 次の任意のストレージ アレイを追加するには、[Settings] > [Storage Infrastructure]に移動します。n VNX、VNXe、Unity

n VMAX

n XtremIO

n RecoverPoint サイトn VPLEX

n ViPR Controller

l 仮想マシンにコピーをマウントする場合、[CopyProtection] > [VMware Datacenters]に移動し、[Discover Datacenters] > [Add vCenterServers]をクリックします。

l アレイ管理サーバーまたはストレージ プロセッサの IPv6 アドレスはサポートされていません。

AppSync コンソールから AppSync ホストプラグインをアプリケーション ホストにインストールします。

[Settings] > [Servers]を選択し、[Add]をクリックします。セキュリティがプッシュ インストールを妨害している場合、ホストでAppSync-Host-Plug-in-3.1-win-x64.exe を実行して手動でインストールします。

前提条件

AppSync導入のチェックリスト 9

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表 4 導入チェックリスト (続き)

基本ステップ 詳細 注 完了しましたか?

これはWindows にのみ適用されます。

IPv6 の IP アドレスを持つホストは登録できません。

AppSync コンソールから、個々のサーバーでアプリケーション オブジェクトを検出します。

[Copy Management] > [Microsoft Exchange / SQLServer / Oracle / VMware Datacenters/FileSystem]を選択します。

AppSync コンソールから、サービス プランにアプリケーション オブジェクトをサブスクライブし、データ保護を開始します。

[Copy Management] > [Microsoft Exchange / SQLServer / Oracle / VMware Datacenters/FileSystem]を選択します。l [Subscribe to Plan and Run]ですぐに保護します。アプ

リケーション オブジェクトがサービス プランに登録され、選択したオブジェクトのみに対して保護がすぐに実行されます。

l [Subscribe to Plan]を選択します。アプリケーション オブジェクトはサービス プランに登録されますが、プランは実行されません。保護はサービス プランのスケジュールに従って行われます。

AppSync コンソールから、テスト開発、故障修理、データ マイニング、レポート作成で使用する SQL Serverや Oracle用にアプリケーションやデータベースのコピーをリパーパスできます。Repurpose ウィザードを使用して、必要に応じて第 1世代または第 2世代のコピーの作成をスケジュール設定したり即座に作成したりできます。

[Copy Management] > [Oracle or SQL Server]を選択して、使用可能なアプリケーションのリストを表示します。l リパーパスするデータベース インスタンスを選択し、[Repurpose]を選択してウィザードを起動します。

l ウィザードのステップの指示に従います。l [Run Now]、[Run Recurrently As Per

Schedule]、[Run Only Once At later time]のいずれかを選択します。オンライン ヘルプやユーザー ガイドに記載されている詳細を完了します。

前提条件

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第 2章

インストール

この章では、AppSync ソフトウェアをインストールする方法について説明します。アレイのインストール方法については、構成およびリソース管理の章を参照してください。本章のトピックは次のとおりです。

l AppSync のインストール......................................................................................... 12l AppSync のアップグレード....................................................................................... 18l AppSync のアンインストール....................................................................................19

インストール 11

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AppSyncのインストールAppSync をインストールするには、次の操作を実行する必要があります。l AppSync サーバーをインストールします。l AppSync エージェント プラグ インをインストールします。l サーバーを AppSync に追加します。既存の AppSync インストールを最新のフル バージョンにアップグレードする場合は、AppSync インストールのアップグレードのセクションを参照してください。

サーバーのインストールAppSync インストール処理の最初のステップは、AppSync サーバをインストールすることです。

はじめにインストール実行可能プログラムを AppSync ディストリビューションまたは EMC サポートWeb サイトの AppSync ダウンロード ページから入手します。手順

1. 実行可能インストール ファイルを実行します。2. 使用許諾契約書に同意し、[Next](次へ)]をクリックします。3. [Choose Install folder]画面で、AppSync をインストールする場所を指定します。

デフォルトの場所は C:\EMC\AppSync です。

インストールする場所にスペースを含めることはできません。デフォルトの場所を変更する場合、[Restore Default Folder]をクリックして、デフォルトの場所をリストアします。

4. [AppSync Administrator]画面で、デフォルトの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

デフォルトの管理者アカウントのパスワードは最低 8文字とし、大文字と小文字を混在させ、少なくとも 1 つの数字と次のリストの中の特殊文字 1文字を含める必要があります: ! ,@ # $ % ^ * ? _ ~

5. [AppSync Ports]画面で、必要に応じて、デフォルトの http、https、CAS、tomcat ポートの詳細を変更します。

6. [次へ]をクリックします。[Pre-installation Summary]ページが表示されます。

7. インストール サマリーの内容を確認して、[Install]をクリックします。

インストールが完了したら、インストール ログを表示できます。AppSync サーバーのインストール ログである appsync_setup.logは、ユーザーの TEMP環境変数をインストールすることで定義されるフォルダーにあります。

インストール

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ホスト プラグインの手動インストール - Windows サーバーのみファイアウォールまたは他のセキュリティ手段によりサーバーからアプリケーション ホストへのプッシュ インストールができない場合、ホスト プラグインを手動でインストールします。

はじめにAppSync ディストリビューションまたは https://support.emc.com の AppSync サポート ページから AppSync ホスト プラグ イン インストール実行可能プログラムを入手します。手順

1. プラグインの実行可能インストール ファイルを実行します。2. このウィザードの手順に従ってホスト プラグ インのインストールを完了させます。

デフォルト以外のポート設定を使用した場合は、そのポートを記録します。AppSync にホストを追加する場合は、そのポートを指定する必要があります。

必要条件手動でインストールしたホストは AppSync にも追加する必要があります。[Settings] > [Servers]の下の AppSync コンソールを使用します。

Exchange の再起動は、ホスト プラグ インのインストール後に必要になる場合があります。

SUDO ユーザーによる UNIX ホスト プラグ インのプッシュ インストールこのセクションでは、AppSync サーバーから UNIX ホスト上の AppSync ホスト プラグ インのプッシュインストールを行う方法を説明します。

AIXの導入に関する要件l OpenSSH および OpenSSLパッケージ。OpenSSLは、OpenSSH インストールの動作条件

です。l AppSync を AIX ホストと連動させるには、次のパッケージが必要です。

n BZip2パッケージ。Zlibパッケージは、Bzip2 をインストールするための動作条件です。n SUDOパッケージ(SUDO機能を必要とする場合のみ)、または OpenSSH および

OpenSSL。Zlibは SUDO機能を有効にするための動作条件です。n データベース リカバリ用のマウント ホストにインストールされている、サポートされている

Oracle データベース ソフトウェアn /etc/oratab エントリーで本番ホスト上に作成される、サポートされている Oracle データベース

n このセクションで前述の有効な Oracle データベース構成。パッケージの場所:l OpenSSH と OpenSSLパッケージは、OS CD上で使用できます。l Bzip2、Zlib、SUDOは、IBM AIX Toolbox のWeb サイトにあります。AppSync サーバーから AIX ホスト上の AppSync ホスト プラグ インのプッシュ インストールを行うには、次の手順に従います。

インストール

ホスト プラグインの手動インストール - Windows サーバーのみ 13

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1. SUDO RPMパッケージをインストールします。2. zlib がインストールされていない場合はインストールします。3. OpenSSH をインストールします。4. SFTP サーバーを root で実行します。5. AppSync ホスト プラグ インの実行を予定している AIX ホストで smit を使用して{user}を作成します。

6. AppSync GUI の[Add Unix Servers]で選択したインストール場所のディレクトリ(およびそのすべてのサブディレクトリに対して再帰的に)への読み取り、書き込み、実行の権限を{user}に許可します。

7. visudo コマンドを使用して sudoers ファイルを編集します (このファイルはルートとして編集する必要があります)。

8. 次の 3行をファイルの末尾に追加します。

Defaults:{user}!requirettyDefaults:{user}!env_reset{user} ALL = (root) NOPASSWD: /{install location}/appsync/acp

{user}は作成したユーザー名、{install path}は AppSync ホスト プラグ インをインストールする場所です。たとえば、作成された{user}が appsync であり、{install location}が/opt/emc である場合で、それをすべてのエージェント ホストに適用する場合、エントリーは次のようになります。

Defaults:appsync!requirettyDefaults:appsync!env_resetappsync ALL = (root) NOPASSWD: /opt/emc/appsync/acp

lrmp333.org.com のように、1 つのエージェント ホストに制限する場合、最後の行を次のように変更します。

appsync lrmp333.org.com = (root) NOPASSWD: /opt/emc/appsync/acp

9. secure_path変数がデフォルトに設定されていることを確認します。これは、AppSync がこれらのディレクトリに存在するいくつかの基本的なコマンドを実行するために必要です。デフォルト secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

10. 作成した SUDO ユーザーの SFTP サーバ サービスを起動します。たとえば、SUDO ユーザーとして SSH で sftp-server&コマンドを実行します。

11. AppSync コンソールの[Add Unix Servers]ダイアログで、作成した SUDO {user}のユーザー名とパスワードを入力します。前述の[Push Install Settings]に使用した{installlocation}を指定していることを確認し、[Start]をクリックして進みます。

Linuxの導入に関する要件最新のサポート バージョンについては、「EMC AppSync Support Matrix」を参照してください。Linux導入の要件は次のとおりです。l Red Hat Linux。l Oracle® Linux。l CentOS。

インストール

14 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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l SuSE Linux。l 互換性のある Linux sg3_utilsパッケージ。l ルート SSH対応または SUDO機能を持つ別の OS ユーザーに対応するサポートされている

Linux ホストl データベース リカバリ用のマウント ホストにインストールされている、サポートされている Oracle

データベース ソフトウェアl /etc/oratab エントリーで本番ホスト上に作成される、サポートされている Oracle データベースl 有効な Oracle データベース構成。AppSync サーバから Linux ホストに AppSync ホスト プラグ インのプッシュ インストールを行うには、次の手順に従います。

1. AppSync ホスト プラグ インを実行する Linux ホストでユーザー{user}を作成します。2. AppSync GUI の[Add Unix Servers]で選択したインストール場所のディレクトリ(およびそのすべてのサブディレクトリに対して再帰的に)への読み取り、書き込み、実行の権限を{user}に許可します。

3. visudo を使用して sudoers ファイルを編集します。(このファイルは root として編集する必要があります)。

4. 次の 3行をファイルの末尾に追加します。

Defaults:{user}!requirettyDefaults:{user}!env_reset{user} ALL = (root) NOPASSWD: /{install location}/appsync/acp

{user}は作成したユーザー名、{install path}は AppSync ホスト プラグ インをインストールする場所です。たとえば、作成された{user}が appsync であり、{install location}が/opt/emc である場合で、それをすべてのエージェント ホストに適用する場合、エントリーは次のようになります。

Defaults:appsync!requirettyDefaults:appsync!env_resetappsync ALL = (root) NOPASSWD: /opt/emc/appsync/acp

lrmp333.org.com のように、1 つのエージェント ホストに制限する場合、最後の行を次のように変更します。

appsync lrmp333.org.com = (root) NOPASSWD: /opt/emc/appsync/acp

5. secure_path変数がデフォルトに設定されていることを確認します。これは、AppSync がこれらのディレクトリに存在するいくつかの基本的なコマンドを実行するために必要です。デフォルト secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

6. AppSync コンソールの[Add Unix Servers]ダイアログで、作成した SUDO {user}のユーザー名とパスワードを入力します。前述の[Push Install Settings]に使用した{installlocation}を指定していることを確認し、[Start]をクリックして進みます。

インストール

SUDO ユーザーによる UNIX ホスト プラグ インのプッシュ インストール 15

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AppSync エージェント ホストの再検出AppSync エージェント ホストを再検出すると、AppSync サーバのエージェント ホスト情報が更新されます。たとえば、新しいサポート対象のアプリケーションをホストに追加する場合、[Rediscover]を使用して、関連づけられているアプリケーションの新しい情報でサーバを更新できます。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. 更新するサーバーを選択します。3. [Rediscover]を選択します。4. [Yes]を選択して確定します。

サーバーの追加ご使用のサーバーを AppSync構成に追加する方法について説明します。

はじめに始める前にこの情報を確認します。サーバーを追加すると、AppSyncはそのサーバーをデータベースに登録して、サーバー上の保護可能オブジェクトを検索します。ホスト プラグイン ソフトウェアがまだない場合、AppSyncはインストールを試行します。ホスト プラグイン ソフトウェアがある場合、AppSyncは登録を試行します。ホスト プラグイン ソフトウェアがすでに別の AppSync サーバーに登録されている場合は、エラーが発生します。l サーバーは IP を介して AppSync サーバーにアクセス可能である必要があります。l サーバーのローカル管理者権限を持つアカウントの認証情報を提供する必要があります。l Windows サーバーで、サーバーがドメインの一部になっていない場合、次のユーザー アクセス

制御を無効にします:User Access Control: Run all administrators inAdmin Approval Mode。

l Windows、AIX/Linux の場合、AppSync でホスト プラグ イン ソフトウェアのプッシュ インストールが可能です。Windows の場合、アプリケーション サーバーにソフトウェアの手動インストールを選択できます。

この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. [Add]をクリックします。Windows または UNIX/Linux サーバーを追加するように選択でき

ます。3. 各サーバーにホスト名または IP アドレス、ドメイン\ユーザー名、およびパスワードを入力しま

す。オプションで、最初のエントリーから後続のエントリーまで自動的に認証情報を繰り返すことができます。ローカル アカウントの場合は、ドメインとしてサーバー名を使用します。Exchange DAG でデータベースを保護している場合は、保護したいデータベース コピーをホストする DAG メンバー サーバーを追加します。ホストで仮想ディスクを保護する場合は、ホストを登録する前に Virtual Center を登録します。SQL Server データベースをWindows AlwaysOn フェイルオーバー クラスターの可用性グループで保護する場合は、クラスターの各ノードを追加します。SQL Server データベースを

インストール

16 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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SQL Server のクラスター化されたインスタンスで保護している場合は、SQL Server仮想サーバーを追加します。SQL Server仮想サーバーを追加する前に、まずクラスターのすべてのノードに AppSync エージェント ホスト プラグ イン ソフトウェアをインストールする必要があります。このソフトウェアは[Add Servers]ウィザードを使用するか、手動でインストールします。

最新バージョンの AppSync エージェント ホスト プラグ インをクラスターのすべての物理ノードにインストールする前に SQL Server仮想サーバーを追加すると、[Add virtual server]は失敗する可能性があります。

4. Add Servers操作の一部としてエージェント ホスト プラグ イン ソフトウェアをインストールするときは、[Push Install Settings]を展開します。

では、Add Servers操作の一部としてエージェント ホスト プラグ イン ソフトウェアをインストールするときに AppSync[Push Install Settings]を使用します。インストールするエージェント ホスト プラグ イン バージョン、ポート(Windows サーバーのみ)、エージェント ホストプラグ インのインストール先の場所を指定できます。デフォルトの場所は/opt/emc/になります。デフォルトでは、AppSyncはこの場所の下にある appsync という名前のフォルダにホスト プラグ インを展開します。インストール場所を変更した場合でも、同じルールが適用されます。たとえば、インストール場所が/opt/emc/user1/agent である場合、AppSyncエージェント ホスト プラグ インは/opt/emc/user1/agent/appsync に置かれます。これらの値は、追加する各サーバに適用されます。使用可能プラグイン バージョンは、AppSync サーバーで使用可能になっているものによって変わります。Windows サーバーでは、デフォルト ポートは 10004 で、有効な範囲は 1024~49151 です。デフォルトのインストール場所は[システム ドライブ]\Program Files\EMC\AppSync Host Plug-in です。

Windows サーバーの場合、エージェント ホスト プラグ インがサーバーのバージョンより 2バージョン以上古くないことを確認します。サーバー コンポーネントが AppSync サーバーと同じバージョンであることを確認します。

5. [開始]をクリックします。

UNIX ホストの一時的な場所AppSync コンソールの[Servers]ページから各 UNIX ホストの一時的な場所を構成できます。この場所は、以前 /tmp/<SID>/に置かれていた情報を格納する Oracle マウント操作中に、AppSync によって使用されます。特に指定しない限り、デフォルトの一時的な場所は/tmp/です。

コマンド実行のタイムアウトAppSync コンソールの[Servers]ページから、各 UNIX ホストのコマンド実行のタイムアウト値を設定できます。AppSyncは、各オペレーティング システムのコマンドが AppSync によって UNIX プラットフォームで実行されるまで待機するために、この値を使用します。デフォルト値は 60分です。たとえば、ファイル システム コピーのマウント時、fsck がホスト上で 60分以上かかる場合は、コマンド実行のタイムアウト値を増やすことができます。

インストール

サーバーの追加 17

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AppSyncのアップグレードAppSync をアップグレードするには、次の操作を実行する必要があります。l AppSync サーバをアップグレードするl AppSync エージェント プラグ インをアップグレードする

AppSync サーバーのアップグレードはじめにl すべてのサービス プランを無効化し、AppSync サーバー上に現在のアクティビティがないことを

確認します。l AppSync コンソールで、[Help About] > [AppSync]に進み、完全な AppSyncバージ

ョンを書き留めます。l また、カスタマー サポートの要請により、AppSync サーバーのインストール時に構成ファイルを手

動で編集している場合は、それらも書き留めます。これらの編集を再び追加する方法については、「アップグレード後に AppSync サーバを前のバージョンに戻す方法」のセクションを参照してください。

l \EMC\Appsync\Jboss\datastore\data に移動して[Properties]をクリックし、このディレクトリのサイズを表示します。アップグレードの際、AppSyncはサーバのバックアップを実行しますが、これにはこのディレクトリ サイズの 40%が必要です。このため、少なくともこの空き領域を持つバックアップの保存場所を計画してください。

新しいバージョンの AppSync をインストールする前に以前のバージョンをアンインストールする必要はありません。

アップグレードする前に、前章のサーバーに必要な前提条件を参照してください。

AppSync により、アップグレードの前に既存のサーバのバックアップ(およびリストア)を実行できるようになりました。この処理については、本書の構成のセクションで説明しています。AppSync サーバをアップグレードするには:

手順1. インストール実行可能プログラムを AppSync ディストリビューションまたは EMC サポート用

Web サイトの AppSync ページから入手します。2. 実行可能インストール ファイルを実行します。

アップグレード プロセスには、ステップ 4 のディレクトリ サイズに相当する空き領域が必要です。

3. ウィザードの指示に従って、サーバをアップグレードします。サーバのアップグレードが完了したら、AppSync ホスト プラグ インをアップグレードしてあることを確認します。

AppSync エージェント プラグ インのアップグレードこのセクションでは、AppSync エージェント(ホスト プラグ イン)をアップグレードする方法を説明します。

インストール

18 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。 サーバーがドメインの一部になっていない場合、次のユーザー アクセス制御を無効にする必要があります:「ユーザー アクセス制御:管理者承認モードですべての管理者を実行する」Exchange Mailbox またはユーティリティー サーバーをアップデートする場合、AppSync ExchangeInterface サービスを実行する権限も必要です。このサービスはアップデート中に再構成されます。AppSync 3.1 の場合、エージェント ホスト プラグ インが AppSync サーバのバージョンより 2バージョン以上古くないことを確認します。AppSync 2.2以前の場合、エージェント ホスト プラグ インは、以前のバージョンから 2.2 に、必要に応じて 3.1 にアップグレードします。(ESA-2014-179 を参照してください)。手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. サーバーを選択し、サーバーの表の下にあるアクション ボタンから[Update Plug-in]を選

択します。[Update Server Plug-in]ウィンドウが表示されます。

3. サーバを選択し、[Set Username and Password]をクリックします。

複数のサーバーを選択する場合、それらがすべて同じ認証情報を持っている必要があります。

4. サーバー上でローカル管理者権限を持つアカウントの認証情報を指定し、[OK]をクリックします。Exchange Mailbox またはユーティリティー サーバーがリストにある場合、AppSyncExchange Interface サービスの実行に必要な権限の入力を求められます。権限を指定して[OK]をクリックします。

5. [Start]をクリックしてホスト プラグインを更新します。

必要条件Exchange サーバでホスト プラグ インを更新する場合は、最新の「AppSync ユーザーおよび管理者ガイド」を参照してください。

AppSync エージェント ホストの再検出AppSync エージェント ホストを再検出すると、AppSync サーバのエージェント ホスト情報が更新されます。たとえば、新しいサポート対象のアプリケーションをホストに追加する場合、[Rediscover]を使用して、関連づけられているアプリケーションの新しい情報でサーバを更新できます。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. 更新するサーバーを選択します。3. [Rediscover]を選択します。4. [Yes]を選択して確定します。

AppSyncのアンインストールAppSync をアンインストールするには:

インストール

AppSync のアンインストール 19

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l AppSync からサーバを削除するl AppSync ホスト プラグ インをアンインストールするl AppSync サーバをアンインストールする

AppSync からサーバーを削除する[Remove Servers Only]の操作では、AppSync にあるサーバーのエントリーが削除されます。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。

データベースがサービス プランにサブスクライブされている場合、データベースにコピーがあったりコピーがマウントされていたりする場合、またはデータベースがスクリプト フェーズで使用されている場合は、サーバーを削除できません。手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. サーバーを選択し(複数選択可)、[Remove] > [Remove Servers Only]ボタンを

クリックします。3. [Remove Servers]ダイアログで[Yes]を選択します。

正常に削除された場合、ホストが[Settings] > [Servers]の下のリストから削除されます。 削除されなかった場合は、削除に失敗した理由を示すエラー メッセージが表示されます。

必要条件削除したサーバーが DAG のメンバーの 1 つである場合、AppSync でデータベースを再検出する必要があります。

AppSync エージェント プラグ インのアンインストール[Deinstall plug-in and remove]操作では、選択したサーバーからプラグ イン ソフトウェアがアンインストールされ、AppSync データベースにあるサーバーのエントリーが削除されます。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。 サーバーがドメインの一部になっていない場合、次のユーザー アクセス制御を無効にする必要があります:「ユーザー アクセス制御:管理者承認モードですべての管理者を実行する」手順

1. [Settings] > [Servers]を選択します。2. 1 つ以上のサーバーを選択してから、[Deinstall plug-in and remove]を選択します。3. Deinstall Server Plug-in ウィザードからサーバーを選択します。

ウィザードでは複数のサーバーを選択できます。その場合、同じユーザー名とパスワードがすべての選択内容に適用されます。

4. プラグインをアンインストールする各サーバーに対して[Set Username and Password]を選択します。

5. サーバー上でローカル管理者権限を持つアカウントの認証情報を指定し、[OK]をクリックします。

6. [Start]をクリックしてサーバー プラグ インをアンインストールし、AppSync からサーバーを削除します。

インストール

20 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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アンインストールの進行状況が各サーバーの進行状況列に表示されます。障害が発生した場合、赤いアイコンが表示されます。

7. 一部のサーバーでアンインストールに失敗した場合は再試行できます。[ClearSuccessful]を選択してから[Start]を再度選択します。

AppSync サーバのアンインストールネイティブWindows アンインストール ユーティリティを実行することで、AppSync サーバをアンインストールします。はじめにl Windows管理者権限を持つユーザーとしてログインしていることを確認します。l サーバをアンインストールする前に、[Settings] > [Servers]のホストを削除します。l この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. ネイティブWindows アンインストール ユーティリティを実行します。2. ウィザードのステップの指示に従います。

インストール後に追加されたファイルおよびフォルダは削除されません。

アップグレード後に AppSync サーバを前のバージョンに戻す方法この手順では、以前にインストールしたバージョンの AppSync サーバにロール バックする方法について説明します。はじめにEMC エンジニアリングでは、EMC カスタマー サポートに連絡して、旧バージョンへのロール バックを試行する前に、現在実行している AppSync のより新しい拡張バージョンを使用して問題を解決することを強く推奨しています。AppSync の最新バージョンをインストールしたときに収集した AppSync の前のバージョンと現在のバージョンが必要です。サーバのアップグレードを参照してください。

手順1. ライセンス ファイルを、/EMC/AppSync/license フォルダーから安全な場所にコピーします。

2. すべてのサービス プランを無効化し、AppSync サーバ上に現在のアクティビティがないことを確認します。

3. AppSync サーバ アプリケーションをホストからアンインストールします。

アンインストールが完了すると、/EMC/AppSync フォルダーはマシン上に存在しなくなります。

4. サーバ アップグレード手順(「AppSync サーバのアップグレード」)で書き留めた、アップグレード前にホスト上に置かれていた AppSync サーバーのアップグレード(18 ページ)サーバのバージョンを再インストールします。ホットフィックスがすでにインストールされている場合は、その後、正しい累積ホットフィックス番号を含む正しいバージョンの AppSync が適用されていることを確認します。

5. README ファイルまたは EMC カスタマー サポート担当者の要請で、以前の AppSync サーバのインストール時に構成ファイルを手動で編集している場合は、それらを再適用します。

6. 自動バックアップのリストアについては、以下を参照してください。自動バックアップのリストア

インストール

AppSync サーバのアンインストール 21

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7. AppSync アプリケーション内の AppSync ライセンスを再適用します。

インストール

22 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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第 3章

AppSync のライセンス

l AppSync でのライセンス........................................................................................ 24

AppSync のライセンス 23

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AppSyncでのライセンスEMC AppSyncは、サポート対象のすべてのアレイに対して 90日間の評価版ライセンスを提供します。AppSync には、次のライセンス タイプがあります。l フル ライセンス:アレイ ベースのライセンスです。l スターター バンドル ライセンス:AppSync でサポートされる機能のいくつかは制限されますが、

特定のアレイで無制限の量のストレージを使用できます。Unity、VMAX V3、VMAX AFA、XtremIO アレイでのみ利用できます。スターター バンドルでは、次のことができます。n AppSync サーバ 1台あたり、ストレージ アレイを 1 つのみ追加します。n アプリケーションのコピーを 20個のみマウントします。これには、Oracle、Microsoft SQL、

Microsoft Exchange、ファイル システム、VMware データストアのスナップショットやブックマークを含めることができます。たとえば、1 つのデータベースに 20 のボリュームがあり、そのデータベースがマウントするサービス プランの一部である場合、このサービス プランはマウント制限の 20個のうちの 1 つとしてカウントされます。ボリュームの数とは関係ありません。

– 別のアレイを追加するか、追加のコピーをマウントする場合、ライセンスはコンプライアンス違反としてマークされ、[EMC AppSync]>[Settings]>[Appsync serversettings]ページで指定された設定済み受信者アドレスにアラートが送信されます。

– 1 つのアレイのパーマネント ライセンスを別のアレイのスターター パック ライセンスに追加する場合、両方のライセンスがコンプライアンス違反としてマークされます。スターター パックライセンスをパーマネント ライセンスにアップグレードした後で、2番目のアレイのパーマネント ライセンスを再適用するか、2番目のアレイのコンプライアンス違反状態をクリアするまでライセンスの妥当性検査スレッドの実行を待つ必要があります。

l VSL(ボリューム ソフトウェア ライセンス):アレイのタイプに関係なく、一定量のストレージを使用できます。

すでに APPSYNC_VSL ライセンスがインストールされている場合に、別の APPSYNC_VSLファイルをインストールしようとすると、以前のファイルの内容が新しいファイルで上書きされます。そのため、ライセンスをアップグレードする前に、以前のファイルの内容のバックアップを作成してください。

l DPS の無制限ライセンス:VSL ライセンスと同様のライセンスで、容量や使用率についての強制が一切ありません。各アレイのストレージの量についての制限なしで、AppSync で構成されたあらゆるタイプのアレイからストレージを使用できます。

AppSync のライセンス

24 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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l RecoverPoint と VPLEX の場合、個別のライセンスは必要ありません。VPLEX とRecoverPoint の場合は、バックエンド アレイのライセンスがチェックされます。続行するには、レプリケーション用の適切なライセンス ファイルがインストールされていることを確認する必要があります。

l ViPR アレイの場合、個別のライセンスは必要ありません。

オンラインでのライセンスの取得ライセンス管理ページには、AppSync コンソール経由でアクセスできます。

はじめにl この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。l EMC からメール送信された LAC(ライセンス認証コード)が必要です。手順

1. [Settings] > [Licenses]を選択します。2. [Obtain License File Online]をクリックします。

これにより、AppSync サポート サイトのライセンス管理ページに移動します。

3. 必要な情報を入力し、ライセンス ファイルを取得して保存します。

EMC ライセンス管理Web ページで、処理の一部としてマシン名を入力するように指示されます。 AppSync-[arrayserialnumber]を入力することを推奨します。ここで[arrayserialnumber]はアレイのシリアル番号です。

必要条件ライセンス ファイルを取得したら、そのファイルを AppSync サーバーにアップロードしてインストールする必要があります。

ライセンス ファイルのアップロードおよびインストールライセンス ファイルを AppSync にアップロードする必要があります。

はじめにl この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。l ライセンス ファイルの取得:ライセンス ファイルのファイル名には拡張子.lic が付き、参照可能な

場所に置く必要があります。手順

1. [Settings] > [Licenses]を選択します。2. [Upload and Install License File]を選択します。3. ライセンス ファイルを参照して選択します。

AppSync のライセンス

オンラインでのライセンスの取得 25

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AppSync のライセンス

26 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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第 4章

構成およびリソース管理

本章は、次のトピックで構成されています。

l Backup Assistant ツールを使用した AppSync のバックアップとリストア......................... 28l AppSync サーバーの移行......................................................................................29l リソース管理 ........................................................................................................ 29

構成およびリソース管理 27

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Backup Assistant ツールを使用した AppSyncのバックアップとリストア

AppSync サーバーとともにインストールされるツールを利用することで、ローカル AppSync データベースのバックアップとリストアが行えます。 このツールは、Backup Assistant と呼ばれます。

AppSync Backup Assistant の引数とアクション\AppSync\backup-assistant ディレクトリにある AppSyncBackup Assistant(appsync-backup.bat)の適切な引数を選択して、AppSync データベースをバックアップおよびリストアする方法について説明します。データベース リストアを実行する前に、有効なバックアップがあることを必ず確認してください。バックアップを作成するには、次の構文を使用して、管理者コマンド プロンプトから appsync-backup.bat を実行します。appsync-backup.bat[-o, -out "<path>"] [-d, -debug] [-h, -help]

表 5 AppSync バックアップ ツールの引数とアクション

引数 アクション

-o, -out バックアップを保存するベース ディレクトリを指定できます。 バックアップは、現在の日付と時刻を参照するサブ ディレクトリに配置されます。 (Default ='$SystemDrive\AppSyncBackup\<DateTimeStamp>')

-d, -debug DEBUG メッセージの表示を有効化します。

-h, -help ヘルプ メッセージを印刷します。

-i, -import 現在のホストにリストアするバックアップを指定できます (この引数を使用しない場合は、バックアップが作成されます)。

エクスポート コマンドの例です。appsync-backup.bat -o C:\AppSyncBackupDir -d

自動バックアップのリストアBackup Assistant ツールを使用すれば、このツールで以前作成したバックアップをリストアできます。自動バックアップの処理と注意事項について説明します。必ずサーバーが低アクティビティの時にバックアップをリストアしてください。はじめにAppSync の古いバージョンからバックアップをリストアする場合は、自動リストアを使用する前に、AppSync の最新バージョンをインストールしてください。自動リストアは、AppSync 2.0以降の Backup Assistant ツールで取得したバックアップでサポートされています。

自動リストアは、AppSync 2.0以降の Backup Assistant ツールで取得したバックアップでサポートされています。ただし、新しいバージョンの AppSync サーバーでバックアップした以前のバージョンのAppSync データベースのリストアはサポートされていません。ホストにインストールされているAppSync サーバーのバージョンが、作成されたバックアップと同じバージョンであることを確認します。

構成およびリソース管理

28 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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AppSync 1.6 から取得したバックアップもサポートされていますが、手動リストア プロセスを実行する必要があります。手順

1. -i, -import引数を使用して、Backup Assistant ツールを実行します。たとえば、次のようになります。C:\AppSyncBackup\2100_BACKUP\2015_06_17_06_34_32\base.tar.gz

このリストアを実行すると、AppSync サービスが停止されます。

AppSync サーバーの移行AppSync サーバーを別のサーバーに移行することができます。

たとえば、サーバー A からサーバー B に移行するには、次の手順を実行します。

手順1. サーバー A ですべてのサービス プランを無効化します。2. サーバー A の/EMC/AppSync/license からサーバー B上のフォルダーにライセンスをコ

ピーします。3. サーバー A の AppSync コンソールで、[Help About] > [AppSync]に移動し、CFxx(xxは累積ホットフィックス番号)を含む AppSync の完全なバージョンを書き留めます。また、カスタマー サポートの要請により、AppSync サーバーのインストール時に構成ファイルを手動で編集している場合は、それらも書き留めます。

4. AppSync サーバーをサーバー B にインストールします。ホットフィックスがすでにインストールされている場合は、正確な累積ホットフィックス番号を含む正しいバージョンの AppSync が適用されていることを確認します。手順 3 で書き留めた、構成ファイルを手動で編集する手順を再度実行します。

5. AppSync Backup Assistant ユーティリティを使用して、サーバー A から AppSync サーバーのバックアップを取得します。たとえば、次のように入力します。 appsync-backup.bat -o C:\AppSyncBackupDir

6. Backup Assistant ユーティリティを使用してサーバー B上のバックアップをリストアします。次のように入力します。appsync-backup.bat -i C:\AppSyncBackupDir\base.tar.gz

7. AppSync アプリケーション内からサーバー B で AppSync ライセンスを再適用します。8. サーバー B でサービス プランを有効化します。9. サーバー A で AppSync サーバーを停止します。

結果これで、サーバー B で AppSync サーバーを使用できます。

リソース管理[Settings] > [Servers]を使用してホストを管理します。[Settings] > [Storage Infrastructure]を使用してストレージ システムおよび RecoverPointサイトを管理します。[Settings] > [VMware vCenter Servers]を使用して vCenter Server を管理します。

構成およびリソース管理

AppSync サーバーの移行 29

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RecoverPoint サイトの追加ブロンズ、シルバー、ゴールドのサービス プランで用意されているローカル保護、リモート レプリケーション、ローカルおよびリモートでのレプリケーションの保護を提供する RecoverPoint サイトを追加する方法を説明します。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. [Add] > [RecoverPoint Sites]を選択します。3. RecoverPoint サイトのサイト管理 IP アドレスまたはホスト名、または RPA クラスター名を

入力します。ローカルおよびリモートでのレプリケーションの構成では、追加する必要があるのは 1 つのサイトです。他のサイトは自動的に検出されます。

4. RecoverPoint管理者役割を持つアカウントの既存のユーザー名およびパスワードを入力し、サイトにアクセスします。

SOAP が有効化された RecoverPoint を 4.1.1 より前のバージョンからそれ以降の RESTが有効化されたバージョンにアップグレードする場合は、RecoverPoint を再度 AppSyncに追加する必要があります。

RecoverPoint サイト管理 IP アドレスの更新RecoverPoint サイトの管理 IP アドレスが変更された場合、AppSync を更新します。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastucture]を選択します。2. RecoverPoint サイトを選択します。3. [Details]パネルの[IP Address]フィールドに RecoverPoint サイトの新しいサイト管

理 IP アドレスを入力し、[Apply]をクリックします。

RecoverPoint サイトの再検出再検出操作によりサイト情報の検出が開始されます。例えば、再検出操作により追加の RPAやサイト名の変更が検出される場合があります(無効なログイン認証情報が接続性を妨げる場合)。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. RecoverPoint サイト(複数可)を選択します。3. [Rediscover]を選択します。

構成およびリソース管理

30 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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RecoverPoint サイトの削除

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。 サイトが使用中の場合、削除は失敗します。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. RecoverPoint サイト(複数可)を選択します。3. [Remove]を選択します。

RecoverPoint アプライアンスの認証情報を設定するRPA を AppSync に追加するとき、および認証情報が RPA自体で変更されたときは、RecoverPoint アプライアンス認証情報を指定します。

はじめにRecoverPoint アプライアンスの認証情報を用意しておきます。指定するアカウントには、RecoverPoint管理者役割が必要です。

RecoverPoint アプライアンスを AppSync に追加するときは、最初に認証情報を指定します。後から AppSync で認証情報を更新するには、以下のステップに従います。

手順1. コンソールの[Settings] > [Storage Infrastructure]ページにリストされている

RecoverPoint サイトから[Reset Login Credentials]を選択します。2. アプライアンスの現在の認証情報を入力します。

RecoverPoint サイトの表示[Settings]タブで RecoverPoint サイトを表示します。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. RecoverPoint サイト(複数可)を選択します。

[Details]パネルに選択した RecoverPoint サイトの情報が表示されます。

VMAX および VMAX 3 ストレージの追加VMAX および VMAX 3 アレイを AppSync に追加するには、次の手順に従います。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。AppSync では、VMAX 3 アレイのサポートにバージョン 8.0.2以降の SE Provider が必要です。また、VMAX V2 アレイのサポートにはバージョン 4.6.2.27以降の SE Provider が必要です。

構成およびリソース管理

VMAX および VMAX 3 ストレージの追加 31

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AppSync 3.1 にアップグレードした後、または、SE Provider をアップグレードした後に、AppSyncのすべての VMAX アレイを再検出します。このアクションは、プロバイダーの構成情報を更新します。

AppSyncは、バージョン 8.0.3.26以降の SE Provider を使用する同じホスト上の VMAX V2 とVMAX V3 の両方のアレイを管理できます。「AppSync Support Matrix」は、サポートされるソフトウェアとプラットフォームについての信頼できる情報ソースです。手順

1. AppSync コンソールで、[Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. コンソールの左下隅のドロップダウン リストで[Add]をクリックし、[VMAX Storage]を選

択して、[Add VMAX]ストレージ ウィザードを起動します。3. ウィザードの最初のページで、名前または IP アドレス、ポート番号、ユーザー名、パスワードなど

の SMI-S Provider認証情報を入力します。4. [Enter]をクリックすると、[Select VMAX]ページが表示されます。

SMI-S プロバイダーによって管理されている VMAX アレイのリストが表示されます。5. 目的のアレイ(本番アレイではなく、コピーを格納するアレイ)を選択してから[Next]をク

リックします。[Groups and Pools]ページが表示されます。このページでは、VMAX アレイをストレージグループ、ストレージ プール、またはその両方のために構成できます。VMAX 3 アレイの場合、ストレージ グループのオプションのみが表示されます。例:

図 1 VMAX ストレージ グループの構成

6. ドロップダウン リストからストレージ グループ、ストレージ プール、またはその両方を選択します。ストレージ プールを選択した場合は、ストレージ プールの使用率の閾値を追加します。

VMAX 3 の場合、ストレージ グループ オプションが構成されていないと、ストレージ リソースプールを使用してターゲット デバイスが作成されます。

構成およびリソース管理

32 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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マスキング ビューの一部でないストレージ グループのみが一覧表示され、選択できます。ストレージ グループがターゲット デバイスを選択するように構成されている場合、AppSync がストレージ グループで使用するターゲット コピー LUN を作成し追加する必要があります。AppSyncはマウント時にストレージ グループからデバイスを削除し、それらをマウント ホスト用のストレージ グループに追加します。コピーが期限切れになると、ストレージ グループにデバイスが再び追加されます。

7. これらのオプションを選択した後、[Finish]をクリックします。

[Successfully Configured VMAX storage]というメッセージを示すポップアップが表示されます。

VMAX のコピー ストレージの管理機能の使用VMAX アレイを追加した後、AppSync のコピー ストレージの管理機能を使用して、アレイをストレージ グループまたはプールに割り当てたり変更したりできます。

はじめにAppSync コンソールから VMAX アレイを参照します。[Settings] > [StorageInfrastructure]

特定の VMAX アレイ用のストレージ グループまたはストレージ プールを割り当て、編集するには、コピー ストレージの管理機能を使用します。

手順1. コンソールのストレージ インフラストラクチャ アレイのリストで、構成する VMAX アレイを選択し、[Storage Infrastructure]画面下のメニュー バーにある[Manage CopyStorage]をクリックします。

選択したアレイの現在構成されているストレージ グループとプールの情報(以前に構成されている場合)が表示される[Manage Copy Storage]ダイアログ ボックスが開きます。

マスキング ビューの一部でないストレージ グループのみが一覧表示され、選択できます。ストレージ グループがターゲット デバイスを選択するように構成されている場合、AppSync がストレージ グループで使用するターゲット コピー LUN を作成し追加する必要があります。AppSyncはマウント時にストレージ グループからデバイスを削除し、それらをマウント ホスト用のストレージ グループに追加します。コピーが期限切れになると、ストレージ グループにデバイスが再び追加されます。

2. ダイアログ ボックスで、[Storage Group]メニューから、アレイに必要なストレージ グループを選択します。

3. [Storage Pool]メニューから、必要なストレージ プールを選択します。プールに割り当てるアレイの割合を割り当てることもできます。VMAX V3 の場合、すでに選択されていてユーザーが選択できないストレージ プールがストレージ リソース プールとして表示されます。

4. [OK]をクリックします。

構成およびリソース管理

VMAX および VMAX 3 ストレージの追加 33

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結果AppSyncは VMAX アレイの新しいデータを構成します。

VNX、VNXe、または Unity アレイの AppSync への追加この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。

はじめに管理者またはストレージ管理者の役割を持つアカウントの認証情報を入力します。

VNX に VNX ファイルや VNX ブロックが含まれる場合は、ユーザーはグローバル ユーザーである必要があります。

手順1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. [Add]をクリックします。3. 次のいずれか 1 つを選択します。

l VNX

l VNXe

l Unity

4. 名前または IP アドレスを追加します:a. VNX block ストレージ システムでは、サービス プロセッサ SPA または SPB の IP アドレスのうち、一方または両方を入力します。

IP で名前が解決できない場合、Windows ホスト ファイルで名前付きのエントリーを作成します。C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts を参照してください。

b. VNX の場合は、Control Station の IP アドレスを入力します。c. VNXe と Unity の場合は、管理インターフェイスの名前または IP アドレスを入力します。d. Unity の場合は、管理インターフェイスの名前または IP アドレスを入力します。

5. 追加の認証情報を入力します。a. VNX の場合は、ユーザー名とパスワードを入力して、ストレージ システムにアクセスします。

b. VNXe と Unity の場合は、グローバル ユーザー名(管理者ユーザー名)とパスワード(管理者パスワード)を入力します。

6. [OK]をクリックします。

VNX、VNXe、または Unity ストレージ システムの更新VNX、VNXe、または Unity が構成されていないとき、または機能を追加するとき(たとえば、VNXブロックまたは VNX ファイルの追加)は、AppSync を更新します。

構成およびリソース管理

34 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. 構成対象の VNX ストレージ システムを選択します。3. [Details]パネルで、VNX の場合は SPA、SPB、監視ステーション IP の IP アドレス フィー

ルドを編集し、VNXe と Unity の場合は管理インターフェイスの認証情報を編集して、[Apply]をクリックします。

ストレージ システムの認証情報のリセットAppSync でストレージ システムを追加または設定するときは、認証情報を指定します。ただし、これらの認証情報は後でリセットできます。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。ストレージ システムの認証情報を調べておく必要があります。

ストレージ システムを AppSync に追加するときは、最初に認証情報を指定します。[AddStorage]ウィザードの手順に従います。後で、次の手順を使用して AppSync で認証情報を更新することもできます。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]にリストされているストレージ システムから[Reset Login Credentials]を選択します。

2. ストレージ システムの新しい認証情報を入力し、[OK]を選択します。

AppSync への ViPR Controller ストレージの追加と登録ViPR Controller ストレージを AppSync に追加および登録する手順および前提条件について説明します。はじめにこの手順では、AppSync のストレージ管理者の役割および ViPR Controller プロバイダーのテナント管理者資格情報が必要ですViPR Controllerは AppSync に登録して検出する必要があります。AppSyncは複数のテナントを認識せず、ストレージ システムごとに関連づけることができる認証情報は 1 つだけなので、ViPRController テナント管理者資格情報を使用して AppSync で ViPR Controller を構成します。これらの認証情報は、ViPR Controller のシステム権限を提供します。ViPR Controller ストレージを追加する前に、以下のことを考慮に入れます。l AppSyncは、ViPR Controller Client API を使用して、ViPR Controller ソフトウェア デファ

インド ストレージ システムと通信します。l クライアント APIは、ViPR Controller に対する REST コールをポート 4443(デフォルト)上

で内部的に実行します。l ViPR Controller ソフトウェア デファインド ストレージ システムの検出の一環として、AppSync

は、特定の仮想 IP で管理されるすべてのコントローラー ノードを検出します。n デフォルトでは、AppSyncは、ViPR システムを登録するために使用される IP アドレスを使用します。ViPR Controllerパブリック VIP(仮想 IP アドレス)を使用してアレイを登録することをお勧めします。

構成およびリソース管理

AppSync への ViPR Controller ストレージの追加と登録 35

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n IP設定を変更し、すべての REST通信で特定のノードの IP アドレスを使用するようにAppSync を設定できます。

手順1. AppSync コンソールで、[Settings]に移動します。2. [Add]ドロップダウン リストから[ViPR Controller]を選択します。図 2 ViPR の AppSync への追加

ViPR の追加ウィザードが起動します。3. [ViPR Virtual Name or IP Address]に入力して、ViPR を登録します。4. [Global user name]に入力します。

この名前は、ViPR Controller のユーザー名です。

5. ViPR Controller[Password]に入力します。6. [Protocol]と[Port]は事前構成済みです。

これらはデフォルトで設定されます。7. [OK]をクリックします。

ViPR Controller詳細ページ([Settings]>[Storage Infrastructure]を選択)が表示され、ここで、追加された ViPR Controller インスタンスと構成情報を表示できます。

結果ViPR Controller詳細ページ([Settings] > [Storage Infrastructure])が表示され、ここで、追加された ViPR Controller インスタンスと構成情報を表示できます。ViPR Controller認証情報が将来変更された場合、AppSync ストレージ管理者は、この設定ページで ViPR認証情報をリセットできます。

構成およびリソース管理

36 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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図 3 ViPR Controller設定および詳細

AppSync への XtremIO アレイの追加XtremIO アレイを AppSync と連動できるようにするには、アレイを AppSync構成に追加します。

XtremIO 4.0以降では、1台の XMS(XtremIO Management Server)は、複数の XtremIOアレイを管理できます。XtremIO アレイが AppSync と連動するよう追加および構成するには、1台以上の XtremIO アレイを使用した SAN上に XMS(XtremIO Management Server)を構成する必要があります。XtremIO が本番ホストとマウント ホストにゾーニングされていることを確認します。

手順1. AppSync コンソールで、[Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. 左側の[Storage Infrastructure]ページの中央で、[Add]をクリックし、次に[XtremIO]を選択します。

[Add XtremIO]ウィザードが開きます。3. XtremIO Management Server の認証情報(名前、IP アドレス、ユーザー名、パスワー

ド)を入力して、[Next]をクリックします。4. XtremIO に追加する AppSync アレイを選択して、[Finish]をクリックします。

結果AppSync コンソールの[AppSyncStorage Infrastructure]ページに、追加したアレイが表示されます。

構成およびリソース管理

AppSync への XtremIO アレイの追加 37

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AppSync への VPLEX クラスターの追加VPLEX ストレージで実行されるアプリケーションを保護するには、AppSync のストレージ インフラストラクチャに VPLEX クラスターを追加します。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。VPLEX Metro には、クラスターの管理サーバーまたは両方の管理サーバーのいずれかを追加できます。管理サーバーに冗長性を持たせるため、両方の管理サーバーを追加することをお勧めします。AppSync で VPLEX仮想ボリュームが存在するバックエンド アレイを構成する必要もあります。AppSync への特定のアレイの追加については、オンライン ヘルプの手順を参照してください。手順

1. [Settings]>[Storage Infrastructure]の順に選択します。

[Storage Infrastructure]ウィンドウが表示されます。2. [Add]ドロップダウン ボックスをクリックして、[VPLEX]を選択します。

[Add VPLEX]ウィザードが表示されます。3. VPLEX管理サーバーのログイン認証情報を入力してから、[Next]をクリックします。

[VPLEX Managed Arrays]画面には、VPLEX と AppSync でサポートされるすべてのアレイが表示されます。アレイの横にある緑のアイコンはアレイがサポートされていることを示し、赤のアイコンはアレイがサポートされていないことを示します。

4. [Finish]をクリックします。

VPLEX が正常に追加されたことを示すポップアップ メッセージが表示されます。5. [OK]をクリックしてメッセージを確認してから、[Close]をクリックします。6. VPLEX Metro のみ:2番目の管理サーバーを追加するには、ステップ 1~5 を繰り返しま

す。結果VPLEX クラスターが AppSync に追加され、[Storage Infrastructure]ページにストレージ リストが表示されます。VPLEX Metro に管理サーバーを 1 つ追加すると、AppSync により自動的に両方のクラスターが検出され、リストに表示されます。リストでいずれかのクラスターをクリックすると、[Details]パネルに同じ IP アドレス(追加した管理サーバーのアドレス)が表示されます。ただし、2番目の管理サーバーを追加すると、いずれかのクラスターをクリックした場合、[Details]パネルの[VPLEX Management Servers]セクションに両方の IP アドレスが表示されます。

VPLEX クラスターの認証情報のリセットVPLEX クラスターの認証情報を変更する場合、管理サーバーを編集して認証情報をリセットできます。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. AppSync コンソールで、[Settings]>[Storage Infrastructure]を選択します。

[Storage Infrastructure]ウィンドウには、AppSync に追加されたストレージの一覧が表示されます。

構成およびリソース管理

38 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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2. VPLEX クラスターを選択します。VPLEX Metro システムの場合、適切なクラスターを選択していることを必ず確認します。クラスターを選択するときに、下の[Details]パネルでクラスター名に注目します。

3. [VPLEX Management Servers]リストで、編集する管理サーバーを選択してから、[Edit]をクリックします。[Edit Management Server]ダイアログ ボックスが表示されます。

4. [Edit Management Server]ダイアログ ボックスで該当するフィールドに新しい認証情報を入力してから、[OK]をクリックします。新しい認証情報が[VPLEX Management Servers]セクションに表示されます。

優先 VPLEX管理サーバーの設定AppSyncは、優先管理サーバーを使用して VPLEX と通信します。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。

VPLEX Metro の場合、デフォルトでは、AppSync に両方の管理サーバーを追加すると、選択したクラスターの管理サーバーが優先管理サーバーとして表示されます。基本設定を変更するには、次の手順に従います。手順

1. [Settings]>[Storage Infrastructure]の順に選択します。[Storage Infrastructure]ウィンドウが表示されます。

2. ストレージのリストで、VPLEX クラスターを選択します。下の[Details]パネルにクラスターの詳細が表示されます。

3. [VPLEX Management Servers]リストで管理サーバーを選択してから、[SetPreferred]をクリックします。優先管理サーバーが変更されました。

EMC ストレージの表示AppSync で EMC ストレージを表示するステップを確認します。

はじめにEMC ストレージ システムは、AppSync コンソールの[Settings]タブで表示します。 この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. 表示対象とするストレージ アレイを選択します。[Details]パネルに選択したストレージ システムの情報が表示されます。

EMC ストレージ システムの削除AppSync から EMC ストレージ システムを削除するために必要なステップを確認します。

はじめにAppSync により生成されたコピーをストレージ システムに存在させることはできません。この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。

構成およびリソース管理

EMC ストレージの表示 39

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すべてのコピーが期限切れになるまでは、ストレージを削除できません。

手順1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. 削除するストレージ システムを選択します。VMAX および VMAX 3 アレイの場合、必要に

応じて、設定したストレージ プールの選択を解除する必要があります。3. [削除]を選択します。

VPLEX ストレージ システムを削除する前に、必ず、VPLEX の構成時に選択したアレイを選択解除します([Service plan]>[Create local copy]>[Configure storageoptions]>[Array preference])。

EMC ストレージ システムの再検出名前、モデル、シリアル番号、ストレージ グループ、ストレージ プール、AppSync のオペレーティング環境のバージョンなど、ストレージ システムの情報をクエリーおよび更新するには、[Rediscover]操作を使用します。はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [Storage Infrastructure]を選択します。2. ストレージ システムを選択します。3. [Rediscover]を選択します。

VPLEX クラスターの名前を変更する場合は、何らかの操作を行う前に、必ず、VPLEX クラスターを再検出します。

VMware vCenter Server の追加マウント ホストとして仮想マシンが使用される場合、VMware vCenter Server を AppSync に追加します。はじめにl この操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。l vCenter Server の管理者権限を持つアカウントの認証情報を用意しておきます。手順

1. [Settings] > [VMware vCenter Servers]を選択します。2. [Add]をクリックします。3. vCenter Server名を入力します。

構成およびリソース管理

40 EMC AppSync 3.1 インストールと設定ガイド

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4. vCenter Server の管理者権限を持つアカウントの認証情報を入力します。

AppSync では、物理Windows または Linux環境から VMware仮想環境に、RDM デバイスとして、ファイル システムやデータベースをマウントできます(つまり、それらが存在する基盤のストレージ LUN に)。マウントを実行する前に、必ず、その仮想マシンを管理するvCenter を AppSync に追加します。

VMware vCenter Server のログインのリセットVMware vCenter Server の認証情報が変更になる場合、AppSync を更新します。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。VMware vCenter Server での管理者権限を持つアカウントの新しい認証情報を調べておく必要があります。手順

1. [Settings] > [VMware vCenter Server]を選択します。2. vCenter Server を選択します。3. [Reset Login Credentials]を選択します。4. vCenter Server での管理者権限を持つユーザー アカウントの認証情報を入力します。

VMware vCenter Server の削除AppSync から VMware vCenter Server を削除できます。

はじめにこの操作では AppSync のリソース管理者の役割が必要です。手順

1. [Settings] > [VMware vCenter Servers]を選択します。2. 削除対象の vCenter Server を 1 つまたは複数選択します。3. [Remove]をクリックします。

構成およびリソース管理

VMware vCenter Server の追加 41

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