思考のエネルギーを上げる方法

１， はじめに

２， 現実世界を作るもの

３， 量子力学

４， 量子の波動関数

５， 思考レベル

６， 思考エネルギーを上げる方法

７， RAS を切り替える方法

８， まとめ

９， 追伸

１， はじめに

２人の男性がいます。

両者は同じ才能を持ち、容姿も育ちもよく似ています。

そんな２人が

同じ時期に同じ仕事を始めます。

その仕事はエアコン機器の営業です。

同じ仕事時間で同じ商品を販売します。

そして、

半年後、２人は恐ろしいほどの差があります。

A さんは

半年間連続で売上を更新し続けて

トップ営業マンになりました。

もう一方の B さんはどうでしょう？

B さんは売上を上げるどころか

全く売れずに惨めな思いをしていました。

さて、この話はフィクションです。

しかし、

あなたはこんな疑問を感じたことはありませんか？

同じ商品を扱っていても

売れる人と売れない人が存在する。

同じことをしていても

お金持ちになれる人とお金持ちになれない人が存在する。

これはなぜでしょうか？

普通の人はこのように考えます。

自分には能力がない。

だから能力を付ける必要がある。

そして、高額の塾に入ります。

ノウハウやテクニックを学ぶために

・セールス力

・マーケティング力

・集客力

・ウェブマーケティング

などを身に付けます。

もちろん、ノウハウやテクニックを身に付ければ

多少なりとは結果は変わるでしょう。

しかし、

そんなノウハウやテクニックを

身に付けても変わらない人がいます。

この違いは何なのでしょうか？

何をやっても上手くいく人と

いかない人の違いは何でしょうか？

それは・・・

「在り方」です。

「やり方」ではありません。

「在り方」です。

そもそも「在り方」が違うと「考え方」が違います。

これから

「在り方」と「考え方」を変えることで

思考エネルギーが高まる方法を公開します。

思考エネルギーさえ高まれば

現実世界は驚く変化が起こります。

２， 現実世界を作るもの

では、

この現実世界の創造のメカニズムを公開します。

それは

あなたの心が持っている「信念」です。

「信念」

これがキーワードです。

例えば、

おばけを想像してください。

あなたはおばけをどのように考えていますか？

「怖い？」

「恐ろしい？」

「優しい？」

「綺麗？」

「居て当たり前？」

それがあなたの「信念」です。

その「信念」があなたが住む世界です。

これは

「固定概念」「固定観念」「思い込み」とも言います。

あなたはこの言葉を知っていますか？

「我思う 故に 我あり」

これは 哲学者 デカルト が残した言葉です。

これはどういう意味でしょうか？

デカルトは、

絶対的真理を求めて全てを徹底的に疑いました。

疑わしいものを全て疑って、

どんなに疑っても疑えないものが残るなら

それは真理と言えるのではないかと考えました。

そこであらゆるものを疑います。

目の前にあるコップ。

目の前にあるコップを本当に目の前にあるのか？

いや、脳の錯覚かも知れない。

夢の中かも知れない。

他の人からはこのコップが見えていないかも知れない。

疑いを持つとまた疑いが出てくる。

そして、デカルトは気付きます。

「外の世界は「証明」することが出来ない」

そうして、

少しでも疑いのあるものを排除していったところ

今、現在、そのように疑っている自分だけ。

疑っている自分（内の世界）

これしか、確かなものは無いと発見します。

どれだけ疑ったとしても

疑っている自分が存在することだけが

確かであるということです。

要するに

「外の世界」に正しいものは一切存在せず、

（目の前の光景は、盲目障害で錯覚の可能性がある）

「内の世界」のみが唯一、確証あるものということです。

ここからわかることがあります。

それは

外の世界にどんなものがあったとしても

自分の内の世界で感じた

・意味付け

・定義付け

・解釈

・固定概念

によって「外の世界」が決まるということです。

この世を創造しているのは

全て自分（内の世界）だと言うことです。

３， 量子力学

信念が現実世界を作っていることは

量子力学からの観点でも説明できます。

この世の万物はエネルギー（素粒子）である

ということは以前の記事で説明しました。

この素粒子は

二面性という特性があります。

これはどういうことかというと

「波」でもあり「物質」ということです。

素粒子は

常に「波」の状態なのです。

そこに

人間の「意識」が入ると「物質化」します。

難しいですよね？（笑）

分かりやすく説明します。

私とあなたが話しをしています。

僕は物質ですよね？

そこで、あなたは僕に背中を向けます。

では、私は物質ですか？

はい。残念です。

あなたが背中を向けている時は

僕は「波」の状態なんです。（笑）

正しく言えば

「物質」とは確定していない状態です。

で、また振り返り

「意識」が介入すると僕は物質化します。

人間の脳で考えてしまうと

常識的に考えられないのですが

量子力学の観点から考えるとこうなります。

シュレディンガーの猫という実験があります。

シュレディンガーの猫の実験は

ボタンを押すと、毒ガスが発生する機械に猫を入れます。

そして、

ボタンを押すと猫はどうなるでしょう？

人間としての考えでは

死んでいると答えますよね？

でも、

量子力学的にいうと

死んだ猫 50％と生きている猫 50％が重ね合わせ状態。

ということになるんです。

箱を空けて

意識が介入した時点で

「死んでいる猫」というものが物質化するということです。

量子力学の観点では

「意識」が介入しないと

「確率」でしか判断できないということです。

４， 量子の波動関数

量子の波動関数というものがあります。

(ア) 素粒子は観測されるまで

「時間」と「位置」が決まっていない。

(イ) いつ、どこに現れるかは

「確率」でしか言うことができない。

(ウ) どこかに「ある」確率は 100％。

（意識が介入していないだけ）

(エ) 意識が観測した時に「物質化」する。

すべてのモノはエネルギーである。

ずっと「波」の状態だけど

「意識」が介入すると「物質化」する。

ここまでは理解していただけましたか？

そして、この素粒子（エネルギー）は

「◯◯だろうな～」

「◯◯のはずなんだけどな～」

といった

「曖昧な意識」には反応しません。

「夢は叶うと思う・・・」

「夢が叶ったらいいな！」

のような

曖昧な「意識」には

素粒子の「波」が「物質化」しないんです。

そう、

あなたが信じていること

確信している信念にしか

素粒子は反応しないということです。

初めにお話した 2 人を比べてみましょう。

A さんは

「契約はカンタンに決まる」

という信念を持っています。

そのため、頑張る必要も

スキルを身に付ける必要もありません。

そして、

そのことを確信していますから

「契約がカンタンに決まる」現実が現象化します。

B さんは

「頑張らないといけない」

という信念を持っています。

そのため、頑張らない自分を受け入れられません。

仕事は誰よりも頑張ります。

しかし、

頑張ったところで契約は決まりません。

そして、

「もっと頑張らなくちゃ！」

「もっと結果を出さなくちゃ！」と

頑張っていない自分を「自己否定」します。

そして、

自信も下がり、心のエネルギーも低下していくという

悪循環に入っていきます。

そして、

「私は無能である」という信念を形成します。

そして

「無能な自分」という現実を現象化させる。

ということです。

５，思考レベル

思考には段階があります。

① 望み

② 信念

③ 予期

望みとは

「お金持ちになりたい！」と言ったものです。

信念は先程も説明したとおり

現実世界を作っている確信していることです。

予期とは

すでにそうなることが分かっている状態です。

これは

自動販売機に 150 円を入れて

ボタンを押すと購入したものが出てくる。

というように

未来確定していることが分かっている状態です。

この世には

思考レベルがここまで達している人がいてます。

ここに行くまでは難しいですが。。。。（笑）

人間は 1 日に

2 万回～3 万回思考しています。

そして、

その思考が「ポジティブ」か「ネガティブ」かで

人生が変わっています。

この思考は癖です。

ということは訓練で変化してきます。

この思考エネルギーを上げるためには

よりポジティブな思考に変化させていくことが重要です。

その積み重ねが「信念」になり

現実世界を好転させていきます。

また、思考エネルギーが上がっていき

自分自身の波動も上がり始めます。

６，思考エネルギーを上げる方法

ここから思考エネルギーを上げるワークを公開します。

思考がエネルギーを上げたり下げたりする理由は

ネガティブな思考によって「自己否定」を繰り返すからです。

いち早くこれに気付き

思考をコントロールする必要があります。

あなたが生き辛く感じているなら

それはあなたがその現象を求めているからです。

ポイントは「RAS」（網様体賦活系）という

脳のフィルターシステムにあります。

「RAS」は

重要と感じている情報だけをピックアップし

現実世界に投影させる働きをしています。

では重要と感じている情報とは何でしょうか？

それが「信念」です。

この「信念」さえ書き換えてしまえば

「RAS」が拾い上げる情報が変化します。

あなたが

「頑張らなければお金は稼げない」という

信念を持っているなら

RAS は容赦なく

その現実をピックアップし投影します。

これが理解できれば

現実世界は自由自在にコントロールできるようになります。

１０， RAS を切り替える方法

RAS を切り替える方法はカンタンです。

それは

「 have to ～ 」 ～しなければいけない

から

「 want to ～ 」 ～したい

に変更してしまうだけです。

僕たちは、世間や両親から

「～しなければいけない」と言われて

育てられていきます。

それが大人になり引き継がれていくのです。

「お金を稼がないといけない」

「立派でないといけない」などです。

それは真実ではありません。

解釈です。

そして、

Have to ～ （～しなければいけない）という信念を

Want to ～ （～したい）に変える魔法のことばがあります。

それは

「これからどうしたい？」

たったこれだけです。

STEP１ ～しなければいけないと思っていることを

書き出す

紙とペンを用意してください。

そして、

自分が～しなければいけないと思っていることを

箇条書きで書き出して下さい。

ここでのポイントは

どんな些細なことであっても書き出すということです。

例えば

・挨拶しなければいけない

・頑張らなければいけない

・勉強しなければいけない などです。

STEP２ 書き出したものを眺めて、事実と解釈に分

ける

書き出したモノを眺めて

事実と解釈に分けて下さい。

恐らく

すべて解釈に当てはまると思います。

STEP３ 書き出したものを「なぜ？」で掘り下げる

これは内観と同じです。

「なぜ？」を繰り返して

その思いに至った根本原因を見つけて下さい。

ここで面白いのは

自分の傾向が見えてくるということです。

STEP４ 書き出したものに「これからどうしたい？」

と問いかけ、それを書き出す。

例えば、

「就職しなければいけない」

という思い込みがあったとします。

それを「なぜ？」で掘り下げていくと

「両親からの目」という根本原因が浮き彫りになりました。

そこから

「これからどうしたい？」と質問してください。

そこから

「両親と向き合って自分のしたいことを話したい。」

「本当の自分の人生を歩んでいきたい。」

「周りに左右されない自分になりたい。」

などの想いが出てくると思います。

大切なことは

「あなたはどうしたいのですか？」

ということです。

あなたのしたいことをしたいようにして下さい。

そして、

その経験の中で、見直さないといけないことがあれば

その都度修正していけばいいだけです。

８，まとめ

「～しなければいけない」 で人生を生きていくことは

本当の自分の才能を封印して生きていくことになります。

人様からお金をいただく条件は

あなたが人様に「価値」を提供すること。

大きな「価値」を提供するには

好きなこと、ワクワクすることをすることが近道です。

これまでの内容をまとめます。

① 思考エネルギーを下げるのは「自己否定」

② 思考は訓練で変えられる

③ 「～しなければいけない」 ことを手放す

④ ありのままの自分で生きる。

何も難しいことはありません。

ただ、自分に自信が持てていないだけ。

ありのままで良いんだ。

このままで良いんだ。

そう思えた時に

本当の人生を歩んでいけるようになります。

９，追伸

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