CLOSE UP!...CLOSE UP! 017 駒田 佐久良社長が建築の道を志された...

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株式会社 桜アーク 佐久良社長の起業を支えてくれたのは、様々な「ヒト」との出会いだ。「誰の為に」「何の為に」「関係する全 ての人の為に」との考えを大切に想い、第一に考えながら仕事に邁進した結果、今では同じ価値観を持った人々 と出会えたという社長。曰く「世の中の全てのコトは繋がっている」「全ては関係している」。仕事においても、 社長が手がけた建物に人が集まり、そこで生まれた出会いがまた新しい出会いを生む。嘘はつかず、信念を曲 げることなく取組むその志が、人生や仕事における佐久良社長のモットーなのだ。 G u i d e l i n e s f o r b u s i n e s s 佐久良 猛 代表取締役 対談記事 036 p 退CLOSE UP! 017

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  • 株式会社 桜アーク

    佐久良社長の起業を支えてくれたのは、様々な「ヒト」との出会いだ。「誰の為に」「何の為に」「関係する全

    ての人の為に」との考えを大切に想い、第一に考えながら仕事に邁進した結果、今では同じ価値観を持った人々

    と出会えたという社長。曰く「世の中の全てのコトは繋がっている」「全ては関係している」。仕事においても、

    社長が手がけた建物に人が集まり、そこで生まれた出会いがまた新しい出会いを生む。嘘はつかず、信念を曲

    げることなく取組む─その志が、人生や仕事における佐久良社長のモットーなのだ。

    G u i d e l i n e s f o r b u s i n e s s

    佐久良 猛代表取締役

    対 談 記 事 036p

    利益を得たいから独立したのではありませ

    ん。きれいごとと言われるかもしれません

    が、一生懸命にやって世の中に貢献できな

    いのならば、私の理想とする「桜アーク」

    の価値はない。

    その時は、いつでもこの座を退く覚悟です。

    CLOSEUP!

    017

  • 駒田 佐久良社長が建築の道を志された

    のは、高校生の時だったとか。

    佐久良 はい。父が病気をしたことを機

    に、自分自身の人生を考えるようになり

    ました。「将来は、自分が生きた軌跡を

    残せるような仕事をしたい」─。同じ

    頃、大阪梅田スカイビルが完成。足を運

    んで感銘を受けたことから、建築デザイ

    ナーになろうと決意しました。

    駒田 それだけ強い志をお持ちでした

    ら、仕事にも熱心に取組まれていたので

    しょうね。

    佐久良 ええ。大阪の設計事務所や関東

    の建設会社で技術や経験を積み、将来で

    きるのあれば独立をと考えて自身で計画

    を進めていたのですが、自身の予定より

    早い2012年10月5日、37歳で(株)桜アー

    クを設立することができました。

    駒田 それは素晴らしいです。早いタイ

    ミングで独立できた要因はどこにあると

    思いますか?

    佐久良 前職時代に様々な経験をさせて

    頂き、自信が持てるようになったことも

    そうですが、何より以前からお付き合い

    があるお客様との信頼関係が基となり、

    また事業・起業に協力してくださる方々

    との出会いなど、様々なタイミングが重

    なったことが大きいと思います。

    駒田 盤石なスタートを切られたという

    印象ですね。

    佐久良 確かに様々なお客様からお仕

    事のご依頼を頂くこ

    とも、少しずつです

    が増加傾向にありま

    す。加えて多くの人

    たちとの出会いもあ

    り、大変ありがたい

    ことだと思っていま

    す。しかし私にとって、仕事の量や規模

    の大小はさほど重要ではないんです。最

    近は医療器具業界でトップシェアを誇る

    某企業様の製造工場を手がけさせて頂い

    ているのですが、“我々が建築と設備が

    充実した工場を創ることで、工場内でク

    オリティの高い製品を生み出すことがで

    きる=世界中の人々の命が救える”─

    その一端を担うため、私たちには何がで

    きるかということに重点を置きながらお

    客様のお手伝いをさせて頂いています。

    駒田 華やかに見えるお仕事ですが、

    人々の生活をアシストするという側面も

    あるのかもしれません。野球でも送りバ

    ントをする人は塁に残れませんが、点を

    取るためには確実に必要。それと同じで

    すよね。

    佐久良 そう言って頂けると嬉しいで

    す。今後も世の中に貢献することを忘れ

    ずに仕事に打ち込みたいと思います。建

    築物にはヒト・モノ・コトが必然的に集

    まってきますが、社会の移り変わりによ

    り、建築物はこの先「ヒト」の存在価値

    を高める大きな役割を担うと考えます。

    「ヒト」の価値が高まれば、周りの人の

    存在価値を高めることにも繋がる。結局

    は「ヒト」ということです。こうして

    “人から人へと感情が連鎖していく”

    そんな「場」を創り続けていきたいですね。

    SAKURA Architecture COMPANY,LTD.

    [本社]〒 332-0001 埼玉県川口市朝日 1-20-19TEL 048-223-7070 / FAX 048-235-6600

    [営業所]〒 327-0826 栃木県佐野市茂呂山町 19-6 102TEL 0283-85-9227 / FAX 0283-85-9228URL http://sakura-arc.co.jp/

    代表取締役 

    佐久良 猛(さくら たけし)高校 2 年生の時「自分の生きた軌跡」が残せる仕事に就きたいと考え、建築の道に。デザイナーを目指して学び、設計事務所や建設会社で経験を積む。2012 年10 月 5 日(株)桜アークを設立し、独立を果たした。

    街づくり

    のプロフェッ

    ショナル

    建設Interview 「ヒト」の存在価値の連鎖が建築物を創る!

    駒田 徳広(野球評論家)目の前のことに全力で取組みたいと話された佐久良社長。私が野球のコーチを務める際「夢中で練習に励め」と選手に教えています。夢中でやれば、他人に強制されなくても欠点を改めるし、結果を出すために工夫もする。社長も同じような考えを持っておられると感じました。

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    ▲ (株)桜アークの社訓

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