科目名 Course Title 一般教育演習 フレッシュマンセミナー)...

29
科目名 Course Title 一般教育演習(フレッシュマンセミナー) [Freshman Seminar] 講義題目 Subtitle 「よい授業」とは何かを考え実践する(論文指導) 責任教員 Instructor 飯田 直弘 [Naohiro IIDA] (高等教育推進機構) 担当教員 Other Instructors 科目種別 Course Type 全学教育科目(一般教育演習) 開講年度 Year 2014 時間割番号 Course Number 開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2 授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~ 対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎 1-52 組 ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1000 大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts 開講部局 全学教育(教養科目) レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く) 中分類コード・名 Middle Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー) 小分類コード・名 Small Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー) 言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業 補足事項 Other Information キーワード Key Words 教育方法、教授法、プレゼンテーション、ロールプレイ、グループディスカッション、コミュニケーション能力 授業の目標 Course Objectives 近年、高等教育機関において、「アクティブ・ラーナー」と呼ばれるような、主体的な学習者の育成が一層重視されている。しかしながら、 大学に入学したばかりの学生は、主体的・課題解決的に授業に取り組むスキルが十分に備わっているとは言い難い。それを改善するため には、学生自身がこれまで経験してきた教育(授業)について、教育改革の動向や教授法の多様化の観点から客観的に捉え直し、教授・学 習活動にはさまざまな形態・要素があり、個人のニーズや適性によって自由に組み合わせることができる点について体験的に学ぶことが有 効である。 以上の背景及び問題意識に基づき、本演習ではまず、教育改革の動向に関する基礎知識を学んだ上で、「よい授業」とは何かについて グループディスカッションを行う。それに主体的に参加することにより、教授・学習活動の多様性を理解するとともに、自身の考えを他者に伝 える際に必要となるコミュニケーション能力(協調性と表現力)を向上させる。さらに、後半の回では、個別テーマに基づくグループディスカ ッションに加え、受講者全員が一人ずつ学習指導案を作成し、模擬授業(学生自身が単元を選択し、わかりやすく、かつおもしろく伝えるこ とを目指す)を行うことにより、実践上の問題点・課題について体験的に学ぶとともに、主体性、自律性、リーダーシップ等、大学での学修及 び社会に出た際に必要となる素養を身に付けることを目指す。 到達目標 Course Goals 1)現代の教育改革の変遷について基礎的知識を習得し、課題と今後の展望について自分なりの考えを構築し、説明することができる。 2)グループディスカッションに主体的に参加し、他のメンバーと協働することができる。 3)模擬授業を行うための情報機器の機能・操作法について習熟する。 4)模擬授業で知識やスキルをわかりやすく、かつ興味をもたせるように伝えることができる。 授業計画 Course Schedule 第1回 講義計画、学生による自己紹介 第2回 現代の教育改革の変遷と諸課題 第3回 グループディスカッション(「よい授業」の在り方と実践する上での問題点・課題についてグループごとに議論) 第4回 グループディスカッション(グループごとに発表) 第5回 模擬授業の方法について(発表スケジュールの決定) 第6回 プレゼンテーションツールの活用(機能と操作方法) 第7回 授業計画と学習指導案の作成 第8回 模擬授業、講義「代表的な教授法と学習理論」 第9回 模擬授業、講義「教育評価の目的と種類」 第10回 模擬授業、講義&グループディスカッション「プレゼンテーションと授業の違い」 第11回 模擬授業、講義&グループディスカッション「情報機器の活用」 第12回 模擬授業、講義&グループディスカッション「学習者の文化への接近」 第13回 模擬授業、講義&グループディスカッション「自主性・自律性を育てる授業とは」

Transcript of 科目名 Course Title 一般教育演習 フレッシュマンセミナー)...

科目名 Course Title 一般教育演習(フレッシュマンセミナ )ー [Freshman Seminar]

講義題目 Subtitle 「よい授業」とは何かを考え実践する(論文指導)

責任教員 Instructor 飯田 直弘 [Naohiro IIDA] (高等教育推進機構)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 全学教育科目(一般教育演習)

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎1-52組

ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1000

大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts

開講部局 全学教育(教養科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)

小分類コード・名 Small Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

教育方法、教授法、プレゼンテーション、ロールプレイ、グループディスカッション、コミュニケーション能力

授業の目標 Course Objectives

近年、高等教育機関において、「アクティブ・ラーナー」と呼ばれるような、主体的な学習者の育成が一層重視されている。しかしながら、

大学に入学したばかりの学生は、主体的・課題解決的に授業に取り組むスキルが十分に備わっているとは言い難い。それを改善するため

には、学生自身がこれまで経験してきた教育(授業)について、教育改革の動向や教授法の多様化の観点から客観的に捉え直し、教授・学

習活動にはさまざまな形態・要素があり、個人のニーズや適性によって自由に組み合わせることができる点について体験的に学ぶことが有

効である。

以上の背景及び問題意識に基づき、本演習ではまず、教育改革の動向に関する基礎知識を学んだ上で、「よい授業」とは何かについて

グループディスカッションを行う。それに主体的に参加することにより、教授・学習活動の多様性を理解するとともに、自身の考えを他者に伝

える際に必要となるコミュニケーション能力(協調性と表現力)を向上させる。さらに、後半の回では、個別テーマに基づくグループディスカ

ッションに加え、受講者全員が一人ずつ学習指導案を作成し、模擬授業(学生自身が単元を選択し、わかりやすく、かつおもしろく伝えるこ

とを目指す)を行うことにより、実践上の問題点・課題について体験的に学ぶとともに、主体性、自律性、リーダーシップ等、大学での学修及

び社会に出た際に必要となる素養を身に付けることを目指す。

到達目標 Course Goals

1)現代の教育改革の変遷について基礎的知識を習得し、課題と今後の展望について自分なりの考えを構築し、説明することができる。

2)グループディスカッションに主体的に参加し、他のメンバーと協働することができる。

3)模擬授業を行うための情報機器の機能・操作法について習熟する。

4)模擬授業で知識やスキルをわかりやすく、かつ興味をもたせるように伝えることができる。

授業計画 Course Schedule

第1回 講義計画、学生による自己紹介

第2回 現代の教育改革の変遷と諸課題

第3回 グループディスカッション(「よい授業」の在り方と実践する上での問題点・課題についてグループごとに議論)

第4回 グループディスカッション(グループごとに発表)

第5回 模擬授業の方法について(発表スケジュールの決定)

第6回 プレゼンテーションツールの活用(機能と操作方法)

第7回 授業計画と学習指導案の作成

第8回 模擬授業、講義「代表的な教授法と学習理論」

第9回 模擬授業、講義「教育評価の目的と種類」

第10回 模擬授業、講義&グループディスカッション「プレゼンテーションと授業の違い」

第11回 模擬授業、講義&グループディスカッション「情報機器の活用」

第12回 模擬授業、講義&グループディスカッション「学習者の文化への接近」

第13回 模擬授業、講義&グループディスカッション「自主性・自律性を育てる授業とは」

第14回 模擬授業、講義「教員採用試験について」

第15回 まとめ

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

【復習】 受講者は、毎回の授業の内容について意見・質問・感想などをまとめる。特に、模擬授業の回の後には、他の学生の発表の長所と

短所についてよく考え、自身の発表に生かすこと。(1週間あたり平均1.5時間程度)

【予習】 グループディスカッションと模擬授業については、教員の指示により各自情報収集を行い、学習に必要な知識とスキルを予め習得

しておく。(1週間あたり平均1.5時間程度)

成績評価の基準と方法 Grading System

1)授業の最後に意見や質問を所定の用紙に記入し、提出する 15% ― 「到達目標」の1に対応

2)グループディスカッションへの積極的参加・貢献度 15% ― 「到達目標」の2に対応

3 学習指導案及び模擬授業のパワーポイントデータ 30% ― 「到達目標」の3と4に対応

4)模擬授業 40% ― 「到達目標」の4に対応

テキスト・教科書 Textbooks

講義指定図書 Reading List

学習指導要領解説/文部科学省

・学習指導要領解説は、教科・科目ごとに発行されているので、必要に応じて各自参照すること。なお、PDF 版が下記文部科学省ウェブサ

イトで入手可能である。

参照ホームページ Websites

文部科学省ウェブサイト http://www.mext.go.jp/

研究室のホームページ Website of Laboratory

北海道大学研究者総覧 http://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.SLssfCz5EImeGr1Gt7UVlw==.html

備考 Additional Information

・模擬授業は、パワーポイントを用いて行うこととする。

・模擬授業の評価については、学生間での評価(ピア・レビュー)も採り入れ、教員の成績評価の客観性・妥当性を高める。

・模擬授業のスケジュールについては、参加者の人数によって調整する場合がある。

・テキスト・教科書は指定せず、必要に応じて授業内で資料・レジュメを配布する。

科目名 Course Title 英語演習 [English Seminar]

講義題目 Subtitle 中級:病気に関係する英語

責任教員 Instructor 村上 学 [Manabu MURAKAMI] (大学院医学研究科)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 全学教育科目(外国語演習)

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎1-52組

ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1602

大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts

開講部局 全学教育(教養科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 6 外国語演習

小分類コード・名 Small Category Code,Title 0 英語演習

言語コード・言語 Language Code, Language Type 2 日本語及び英語のバイリンガル授業、受講者決定後に使用言語(日本語又は英

語)を決定する授業

補足事項 Other Information 中級69

キーワード Key Words

病気,医学英語,英語会話

授業の目標 Course Objectives

1.外国を旅行中あるいは滞在中に病気になり,現地の病院にかかることになったときに困らないだけの英語力を身につける.

2.日本で外国人が病気になって困っているときに助けることができる.

3.診断名を聞いたときに,病気のイメージが頭に浮かぶようになる.

4.病気に対する理解が深まり,健康に関心をもつようになる.

到達目標 Course Goals

1.身体の各部の英語名,臓器・病気に関係する英単語がわかる.

2.薬の種類と投与法,治療・処置に関係する英単語がわかる.

3.入院時に必要な英語会話ができる.

4.患者の訴え(主訴)を英語で言える.

5.さまざまな痛みの表現を英語で言える.

6.症状の開始時期,進み方など診断に必要な情報を英語で伝えることができる.

7.症状と診療科との関係が分かる.

8.病名を耳にしたときに,病気のイメージが湧く.

9.外国人ティーチングアシスタント(TA)と英語で会話ができるようになる.

授業計画 Course Schedule

1.オリエンテーション,身体各部の名称と臓器の英語

2.投薬に関係する英語

3.処置と入院時の英語

4.主訴の英語

5.さまざまな痛みに対する英語表現

6.呼吸器系の病気に関係する英語

7.心血管系の病気に関係する英語

8.1-7の復習日

9.胃腸系の病気に関係する英語

10.肝臓・膵臓・胆道の病気に関係する英語

11.癌と外科,小児の病気に関係する英語

12.産婦人科系の病気に関係する英語

13.泌尿器系の病気に関係する英語

14.脳の病気に関係する英語

15.9-14の復習日

授業の資料は先に受講者に渡され,受講者はこれを使って予習してくる.宿題として,指定された病気に関する医師と患者の英語会話を作

成してくる.これは授業中に実際に使う資料,かつ,提出レポートとなる.

病気の説明は担当教官と外国人ティーチングアシスタント(TA)が,それぞれ日本語と英語で行う.この際,インターネットなどを使って,医

学の専門知識がなくても正しいイメージが持てるように説明する.

英語会話の練習は受講者同士,あるいはTAと受講者との間で行い,実践力を高める.英語会話を楽しむことができる受講者を歓迎する.

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

毎回,授業の最初に予習・復習内容に関する小テストがある.また,宿題として,指定された病気に関する医師と患者の英語会話を作成す

る課題がある.週4時間の勉強時間を必要とする.

成績評価の基準と方法 Grading System

単位取得の条件は,最初の2回を除いて7回以上出席し,小テストの平均点が100点満点中45点以上で,課題(レポート)の提出を5課題以

上した者とする.

この条件を満たした者について,小テスト50点,課題20点,授業への積極的参加30点,合計100点満点で評価する.全体の10%程度を

秀,20%程度を優,40%程度を良,30%程度を可とする予定であるが,基準の内訳については十分配慮し,適宜修正を加える可能性があ

る.

テキスト・教科書 Textbooks

授業の資料としてプリントを配布するので,教科書を買う必要はない.

講義指定図書 Reading List

外国人と日本人医師の臨床会話集1 (英語編)/大西守・増茂尚志著、宮本俊之訳:三修社,1992

医療スタッフのための英会話ハンドブック/Luther Link・ Kurt Link・村瀬忠:研究社,2007

Easy Nursing English/Ian Willey・Gerardin McCrohan ・芝田征二:南山堂,2009

Year Note, Internal medicine & surgery 2012:Medic Media,2011

解剖生理学/高野廣子:南山堂,2003

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 一般教育演習(フレッシュマンセミナ )ー [Freshman Seminar]

講義題目 Subtitle 「国際交流」を実践する

責任教員 Instructor 青木 麻衣子 [Maiko AOKI] (国際本部留学生センター)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 全学教育科目(一般教育演習)

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎1-52組

ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1000

大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts

開講部局 全学教育(教養科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)

小分類コード・名 Small Category Code,Title 0 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

国際交流,地域交流,異文化理解,コミュニケーション・スキル,リーダーシップ・スキル

授業の目標 Course Objectives

外国人や留学生と「交流」するとはどのようなことか?また、その際、どのような能力・態度が必要とされるのか?どのようなことに気をつけれ

ばいいのか?本講義では、留学生支援の現場における担当教員らの経験と主に異文化理解・異文化コミュニケーションに関する理論的研

究をもとに、効果的な「交流」のあり方を考える。また、講義で得た知見をもとに、留学生センター主催行事である「ホリデーイン日高」(7月下

旬予定)の企画・運営にファシリテーターとして実際にかかわることにより、「国際交流」を実践する。

到達目標 Course Goals

(1) 留学生の現状を知り、その学生生活上の課題に気づく。

(2) 外国人との交流に際して必要な資質・能力・態度について考える。

(3) 上記(1)(2)をとおして、実際の交流計画を組み立て、実践する。

(4) 交流計画を組み立て、実践するなかで、グループの一員としての自らの役割を見つけ、積極的に活動する。

授業計画 Course Schedule

第1回:ガイダンス、「ホリデーイン日高」について

第2回:留学生センター主催行事「ホリデーイン日高」とは

・・・行事の内容とファシリテーターの役割、事前説明会の企画・実施および当日の交流活動の企画・運営について

第3回:「国際」「交流」って何だろう?

第4回:異文化理解の落とし穴―建前と実際

第5回:大学の国際化―データで見る北大の留学生

第6回:留学生支援の現場―ハラル・フード

第7回:ことばによるコミュニケーション・ことばによらないコミュニケーション

第8回:グループ・ワーク①

第9回:グループ・ワーク②

第10回:グループ・ワーク③

第11回:グループ・ワーク④

第12回:受講者(グループ)による発表①(事前説明会のリハーサル)

第13回:グループ・ワーク⑤

第14回:受講者(グループ)による発表②(交流活動含むグループでの活動について)

第15回:総括

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

・留学生センターの年間行事「ホリデーイン日高」(7月下旬予定,一泊研修旅行)の運営および一部活動の企画・運営を着地点に設定する

授業であることから、行事への参加はもちろん、そのための準備に際し、個人およびグループでの学習・活動等が求められます。

・「ホリデーイン日高」参加に際し、自身およびグループの目標を立て、その実現に向けて行動することが求められます。

・グループ活動を円滑に行うため、必要に応じ、ELMSの授業グループサイトで、意見・情報の発信が求められます。

・授業および行事への積極的な参加を期待します。

成績評価の基準と方法 Grading System

・12回以上出席した者を評価の対象とする。

・評価は、①通常の授業(そのための準備・復習時間含む)への積極的参加(40%)、②「ホリデーイン日高」の事前説明会および第 12・14

回目の講義で予定されているグループによる発表(30%、グループの評価および個人の貢献度)、③「ホリデーイン日高」参加後の2,000字

のレポート(30%)に基づき行う。

テキスト・教科書 Textbooks

講義指定図書 Reading List

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

(1)この科目は新渡戸カレッジ生が履修した場合、「多文化交流科目」の単位として認定されます。

(2)授業中の私語、携帯電話の使用は厳禁です。

(3)授業では積極的に発言・活動してください。

(4)受講者は、留学生センターの年間行事「ホリデーイン日高」(7月下旬予定,一泊研修旅行)にファシリテーターとして参加すること(参加

費3,000円程度かかります)。また、そのための事前説明会(7月上旬に1回昼休みの時間帯(日程詳細は後日決定))を企画し、実施するこ

と(具体的な内容についての指示は、授業時間内にします)。

科目名 Course Title 芸術と文学 [Arts and Literatures]

講義題目 Subtitle 中国文学の食卓――食で探る文化の流動

責任教員 Instructor 長井 裕子 [Yuko NAGAI] (大学院メディア・コミュニケーション研究院)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 全学教育科目(主題別科目)

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 1~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎1-52組

ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1220

大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts

開講部局 全学教育(教養科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 2 主題別科目

小分類コード・名 Small Category Code,Title 2 芸術と文学

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

中国 文化の多様性 食文化 異文化理解 文化の流動性

授業の目標 Course Objectives

「民は食を以って天と為す」ーこのことばにあるように、なによりも「食」を大切にする中国。その中国の文学作品や映画に描かれた「食」を

手がかりとして、その背景に広がる歴史・風土・民族・生活など、中国文化の諸相を多元的に探っていくことを目的とします。授業は 3つのセ

クションから成り立ち、まず「南と北の食卓」では中国の多様な地域性について理解を深めます。次に「流動する食卓」では、文化の流動・受

容・変容という視点から食文化を探求し、中国文化の重層性について理解を深めていきます。さらに「祈りの食卓」では食文化をとおして中

国人の宗教観や幸福観の一端をうかがいます。21世紀、中国は国際社会にとって重要な存在となり、隣国に住む私たちとの関係も緊密に

なってきていますが、同時に複雑な問題もはらんでいます。よりよい国際関係を築くためには、その地域の歴史、伝統、言語、文化に関心

を持ち、理解を深めていくことが大切です。「食」という身近な題材を手かがりに異文化理解の深化を目指します。

到達目標 Course Goals

1. 講義で取り上げる文学作品、映画、関連文献などにできるだけ多く触れ、中国文化に対する関心と理解を深める。

2. 中国を鏡として、自国の文化を見直し、多元的文化理解の視点を持つ。

授業計画 Course Schedule

初回はガイダンスを行い、ついで3つのセクションに分けて講義を行う。講義の補助として、中国文化に関する映像も随時用いる。各セク

ションは4〜5回を予定しており、最後にテストを行う予定。授業の概要は下記のとおり:

第1回 ガイダンス

第1セクション:南と北の食卓

日本の約 26 倍の広さを持つ中国。しかしそれは均質な広さではなく多様な地域、民族によって織り成されている。このことは、中国に「中

華料理」はなく、地域料理があるだけであることからもわかる。「食」に関する文学作品や映画をとおして、中国の風土・歴史・文化の多様性

を概観する。

<取り上げる作品(予定)>『史記 貨殖列伝』、魯迅「宮芝居」、映画「初恋のきた道」、「黄色い大地」ほか。

第2回 南北の食卓ー多様な地域性を考える その 1 多様な地域性概観

第3回 南北の食卓ー多様な地域性を考える その 2 黄土高原の文化と食

第4回 南北の食卓ー多様な地域性を考える その 3 江南の文学と食

第5回 南北の食卓ー多様な地域性を考える その 4 江南の文学と美食

・第2セクション:流動する食卓

広大な中国域内を流動する食文化。それはまた、海を越え日本の食卓、世界の食卓にも変化をもたらす。縦横無尽に往来する食文化を

とおして、中国と日本、そして中国と北海道との文化交渉について考察する。

<取り上げる作品(予定)>唐代伝奇小説、蘇東坡の詩、曹雪芹『紅楼夢』、袁枚『随園食単』、司馬遼太郎『街道をゆく』の中国編ほか。

第6回 流動する食卓ー食肉文化の変遷 その 1

第7回 流動する食卓ー食肉文化の変遷 その 2

第8回 流動する食卓ー茶をめぐる文化流動 その 1

第9回 流動する食卓ー茶をめぐる文化流動 その 2

第10回 流動する食卓ー麻婆豆腐のきた道 その 1

第11回 流動する食卓ー麻婆豆腐のきた道 その 2

・第3セクション:祈りの食卓

冠婚葬祭や年中行事などの「ハレ」の場面を彩る「食」。逆にタブーとされる「食」もある。その文化の象徴性を探る。

<取り上げる作品(予定)>老舎『駱駝祥子』、『満州旗人物語』、魯迅「祝福」ほか。

第12回 祈りの食卓ー春節 その 1

第13回 祈りの食卓ー春節 その 2

第14回 祈りの食卓ーまとめにかえて

第15回 期末テスト

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

1.講義で取り上げる作品、文献をできるだけ読み(または映像を見)、自分なりの問題意識、疑問などをもって講義にのぞむ。

2.受講後、興味、関心を持った点について、関連する文献資料を読む(または映像を見る)。

3.ほかに、学期中随時教員から準備学習に関連した指示があるので、履修者は積極的に取り組むことが期待される。

成績評価の基準と方法 Grading System

平常点(受講態度と講義時各セクションごとに行う小レポートの提出状況)と、期末に予定するテストによって評価する。平常点と期末テスト

の比率はそれぞれ 50%。

テキスト・教科書 Textbooks

適宜プリントを配布する。

講義指定図書 Reading List

中華料理の文化史/張 競:ちくま文庫,1997

茶事遍路/陳舜臣:朝日新聞社

街道をゆく 中国・蜀と雲南のみち/司馬遼太郎:朝日新聞社

街道をゆく 中国・江南のみち/司馬遼太郎:朝日新聞社

阿Q正伝 ; 狂人日記 : 他十二篇(吶喊)/魯迅:岩波文庫

老舎小説全集/老舎:学習研究社

上記以外、講義時に紹介します。

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 外国語特別演習 [Special Seminar in Foreign Languages]

講義題目 Subtitle ポーランド語 入門:ポーランド語

責任教員 Instructor 佐光 伸一 [SHINICHI SAMITSU] (言語文化部)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 全学教育科目(外国語演習)

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 基礎1-52組

ナンバリングコード Numbering Code GEN_LIB 1670

大分類コード・名 Major Category Code, Title GEN_LIB General Education_Liberal Arts

開講部局 全学教育(教養科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 1 全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 6 外国語演習

小分類コード・名 Small Category Code,Title 7 外国語特別演習

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information 入門

キーワード Key Words

ポーランド語、ポーランド文化

授業の目標 Course Objectives

ポーランド語の基礎を学びます。

・簡単な読解、作文、コミュニケーションが自由に行える能力を身につけます。

・研究論文を読む、文学作品を味わう、現地の人と議論するなど、将来の高度な運用能力へつながるような「実のある」基礎を作ります。

・他の印欧語(英・独・仏・露など)にはないポーランド語独自の特質について学び、言語に対する視野を広げるよう努めます。

・ポーランドの文化(文学、映画、音楽)などに触れ、ことばの背景への理解を深めます。

・ポーランド人ゲストを招き、「本物の」ポーランド語に触れる、学習事項を実際に使ってコミュニケーションを取ってみるなど体験的な学習も

行う予定です。

到達目標 Course Goals

・初等文法の基本事項の修得

・基本単語400語程度の修得

・辞書があれば平易な文章(新聞、雑誌など)を理解できる読解力

・簡単な複文程度の作文力

授業計画 Course Schedule

前回の学習事項に関する小テスト10分、教科書を使った学習60分〜70分、文学作品、映画や音楽の紹介などに10分〜20分の時間配分

になります。

第1回〜3回

文字と発音

-ポーランド語は英語と同じラテン文字を使用していて、読み方も簡単なルールさえ学べば、どんな文章でも音読できるようになります。補

助記号を使った特殊文字、子音を重ねた文字の読み方に馴れることを目指します。

第4回〜第6回

疑問文の作り方、名詞の性の見分け方、名詞の複数形、人称代名詞と動詞の現在形(第Ⅰ変化、be動詞)

-ポーランド語は他のスラヴ語と同様、名詞の格変化や動詞の人称変化など、豊富な語形変化を特徴とします。ここではその後の本格的な

語形変化の学習のための準備をします。

第6回〜第8回

名詞の単数形の格変化

-格変化はそれぞれの格をバラバラに覚えるよりも、まとめて覚えてしまった方が記憶に負担がかからず得策です。少し大変ですがここで

潰してしまいましょう。ポーランド語特有の子音交替を中心に学びます。

第9回〜第10回

動詞の現在変化(第2変化、第3変化)、不規則動詞の現在変化

-第1変化さえきちんと覚えていれば、それを少しいじれば、他の変化にも応用可能です。ここでは、動詞の現在形の人称変化を覚えるコ

ツを伝授します。

第11回〜第13回

名詞、形容詞の複数主格、形容詞の単数形の格変化、人称代名詞の格変化

-ここまでくれば、簡単な読解、作文、コミュニケーションなどが可能になります。教科書の枠を越えて、詩を読んだり、ゲストのポーランド人

と話したりしてみます。

第14回〜第15回

疑問代名詞kto、coの格変化、述語mo?na、trzebaの用法、再帰代名詞 si?の用法

-可能や義務の表現、不定人称文など、表現力の幅を広げることに努めます。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

本授業ではもっぱら復習を重視します。毎回、簡単な文法の練習問題を宿題とします。また授業の初めに前回の内容の小テスト(単語と文

法事項について)を行うので、その準備が必要となります。宿題と小テストの準備を合わせて 90 分から 120 分程度の学習時間に収まるよう

配慮します。

成績評価の基準と方法 Grading System

小テスト 20%、授業への積極性(宿題の提出率、出席率、授業態度など)40%、学期末試験40%とします。

テキスト・教科書 Textbooks

『ニューエクスプレス ポーランド語』/石井哲士郎、三井レナータ:白水社

1回目の授業までに購入する必要はありません。初めは配布プリントを利用します。

講義指定図書 Reading List

標準ポーランド語会話(改訂版)/ヘンルィク・リプシッツ、吉上昭三、松本照男:白水社

ポーランド語の入門/木村彰一、吉上昭三:白水社

ポーランド語辞典/木村彰一:白水社

『標準ポーランド語会話(改訂版)』。テーマ別に語彙、必要表現がまとめられています。ポーランド語の参考書では比較的新しく(とは言え

2001年出版ですが)、驚くほどの情報量です。

『ポーランド語の入門』。残念ながら絶版なのですが、本格的に勉強したい方にお勧めです。図書館で覗いてみてください。

『ポーランド語辞典』。授業では辞書は必要ありません。授業の枠を超えて自分で興味のあるものをあれこれ読んでみたい時には、この辞

書が役に立ちます。古いし語彙数も少ないのですが、ポーランド語のエッセンスが詰まった情報密度のとても高い良書です。

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 基礎化学英語 [Chemistry and English for Life Science]

講義題目 Subtitle [平成24年度以降理学部進級者用]

責任教員 Instructor Garcia Martin Fayna Maria [GARCIA MARTIN FAYNA MARIA] (大学院先端生命科学研究院)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 理学部専門科目

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 013392

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 2~4

対象学科・クラス Eligible Department/Class 生物科学科[高分子機能学]

ナンバリングコード Numbering Code SCI_BIOMOL 2411

大分類コード・名 Major Category Code, Title SCI_BIOMOL Science_Biological Sciences(Macromolecular Functions)

開講部局 理学部(生物科学科(高分子機能学専修分野))

レベルコード・レベル Level Code, Level 2 学部専門科目(基礎的な内容の科目)、全学教育科目(語学上級、高年次対象科

目)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 4 学部専門科目(英語・演習・境界領域)

小分類コード・名 Small Category Code,Title 1 基礎化学英語

言語コード・言語 Language Code, Language Type 1 英語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

Science in English; Organic chemistry; Chemical Biology

授業の目標 Course Objectives

Welcome to Chemistry and English for Life Science! The purpose of the course is to learn by theory and practice the fundaments of Chemical

Biology in English language. English is the language of Science and international communication, so this course is addressed to become familiar

with scientific terms in English. Further, the students will be able to improve and feel confident on English language.

At the end of the course, the students will learn basic organic chemistry and chemistry of life science in English. This knowledge will be of great

importance for their future career and they will feel confident writing manuscripts or reports and having scientific talks. Also, it is the purpose of

the course to become more effective listeners and scientific texts readers by developing critical thinking. Multi-media are used to facilitate their

comprehension of the subject and participation in the class.

Through this course, students will be encouraged to learn basic concepts in Biological Chemistry by solving problems and working in groups and

individually.

Chemistry and English for Life Science の講義へようこそ!

この講義の目標は英語で化学生物学の理論と基礎演習を学ぶことです。英語は科学と国際的交流の伝達手段であり、講義にて英語で

科学用語を使用することになれることや、更には学生の英語力向上と自信を持ってもらうことも目標のひとつです。

講義の最終段階では、有機化学の基礎と生命科学の中の化学を学ぶことになります。ここで学んだ知識・スキルは将来のキャリア

や、レポート作成、科学的な話し合いをする際の自信へと繋がり、将来のあなたにとって、とても重要なものになると確信しており

ます。また、より効率的且つ批判的思考法を身に付けることも目的としています。講義の中ではマルチメディアの使用により、講義

のテーマの理解や参加を手助けする予定です。

講義を通して、受講者は問題解決、個人・グループワーキングにより化学生物学の基礎概念を学びます。

到達目標 Course Goals

The main learning goals are:

1. Understanding fundamental of Chemical Biology in English.

2. Developing skills for learning organic chemistry through understanding organic reaction mechanisms.

3. Understanding the relation between organic chemistry and biological systems.

4. Assimilating the scope of Biological Chemistry.

5. Developing the ability to do scientist talks using English language.

6. Enlarging communication competence and confidence in English scientific language.

7. Developing critical thinking and becoming effective readers of scientific texts.

主な目的として、

1. 英語での化学生物学基礎の理解

2. 有機反応の学習を通して有機化学スキルの向上

3. 有機化学と生物学の間のつながりの理解

4. 英語にて生化学の理解

5. 英語を使用しての科学的話し合い能力の向上

6. 英語でのコミュニケーション能力と自信の向上

7. 批判的思考法の向上と実効的な科学的文章を読めるようになること

授業計画 Course Schedule

1. INTRODUCTION. Organic chemistry and chemistry in life science

2. A REVIEW OF ORGANIC CHEMISTRY I. Molecules. Functional Groups. Naming in English (IUPAC and common names)

3. A REVIEW OF ORGANIC CHEMISTRY II. Organic reaction mechanisms

4. NUCLEOPHILIC SUBSTITUTIONS. SN1 and SN2 reactions and mechanisms

5. ELIMINATION REACTIONS. E1 and E2. When is Elimination and when is Substitution reaction?

6. CHEMISTRY REVIEW and EXERCISES PRACTICE.

7. THE SCOPE OF CHEMICAL BIOLOGY. The structures of biological macromolecules

8. AMINO ACIDS AND PROTEINS. Protein function. Enzymes.

9. CARBOHYDRATE and ESSENTIAL ROLES of SUGARS.

10. THE GENETIC CODE: NUCLEOTIDES AND NUCLEIC ACID.

11. LIPIDS AND MEMBRANES.

12. BIOENERGETICS AND PATHWAYS.

13. ORAL PRESENTATIONS. Annex: Great applications in organic chemistry and biological process.

14. CONCLUSIONS AND SUMMARY. Annex: Chemist in Life Science, possible careers.

15. FINAL EXAM

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

Each topic and english skills can only be learnt by practicing, so students are required to do homeworks, and prepare presentations. Students will

be encouraged to read scientific readings. Students are required to work as a team in some lessons.

各トピックや英語スキルは練習によって学びます。受講者は予め、予習やプレゼンの練習をすることが求められます。また、科学的 書物の

読本をすることを勧めます。講義の中にはグループによる作業もあります。

成績評価の基準と方法 Grading System

The score of the course is based on continuous evaluation. The following tasks and scores are a tentative of the continuous evaluation of this

course.

CLASS PARTICIPATION, TEAM WORK AND COMPANIONSHIP (15 %). All students are highly encouraged to contribute in class, answer

questions, team work and respect other classmates.

HOMEWORKS (20 %). All students are highly encouraged to contribute in class and respect to other classmates.

QUIZ AND CLICKER ANSWERS (20 %). During each class a quizzes will be given to the students. Only announced questions, students will be

able to answer through clickers.

EXAM (30 %). In this assignment, students will demonstrate their knowledge of the subject. All exams are closed-book and closed-notes.

CHEMICAL BIOLOGY PRESENTATION (7 %). Students will be asked to give a presentation about a topic related with the subject of the

class.

NO ABSENTEES (3 %). Students with no absence will have higher score.

PEER FINAL EVALUATION (5 %). This score will be based on classmates’ evaluation

授業の成績は総合評価である。下記の項目と割合で総合的な成績評価を行います。

【授業への出席率と参加/協力度】(15%)〜授業での貢献度や、他の受講者への気遣い

【課題】(20%)〜授業での貢献度や、他の受講者への気遣い

【小クイズ&クリッカーでの回答】(20%)

【試験】(30%)〜試験は全て持ち込み不可。

【化学生物学をテーマとしたプレゼンテーション】(7%)〜授業のテーマに沿ったトピックのプレゼンテーションが問われる。

【出席率】(3%)〜全ての講義に参加した受講者は高評価とします。

【最終評価】(5%)〜この成績はクラスメートの評価を基礎とするものである。

テキスト・教科書 Textbooks

Cambridge English for Scientists/T. Armer:Cambridge University Press,2011

Foundations of Chemical Biology/C.M. Dobson, J.A. Gerrard, A.J Pratt:Oxford University Press,2001

(Non-mandatory, recommended)

講義指定図書 Reading List

Foundations of organic chemistry/M. Hornby and J. M. Peach:Oxford University Press,2010

Essentials of chemical biology : structure and dynamics of biological macromolecules/A. Miller, J. Tanner:John Wiley & Sons,2008

(Non-mandatory, recommended)

参照ホームページ Websites

IUPAC Chemical Nomenclature : http://www.chem.qmul.ac.uk/iupac/, IUBMB Biochemical Nomenclature :

http://www.chem.qmul.ac.uk/iupac/, MIT Open Course: Principles of Chemical Science.

http://ocw.mit.edu/courses/chemistry/5-111-principles-of-chemical-science-fall-2008/videolectures/

研究室のホームページ Website of Laboratory

http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g4/

備考 Additional Information

Use of clickers

For routine clicker questions, students are encouraged to answer the question by their own. Apart from announced in-class quiz questions,

students

will not be graded if they answer clicker questions correctly. For announced quiz questions, any talking or sharing answers is forbidden.

Policies

- Cell phones are totally forbidden.

- Use of computers for non-class purpose is totally forbidden.

- It is not permitted to sleep during class hours.

- Attendance is expected and it will be checked daily (students will be permitted to only three unexcused absences).

- Class participation is important for getting personal skills on scientific English and self-confidence.

- Plagiarism is not permitted.

クリッカーの使用:

クリッカー使用で授業に参加することにより、自分自身で答えるという自信をつける。

授業の中で出された問題以外では、クリッカーの問題以外は評価の対象とはしない。

問題の答えを授業中に学生間でやりとりすることは禁止する。

ポリシー:

・携帯電話使用禁止

・授業目的以外のパソコンの使用禁止

・授業中は居眠り禁止

・出席は毎回チェック(3回のみ理由なしの欠席可)

・授業への参加は英語の個人スキル向上に重要である

・カンニングは禁止

科目名 Course Title ディジタル形状設計 [Digital Geometry Processing]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 伊達 宏昭 [Hiroaki DATE] (大学院情報科学研究科)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 015013

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 3~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 情報エレクトロニクス学科 システム情報コース [新]

ナンバリングコード Numbering Code

大分類コード・名 Major Category Code, Title

開講部局

レベルコード・レベル Level Code, Level

中分類コード・名 Middle Category Code,Title

小分類コード・名 Small Category Code,Title

言語コード・言語 Language Code, Language Type

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

3次元形状モデリング,CAD/CAM/CAE,座標変換,曲線・曲面,ソリッドモデル,メッシュモデル,3次元形状計測

授業の目標 Course Objectives

航空機,自動車などの現代のものづくりは,製品形状をコンピュータ内で表現し,それを操作する技術によって支えられている.本講義で

は,この技術の基礎となる,製品の3次元形状を表現・操作するための数学的理論と処理手法を学ぶ.また,理論を計算機プログラムで実

現する技術を身につける.

到達目標 Course Goals

(1) 現代のものづくりにおけるディジタル形状処理技術の必要性と応用事例を説明できる.

(2) 同次座標と同次変換を用いた空間点の表現や物体のアフィン変換・射影変換の理論を説明できる.

(3) パラメトリック補間を用いた自由曲線・自由曲面の表現方法に関する理論を説明できる.

(4) 立体形状を計算機内で表現するためのソリッドモデリングのデータ構造について説明できる.

(5) 立体形状の離散近似表現法と形状処理手法について説明できる.

(6) 上記の理論や手法を計算機プログラムを通して実現し,確認することができる.

授業計画 Course Schedule

1.ディジタル形状設計技術の必要性と活用事例(2回)

ディジタル形状設計技術の歴史,現代の生産システムとディジタル形状設計技術,

CAD/CAM/CAEにおけるディジタル形状設計技術の活用事例について理解する.

2.座標変換の基礎(3回)

同次座標と座標変換行列,変換の合成,図形の変換と座標系の変換,アフィン変換,

回転と姿勢の表現,射影変換,投影のための変換の理論を学ぶ.

3.曲線・曲面の理論(4回)

補間,工業製品における自由曲線・曲面設計の必要性,曲線・曲面のパラメトリック表示,

接線・法線・曲率,エルミート補間曲線・曲面,ベジェ曲線・曲面の理論を学ぶ.

4.ソリッドモデリング(2回)

形状モデルとその表現法の分類,境界表現モデル(B-rep)・CSGの表現方法とデータ構造,

位相と幾何,オイラー式について学ぶ.

5.メッシュモデリング(3回)

メッシュモデル生成,メッシュモデルの特徴量算出,単純化,

メッシュパラメータ化の理論と処理手法を学ぶ.

6.形状計測とデータ処理(1回)

3次元形状計測技術と計測データ処理の最新動向を学ぶ.

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

次回講義で学習予定の理論式の展開やアルゴリズムを前もって2時間予習し理解する.また1時間程度の復習により,講義で学んだ理論式

の幾何学的な意味やアルゴリズムの詳細を十分に理解し習得する.

成績評価の基準と方法 Grading System

(1) 期末試験成績, (2)プログラミングレポート, (3)出席状況, の3者を各々100点満点で評価し,これらの重み付け平均点により 90点以上:

秀, 80点以上:優, 70点以上:良,60点以上:可と評価する.期末試験は,ディジタル形状設計の数学理論の意味を正しく理解しているかを

評価する.プログラミングレポートは,座標変換理論を,自らの力で計算機プログラムとしてどれだけ正しく実装できているかを評価する.期

末試験の受験条件は,出席回数が 70%以上,かつ(2)のレポート提出済みとする.

テキスト・教科書 Textbooks

講義内容をまとめた製本済みプリントを開始時に配布する.またこの他に,プログラミングレポート作成のために、プログラミング言語の参考

書(C,C++など)が各自必要となる.また関連補足情報を、Webページに記載する.

講義指定図書 Reading List

OpenGL3Dグラフィックス入門/三浦 憲二郎:朝倉書店,2000

コンピュータディスプレイによる形状処理工学 I/山口 富士夫:日刊工業新聞社,1981

参照ホームページ Websites

http://sdmwww.ssi.ist.hokudai.ac.jp/lecture/diggp/

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 成人看護学援助論Ⅲ [Adult Nursing Care Theory Ⅲ]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 溝部 佳代 [Kayo MIZOBE] (大学院保健科学研究院)

担当教員 Other Instructors 鷲見 尚己[Naomi SUMI](保健科学研究院), 佐藤 三穂[Miho SATOH](保健科学研究院), 野田 なつ

み[Natsumi NODA](保健科学研究院)

科目種別 Course Type 保健学科

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 021343

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 1

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 3~3

対象学科・クラス Eligible Department/Class 保健学科[看護学専攻]

ナンバリングコード Numbering Code HLT_N 3510

大分類コード・名 Major Category Code, Title HLT_N Health Sciences_Nursing

開講部局 医学部保健学科(看護学専攻)

レベルコード・レベル Level Code, Level 3 学部専門科目(発展的な内容の科目)、全学教育科目(高年次対象科目)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 5 専門分野Ⅱ:成人看護学

小分類コード・名 Small Category Code,Title 1 講義

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information H23以降入学者用

キーワード Key Words

成人看護学、急性期、救急看護、周手術期看護

授業の目標 Course Objectives

1.急性の状態にある対象者について、身体的・心理的側面から総合的に理解する。

2.周手術期(術前、術中、術後)における対象者の特徴と必要な看護を学ぶ。

3.侵襲的治療を受ける対象者の生活適応過程における看護を学ぶ。

到達目標 Course Goals

1.急性の状態にある対象者の身体的・心理的反応について説明できる。

2.一時救命処置について、原理原則を踏まえ的確に実施できる。

3.手術による対象者の変化および身体的・心理的苦痛を説明できる。

4.手術後に生じうる問題と観察のポイントについて、その根拠とともに説明できる。

5.手術を受ける対象者に必要な処置および看護について説明できる。

6.日常生活動作の拡大、心理的援助、退院に向けた指導・支援など、回復過程における看護について説明できる。

授業計画 Course Schedule

1回90分、15回の講義および学内演習を行う。

1.急性期看護とは、急性の状態にある対象者の身体的反応(侵襲とは、ショックと

は)、対象者および家族の心理

2.救急看護とトリアージ(救急医療、災害看護、緊急度と重症度の判断)

3.救急時の対応(救急蘇生法、急変時の対応)

4.救命救急処置(一次救急処置)演習

5.周手術期看護-術前(周手術期とは、術前の対象者の状態と看護)

6.周手術期看護-術中および術直後(麻酔および手術による生体への影響、術中の看

護、術直後の看護)

7-8.周手術期看護-術後(術後の状態、疼痛、合併症と予防のケア、創傷・ドレーン管理)

9.周手術期看護-術後(離床の促進、日常生活の援助、心理的援助)

10.周手術期看護-退院にむけて

11-13.事例学習

・摂取機能の再確立(胃切除)

・排泄機能の再確立(低位前方切除術、回腸人工肛門造設術)

・運動機能の再確立(人工股関節置換術)

14-15.手術室実習

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

適宜、小テスト・確認のための穴埋め問題による課題を果たすため、それらを活用し復習する。

到達目標5にむけて、手術室実習を行う。実習直前に別途オリエンテーションを行う(手術部更衣室の場所・使用方法、実習ケースの提示な

ど)。

救急蘇生演習および手術室実習は、有意義な学ぶができるように、予習および課題レポートに取り組む。また、演習・実習後は実施内容お

よび学びをレポートに記載する。

成績評価の基準と方法 Grading System

1.筆記試験、レポート(救命救急処置演習、手術室実習)を総合して評価する。

2.手術室実習は 1月末に行う。

テキスト・教科書 Textbooks

成人看護学 急性期看護Ⅰ 概論・周手術期看護:南江堂,2010

成人看護学 急性期看護Ⅱ 救急看護:南江堂,2010

写真でわかる実習で使える看護技術:インターメディカ,2010

講義指定図書 Reading List

手術患者の体位アセスメント : みる→看る→わかる : 術前・術中・術後の観察ポイント/北海道大学手術部ナースセンター:メディカ出版

看護技術ベーシックス 改訂版/長谷部佳子:医学芸術社

写真でわかる臨床看護技術/村上美好:インターメディカ

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

1.救急蘇生法は演習を行う。実習着、上靴、白ソックスを着用する。講義開始前までに身だしなみを整えておく(整髪・爪切り・手洗いを行

う)。

2.手術室実習は北大病院で行う。

時期:6日間の実習期間において、いずれか 1日実習する。

実習時間:8:00〜12:00。

実習方法:2人一組となり、各手術室にわかれて実習する。実習ケースは前日に決定する。

その他:実習直前に別途、オリエンテーション(留意点、手術部更衣室の場所・使用方法)を行う。

※手術室実習も成績評価に含む。

科目名 Course Title 応用数学Ⅱ [Applied Mathematics II]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 田坂 裕司 [Yuji TASAKA] (大学院工学研究院)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 015924

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 2~

対象学科・クラス Eligible Department/Class 機械知能工学科 機械システムコース [新]

ナンバリングコード Numbering Code

大分類コード・名 Major Category Code, Title

開講部局

レベルコード・レベル Level Code, Level

中分類コード・名 Middle Category Code,Title

小分類コード・名 Small Category Code,Title

言語コード・言語 Language Code, Language Type

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

複素関数、ラプラス変換、フーリエ解析

授業の目標 Course Objectives

流体力学や電磁気学を学ぶ上で必要な複素関数の概念を身につけるとともに,制御工学や信号処理,あるいは常微分・偏微分方程式の

初期値問題の解法として有意なフーリエ変換とラプラス変換について理解を深める.

到達目標 Course Goals

1.複素変数の概念を理解し,正則関数・積分・展開・留数等の複素関数論で基礎となる事項について説明することができる.

2.留数定理を用いて実関数の積分を解くことができる.

3.フーリエ級数展開・フーリエ変換・ラプラス変換の概念を理解し,それらの基本的操作を行うことができる.

4.上記の級数展開・変換によって得られた結果について,その数学的意味を説明できる.

5.上記の級数展開・変換を用いて,簡単な常微分方程式・偏微分方程式の初期値問題を解くことができる.

授業計画 Course Schedule

1.複素関数 (8回)

複素数を変数とする関数の性質、その微積分に関する定理と実積分への応用について修得。

(1) 複素数と複素関数

(2) 正則の概念

(3) 複素積分に関する諸定理

(4) 実績分への応用

(5) 試験

2.ラプラス変換とフーリエ解析 (8回)

微分方程式の解法にとって重要なラプラス変換とフーリエ解析を修得。

(1) フーリエ級数

(2) フーリエ変換

(3) ラプラス変換

(4) 微分方程式への応用

(5) 偏微分方程式

(6) 試験

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

予習:受講者は、授業計画で予定されている授業の内容について、授業計画に記されているキーワード等を下記の教材等に基づいて予

習しておくこと。予習の分量は、予習により理解できたことと理解できなかったことを明確に区別できる程度とする。予習により授業内容の5

〜6割の理解を要求する。

復習:受講者は、授業が終わった後、予習で理解したことを改めて確認すると共に、予習で理解できなかった点を授業内容を振り返りなが

ら完全に修得しておくこと。期末試験では、予習と十分な復習がなされたかを確かめる内容について試験を行う。

成績評価の基準と方法 Grading System

修得度はレポート,小試験と定期試験(2回)の総合点で判定し、90点以上:秀、80点以上:優、70点以上:良、60点以上:可とする。

テキスト・教科書 Textbooks

基礎解析学/矢野健太郎, 石原繁:裳華房,1993

講義指定図書 Reading List

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 測量学 [Surveying]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 谷 宏 [Hiroshi TANI] (大学院農学研究院)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type 農学部専門科目

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 017373

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 2~

対象学科・クラス Eligible Department/Class

ナンバリングコード Numbering Code AGR 2600

大分類コード・名 Major Category Code, Title AGR School of Agriculture

開講部局 農学部

レベルコード・レベル Level Code, Level 2 学部専門科目(基礎的な内容の科目)、全学教育科目(語学上級、高年次対象科

目)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 6 生物環境工学

小分類コード・名 Small Category Code,Title 0 講義

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

平面測量,写真測量,地形図,地理空間情報

授業の目標 Course Objectives

地表の諸点の位置を測定して種々の分析処理を行う技術である測量について,環境や各種事業に関する基礎資料を与えたり農地を合理

的に管理したりする上での重要性を認識し,関連する理論を学ぶ。

1. 地上における空間情報を適切に処理するための問題解決能力を身につける。

2. 地表において距離,角度,標高を計測するための知識を身につける。

3. 測量作業の際に生じる誤差の原因について考察する。

4. 野外で計測した位置に関する情報を用いて図化するための理論を理解する。

5. 測量結果を分析する上での計算方法を理解する。

到達目標 Course Goals

1. 目的に応じて測量方法を選択し計画することができる。

2. 測量の方法を列挙し分類することができる。

3. 測量に用いる機器の構造や使用法を説明できる。

4. 測量の実施において生じる誤差や精度を説明できる。

5. 地図の作成法および地図や空中写真を使用した計測法を説明できる。

授業計画 Course Schedule

1. 測量学の基本事項

2. 水準測量

3. 角測量

4. 距離測量

5. 平板測量

6. トラバース測量

7. 写真測量

8. 航空レーザ測量

9. 基準点測量

10. 面積測量

11. 地形測量

12. 地図投影と測地系

13. 測量製図法

14. 路線測量

15. 地理情報システム(GIS)

適宜,小テストを実施する。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

毎週の授業の予習・復習として,4 時間程度の自主学習が望まれる。特に,講義終了後には,その内容に関係する理論,手法,技術,シス

テムなどについて調査学習を行って測量に関する理解を深める。

成績評価の基準と方法 Grading System

授業目標に対する到達度を,次の観点から総合的に評価し,絶対評価とする。

1)用語や測定技術等の基礎知識を修得しているか。

2)基礎理論を理解し,実用面に活用することができるか。

3)測量学における中心的な考え方を修得できたか。

4)測量結果の分析に必要な計算法を修得できたか。

以上の内容を,小テストおよび期末テストにより評価する。成績の評価基準は,秀90点程度,優80点程度,良70点程度,可60点程度を目

安とする。出席率が 60%を下回る者は受験資格を持たない。

テキスト・教科書 Textbooks

測量実習指導書/土木学会:丸善

講義指定図書 Reading List

中村英夫・清水英範/測量学/技報堂出版,丸安隆和/測量学(上)(下)/コロナ社

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

http://www.agr.hokudai.ac.jp/env/info/

備考 Additional Information

必要に応じて講義資料を配布し,関連機関を見学することもある。

科目名 Course Title 材料ナノ表面解析特論 [Nano Scale Analysis of Materials]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 米澤 徹 [Tetsu YONEZAWA] (大学院工学研究院)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 092473

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 1~1

対象学科・クラス Eligible Department/Class

ナンバリングコード Numbering Code

大分類コード・名 Major Category Code, Title

開講部局

レベルコード・レベル Level Code, Level

中分類コード・名 Middle Category Code,Title

小分類コード・名 Small Category Code,Title

言語コード・言語 Language Code, Language Type 2 日本語及び英語のバイリンガル授業、受講者決定後に使用言語(日本語又は英

語)を決定する授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

ナノ材料、量子サイズ効果、表面・界面、電子顕微鏡、X線解析法

授業の目標 Course Objectives

材料の物性はバルクの性質のみならず、その表面・界面と特性が大きく支配する。特にその材料が小さくなれば、表面・界面の物性が材料

の性質を決めるもっとも重要な要素となる。そのため、新しいナノ材料設計には、表面・界面の性質をよく知り、それに基づいて考えることが

必要不可欠である。その一方で、物質中の表面・界面の占める割合は非常に低いため、その性質を解析することは極めて困難である。本

講義では、この表面・界面の特性・物性を解析する手段である電子顕微鏡、X線解析手法、走査プローブ顕微鏡について、その構造、動作

原理、各部品のもつ意味、さらにはこうした解析装置の裏に隠れている物理を詳細に理解したのち、その使用法と得られるデータ内容なら

びに装置を利用する際の実際的な注意点、サンプル作製において正しいデータを取るためのサンプルとはどういったものであるかなどに

ついて学び、新しい材料を創成するための情報を確実に得られるようになる。

到達目標 Course Goals

・ナノ材料の特性、それを支配する因子について理解し、説明できる。

・表面・界面が材料に及ぼす影響について説明できる。

・電子顕微鏡の構造について理解し、説明できる。

・電子顕微鏡の動作原理について理解し、どのようなデータを得られるかを説明できる。

・電子顕微鏡の試料作成が可能となる。

・X線回折法の原理を説明でき、結晶構造解析が行える。

・X線吸収法による微細構造解析についてその原理を説明できる。

・X線光電子分光法の原理を理解し、そのための試料作成が可能となる。

・走査型プローブ顕微鏡の動作原理を理解し、原子分解能を得るための手法を説明できる。

・走査プローブ顕微鏡で用いられるプローブにかかる力について詳細を説明できる。

・表面・界面の物性をしって新しい材料の設計指針を得られる。

授業計画 Course Schedule

1.導入(1回)

表面・界面とは、表面構造と物性、ナノ材料の定義について学ぶ。

2.ナノ材料の作製法の概要(1回)

金属ナノ粒子や半導体ナノ材料の作製法を俯瞰する。

3.ナノ材料における表面・界面の意義(2回)

材料に関わる表面・界面物性、ナノ材料の持つ意義について理解する。

3.電子顕微鏡法(3回)

SEM、TEM,明視野像、暗視野像、回折、EELS、EDX、STEM、HAADF法

などについて俯瞰する。

4.電子顕微鏡の試料作製法(1回)

5.X線解析法(3回)

XRD、XPS、XAFS、データ解析について理解する。

5.走査プローブ解析法(1回)

STM、AFM、プローブ作製法、解析法

6.表面・界面の物性と材料設計(2回)

表面・界面のデータをもとにする設計技術、研究手法について実例をあげて考察する。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

毎回の講義終了後には、配布資料などをもとに講義内容を復習することが望まれ、次回の講義に関連する資料による予習を必要とする。

前回の講義内容に関する小テストもしくは質疑応答を行うので提出が必要である。その小テストの成績は評価に関連する。

また、関連する論文の購読が求められる。解説した解析手法について、関連する論文を紹介するので、それに関するレポートを提出するこ

とが求められ、それに関連する事柄について小テストをおこなう。

口頭試問を行う場合がある。講義に関連する内容について口頭で解説する。インターネットの情報だけでは十分でないことに注意する。

成績評価の基準と方法 Grading System

論文購読は項目ごとに6報程度である。それについてレポートの提出が求められるとともに小テストを行う。(40)

講義・論文に関連する事柄の小テストを行う。(30)

口頭試問を行う場合は評価が加えられる。(30、他の科目を選んだ場合も同様である)。

ただし、口頭試問の質疑応答が基準に達しない(18点未満)場合には単位を出すことはできない。インターネットの情報をまとめただけで

は十分でないことに注意するしなければならない。

口頭試問がない場合、必要な場合には期末試験を行う。

テキスト・教科書 Textbooks

講義指定図書 Reading List

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 無機材料化学特論 [Inorganic Materials Chemistry]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 忠永 清治 [Kiyoharu TADANAGA] (大学院工学研究院)

担当教員 Other Instructors 樋口 幹雄[Mikio HIGUCHI](工学研究院)

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 094016

開講学期 Semester 1学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 講義 対象年次 Year of Eligible Students 1~2

対象学科・クラス Eligible Department/Class

ナンバリングコード Numbering Code CHEM_REQEL 5150

大分類コード・名 Major Category Code, Title CHEM_REQEL Chemical Sciences and Engineering_Required Electives Course

開講部局 総合化学院(選択必修科目)

レベルコード・レベル Level Code, Level 5 大学院(修士・専門職)専門科目(基礎的な内容の科目)、大学院共通授業科目

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 1 工学

小分類コード・名 Small Category Code,Title 5 無機材料化学特論

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

薄膜、ガラスと微粉末調製、多結晶体と焼結、微構造と物性、構造材料、電気・電子材料、光学材料

授業の目標 Course Objectives

薄膜や高密度多結晶体、非晶質体、多孔質体など多様な形態を有するセラミック材料に対し、それぞれ特有の優れた性質を最大限に発揮

させ有用な材料として使うために不可欠な各種材料合成法について学ぶ。さらに、それらのセラミックスの有する物理的・化学的な性質と材

料の微構造との密接な関連性について理解を深めることを目標とする。また、工業的に生産されるセラミック材料の中でも特に重要な構造

材料、電気・電子材料、光学材料に焦点を当て、それらの基本的な物性と製造方法および応用、さらには将来的な課題に関する知識を習

得する。

到達目標 Course Goals

・無機材料が有する多様な機能と、その機能を発現するための材料形態、さらにそれぞれ特有の形態をもつ材料を作製するための各種合

成法との間の基本的な相互関係について説明できる。

・各合成法における特徴的な化学的・物理的プロセスおよびそのプロセスにおける制御因子説明できる。。

・セラミックにおける破壊のメカニズムを理解し、本質的に脆性材料であるセラミックを高強度・高靭性材料へ応用する方法を説明できる。

・結晶の対称に基づいた誘電的性質を理解し、セラミックの圧電体、焦電体および強誘電体としての応用方法を説明できる。

・結晶光学を理解し、光学的異方性結晶を偏光子等の光学受動部品へ応用する方法およびセラミックにおける発光メカニズムを理解し、蛍

光体、シンチレーター、固体レーザー等へ応用する方法を説明できる。

授業計画 Course Schedule

1.溶液からの材料合成:ゾル-ゲル法の基礎、その他の液相法の特徴

2.機能性薄膜の作製法と機能1:溶液法を用いた薄膜作製とその特徴

3.機能性薄膜の作製法と機能2:CVD、PVDなどの気相法による薄膜作製とその特徴

4.融液からの固体の合成:融液の過冷却状態とガラスの構造、ガラスの作製法と結晶化、アモルファス材料

5.多結晶体の製造法:原料粉末の調製法(固相法、液相法、気相法)、成型法、焼結

6.セラミックスの微構造と物性1: セラミックスにおける結晶粒子と粒界、気孔などの微構造の特徴とその制御

7.セラミックスの微構造と物性2:薄膜の表面の微細組織制御と特性との関連性

8.中間試験

9.セラミックにおける破壊のメカニズム: 遅延破壊と脆性破壊の違い。破壊における転位の役割。

10.高強度および高靭性材料: 窒化物、炭化物の高強度化。部分安定化ジルコニアおよび複合材料における高靭性化機構。

11.セラミック誘電体: 点群に基づいた誘電体の分類と性質。焦電体および強誘電体の作製と応用。

12.セラミック誘電体: 圧電体の作製と応用。

13.セラミック半導体: イオン性結晶における原子価制御による伝導性の発現。粒界障壁の制御によるサーミスター、ガスセンサー等への

応用。

14.結晶光学: 光の反射・屈折に関する基本法則。電磁波の伝播の仕方による結晶の分類。光学的一軸性結晶の偏光子への応用。

15.発光材料: 発光メカニズムの分類と蛍光体・シンチレーターへの応用。誘導放出と光共振によるレーザー光発生メカニズムおよび固体

レーザーへの応用。

16.試験。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

配布する講義資料(英文)について講義の前に予習して講義の概要を把握する。また講義後は、資料に添付した演習問題を解くことや参考

図書の利用により講義内容を十分に理解する。さらに、「機能性薄膜」または「ガラス・多孔体の作製」に関する課題レポートを課す。

成績評価の基準と方法 Grading System

評点のうち、50%は課題レポートによって評価する。中間試験および講義の最後に試験を行い、課題レポートとの合計で理解度を評価す

る。(秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上)

テキスト・教科書 Textbooks

Sol-Gel Science: The Physics and Chemistry of Sol-Gel Processing/C.J. Brinker and G.W. Scherer:Academic Press,1990

Synthesis of Inorganic Materials 2nd ed/U. Schubert and N. Husing:Wiley-VCH,2004

Physical Ceramics -Principles for Ceramic Science and Engineering/Y-M. Chiang, D. Birnie III, and W. D. Kingery:John Wiley & Sons,1997

講義指定図書 Reading List

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/inorgsyn/

備考 Additional Information

無機物質に関連する物理化学、無機化学や固体化学などの基礎知識を習得していることを前提として講義する。

科目名 Course Title 西洋法史 [Western Legal History]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 田口 正樹 [Masaki TAGUCHI] (大学院法学研究科)

担当教員 Other Instructors

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 082082

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 対象年次 Year of Eligible Students ~

対象学科・クラス Eligible Department/Class

ナンバリングコード Numbering Code

大分類コード・名 Major Category Code, Title

開講部局

レベルコード・レベル Level Code, Level

中分類コード・名 Middle Category Code,Title

小分類コード・名 Small Category Code,Title

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

西洋 刑事法 刑事裁判 歴史

授業の目標 Course Objectives

我々の周囲の事物は,通常,歴史的次元を有しており,我々が現在用いている法と法学もその例外ではない。その際,遠く離れた過去の

現象やその解釈が,意外にも大きな影響を及ぼしていることがある。また,そうした規定力は別にしても,歴史上の事例に関する知識を思

考の照射板として持つことは,新たに生じてくる問題への対処を考える際に有益であろう。この授業では,現代の刑事法と刑事裁判を根源

的に理解し,かつそのあり方を相対化して思考を刺激するために,西洋世界における刑事法と刑事裁判の歴史的展開を,国制史や社会史

をも含む広い視角から,把握することをめざす。

到達目標 Course Goals

1.西洋世界の刑事法と刑事裁判の歴史的展開の概要を,法規範・学説・法実務のそれぞれのレベルについて説明できる。

2.各時代の刑事法・刑事裁判のありかたとその時代の国家構造や社会状況との関連を説明できる。

授業計画 Course Schedule

全体を時期的には,Ⅰ.古典古代,Ⅱ.古代末期・中世初期,Ⅲ.中世中期・後期,Ⅳ.近世,Ⅴ.近代の 5つの部分に分けて講義する。各部

分では,それぞれの時代に特徴的な法規範・学説・法実務を解説するとともに,関連する国家構造や社会史的状況も取り上げて(その際に

は,例えば近時の一般史家による歴史的犯罪研究の成果などを考慮に入れる),広い視野からの法史理解につとめる。また,現代の刑事

法・刑事裁判との共通性と相違点に注意を喚起し,聴講者の思考を刺激する。地域的には,ドイツに関係する部分が多くなるが,フランスや

イタリアにおける発展をも考慮して,比較の視座を保つ。

授業は基本的には講義形式で行う。史料の実例を通して理解を得られるようにするために,関連史料の日本語訳をプリントで配布する。

聴講者に毎回質問票を配布して授業に関する質問を集め,講義担当者から応答する。これによって,講義内容の理解を確認し深めるととも

に,聴講者の参加度と授業の双方向性を高める。(聴講者が他の授業で得た現行法の知識を歴史とつきあわせて思考する機会ともなるで

あろう。)

授業の進行予定は以下の通りである。

講義の紹介(時代区分・地域・対象・方法)

Ⅰ.古典古代

1.十二表法時代のローマ法(「私的刑法」と刑罰)

2.共和政期の刑事法・刑事法廷(「公的刑法」の展開)

3.元首政期の刑事裁判

Ⅱ.古代末期・中世初期

1.帝政後期ローマにおける刑事裁判の展開

2.実力行使と贖罪システム(部族法典・勅会・贖罪規定書など)

Ⅲ.中世中期・後期

1.中世平和運動の展開と意義(神の平和とラントフリーデ)

2.学識法学と刑事法・刑事裁判(中世ローマ法学・中世教会法学)

3.中世イタリア都市における刑事法と刑事裁判

4.中世後期ドイツ都市における刑事法と刑事裁判

Ⅳ.近世

1.近世国家と「紀律化」(ポリツァイと刑事法)

2.ドイツにおける帝国と領邦の刑事立法(「カロリナ」とその射程)

3.フランスにおける刑事立法

4.ドイツにおける普通法刑事法学の展開(カルプツォフとベーマー)

5.ドイツにおける刑事裁判実務(魔女裁判など)

Ⅴ.近代

1.啓蒙思想の刑事法批判(ベッカリーアなど)

2.古典的近代刑事法・刑事裁判の成立

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

予習は世界史の基礎知識や刑事法教科書の歴史に関する叙述を確認し、復習は史料プリントや関連文献を参照しつつ講義ノートを整理

することが中心となろう。加えて、参考文献を使いながら、レポートを執筆することになる。

成績評価の基準と方法 Grading System

上記の到達目標の達成度を,期末レポート(8000字以上)で評価する。ただし、授業のすべての回に出席することが、レポート提出と単位取

得の前提となる(欠席した場合には、補充レポートの提出が求められる)。秀および優の比率は全人数の 10から 20%を目安とする。

テキスト・教科書 Textbooks

教材はこちらで用意する(「授業の方法」の欄を参照)。

講義指定図書 Reading List

授業中に紹介する。

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

科目名 Course Title 政策討議演習 [Policy Discussion Seminar]

講義題目 Subtitle

責任教員 Instructor 原田 賢一郎 [Kenichiro HARADA] (大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター)

担当教員 Other Instructors 蛯子 准吏[Hitoshi EBIKO](公共政策学研究センタ )ー, 武藤 俊雄[Toshio MUTOH](公共政策学研究センタ

)ー

科目種別 Course Type

開講年度 Year 2014 時間割番号Course Number 061057

開講学期 Semester 2学期 単位数 Number of Credits 2

授業形態 Type of Class 演習 対象年次 Year of Eligible Students 1~2

対象学科・クラス Eligible Department/Class

ナンバリングコード Numbering Code PPL 6310

大分類コード・名 Major Category Code, Title PPL Public Policy

開講部局 公共政策学教育部

レベルコード・レベル Level Code, Level 6 大学院(修士・専門職)専門科目(発展的な内容の科目、研究指導科目)

中分類コード・名 Middle Category Code,Title 3 実践プログラム

小分類コード・名 Small Category Code,Title 1 政策対応実務

言語コード・言語 Language Code, Language Type 0 日本語で行う授業

補足事項 Other Information

キーワード Key Words

公共政策、社会調査、政策調査、文献調査、アンケート調査、インタビュー調査、現状分析、仮説設定、課題抽出、政策立案、政策実施、政

策評価、PDCAサイクル、政策形成能力、スケジュール管理能力、文書作成能力、プレゼンテーション能力、グループ討議、コミュニケー

ション能力、合意形成能力、調整能力

授業の目標 Course Objectives

本授業は、公共政策の形成過程をグループ作業により疑似体験することを通じて、公共政策を担う高い専門性を有する職業人に不可欠

な「政策形成能力」全般を習得することを目標とする。

なお、本授業は「社会調査法」と密接に連携して実施することとしている。そのため、本授業を受講する予定の学生は、「社会調査法」を併

せて受講することを求める。

また、本授業では、「公共政策学」で学んだ公共政策の基礎理論を活用することが求められる。そのため、本授業を受講する予定の学生

は、「公共政策学」を併せて受講することを強く推奨する。

到達目標 Course Goals

到達目標として、次の3つの段階を設ける。

1.第1段階

グループ討議における合意形成、調査の計画・実施・分析、作業スケジュールの管理、分かりやすく正確な文書の作成、効果的かつ説得

的なプレゼンテーションを行うことができる。

2.第2段階

調査結果の分析を通じて政策課題を抽出することができる。

3.第3段階

抽出した政策課題を解決するための政策提言を行うことができる。

授業計画 Course Schedule

Ⅰ 授業方法

「社会調査法」の第3部(ケーススタディ)における政策課題テーマについて、課題解決のための政策提言に向け、引き続き3つのグルー

プに分かれて各担当教員(原田・蛯子・武藤)の指導の下、さらなる調査の計画・実施・分析や、中間報告会・最終報告会におけるプレゼン

テーション、最終報告書の作成等所要の作業を行う。

なお、本授業は、政策形成のための調査検討をグループ作業で実践するものであるため、各人の積極的な参加が求められる。

Ⅱ 授業予定

おおむね以下のとおり進めることを予定している。

なお、本授業の受講者が全員集まるのは、①ガイダンス、②中間報告会、③最終報告会のみであり、それ以外は各担当教員の指導の下、

グループに分かれて実施する。

1.ガイダンス(第1回)

2.「社会調査法」第3部における調査結果の分析等を踏まえた追加調査の計画(第2回・第3回)

3.中間報告会プレゼンテーション資料の作成(第4回・第5回)

4.中間報告会におけるプレゼンテーション及び質疑応答(第6回・第7回)

:今後の作業に向けて研究方針を相談することが主な目的

5.追加調査の実施・分析及び政策提言の検討(第8回・第9回、第10回・第11回)

6.最終報告会プレゼンテーション資料及び最終報告書案の作成(第12回・第13回)

7.最終報告会におけるプレゼンテーション及び質疑応答(第14回・第15回)

:最終報告書を修正するために関係教員等から指摘を受けることが主な目的

準備学習(予習・復習)等の内容と分量 Homework

本授業は、前述のとおり政策形成のための調査検討をグループ作業で実践するものであるため、各授業日の事前・事後を問わず、グル

ープ内の小グループ又は個人単位での準備学習が不可欠である。

なお、その内容と分量については、グループ内で討議し、決定するものとする。

成績評価の基準と方法 Grading System

Ⅰ 成績評価の基準

単位認定の評価は次の基準によるものとする。

1.グループ討議における合意形成、調査の計画・実施・分析、作業スケジュールの管理、分かりやすく正確な文書の作成、効果的かつ説

得的なプレゼンテーションを行う基礎的能力を形成している…可

2.1に加え、調査結果の分析を通じて政策課題を抽出する基礎的能力を形成している…良

3.2に加え、抽出した政策課題を解決するための政策提言を行う基礎的能力を形成している…優

4.3のうち特に優れたレベルに達している…秀

Ⅱ 成績評価の方法

①グループ作業における各学生の活動状況(取組姿勢やグループに対する貢献度を含む。)(25点)、②調査の計画及び分析の内容(2

5点)、③最終報告会におけるプレゼンテーションの内容(質疑応答の内容を含む。)(25点)、④最終報告書の内容(25点)により評価す

る。

なお、本授業はグループ作業により実施することを前提にしているため、無断欠席は厳禁である。

なお、成績評価の基準と方法については、ガイダンスで改めて説明する。

テキスト・教科書 Textbooks

政策リサーチ入門 仮説検証による問題解決の技法/伊藤 修一郎:東京大学出版会,2011

政策を創る! 考える力を身につける! 「政策思考力」基礎講座/宮脇 淳:ぎょうせい,2011

講義指定図書 Reading List

授業を進める過程で、各担当教員から適宜紹介する。

参照ホームページ Websites

研究室のホームページ Website of Laboratory

備考 Additional Information

原田が指導を担当するグループについては、地方自治・地方行財政・地方分権改革に関するテーマを取り扱う予定であるため、本授業を

受講する予定の学生のうち当該テーマに関心のある者は、今日の日本の地方自治・地方行財政・地方分権改革をめぐる状況についての基

礎知識を得る観点から、1学期に開講する「公共経営特論Ⅰ」を併せて受講することが望ましい。