株式会社野村総合研究所 Oracle Cloud Infrastructureの日本 …Oracle...

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ORACLE UNIVERSITY Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプション活用による資格取得事例 〒107-0051 東京都港区元赤坂 1-3-13 赤坂センタービルディング 12F oracle.com/jp 日本オラクル株式会社 0120-155-092 TEL URL http://www.oracle.com/jp/education オラクルユニバーシティ お問い合わせ窓口 本カタログの情報は、2019 年 4 月のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。 ※Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 Copyright © 2019, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 多数のエンジニアを早期に育成する為に Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプションの受講を推進 「 未 来 創 発 」を 企 業 理 念 に 、サステナブ ル な 社 会 の 創 出 を目 指 す N R I 。 社会や企業の方向性を洞察し、あるべき姿の実現に向けて提言を行う 「ナビ ゲ ーション」と、的 確 な 解 決 策 を 講じる「ソリューション」の 2 つ を 相 乗 的 に 機 能 させることで 、変 化 の 激しい 現 代 に お い て、社 会 の 仕 組 み づくり/ 顧客ビジネスの成長 / 人々の快適な暮らしなどを支援している。 企業における情報システムが巨大化・複雑化し、土台となるシステム 基 盤 の 重 要 性 が 高 まる 昨 今 、同 社 は 先 端 技 術 を 戦 略 的 に 採 用しつ つ 、 顧客に対し最適なシステム基盤を提供してきた。中でも、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、同社のビジネスを支える重要な基盤のひとつだ。 一般に、エンタープライズ領域では高度な可用性とパフォーマンスが 求められるため、Oracle Database の重要性も高くなってくるが、オンプレミス 環境で実現したサービスレベルをクラウド化することは困難だ。その点、 OCI は Oracle Database に 最 適 な クラウド で あり、シス テ ム の 将 来 像 を 模索するうえで理想的な存在といえる。 常務執行役員 マルチクラウドインテ グレーション事業本部長 竹本具城氏は 「私たちのミッションは付加価値の高 いシステム基盤を実現していくことに ありま す。そう い う 意 味 で も、O r a c l e Databaseを中心とした業務ソリュー ション に お い て、OCI の 活 用 は 欠 か せ ません」と語る。 Oracle Cloud の日本リージョンの 開設に向けて、エンジニアの早急な スキルアップが求められる。そこで同社 はこれに対応すべく、同社のエンジニア がオンライン形式で学べるOracle C l o u d ラー ニ ング・サ ブ スクリプ ション( 以 下 、C L S )を 受 講 することを 推進している。 「オンライントレーニングの良さは、好きな時間に少しずつ学習できる点 です。研修施設での受講も従来通り推進していますが、多数のエンジニアを 早期に育成するには業務のすき間時間で少しずつ受講できるCLSが 最適な教育ツールだと判断しました」(竹本氏) データベース管理者から クラウドアーキテクトへの進化を支援 NRIでは、2018年末よりCLSの受講を開始。現在は、Oracle Databaseを 中心としたミッションクリティカルな業務システムの開発に関わるエンジニア が、OCI のアーキテクチャ設計など最新のコンテンツを学習している。 受講した感想について、マルチクラウドインテグレーション事業部 NRI 認定 IT アーキテクト 大塚紳一郎氏は「データベース管理者がクラウドアーキ テクトへ進化していくのに最適だと思いました。CLS では、クラウドという 広い領域の中を迷うことなく進んでいくため、学習内容がわかりやすく 整理されており、 IAM/VCN/Compute をはじめとした構築技術から、 OCI へのデータ移行技術まで効率良く学ぶことができます。ハンズオン 環境が用意されているのも理解を深める上で役立ちました」と話す。 Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate は エンジニアの海外での活躍にも有効な資格 現在、NRI のエンジニアは CLS で習得したスキルをベースに、OCI の認定 資格である「Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate」の 取 得 に 挑 戦して いる。同 社 で は、この 資格をOCIに関する高い実装力を 持つことを客観的に裏付けるものとし て重要視。特に海外で活躍する際に は欠かせないと期待を寄せている。 「近年、エンジニアの舞台は海外へ と広 がりつ つ ありま す が、この 流 れ は ますます加速していくことでしょう。 こうした 状 況 の 中、世 界 共 通 基 準 の ス キ ル を 証 明 で き る Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate は、グローバルに活躍の場 を広げる上で高い価値があります」 (大塚氏) 今後、Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate の資格を 取得したエンジニアは、OCIを活用 することで、業務システムをクラウド 上に構築する実績を積み上げていくだろう。さらには、PaaS を活用し高度な システム基盤をデザインできるクラウドアーキテクトへの成長を目指して いくは ず だ 。 「マルチクラウドなインテグレーションを推進するにあたっては、牽引 するアーキテクトが最も重要な存在です。こうしたアーキテクトと周囲が お互いに良い影響を与え合うことで組織力が高まり、人材の裾野が広が ると考えています」( 竹 本 氏 ) Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate は 重 要 な 資 格 だ が 、その 取 得 はあくまで 入 口 に 過ぎな い 。大 塚 氏 は「その 先 の P a a S の 活用まで見据えたシステムのモダナイズが重要であり、CLS は PaaS 領域 までしっかりと学習プランが組まれている点がすばらしいと思います」と 語ってくれ た 。 株式会社野村総合研究所 コンサルティングサービスと IT ソリューションを軸にビジネスを展開する株式会社野村総合研究所(以下、NRI)。 Oracle Database を活用した業務ソリューションの開発を手がける同社では、Oracle Cloud の日本リージョン 開設に対応すべく、同社のエンジニアが Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプションを受講することを推進。 これにより、確実なスキルアップを実現するとともに、Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate の 資格取得も支援している。 株式会社野村総合研究所 所在地:東京都千代田区大手町 1-9-2 設立:1965 年 4 月 1 日 資本金:193 億 3,840 万円 社員数:6,297 人(2019 年 3 月 31 日現在) 事業概要:コンサルティング、金融 IT ソリューション、産業IT ソリューション、 IT 基盤サービス Oracle Cloud Infrastructureの日本リージョン開設に合わせ Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプションを受講 高度なシステム基盤がデザインできるアーキテクトを育成する 常務執行役員 マルチクラウドインテグレーション 事業本部長 竹本 具城 マルチクラウドインテグレーション 事業部 NRI認定ITアーキテクト 大塚 紳一郎 ・Oracle ACE Associate ・Oracle MASTER Platinum 10g, 11g, 12c (Platinum of the year 2016 in Japan) ・Oracle MASTER Cloud Oracle Database Cloud Service ・Oracle MASTER Cloud Oracle Java Cloud Service ・Oracle Cloud Infrastructure 2018 Certified Architect Associate

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ORACLE UNIVERSITY Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプション活用による資格取得事例

〒107-0051 東京都港区元赤坂 1-3-13 赤坂センタービルディング12Foracle.com/jp

日本オラクル株式会社 0120-155-092TEL

URL http://www.oracle.com/jp/educationオラクルユニバーシティお問い合わせ窓口

本カタログの情報は、2019年4月のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。※OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

Copyright © 2019, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

多数のエンジニアを早期に育成する為にOracle Cloud ラーニング・サブスクリプションの受講を推進 「未来創発」を企業理念に、サステナブルな社会の創出を目指す NRI。社会や企業の方向性を洞察し、あるべき姿の実現に向けて提言を行う「ナビゲーション」と、的確な解決策を講じる「ソリューション」の 2 つを相乗的に機能させることで、変化の激しい現代において、社会の仕組みづくり/ 顧客ビジネスの成長 / 人々の快適な暮らしなどを支援している。 企業における情報システムが巨大化・複雑化し、土台となるシステム基盤の重要性が高まる昨今、同社は先端技術を戦略的に採用しつつ、顧客に対し最適なシステム基盤を提供してきた。中でも、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、同社のビジネスを支える重要な基盤のひとつだ。 一般に、エンタープライズ領域では高度な可用性とパフォーマンスが求められるため、Oracle Databaseの重要性も高くなってくるが、オンプレミス環境で実現したサービスレベルをクラウド化することは困難だ。その点、

OCI は Orac le Database に最適なクラウドであり、システムの将来像を模索するうえで理想的な存在といえる。常務執行役員 マルチクラウドインテグレーション事業本部長 竹本具城氏は「私たちのミッションは付加価値の高いシステム基盤を実現していくことにあります。そういう意味でも、Oracle Database を中心とした業務ソリューションにおいて、OCI の活用は欠かせません」と語る。 Oracle Cloud の日本リージョンの開設に向けて、エンジニアの早急なスキルアップが求められる。そこで同社はこれに対応すべく、同社のエンジニアがオンライン形式で学べるOracle

C loud ラーニング・サブスクリプション(以下、CLS)を受講することを推進している。 「オンライントレーニングの良さは、好きな時間に少しずつ学習できる点です。研修施設での受講も従来通り推進していますが、多数のエンジニアを早期に育成するには業務のすき間時間で少しずつ受講できる CLS が最適な教育ツールだと判断しました」(竹本氏)

データベース管理者からクラウドアーキテクトへの進化を支援 NRIでは、2018年末よりCLSの受講を開始。現在は、Oracle Databaseを中心としたミッションクリティカルな業務システムの開発に関わるエンジニアが、OCI のアーキテクチャ設計など最新のコンテンツを学習している。 受講した感想について、マルチクラウドインテグレーション事業部 NRI認定IT アーキテクト 大塚紳一郎氏は「データベース管理者がクラウドアーキテクトへ進化していくのに最適だと思いました。CLS では、クラウドという広い領域の中を迷うことなく進んでいくため、学習内容がわかりやすく整理されており、IAM/VCN/Compute をはじめとした構築技術から、

OCI へのデータ移行技術まで効率良く学ぶことができます。ハンズオン環境が用意されているのも理解を深める上で役立ちました」と話す。

Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate はエンジニアの海外での活躍にも有効な資格 現在、NRI のエンジニアはCLSで習得したスキルをベースに、OCI の認定資格である「Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate」の取得に挑戦している。同社では、この資格を OCI に関する高い実装力を持つことを客観的に裏付けるものとして重要視。特に海外で活躍する際には欠かせないと期待を寄せている。 「近年、エンジニアの舞台は海外へと広がりつつありますが、この流れはますます加速していくことでしょう。こうした状況の中、世界共通基準のスキルを証明できるOracle Cloud I n f r a s t r u c t u r e 2 0 1 8 A r c h i t e c t Assoc ia te は、グローバルに活躍の場を広げる上で高い価値があります」(大塚氏) 今後、Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate の資格を取得したエンジニアは、OCI を活用することで、業務システムをクラウド上に構築する実績を積み上げていくだろう。さらには、PaaSを活用し高度なシステム基盤をデザインできるクラウドアーキテクトへの成長を目指していくはずだ。 「マルチクラウドなインテグレーションを推進するにあたっては、牽引するアーキテクトが最も重要な存在です。こうしたアーキテクトと周囲がお互いに良い影響を与え合うことで組織力が高まり、人材の裾野が広がると考えています」(竹本氏) Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associate は 重要な資格だが、その取得はあくまで入口に過ぎない。大塚氏は「その先の PaaS の活用まで見据えたシステムのモダナイズが重要であり、CLS は PaaS 領域までしっかりと学習プランが組まれている点がすばらしいと思います」と語ってくれた。

株式会社野村総合研究所

コンサルティングサービスとITソリューションを軸にビジネスを展開する株式会社野村総合研究所(以下、NRI)。Oracle Databaseを活用した業務ソリューションの開発を手がける同社では、Oracle Cloudの日本リージョン開設に対応すべく、同社のエンジニアがOracle Cloud ラーニング・サブスクリプションを受講することを推進。これにより、確実なスキルアップを実現するとともに、Oracle Cloud Infrastructure 2018 Architect Associateの資格取得も支援している。

株式会社野村総合研究所所在地:東京都千代田区大手町1-9-2設立:1965年 4月1日資本金:193億3,840万円社員数:6,297人(2019年 3月31日現在)事業概要:コンサルティング、金融 ITソリューション、産業 ITソリューション、IT基盤サービス

Oracle Cloud Infrastructureの日本リージョン開設に合わせOracle Cloud ラーニング・サブスクリプションを受講高度なシステム基盤がデザインできるアーキテクトを育成する

常務執行役員マルチクラウドインテグレーション事業本部長

竹本 具城 氏

マルチクラウドインテグレーション事業部NRI認定ITアーキテクト

大塚 紳一郎 氏

・Oracle ACE Associate・Oracle MASTER Platinum 10g, 11g, 12c (Platinum of the year 2016 in Japan)・Oracle MASTER Cloud Oracle Database Cloud Service・Oracle MASTER Cloud Oracle Java Cloud Service・Oracle Cloud Infrastructure 2018 Certified Architect Associate